食べて飲んでゆっくりしてがメインの軽井沢休暇でしたが、
いくつか文化的な見学もしました。
ひとつが、ココ<軽井沢高原教会>。。。
1886年、
英国人宣教師・アレキサンダー・クロフト・ショーがこの地を訪れて以来、
軽井沢にキリスト教が根付き、各教会では信仰が育まれてきました。
ここ<軽井沢高原教会>は、
大正10年に開かれた軽井沢の代表的な教会です。
前身であった質素な材木小屋に、
キリスト教者であり思想家である内村鑑三をはじめ、北原白秋、島崎藤村ら
当時を代表する文化人が集い”真に豊かな心”を熱く語り合ったんだそうです。
「遊ぶことも善なり、遊びもまた学びなり」
「善遊善学(よく遊び、よく学べ。)」
ココの材木小屋は後に内村鑑三が「星野遊学堂」と名付け、
このような言葉を残しました。。。
熱く語り合った仲間と芽生えた理念。
「遊んで楽しむ、大いに結構、
心から楽しいと感じればそこからまた何かを学び取れる、
素晴らしいコトではないか!^^!」。
何事においても慎みが求められた時代にあって、革新的な場所だったのでしょう。
「星野遊学堂」の文化的な営みは、
大戦時代の消失など時代の荒波にもかき消されることはありませんでした。
大戦後、「軽井沢高原教会」と改名し再建しましたが、
原点である「星野遊学堂」の名は建物の正面に大きく刻まれています。。。
ココでは結婚式、日曜礼拝、クリスマス、イースターなど・・・
色々な行事が催されています。
私達が行った時は「軽井沢八月祭2008」の特別企画がやっていました^^。
丁度見れたのは・・・<チェロの演奏会(林はるか)>でした。。。
天気も良く、気持ちの良い空気の中、聴くクラシック。
わずかな時間でしたが、気持ちがほぐれていく感じがしたのを覚えています^^。