Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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レッドゾーン攻略

2010-03-25 | RoboCup2010

東東京ノード大会2010のときに、レスキューの船本チーフが競技のところどころで解説をしてくださっていました。

 

今回のレスキュープライマリでは、傾斜路を上れたのは6チームでした。 (全23チームの中で、6チーム!)

その中で、チーム「KOYO Robot」は、残念ながら入り口に引っかかって部屋に入れませんでした。 そして、チーム「Garuda」は、2階の部屋に入ったのですが、8:00を使い切りタイムアウトでした。 チーム「Σ」も、2階の部屋までは入れなかったようです。

Img_6457

(すみません、記憶が・・・でもチーム「Σ」は競技進行停止が無く3位でした。 素晴しい!)

「Σ」のロボットは、無限軌道の先端を斜めに上方向に曲げてあり、減速バンプを無理なく乗り越えられる構造になっているとのことでした。

 

で、結局2階を探索したのが、3チームでした。

この3チームがそれぞれ、全く違う考えでの攻略方法でした。

 

 

4位になった「3T Robot」は「ランダム作戦」でした。 壁に当たったら方向転換して次に壁に当たるまで被災者を探す・・・また壁に当たったら方向転換して被災者を探す・・・

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真ん中の大きな障害物が結構邪魔してましたねぇ。 運悪く?一人の被災者を発見した後にゴールに出てしまいました。 

 

 

2位になったチーム「K-SAT2010」は、「スキャン作戦」でした。

Img_6709

2階の部屋を端から掃除するように前後の壁を往復しながら少しづつ横にずれていって被災者を発見しよう、という方法です。

これは「M&Y」も2007年から使用していた作戦なのですが・・・レッドゾーンに障害物が置かれるようになってから、障害物を回避する攻略法を思いつかずに使わなくなってしまいました。 「K-SAT2010」も一人目の被災者を発見した後に、大きな障害物の影響でスキャンが斜めになってしまい軌道が大きくズレてしまいました。 しかし、それでもゴールしたのは素晴しいです。

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このチームは、とっても完成度の高いロボットで、競技進行停止がありませんでした。 もし、2階をきちんとスキャンして全員発見していたら・・・と、思うとゾッとします。(笑)

 

 

そして、最後はYのチーム「P2.5.4」です。 2階の攻略は「決め撃ち作戦」です。

入口から出口まで、ロボットが進むルートをあらかじめ設計して、その通りのルートを進めるようにプログラムをします。

Img_6763

一部では「決め撃ち作戦は邪道」とのご意見はありますが、我が家では被災者を発見するロボットと被災者を救助するロボットがいて、決め撃ちは救助するロボットなんだから「いいんだよっ!」と、強引に考えています。 (笑)

この決め撃ち作戦は・・・ちゃんと思い通りに進めば、短い時間で高得点を得られる反面、途中で想定と違う動きになると、それ以降はダメダメになるというハイリスクハイリターンの一発勝負技です。 その失敗例がすぐ近くに・・・(笑)

コレが決まるには・・・やっぱり多少の運が必要ですかねぇ。

 

 

長くなりましたが・・・船本チーフが、この3チームの攻略について、解説してくださっていました。

 

 

結局、関東ブロック大会には、5チームが参加するのですが・・・どのチームが優勝してもおかしくない、状況だと思います。 (あ~恐ろしや!)

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