アルゴルと現世利益について話をする。
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「さいきん、日本の神社の存在とかガネーシャとか、現世利益系の神からメッセージもらったり話をするんですけど。
でもアルゴルとか恒星(以上?)存在とでは、なんか違いますね」
「情報量の違いはあるね。
その国の有名な神、地球に近い距離感の存在にくらべて
我々のような恒星存在、宇宙の存在というのはその言葉の間、裏、言外の情報量が多い。
あと、我々のほうが、意図が強いから、刺さり方が強くはなるかな。
受取手によるが」
「ほー」
「だが、我々と、地球に近い存在とで、メッセージの良し悪しというものはないね。
受取手によるから。どの距離からの神といわれる存在からのメッセージが、一番活用できるか。相性もあるしね。
地球から離れた存在は、抽象的なことしか言わないというものでもないし。
ただ、普通は地球から近い存在のほうが、現世利益において、具体的で即物的なメッセージをくれるという概念があるから、そういった存在からメッセージをもらった、という人間が多い」
「まあ、アルゴルからメッセージもらったといっても、アルゴルってなんぞ?ってなりますからね。
一般的には」
「そうだね」
話をしていたら、ガネーシャが割って入ってくる。
「なんか、このガネーシャってアルゴルに近い感じをうけるんだよな」
「そもそもベヒーモスからつながった存在だからね。
インドの信仰から出会ったわけではないから、印象がまた異なる」
「側面というか、源流がちょっと違ってる雰囲気ですね」
「でもまあ、現世利益を司るという意味では同じだから変わらないよ」