こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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増加している非正規教員!

2010年09月12日 12時08分58秒 | インポート

 久々の苫小牧らしい澄みきった秋空。午前中は恒例の勤医協病院“健康まつり”に自宅からウォーキングして参加しました。地域にすっかり根ざしたまつりとなり、多くの方々が参加していました。(添付写真)健康チェックで血管年Img_12611 齢を測定してもらったら“63歳”と推定。議会勉強が忙しくなかなか定期検診も伸び伸びとなっていましたので、今月中には内科と歯科の定期検診を受けようと思います。

 午後からは最終日となった“救援美術展”のお手伝い。2日間時間調整しながらお手伝いをしていましたが、2日間だけでもImg_12581 来場者数が多く、絵画に対する期待と関心の高さが伺います。早く、苫小牧にも美術館の建設が望まれます。

欲しい“絵”がありましたが、財布と相談してもなかなか手に出来るものではありませんでした。(添付写真)

 この間、“就活”をしていた青年から相談を受けました。本州から自然豊かな北海道にあこがれ、道内を探索したそうです。何とか“就活”しながら働きたいと最終地苫小牧を選択しましたが、選ぶ職種が狭く「どうしょうか?」悩んでいたところ、ハローワーク経由で仕事をしたその日に予測のしない怪我。結局、労働災害で治療中、とのこと。厳しい雇用状況は依然解消していません。

 過日の代表質問で、私は義務教育における教員の実態を調査し、雇用対策問題としてとりあげました。全国的にも義務制学校にも非正規職員が増加しています。いま9人に1人が非正規(期限付き)で働いている状況。市内でも5年前まで期限付き教員は28人でした。現在は2倍近い52人が、しかも担任を受け持っている方が20人もいるんです。同一労働・同一賃金とは言え、(正規教員の)採用試験をめざして昼夜問わず苦労されているだけに、誰が考えても担任業務は大変です。国は小規模学級(1クラス3035人)の基準を見直しし、来年度から教員増計画を打ち出しました。ある正規教員から「(正規教員であっても)授業以外の部活、生徒会など業務量が増えている。本来授業に生かす研究時間すら確保することが厳しい環境」にあるとの話しを聞きました。私は、「新学習指導要領と関わりで従業数が増えることも含め、国に先駆けて市教委独自で、もっと働く環境づくりを考え、サポート教員(正規職員)の採用を」と質問したところ、必要性は認めつつも「多額の費用を要する・・・」を理由に一蹴されました。でも、現実の教育現場の実態について、議会でも質疑になったことを判って頂けただけでも良かった、と思います。市街地中央部のドーナツ現象との関わりで、理事者・議会(推進派)は学校の適正化計画(統廃合)を進めようとしています。老朽校舎の耐震化費用を適正化計画で軽減しようとしています。危険度の高い校舎のなかの子どもや教員の安全対策、そして地域住民の災害時の非難場所と指定しているだけに、改善すべき校舎の対策は、そろばん勘定より優先すべき行政課題、と私は考えます。


見直すべき行政委員会の月額報酬!

2010年09月11日 19時34分58秒 | インポート

 来春のいっせい地方選を意識してか、連日マスコミ報道は“定数削減”問題を取り上げています。私も会派の代表の一人として代表者会議に参加し、これまで約4年間(正確には3年5ヶ月間)議会側で出来る「議会改革」をテーマに様々な課題で議論してきました。質問時間、政務調査費の公開のあり方、議員報酬・議員定数見直し、議会だより、港管理組合議会の海外視察中止など。

この間だけでも、議論を深め全会派が一致出来る問題から「改革」を進めてきた経緯があります。党議員団としても、さらなる議会改革の改善案の意見を述べていますが、それは議論中なので書き込むことは現時点で遠慮し、政策論と判断したときに発表します。行政改革に対する市民感情にも賛否両論があり、結論に至る経緯でも“慎重にも慎重な対応”が必要であるように、議会でもそのことを守ることが大切です。いづれにしてもある時期には“定数問題”の方向性が示されると思います。

 さて、行政改革に関わって私は代表質問でひとつの提案をさせて頂きました。

苫小牧市には各種の“行政委員会”があります。問題なのは各種行政委員会の報酬Img_9278 の扱いです。具体例として、教育委員会委員は規定で月1回の定例委員と定め、報酬は月額91.000円(委員長は月額120.000円)。選挙管理委員会委員は月額37.000円(委員長は月額51.000円)などと月額制が導入され、日常実務は事務局が配置されています。確かに、専門性の高い委員会とは言え、一方で公平委員会委員、固定資産評価審査委員、国民健康保険運営協議会委員などすべて日額支給制を導入しています。こうした問題で、滋賀県内の弁護士が知事を相手に“公金支出差し止め”を求めた訴訟を起こし、大津地裁は1/22に「各委員に対する月額報酬を支払わない」よう知事に命じました。裁判長は「地方自治法の規定で、非常勤職員の報酬は原則勤務日数で支給し、常勤職員と勤務実態が異ならない場合、例外として条例で定めて月額報酬の支給が可能」と指摘しています。これに対し、現在(滋賀県は)最高裁に上告中。私は、こうした状況をふまえ、「行政委員会の報酬見直しをすべき」と提案。理事者は、「仮に(私の提案通りで)現行の日額基準額8.100円で算定した場合は4つの委員会(農業委員会、監査委員も含め)で年間800万円の削減効果が出る」と答え、司法判断を注視し、日額制の妥当性も検討する方向を示しました。いずれにしても最高裁判決が出たら、日額制にしなければならず、時間の問題と思います。こうしたことは、市長の判断で出来ることだけに、市民にある賛否両論の公共施設の民間移譲とか指定管理者拡大などよりも直ちに改善出来る行政改革こそ行うべきと私は考えます。


代表質問と救援美術展

2010年09月10日 21時25分24秒 | インポート

 予定通り午後1番に代表質問を行いました。質問内容と理事者の答Img_9279 弁内容は後日に順次書き込みます。その前に・・・。質問の冒頭にチョットしたミスマッチ(事前通告していない)で皆さんにご迷惑をかけてしまいました。と言うのは、午前中の民主党・市民連合の西野議員の質疑のなかで、“市長選”問題をとりあげていました。市長選の告示日に樽前小・中学校と町内会、保育園等合同の運動会に市長がタスキをかけて参加していたことが問題と指摘。その答弁のなかで市長が「・・・その場には“小野寺議員”もいて激励を受けました・・・」と言ったので、議場では小野寺議員も応援していたのか?と私語が飛び交いました。私は、永久保存の議事録に本人の許可もなく個人名を出して、答弁に使うことは誤解を招くと思い、本人(小野寺議員)から意見もあり、代表質問の冒頭に「・・・その場には“小野寺議員”もいて激励を受けました・・・」の発言部分は訂正・削除をお願いする質問をしました。(このことではみんなも同感)1回目の質問が終わって、理事者側の答弁前に、突然!与党議席から動機がかかりました。内容は(質問項目がない)質問はダメ、というもの。指摘は当然だと思いますが、同じ会派の議員が本会議場の市長答弁に名指しされたのでは許せない!と言う気持ちは理解して頂きました。議会というのは何が起きるのか判りません。だから議会ルールをつくります。でも、長く使わないとルールも忘れられることが多いのです。私の発言をきっかけに、議長から「理事者、議員は発言する際にはルールを守ってください!」と口頭注意を受けました。そんな一コマがありましたが、代表質問は無事終わりました。

 午後6時に議会が終わって、すぐに救援美術展のオープニングセレモニーに参加すImg_12551 るためアイビープラザ(文化交流センター)へ直行。私より早くに岩倉市長が着いていました。市長あいさつのなかで「渡辺議員がいつもより質問を短くしてくれたので、間に合いました。・・・」とジョークを発していましたが、「えん罪事件を繰り返してはならない」ことの問題意識は的を射る内容でした。議会での論戦を終えた後とは言え、「(渡辺議員)絵、判るの?」との(市長の)反問権には即答出来ませんでした。午後と夜の時間帯でのチョットした出来事を紹介しました。明日も救援美術展(日曜日午後7時まで)を開催していますので、ぜひ見に来てください。


議員定数を考える!

2010年09月08日 21時54分34秒 | インポート

 今朝は、いつも場所でハンドマイク宣伝をしていると多くの通勤者(車)から激励を受けました。バイパス通りでは西側から来ると他の議員さんたちもマイクを握って訴えているとの情報も寄せられます。みんながそれぞれの立場で“市政報告”などを行えば、市政に関心を寄せてくれる方が増えることになります。お互いに頑張ろう!のエールを送ります。

 議会の控え室で代表質問の原稿づくりをしていると、マスコミ関係者が遠慮がちに立ち寄ってくれました。「渡辺議員、少し時間を・・・」と話しかけられ、話題は来春の“いっせい地方選”になりました。考えて見ると4年前の9月と言えば、初めて名前を聞く方々の看板が立ち並んでいました。今回は、まだ一人(私の知る限りでは)の方しか見ていません。

 新聞報道を見た市民から「次期(来春の市議選)は定数削減されるの?」と電話での問い合わせがありました。「議会では会派代表者会議(非公開)のなかで“議会改革”を議論していますが、定数問題はそのひとつの議論として出されている課題。でも結論は出ていません・・・」と説明すると、「あの報道は何なの?」と聞かれても私の立場から答えることは出来ません。

 定数削減問題を説明すると、8年前に定数4人(36人→32人)を削減しました。そして4年前には2人(32人→30人)の削減ですから、過去2回で6人の削減が行われています。人口10万人~20万人の都市では法定数34人と決められていますが、苫小牧市は法定数より4人も少ないなかで市民の声・願いを市政に届け、議会人として行政のチェック機能を果たす仕事をしています。法定数は“民意の反映”を保障するもの。でも、一部の市民団体から「行政改革の名の下で議員自ら経費削減を。他都市が削減しているから」など一見市民受けする話しが出ています。しかし、一方では「議員定数削減と議員報酬の引き上げをセットで・・・」と言う話は以前からあります。議員報酬を引き上げる代償に定数を削減することは行政改革とは一致しない、と私は思います。むしろ、大事なのは“民意の反映”ではないでしょうか。「地方議会には政党色は関係ない」と意見が寄せられます。しかし、実態は政党別に会派が構成されているのです。市議会議員のなかには、自民党、民主党、公明党、そして私は日本共産党の政党公認の議員です。無所属(どの政党にも属さない)の方もいます。色々な会派構成があって、議論を行うことは民主主義の基本であり、市政運営の上でも大事なことと思います。そうしたなかから、意見一致を見いだし“改革”が出来るのです。市民受けをねらう行政改革の一人歩きは余りにも身勝手では・・・。明日と明後日は代表質問がはじまります。もう一度、質問内容を精査して、ひと踏ん張りします。


既に議会モードに突入!

2010年09月06日 17時43分06秒 | インポート

 暑さが続くと喉ごしの良い“ビール”(発泡酒だけど!)につい手が伸びてしまいます。それが要因なのか、早朝ウォークをしても増えるのは体重だけ。なるべくチョット気になるようになりました。ここ数日間、朝食を少し早くしてウォーク時間を延ばす努力はしていますが・・・結果はあとに付いて来ると信じています。

 今朝から、早起き、ウォークに加えて、早朝ハンドマイク宣伝(市政報告)を開始しました。いつもの場所(勤医協付近の交差点)に向かったら、金沢俊議員が宣伝中Img_11661 だったので、急きょ場所(フードD)を変えて30分演説を行いました。

 丁度、今日は代表質問の通告日と重なったので、今後4年間の岩倉市政の基本方針に対する私の考えを含めて訴えさせて頂きました。自転車通勤の方が「渡辺議員、今日は場所を変えたのですか?頑張ってください!」と激励してくれました。

 明日から、質問項目に対する各部・各課の担当者がレクチェアに来ます。午前10時から約束していますが、議員控え室の入り口に貼りだした紙には、18課の担当課の名前が書き込まれています。1課10分程度で質問内容の趣旨を予め伝えますが、担当する職員も質問の要旨を聞き取るのは大変です。聞き違いがあれば、答弁内容にも影響するだけに私もご迷惑をかけないように対応したい、と思います。

 良く市民から「それってすり合わせですか?」と誤解される声が届きます。私たち議員には3回の質問しかありません。しかも、質問時間には制限(代表質問は持ち時間60分間)があります。1回目の質問の趣旨が理事者側に伝わらなければ答弁もれや質問とかみ合わない答弁が行われ、議会運営上に支障がきたします。私の経験では、質問は再質問(2回目)からが“面白い”と言うか、どれだけ議員が勉強しているのかが試される場、と思います。

“すり合わせ”という疑念は再々質問(3回目)まで打ち合わせている話し。

そんな議員は苫小牧市議会には“いない”と思います。一番確認出来るのは、直接議会に傍聴して生の質疑を聞かれるのが得策ですが、時間の関係もあり難しいですネ。他都市でも休日・夜間議会など工夫していますが、なかなか傍聴者は増えていないようです。機会があれば是非傍聴に来てください。傍聴する場合は市役所11階で誰でも自由です。但し、質疑を聞いて思わず声を出したり、携帯電話が鳴り出したりすると退席されますので“ご注意を!”