4.5.4.ロボットが黒いライン上に置かれた障害物をうまく避けることができた場合、得点が与えられる。
障害物が黒線の上に置かれた場合に、ロボットはその障害物を回避して、続く黒線をライントレースできたら、得点をもらえます。 しかし、切れ目(ギャップ)と違って、障害物は必ず直線上に置かれるわけでは無いようです。 (しかし、実際には、直線上に置かれることが多いようです。 直線上以外に置かれているのを見たことがありません。)
この、障害物回避をした後に、黒線のライントレースを再開したときに、ゴール方向に進めればよいのですが、スタート方向に進んでしまうと「競技進行停止」となってしまいます。 ライントレースを再開した場所によって、ショートカットと判断されて障害物回避の点数も入らないかもしれません。 ですので、競技の前に「ここまでの間で黒線に復帰できたら障害物クリア」ということを確認すべきですね。
ルールに書かれていない内容として、この障害物が固定されるべきものかがあります。 いままでの競技会では、すべて固定されているものという認識でした。
置かれる障害物については、特に規定は無いようです。 「東京ノード大会」や「関東ブロック大会」では、山のような形のものでしたし、「ジャパンオープン大阪」では、立方体の御影石のようでした。
どなたかに、「障害物は、左右によけるのではなくて、乗り越えていっても良いのですよ。」 と聞いたことがありますが・・・まだ、障害物を乗り越えて回避するロボットを見たことはありません。