こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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安上がりの行政サービスで良いのか?

2009年10月31日 12時08分24秒 | インポート

 次男が4泊5日の修学旅行から帰ってきました。“学び”と“思い出”の多かった旅行だったと思うが、学校に迎えに行くと“疲れ”が一気に出たのか、私の話を虚ろに聞きながら、既に眠りに入っていました。風邪をひいたらしく早めに睡眠し、目覚めは午前10時だから12時間以上の睡眠状態。おばあちゃんへの“おみあげ”を買ったのにバックを探しても出てこない。「ごめんネ!どこかに忘れたのかナ!」と申し訳なさそうに説明していた姿に「その気持ちだけで十分だヨ!」との優しい一言に一安心したようです。

 今朝の報道で、遭難した漁船のなかで3人が“無事生還”と聞いて驚きました。偶然、船内の部屋に空洞があり酸素が確保されたことが生還出来た要因と説明していましたが、専門家はさらに台風によって荒波で泡が発生し、酸素が確保出来たとの分析をされていました。まだ、行方不明者が発見出来ていませんが、無事生還されることを祈っています。今回の事例を通じて、“生命の重み”を考えさせられました。

 過日、護衛艦とコンテナ船が関門海峡で衝突事故がありました。何度か下関、北九州を視察したときに関門海峡を見たことがあります。穏やかな海峡だけに何故衝突事故が起きたのか?疑問です。

 苫小牧港も商業港として発展していますが、西港の港口は狭いし、“波除堤”も撤去したため静穏度も低くなっています。この問題では何度も議会でとりあげました。多額な公共事業費をつぎ込み“波除堤”を建設したにもかかわらず、大型船の入港が増えることを理由に“波除堤”をこれまた税金を投入して半分近く撤去しました。その結果、強風のときにフェリー船の牽引ロープが切断する事故も起きています。

 ところが、今度は国際コンテナを東港に移行しました。突風のときの東港の静穏度は「安全運行に支障がある」と専門家の声があります。

 国際化・大型化の理由付けで、どこの自治体も空港・港の整備に莫大な税金を投入しています。しかし、JALの再建計画(案)では、ローカル空港の維持も危ぶまれています。何のための空港建設だったのか?それこそ、ムダな公共事業と思います。

 余計な心配なのは、3年後の市営バス路線です。民間移譲が決まりましたが、その前提に「移譲後も路線維持は出来る」との説明。でもJAL再建計画(案)を見ると先の“不透明さ”に疑問を呈します。行政サービスを「公から民へ」と煽る論理。既に、小泉「改革」でその正体は明らかになっていますが、財政難だけで論議する時代は終わったのではないでしょうか。


歩行者の安全対策を!

2009年10月30日 21時12分08秒 | インポート

 3年前だと思います。新入学児童を抱える近所の親から「時間があれば歩行者信号機を見て欲しい。片側しか歩行者用信号機が設置されていないので危険・・・」と相談がありました。毎日自家用車で通過している信号機であっても、歩行者の立場から“安全性”が確保されているのか否か見ていなかったことに気づきました。相談後、直ちに現場を確認し市の担当課Img_08351 と相談した結果、時間はかかりましたが設置されました。(添付写真:設置された歩行者用横断信号機)

通学路でありながら、片側(南側)に歩行者専用信号機が設置され、北側は歩行者専用信号機が設置されていなかったのです。低学年を持つ親にとって登校時は“安全”、下校時は“不安”という気持ちは当然理解出来るものです。こうしたところは他にもあると思います。

 過日のこと、次男が修学旅行の出発の日、学校まで送迎してから市役所に行く道中。たまたま道道苫小牧環状線を通っていると、道路の両側にテレビ局のカメラが撮影している現場を見ました。「何かあったのかナ?」と思っていましたが、後で見た昼のニュース報道で交通事故だったことを知りました。横断歩道を自転車で渡った高齢者が車輌にはねられ死亡すると言う痛ましい事故でした。最近はこうした事例が増えています。

今日も市の広報車がパトロールしながら「夜間歩行の注意!」を喚起していました。日が暮れるのが早くなった時期だけに、夕方の時間帯は危険度が高くなります。特に、自転車通学している高校生などの帰宅時間と重って、交差点での事故には“注意”が必要です。過日、私の前を走行中の車が右折帯で強引な運転をしたとき、高校生が自転車で横断中でした。偶然、(横断中の)高校生が危険を感じたのか、止まったから事故に至らなかった。無謀な運転は危険です。街頭演説をしていると“携帯電話”や“タバコを吸いながら”の片手運転を目にします。

今朝の新聞報道に、一般道の制限速度の規制緩和策(安全性の高い道路)がとられ、逆に“生活道路は抑制する”との方向が記事になっていました。「何故、いまの時期に速度上限の緩和」をするのか疑問を感じます。

高速道路の無料化と関連があるのか、と考えさせられます。私も経験がありますが、高速道路を走行していると一般道に下りてもスピード感覚が鈍り、速度上限を超えて運転していることに気づくことがあります。来客者から「苫小牧の人は運転が乱暴・・・」と指摘されます。死亡事故が増加する状況だけに、運転マナーと歩行者の安全確保対策が問われていると思います。


市民理解は得られますか?

2009年10月26日 17時56分18秒 | インポート

 今日、次男が楽しみにしていた見学(修学)旅行に旅だった。旅行バッImg_0783 クには、滞在期間中の“マスク”と“保険証”は必需品。先週の金曜日に帰宅後、「鼻水が出て・・・」の一言に一瞬“新型インフル”では?と心配しながら様子見していましたが、自宅にあった売薬を飲んで治ったのでひと安心。過日の(見学旅行)保護者説明会では、「健康管理」として旅行先で“新型テンフル”など旅行継続が不可能となった場合は親が旅先まで“迎えに来る”ことが条件のひとつ、と説明されました。学校としては当然の対応と思います。

 話は変わって理解出来ないのが、市の(季節性)インフル予防対策です。マスコミ報道では「お手盛り行政に批判の声」との中見出しは強烈でした。私も毎年11月に(季節性)インフル予防接種は受けていますが、何故今回市職員だけが“500円”の自己負担で接種できるのか?しかも税金をかけて?

 納得出来ないので調査したところ、予防接種対象課部は7部(環境衛生部・保健福祉部・交通部・消防本部・学校教育部・スポーツ生涯学習部・総務部)だけでした。上下水道部、議会事務局、産業経済部、都市建設部なども市民と接点が多い箇所。財政状況が厳しいと説明するのなら、もっと市民理解の得られるような行政判断が強く求められます。

 過日の私の議会質問で前年度(08年度)の繰越金の残高を質問したところ「繰越金は“ゼロ”です」と答弁されました。ところが、(季節性)インフル予防接種の通知は10月8日に“事務連絡”しています。一体、財源はどころから生まれるのでしょうか?具体的接種対象者には“保育士”の名前もあります。でも、保育所の選定は公・私問わず“公平”な保育が原則で提供されています。なのに、公立保育所の“保育士”だけが予防接種自己負担“500円”の対象なのでしょう。まさに、市民サービスの提供に“公平さ”を欠ける対応と思います。私が毎年接種している医療機関では2.625円(医療機関によって料金はマチマチ)ですが、単純に500人規模が接種すると自己負担分を除くと100万円の税金持ち出しになります。

 予防は大切な行政課題です。その一例として以前には生活習慣病健診は“無料”でした。財政難を理由に市民負担で予防を訴えている行政が、市職員の軽減対策費として税金を使う方法論に私は大きな疑問を感じます。もし対策を講じるのであれば経済的理由で接種困難な市民こそ求められていると思います。改めて、市民説明・市民理解の得られる行政判断を強く求めます。


「聖域」にメスを入れるべき!

2009年10月24日 10時54分50秒 | インポート

 手法(予算根拠)の検証課題はあるとは言え、“生活保護の母子加算復活”が実施されることは大いに評価できます。でも、何故“後期高齢者医療制度”そのものに反対していた問題は“先送り”されたのか?疑問に思います。世界に類がない応益負担を導入して75歳以上の高齢者に“差別医療”を持ち込んだ制度だけに、「廃止」以外の選択しかないと私は思います。

 矛盾することはたくさんあります。高速道路の無料化は論外ですが、新たに在日米軍が「公務?」として利用する高速道路の通行料に年間9億円も負担している実態が明らかになりました。この問題は、日本共産党の井上哲士参院議員が昨年4月で追及していた問題。ようやく、会計検査院の調査でその実態が明らかになりました。「公務」のはずが“観光めぐり”で使用しているのです。

 いま、各省庁は政治指導で予算の精査(ムダ使い)を行っていると連日マスコミで取り上げられていますが、やはり「聖域」には手をつけていません。

Img_0623  沖縄・嘉手納基地へ視察したときに「思いやり予算」の実態(道の駅「かでな」から撮影)を見てきましたが、これこそ「ムダ使い」であることは誰が見ても感じること。しかし、今回の米軍の高速道路使用料金の無料をはじめ、年間約2880億円の「思いやり予算」には前政権同様の予算計上です。あれだけ「マニフェスト」(国民との約束)と騒いでも、結局「聖域」化した米軍と大企業・大資産家への優遇税制には手をつけられません。これでは、国民が期待した“新政権”と言えるのでしょうか?

 すべてを否定するものではありません。当然優先すべき課題がありますが、何をするにも財源の確保が一番大事なもの。「すべてをゼロベースで検討している」とのコメントですが、「聖域」だけは対象外。そして財源不足は“赤字国債”で穴埋めし、借金の返済は増税で賄うのなら、自・公政権と同じ手法だと言っても過言ではありません。

 過日、子どもの貧困率(OECD調査)が報道されました。先週の日曜日の学習会に参加したとき、はじめて耳にしたことだけに、「子ども手当」の対応にも注視しなければなりません。過日のブログにも書き込みましたが、一番お金のかかるのは、高校生であり大学生です。昨日、親の経済的負担が大変だから、奨学金を借りたが卒業後の6ヶ月目から返済しなければならず、就職が決まらない卒業生が奨学金の返済が出来なくなった、と集団で育英会などに相談が殺到している報道がありました。世界では、奨学金制度は「給付」型が常識。少子化対策を打ち出すのであれば、目先の変化球ではなくて、先進諸国の事例を生かしてこそ、政治指導の対策と考えるのは私だけでしょうか。


特定検診を受けましょう!

2009年10月22日 16時20分51秒 | インポート

 今日、庁舎内で偶然、先輩議員と出会った。顔を会わせるなり、お互いに「痩せたネ!」  の第1声。(先輩も)一回り痩せてスマートになり若返っていました。過日の議員OB会で「・・・“若返った”ので市議にカムバックしようと冗談を言っていたんだ」との話が出ていました。私も最近お会いする方々から「もうこれ以上は痩せない方が良いヨ!」と言われますが、言われている本人は特段意識していません。それよりも何の根拠もない“病気”説(噂)の方が怖いものです。

 来週、2ヶ月前に予約した“特定健診”(生活習慣病、肺ガン、大腸ガン)Img_08341 を受けます。数年前までは“メタボ”境界で健診結果にも現れていましたが、昨年からは血圧・血液検査も含め“異常なし”の結果で安心しています。以前は、体重オーバーによる“要精査”値が指摘されていました。2年前から、毎日の早朝ウォークと食事制限を実行したところ効果がはっきり数値に現れています。昨年から“異常なし”が当たり前となりました。日常的な“筋トレ”も健康の秘訣です。

 健診と言えば、歯科の健診通知も届きました。早速、予約しましたが健康を維持するには“歯の定期健診”も欠かせません。(良く噛むこと)

 読書の秋ですが、食欲の秋。特に、私の大好物の“”が食べられるので一番好きな季節です。“柿”には幼少の頃の思い出があります。高校1年生のとき、同級生で一緒にサッカー部に所属していた親友から「稲刈りのバイト(手伝い)する気はないか?」と誘われました。今の子どもたちと違って毎月の定額小遣いを貰える家庭環境になかっただけに、すぐに飛びつきましたが、(左利き)私には荷が重い仕事でした。カマは右利き用だけに、左では刈れません。それでも、与えられた面積をやり遂げ「満は器用だナ?」と同情されました。(他の友人の2/3しか出来なかったのに)アルバイトは中学生のときに新聞配達や牛乳配達は経験していましたが、“器用さ”は無関係の話。それだけに、(稲刈りで)アルバイト料を得た喜びは今でも忘れることはありません。そして、そのお金で最初に買ったのが“八百屋”の店頭に並んでいた“柿”でした。たった1個の“柿”を服で拭いて食べた一口はまさに“美味”でした。当時(今から40年前)“柿”は簡単に口に出来ない果物だけに、それ以来“大好物”のひとつになりました。次男に“柿”の思い出話をすると、「また始まった。お父さん、その話ならもう何回聞いたか判らない。時代は違うのだから・・・」と嫌がられます。考えるともう40年前の話。それだけ歳をとったのだから、せめて健康で生きたい。そのためにも早期発見・早期治療の“健診”の重要性があります。