ハン尚官の不在がばれて(ばれるわな・・・)、
一時は中止になりかけた競い合い。
皇后と王様のこんな言葉で対決が続行されることに・・・。
「チャングムは明国の使者に勇気を持って野菜料理を出した子です。
今回も師匠のために必死なのでしょう・・・。」
「その通りです。
今日は母上の誕生日を祝うめでたい席です。
お怒りを静められ競い合いについては宴のあとでお決めになられては?」
ひとつひとつ、進んでいく料理と判定。
最後の一品を残して同点にまでたどり着きました。
最後の「おまえの王様への最高の料理は何か?」の問いに、
チェ尚官は「軟猪(ヨンジュ)」と答えます。
チャングムは・・・「野苺の砂糖漬け」と答えした。
チャングムは母が亡くなる前、最後に食べたのが野苺だったことを話します。
「王様はすべての民の父です。
粗末な野苺でも喜んでくれた母のように民をお守り下さい。」
母を想う気持ちは王様の心を動かします。
「実にうまい。お前を残して逝った母の想いを忘れまい。
お前の行く末を案じつつ亡くなった
お前の母の想いを忘れずに国を治めよう。
野苺は余にとっても最高の料理だ。
そしてお前は、国一番の水刺間(スラッカン)の女官だ。」
褒め言葉をもらうチャングムでした。いい王だなぁ。。
結果は4勝3敗。チャングムの勝利。
ハン尚官が次期最高尚官に任命されるのでした。
ホントなら宮中から出て行かなければならないチェ尚官とクミョン。
認めるわけにはいかない!と裏工作がかけられていきます。。
チェ一族の一大事なのです。本気です。
チャングムは、ハン尚宮を拉致したのがチェ一族だと知ります。
鶏や猫の仕業も。。。呆れ果て、憤りを感じるチャングムの顔。
その夜、チョンホに偶然出会い、
チョンホは最終対決でのチャングムが素晴らしかったと褒め称えました。
チャングムもチョンホにハン尚宮を助けてくれたお礼を言いいます。
その後すぐ、チョンホが捕らえた犯人は罰せられるだろうと思いきや、
無罪放免で解放されてしまったのです。
チョンホも不審に思い背後関係を色々調べ始めます。
よくある話・・・とはいえ。。
そんなことは知らず・・・。
最高尚官はハン尚官にはなむけの言葉を贈ります。
「広い心で慈しみなさい。下の者の意見にも耳を貸しなさい。
さもないとお前の毅然とした態度が人を遠ざける。
毅然としつつ、融通を利かせるのは難しい。
でも、お前なら出来るはずだ。少し余裕を持ちなさい。。」
素晴らしい言葉です。
私も「余裕」を持つのが苦手。心に沁みました・・・。
そして、ハン尚宮の最高尚宮就任式。
彼女が低い身分の出であることを理由に尚宮たちがボイコットをしてしまいます。
誰も会場には来なかったのです。
チョン最高尚宮は、彼女達がボイコットしている部屋に乗り込み、
興奮気味に女官長へ「あれほどお願いしたのに」と、
チェ尚官に「お前は天に逆らわずにはいられないのだね・・・」と非難します。
そして、倒れてしまうのでした。
正義は勝てない、のでしょうか?
チェ尚官とクミョンは宮中を去らない、のでしょうか?
思い出します。
最後は、チャングムの語りのおかげで勝負に勝ったみたいなかんじもしました。
お母さんがなくなったときに、野苺を食べさせてあげるシーンは本当に悲しかったです。
女官がオモニの話をしても最後まで聞いてくれるんですもんね。。
チビチャングムの時代も思い出して、感動しました。
野苺を食べさせてあげるシーン、私も心に残っています。。。