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9月定例議会はじまる!

2010年09月03日 16時13分46秒 | インポート

 今朝は、台風から熱帯低気圧に変わって、久々の雨。これで少しは涼しくなったような感じがしますが、明日からどうなるのやら?

 今日から9月定例議会がはじまりました。岩倉博文市長の「市政に臨む基本方針」(A4版P8)が報告されました。2期目に当たって「誇れる街、苫小牧へ 快適都市への挑戦!」として5つの柱に30の公約、65の具体的な施策を示して市長選に臨んだ、と強調し、今後4年間での基本方針が示されました。1期目に言い続けていた“家庭ごみの有料化は任期中実施しない”から“ごみ減量のために家庭ごみの有料化を行う”と大きく舵取りを変えました。“家庭ごみ有料化はごみ減量のため”と受けとめられる方針です。従前のごみ有料化の考え方は消却処分場の経費と財源確保のためーと説明していたのに、何故ここにきて“ごみ減量”の理由付けで有料化の方針を打ち出したのか?私には理解できません。

また、報告を聞いていての感想ですが、「これでどのように“誇れる街づくり”が出来るのか?市長が描いている快適都市とはどんなものなのか?」と思いました。ある議員が「カタカナが多くて何を言いたいのか?」と素朴な疑問が出ていました。私も、同感です。どんな“カタカナ”が出てきたのか例として、職員の意識改革の取組みに関わって「・・・市役所内部におけるオペレーショナル・リスクの管理と法令順守の体制強化に向けて、コンプライアンス・マネジメント担当を設置・・・」という言葉の羅列。4年間の任期があるとは言え、多くの具体的課題は「検討」事項の表現です。当然、9日からはじまる代表質問でその意図・方向性が示される、とは言え全体的には“抽象論”で終わったように感じます。

何よりも、いま市民のなかに広がっている貧困と格差問題、輸出依存の高い企業との関わりから“円高・ドル安”による影響と雇用問題などについて、情勢認識(時代認識)が薄いように感じました。

もっと市民生活の実情をふまえた緊急性のある行政対応と財政健Img_4898 全化計画が達成したら、どんな“誇れる街”づくりになるのか、そのビジョンが見えてきません。そう感じたのは私だけでしょうか?

月曜日には代表質問の内容を通告しなければなりません。今晩から私にとっては受験生並の勉強が待ちかまえています。市民の声を市政に届ける“架け橋”になれるように、暑さ対策と体調管理に注意して猛勉強します。