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Rescue Line 2015 3.6 Lack of progress

2015-02-26 | Rescue Rules 2015

次のお題は「競技進行停止」です。

 

3.6 Lack of progress

3.6.1 A lack of progress occurs when:
・The robot ceases to follow the line when it is present. 
・The robot is stuck in the same place or loses the black line without regaining it by the next tile in the sequence (see figures below).
・The robot moves completely out of the field. 

3.6.2 The team captain can also call for a Lack of Progress at any time (s)he wants (for example if the robot is in danger).

3.6.3 If a Lack of Progress happens, the robot must be positioned at the beginning of the course or at the previous ‘Drop Tile’ facing the evacuation zone, and checked by the referee.

3.6.4 Only the team captain is allowed to restart the robot without changing programs and/or modifying the robot.

3.6.5 There is no limit to the number of restarts within a game.

3.6.6 A robot is allowed to proceed to the following 'Drop Tile', if the robot fails to reach it after the third attempt.

3.6.7 The team captain may also choose to make further attempts at the course to earn the additional points available for overcoming obstacles, gaps in the line, and speed bump points that have not already been earned before reaching the 'Drop Tile'.  

3.6.1 以下の場合に競技進行停止になります。
・黒線があるところで、ライントレースができない場合
・ロボットがある場所から動けなくなったり、黒線を外れて次のタイルでも戻れない場合
・ロボットがフィールドから完全に出てしまった場合

3.6.2 チームキャプテンはいつでも競技進行停止を宣言することができます。(例えばロボットが期待する動作をしていない時など)

3.6.3 競技進行停止の時には、コースのスタート地点、または避難区域に向けて一つ手前のDrop Tileから再スタートします。再スタート場所は審判が確認します。

3.6.4 再スタートの時には、プログラムの切り替えや修理はできません。

3.6.5 再スタートの回数に制限はありません。

3.6.6 ロボットが3回のトライでも次の Drop Tile に進めない場合には、先のDrop Tile に進むことができます。

3.6.7 チームキャプテンは、コースの障害物、黒線の切れ目、スピードバンプなど、まだクリアしていないものの得点を得る為に、手前の Drop Tile から再スタートすることを選ぶこともできます。

 

こんな感じでしょうかねぇ。

 

競技進行停止は、ちょっと変わりました。

3.6.1は、競技進行停止の基本です。

まずは、「黒線のあるところではライントレースしなさい」です。黒線があるのにラインから外れると(そして次のタイルで戻れない場合は)競技進行停止になっちゃいます。基本的に壁がなくなったから、「かべを頼りに進む」のルールが消えました。

次が、ロボットが止まって(詰まって)しまった場合や、黒線から外れて復帰できない場合です。

最後が、ロボットがフィールドから完全に出てしまった場合です。

ライントレースをすることは変わらないですが・・・外れたときに・・・壁が無くなったことが「吉と出るか凶と出るか」

3.6.2は、チームキャプテンが競技進行停止を宣言する場合です。チームキャプテンは、いつでも競技進行停止を宣言できます。

3.6.3は、競技進行停止の後の再開場所についてです。コースのスタート地点または最後に通った Drop Tile から再スタートになります。(レスキューB のチェックポイントと同じ考え方ですね。)

3.6.4は、再スタート時の注意点です。これもいままでと同様です。ロボットの修理や、プログラムの修正、プログラムの切り替えなどはできません。できるのは、電源の入れ直しとプログラムのリセットだけです。

3.6.5は、再スタートの回数制限です。再スタート=競技進行停止 ですが、まあ、何度やっても良いということですね。これまでの部屋得点と同様の Drop Tile の得点は競技進行停止の回数で減点されますが、被災者の救出は(競技進行停止での)減点がありません。個人的には、安易な競技進行停止を抑止するためにも、競技進行停止には何らかのペナルティを課して欲しいところですが・・・

3.6.6 3.6.7は、3回競技進行停止をしたら、先の Drop Tile に進めます。これは、これまでの部屋と同じ考えですね。それから、先に進まずに何度も同じところから再スタートできるところも、これまでと同じです。ただ、一番先(救助区域に近い場所)に設定した Drop Tile よりも先はないので、スキップはそこまでになりますね。

 

さて、ここまで読んで来て、これまでとの大きな違いは、勿論 Drop Tile なのですが・・・一つ消えたルールがあります。それは、「交差点で正しくない方向に進むと競技進行停止」です。これが消えたってことは、交差点で正しくない方向に進んでも「競技進行停止にならない」ということですね。私は最初、この消えたルールに気づかなかったので、交差点では緑マーカーで指定された方向に必ず曲がらなければならない(そうしないと競技進行停止)だと思っていたので「難易度が高く、初心者の参入ができない」と考えていました。しかし、ここまで読んで理解した結果「緑マーカーが読め無くても、右優先(または左優先)で進むことができる。」ことが分かりました。勿論緑マーカーの指示通りに進んだ方が高得点であることは言うまでもありません。

でも、そうすると新たにいくつかの疑問が湧いてきます。 「交差点で正しくない方向に進んでも競技進行停止にならない」が正しいとすると、同じところをぐるぐる回ったりしちゃうのではないでしょうか!?

一応私は、

・複数の経路が有る場合は、どの経路を進んでも良いが、(交差点の)得点があるのは、交差点マーカーの指示の通りに進んだ場合だけ。

・スタートタイルから避難区域に向かって進む経路を逆走した場合は競技進行停止になる。

(これはルールの3.6章にも書かれていませんが、3.6.7の後の図にある)

と考えていますが・・・実際の競技はどうなるのか分かりません。

 

ところで、3.6.7の後にある、絵ですが・・・いつまで使うのでしょうか・・・今となってはちょっと恥ずかしいです。 

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