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議員定数を考える!

2010年09月08日 21時54分34秒 | インポート

 今朝は、いつも場所でハンドマイク宣伝をしていると多くの通勤者(車)から激励を受けました。バイパス通りでは西側から来ると他の議員さんたちもマイクを握って訴えているとの情報も寄せられます。みんながそれぞれの立場で“市政報告”などを行えば、市政に関心を寄せてくれる方が増えることになります。お互いに頑張ろう!のエールを送ります。

 議会の控え室で代表質問の原稿づくりをしていると、マスコミ関係者が遠慮がちに立ち寄ってくれました。「渡辺議員、少し時間を・・・」と話しかけられ、話題は来春の“いっせい地方選”になりました。考えて見ると4年前の9月と言えば、初めて名前を聞く方々の看板が立ち並んでいました。今回は、まだ一人(私の知る限りでは)の方しか見ていません。

 新聞報道を見た市民から「次期(来春の市議選)は定数削減されるの?」と電話での問い合わせがありました。「議会では会派代表者会議(非公開)のなかで“議会改革”を議論していますが、定数問題はそのひとつの議論として出されている課題。でも結論は出ていません・・・」と説明すると、「あの報道は何なの?」と聞かれても私の立場から答えることは出来ません。

 定数削減問題を説明すると、8年前に定数4人(36人→32人)を削減しました。そして4年前には2人(32人→30人)の削減ですから、過去2回で6人の削減が行われています。人口10万人~20万人の都市では法定数34人と決められていますが、苫小牧市は法定数より4人も少ないなかで市民の声・願いを市政に届け、議会人として行政のチェック機能を果たす仕事をしています。法定数は“民意の反映”を保障するもの。でも、一部の市民団体から「行政改革の名の下で議員自ら経費削減を。他都市が削減しているから」など一見市民受けする話しが出ています。しかし、一方では「議員定数削減と議員報酬の引き上げをセットで・・・」と言う話は以前からあります。議員報酬を引き上げる代償に定数を削減することは行政改革とは一致しない、と私は思います。むしろ、大事なのは“民意の反映”ではないでしょうか。「地方議会には政党色は関係ない」と意見が寄せられます。しかし、実態は政党別に会派が構成されているのです。市議会議員のなかには、自民党、民主党、公明党、そして私は日本共産党の政党公認の議員です。無所属(どの政党にも属さない)の方もいます。色々な会派構成があって、議論を行うことは民主主義の基本であり、市政運営の上でも大事なことと思います。そうしたなかから、意見一致を見いだし“改革”が出来るのです。市民受けをねらう行政改革の一人歩きは余りにも身勝手では・・・。明日と明後日は代表質問がはじまります。もう一度、質問内容を精査して、ひと踏ん張りします。