Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
毎日更新!

アトランタの休日

2007-08-03 | RoboCup2007

2007年6月30日

明日から世界大会です。 ですが、今日は何もありません。 世界大会に向けて時差ボケを直して最高の競技ができまように・・・という親心がMYには伝わったでしょうか。 ちなみにMのボケは天然です。 なにはともあれ、お金(USドル)を手に入れなればなりません。(成田で少しは換えたけど。) インターネットでCITIBANKを検索し、ATMの場所を探します。 まずは、その場所に行ってみることにしました。Img_5239Img_5249 Img_5255Img_5257  土曜日の朝とはいえ、町に人がほとんど歩いていません。  目的の場所は結構遠くにありました。 Publixという巨大なスーパーマーケットの中にATMらしきものがあり、USドルを手に入れることができました。 毎回ここまでくるのは大変だな、と思っていると、ホテルへの帰り道で、駅のすぐ近くに Bank of America のATMがあり、そこでもUSドルがおろせました。(しかし、もっとショッキングなことに、ホテルの売店の中にATMがあり、そこで用が足りたのでした。)

Img_5276Img_5283気を取り直して、再度街へ・・・ここは警察の車や警官が多いな・・・よっぽど治安が悪いのかな、と思っていたら、単に警察署が近くにあっただけでした。 地下鉄に乗って今日は観光だ! まずはキング牧師の記念館、そしてCNNセンター、オリンピック記念公園、コカコーラ博物館・・・

 

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もう行く所が無くなっちゃったよ。 アトランタってなにも無いところだな~。

今日の夕食はホテルの近くのアジア食屋に行き、私は炒飯、家内はろう麺、Mはカツカレー(カツパワー補充!)、Yは味噌ラーメンをそれぞれ食べました。 

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のカツカレーは、ウームなんかカレーらしきものの中にチキンナゲットが入っているという代物です。 私の炒飯は量が半端でなく多く、4分の1だけ食べて、残りは持ち帰り、翌日の皆の朝ごはんになりました。 やっぱりアメリカ人は大食いなのですね。  

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夕食を終えてホテルに戻ると、ちょうど野村先生とダンスの「Dreamer」がチェックインしているところでした。「明日からよろしくお願いします。」 まだ時差ボケが残っており、夜10時で既に猛烈に眠いです。

 

アトランタは(アメリカは)日本に比べてちょっと物価が高いようです。 コカコーラなどのペットボトルが街中で1ドル50セント(1ドル≒120円)なので、大体1.2倍くらいです。 地下鉄も200円くらいです。 昨日の夕食のハンバーガー屋では、家族4人で28ドル(≒3360円)でした。 ポテトなどの量はものすごかったですが・・・ 

アメリカにはお茶のペットボトルは当然ありません。 紅茶のペットボトルはあったのですが・・・レモンティーだったのですが、私には胃液のような感じがして好きになれませんでした。 結局、コカコーラから出している「Dasani」というミネラルウォータを大量に買って、その中に(日本から持ってきた)水出し麦茶を沈めて、持ち歩いていました。 後で、これが大変役に立ちました。

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世界大会へ出発

2007-08-02 | RoboCup2007

2007年6月29日

とうとうアトランタ世界大会に向けてアメリカに出発する日になりました。 大会は7月1日~7月6日まで6日間も開催されます。 移動日も含めると10日ぐらい日本を離れることになります。 MYは、学校を休んでの参加です。 

Img_5151成田空港に付いて、DELTA航空のカウンターの列に並んでいると、前から順番に航空券をチェックしてきた係員に、大韓航空のカウンターに並んでください、といわれてしまいました。(DELTA航空は大韓航空と提携しており、同じ飛行機に双方の便名を付けているようです。) また長い列に並ばなければなりません。 やっと、荷物を預けて日本円を少々ドルに代えました。 さあ昼ごはんだ・・・ごはんといえば、Mはやっぱり「かつどん」です。 早くもMは、カツパワー注入のようです。

これから何時間も飛行機に乗らなければならないので、私は気が重いです。 MYは長時間の暇つぶしに備えて、NARUTOとBLEACHの単行本を買いました。Img_5165Img_5187 しかし、読むのが早いMは、飛行機に乗る前に読み終えてしまいました。(意味の無い奴だな。) Yは飛行機に乗ってからずっとゲームを楽しんでいます。 「今寝ていかないと、明日たいへんだぞ」と注意してもMは全く寝ません。 Yはがんばって寝ます。(1つの席で器用に寝るY) 夕飯は大韓航空らしくビビンバ、朝食はおかゆにお茶漬けのりでした。 

 

飛び立ってから10時間でロサンジェルス空港に到着しました。 ここで、アメリカへの入国手続きです。 Img_5191Img_5171入国審査で左右の人差し指の指紋と瞳の写真を撮られます。 お父さん、お母さん、Mの順で呼ばれて、次は自分だ・・・とYが身構えたのですが、13歳以下は無しでした。(がっかりするY) 預けていた荷物を受け取り、次こそDELTA航空のカウンターを探します 探します 探します・・・ ありません。 案内らしき人に聞くと、「No.5」と教えてくれました。 「No.5」のカウンターなんて無いぞ! 建物の端まで来てしまいました。 家内が再度警備員らしき人に尋ねると、「5番ターミナル」ということでした。 Img_5201Img_5207Img_5204国際線と国内線のターミナルが別だったのです。 てくてく歩いて5番ターミナルに行き、カウンターを探すと、やっとDELTA航空のカウンターがあり、チェックインできました。 手荷物検査は靴まで脱いでチェックです。 ロボットとパソコンを手荷物で持ち込むのですが、特に何も言われませんでした。 さあ今度は国内線でアトランタに向かうぞ!

 

Img_5209_1Img_5217アトランタへの国内線では寝まくるMY 離陸直後から寝はじめて、食事もお菓子もジュースもぶっ飛ばして、寝る寝る寝る 「逆にそんなに寝たら今夜眠れないぞ。」

5時間程度でアトランタに着き、荷物を受け取り(荷物が無事に着いてよかった)地下鉄でホテルに向かいます。 駅を出ると、小雨が降っていましたが傘が必要な程ではありません。 気温も、ちょっと暑いかなというところです。 2つのトランクを押しながらホテルに向かいます。 駅からそれほど遠くではないのですが、アトランタの町は坂が多いので、結構大変です。 ホテルにチックインし、夕食をすぐ近くのハンバーガー屋で済ませて早々と部屋に帰ってきました。 後は風呂に入って寝るだけ・・・いや勉強です。Img_5229Img_5224 偉いぞY。(しっかり勉強してくれよY。)

でも、MYにとってははじめての時差ボケです。(日本との時差は13時間です。)

 

今回のベースキャンプはGeorgia Tech Hotel(ジョージアテックホテル)です。 予想通り、クイーンサイズのベッドが2つあり、結構広かったので4人で1部屋でしたが、不満はありませんでした。 ただ、冷蔵庫が無かったのだけが不便でした。 それと、途中でトイレが流れなくなって・・・困りました。

インターネットに接続できるか確認したら、有線ではそのまま接続でき、普段使用しているメールも読めました。 「じゃ日本でお留守番している関東ブロック長の黒木先生に無事着いたことを知らせておこう。」とメールを出しました。(黒木先生はマメなので、毎日私のメールに返事をくださいました。)

さすがに、長旅で疲れたのでもう寝ます。


Img_5163 特に何もトラブルがなく、人も荷物もアトランタに到着しました。 もし、預けた荷物が届かなかったら・・・ということを考えて、ロボットとパソコンだけは手荷物にしました。 「M&Y」が使用している電池はオキシライドなので、現地調達ができるかどうかわかりません。 ですので、40本程度用意した単三の電池も機内持ち込みにしたかったのですが、DELTA航空に確認したら、手荷物での機内持ち込みはできない!と断られてしまいました。 飛行機に乗るときの手荷物検査で、パソコンはケースから出して、ロボットはゼロハリのコスメケースの中に入れたまま、検査を受けましたが、行きも帰りも何も問題ありませんでした。

 

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世界大会に向けて

2007-08-02 | RoboCup2007

運良く世界大会の出場権を獲得した「M&Y」ですが、出場するためにいろいろやらなければなりません。

(1)大会へ出場するための手続き

(2)往復の航空券の手配

(3)ホテルの予約

下の2つはあたりまえの話ですが、出場するための手続きが面倒でした。(いわゆるレジストというものです。) 今回はチーム毎に世界大会への参加申し込みをする必要があるようです。 大会のHP(もちろん英語)にアクセスして、チーム名や氏名などを入れていきます。 最後には参加費用を支払うためのクレジットカード番号を入れます。(ちょっと不安になります。) 心配なので一画面毎にハードコピーを取ります。 でもなんとか終了しました。 4人分で298.7USドルです。(半端な数字は消費税のためらしい) 参加費用だけで4万円弱かかってしまいました。 これに旅行代金をいれたら、我が家の経済状態はどうなるのだろうと考えてしまいます。 ロボカップって貧乏人は参加しちゃいけないものですね。

ちなみに、チーム参加費(メンター1人分含む)100USドル チームメンバー75USドル その他大人40USドルでした。 

この手続きの中で、メールアドレスを登録することになっておりました。 この登録したメールアドレス が、世界大会のホームページ上で(全チーム分)公開されてしまいました。 それ以降、スパムメールが山のように来ます。 メールアドレスを変えるしかないですね。 日本だったら、訴えられるのではないでしょうか? アメリカでは問題にならないのでしょうか。

教訓:大会に登録する場合には、捨てても良いメールアドレスを登録すること。 世界大会のホームページにはメンターのフルネームも書かれていますので・・・。 私の名前入りのスパムメールがたくさん来ます。 困ったものです。

 

移動手段の方は、日通がロボカップジュニア用のツアーを用意してくれて(添乗員も付くらしい)それに参加すれば楽チンなのですが・・・結構悩みました。

私自身、飛行機が苦手です。 特に長時間狭いところに座っているのが苦手です。ですので、なるべく短い時間で済ませたいという思いがあり、直行便のリクエストを出しました。 ですので、ツアーでなく個人で航空券を手配することにしました。 でもこれは結構簡単でした。 JTBに電話して「アトランタまで4人、出発はx月x日、帰りはx月x日」と言うだけでしたから。 結局行き(往路)は直行便が満員(安チケットの席が)で、ロサンジェルス乗換えとなってしまいましたが、帰り(復路)は直行便が予約できました。

 

ホテルは、世界大会のホームページを何回も読み直して、会場になるべく近いところをピックアップして「Georgia Tech Hotel(ジョージアテックホテル)」にしました。 会場までロボカップのバスが巡回してくれるようだし、なんとか歩いてもいける距離でした。(こちらは家内が予約してくれました) クィーンサイズのベットが2つの部屋なので、親子4人で一部屋で予約しました。(実際、4人で1部屋でも狭く感じませんでした)

 

結果的には、このホテルの選択は大成功でした。 ツアー以外で参加した日本のチームがほとんどこのホテルを選択しており(特にダンスチーム)一緒に行動することが出来ました。

ホテルには無料の洗濯機、乾燥機(1台ずつでしたが)があり、家内が何回も通いました。 他の日本チームの家族との奪い合い(笑)だったそうです。

 

最後の難関が、英語です。 ロボットの特徴や仕組み、苦労した点などを英語で説明しなければなりません。 そしてプレゼンポスターを英語で作成しなければなりません。 日本語で作成したプレゼン資料を翻訳サイトで変換したものを作成し、Mの学校の先生達に直してもらいました。 Mは、協力してもらって作成したプレゼンポスターを英語で説明できるように何回も練習しました。

家内は、マルチチームを組む外国のチームへのお土産として、扇子、日本的な絵が書かれているクリアファイル、折り紙やシール、寿司の形をしたケシゴム、手ぬぐいなどを用意しました。

MYが、大会で配りまくる名刺も用意しました。 (子供の大会参加にかこつけて、親が楽しんでいました。)

 

 

さあ、あとは、行くだけです。

 

Img_5123_世界大会用のロボットも、全国大会のものとほとんど変わりません。 ただ、全国大会のプレゼンを見ていくと、水銀スイッチを使ったチームが何チームかありました。 これなら2階になったことが容易に分かるかもしれない。 ということになり、水銀スイッチを探しました。 しかし、水銀スイッチは(水銀が環境上よくないということで)製造中止になったようで、なかなか見つかりません。 その代替品ということで、転倒スイッチや傾斜スイッチなどを試してみました。 結局、インターネットで水銀スイッチを検索して、町田の電気屋で手にいれることができました。 今回は水銀スイッチで坂道を感知して、平地→坂道→平地 で2階と判断するようにしました。 この実験はさすがに自宅で出来ないので、何回か杉並区の科学館に伺い、競技台を使用させていただきました。 

プログラムの方は、上記の水銀スイッチ対応をしたのと、被災者を発見したあとの車体の回転をより大きな範囲にし、黒線をより確実に探索するようになりました。 (全国大会の決勝で一人目の被災者を発見したあと、黒線を外れた苦い経験があるので。)

コメント (3)
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