こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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急がれるチリ大地震への救援活動!

2010年02月28日 15時32分14秒 | インポート

 昨日までTV放映は冬季オリンピック(バンクーバー大会)で一色。初めてのスピードスケート団体競技を見ましたが、見事に女子団体が銀メダルを獲得しました。全力を出しきった各選手のみなさんに“おめでとう”のエールを送ります。TV放映されていないなかでも各競技で頑張った選手の活躍も素晴らしいと思います。感動ありがとうございます。

 一方で、昨日(午後3時34分)南米チリ中部沿岸で発生した大地震(マグニチュード8.6)で明らかになった被災状況でも死者300人超で損壊家屋が150万戸との報道に驚きました。それによる太平洋側へ“津波”が発生し、北海道では根室市花咲で30㎝の津波が観測されたと報道されました。“津波”警報で鉄道も運休している地域があります。午前中、訪問先でも「“津波”警報が出ているので心配・・・」と一人暮らしのお年寄りの不安な声が出ていました。今後の情報によっては、死者などの被災者は増えることが予想されます。大地震によって被災された方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。1日も早い救援と復興のために私たちの出来る限りの支援をしなければならないと思います。震災は予測出来ません。

 明日は代表質問の通告日。市内には老朽校舎が多いだけに、避難箇所に指定している各学校の耐震化は喫緊の課題です。

 さて、1週間のなかで必見と言えばNHK大河ドラマ「龍馬伝」(主役は福山雅治さん)です。最近、“日本の近現代史”に興味を持ちはじめました。

 いま読み始めたのは“日本近現代史を読む”(新日本出版社)という本です。こImg_09951 の本の発刊にあたって監修された宮地正人先生(東大史料編纂所教授、同所長など歴任され、国立歴史民俗博物館長)が次の言葉を述べています。「21世紀の日本と東アジア、そして世界をこれから先も人が生存できる場として確保するため、核戦争と環境破壊の危機と果敢にたたかうこと、人がモノとしておとしめられるのではなく、尊厳をもつた人間として生活できる経済社会をねばりづよくつくっていくことです。そして、未来への方向は過去への性格な認識なしには決して定まりません・・・」と明記しています。その第1部が1853年(私が生まれる百年前)米ペリー艦隊来航からはじまります。まさに、「龍馬伝」と重なります。

 時間的な制約があってもしっかり歴史を学び、未来への展望を確信できることを教えてくれる1冊です。


市政方針に対する感想?

2010年02月26日 21時59分26秒 | インポート

 予想通り、今日一日は“女子フィギュアスケート”に関心の強さを感じました。丁度10時に2月定例(予算)議会の案内放送がかかりました。市役所1階のロビーにあるTVもこの時間帯はオリンピック中継を放映するため、議会中継は2階の談話室にあるTVに変更。昼休みの時間帯も各会派はオリンピック一色でした。午後1時の再開のベル。私も含め浅田選手のことが気になっていました。金メダルへの期待が強かっただけに、全力を出し切って勝ち取った“銀”メダル、本当におめでとう!のエールを送ります。

 さて、午前中の議会で市長の新年度予算を含めた市政方針がありました。各議員には“冊子”で配布されましたので、それを見ながら聞いていて6点ほど気になった点がありました。当然、代表質問でもふれますが感想的に書き込みします。①雇用・経済対策を重視した予算編成とは言え、本来で有れば市長の改選期は“予算編成方針”が慣例でした。今議会では“施政方針”から“市政方針”に呼称も変えていましたが、市長選をふまえるとチョット越権的(踏み込み過ぎ)と感じました。②政治姿勢で財政健全化、市営バス民間移譲、職員定数削減、指定管理者制度拡大、自治基本条例、市民参加条例、男女平等参画推進条例、救急隊5隊運用、道の駅などを列記して実績として述べていましたが、賛否は別として、これって前市長時代に方針が打ち出され、着手されていたものと思っていたので、実績として強調するのは如何なものかと感じました。③任期最後にも関わらず“公約”に対する総括が書かれていません。これも不思議なことと感じました。④重点施策に書かれていた「在日米軍再編問題」が「主要施策」に“格下げ”されたような扱い?になっていました。危機管理意識の甘さを感じました。⑤職訓センターの廃止問題、後期高齢者医療制度など雇用や医療などに関わる個別問題がひとつも取り上げていない姿勢に疑問を感じました。⑥最後に、「安定と躍進の市政」を強調していましたが、市民生活に広がっている「貧困と格差」解消への姿勢は見えませんでした。市民生活をふまえた「市政方針」にはほど遠いような内容に取れたのは私だけでしょうか?

 3/5の代表質問で時間(60分)の許す範囲で市長の政治姿勢を質Img_8179 したい、と思います。

 午後から、2009年度の補正予算の審議があり、私なりに3点ほど質問しました。議会が終わったのは午後6時をまわっていました。補正予算での質問内容は後日書き込みたいと思います。(添付写真:今日の本会議での質問の様子)


繰り返される環境問題!

2010年02月25日 19時43分17秒 | インポート

 冬季オリンピックも終盤を迎え、明日の女子フィギュアスケート(フリー)に世界が注目しています。そんななかで、明日から2月予算議会(~3/19)がはじまります。市長の改選時期をむかえますので通常ならば“骨格予算”で、市長からは“予算編成方針”の報告がこれまでの慣例でした。しかし、いまの経済危機に対し景気・雇用対策を配慮して“フルサイズ”の予算編成を示し、明日“市政方針”(昨年まで施政方針)を述べ、同時に教育長から教育行政執行方針が発表されます。これを受けて、代表質問(3/45)が行われますが、私は5番目に登壇します。現在、質問準備にかかっています。が、いつもながらの事ですが何故か定例議会が近づくと色々な事故・事件が起こります。

字勇払地区にある苫小牧ケミカル(株)で水質ダイオキシン濃度が基準値(1㍑当10ピコグラム)に対し胆振支庁が測定した検査で18ピコグラムという異常値が検出されたことが明らかになりました。この会社は北海道と苫小牧市と3者公害防止協定(S51.3)を締結しています。公害防止協定では水質協定には“水質ダイオキシン”は含まれていませんが、法令遵守に関わる事項として適応されるものです。この間も、サニックス・エナジーのダイオキシン問題が起きたばかり。測定値の箇所が違うとは言え、会社と北海道(胆振支庁)の測定値に乖離があり問題となりました。今回の問題も会社と胆振支庁との測定時間などの違いはあったとは言え、測定値に大きな“乖離”があります。工業都市として発展している街だけに、アスベスト、ダイオキシンなど環境に関する問題は市民的にも大きな関心があります。

私は代表質問でも“環境対策”を取り上げる予定ですが、ダイオキシン問題が続いているだけに放置出来ない事案です。

世界に衝撃を与えたトヨタのリコール問題。私たちの住む街でも“環境”問題が繰り返されています。企業の法令遵守が問われています。


廃プラ収集のあり方に疑問?

2010年02月23日 20時25分38秒 | インポート

 腰痛で歩くのが辛い母のために、夜間のトイレ対策として簡易式トイレを用意することにしました。介護保険が適用されるので申請したところ、普段は座椅子代わりとなる立派な簡易式トイレが届きました。便座は暖かく(電気式)、消臭剤(電気式)Img_09941 も付いたものです。(添付写真)「これで夜間は安心だネ!」と言うと「今から使っていたら足腰が弱るから・・・」との返事に一瞬戸惑いました。せっかく用意したのに、と思いましたが本人の意思を尊重して押しつけは止めました。必要な判断は自分がすると思います。本人は結構気に入ったようで「●●さんが遊びにきたので見せたヨ」と話してくれました。

 いよいよ4月から廃プラスチックの資源化がスタートする予定です。私は、資源化に反対するものではありません。むしろ「促進すべき」と議会でとりあげてきました。でも、その前に市の提案のあり方に疑問があります。

この間(昨年4月~)、廃プラの資源化にあたり、市内8町内会・自治会(東西バランスを考慮して)をモデル地区として指定し収集を行ってきました。1月末現在の収集量は全体で“93.5トン”という集計が出ています。モデル地区だけに、4月時期から今年1月を比較すると廃プラの収集量は確かに増加しています。市が作成した廃プラスチック類資源化計画書(H19.11)による分別収集割合は、6.76%という計画で、市全体に換算すると年間3.000トンという数値です。参考までに、モデル地区で行った廃プラ分別収集割合は高い数値で4.0%という地区もありましたが、全体量を平均化すると2.4%という状況。これでは、年間1.500トンにも満たない数値となります。

問題は、収集した廃プラの純度(綺麗な?)です。本当に資源化(燃料・リサイクル)出来る割合を見ると全体の9割という結果が出ています。(あくまでも目視検査)

この数値は、モデル地区ですから廃プラへの関心度、理解度の高い地域での結果ですが、収集試験のため収集した93.5トンはすべて焼却場と埋立処分場で処理されています。仮に4月から全市を対象に廃プラスチックを収集するとなると、当然、資源化できる量は計画量と大きな乖離が出ると思います。

26日からはじまる2月定例議会(予算議会)では、4月から9月まで収集処理業務委託する予算が提案されます。10月からはすでに議会議決を受けている中間処理業者が決まっていますが、その間までの処理を最大33.474千円で業務委託する予定です。

私は、市民への説明と理解が十分果たしているのか疑問がありますし、財政難のなかで市の税金(単独事業)を投入すべきか否か疑問です。

 33.474千円と言えば市内全域の1回の除雪費に相当する税金です。10月スタートする中間処理施設までに、いままで通りの対応を行い、その間まで市民への分別・資源化の啓蒙活動に力を入れるべきと考えますが、みなさんはどう思いますか?


”コンクリート”を見てきました!

2010年02月22日 20時15分18秒 | インポート

 “コンクリートから人へ”と言うキャッチフレーズはまだ記憶に新しいですね。  今日は市議会として新千歳空港旅客ターミナルビル“新国際線・Img_09931 連絡施設(国内線通路)”を視察してきました。(添付写真)供用開始日は3月26日です。施設内ではまだ工事が行われていましたが、会議室で配布された資料の説明を受けながら見学してきました。新国際線旅客ターミナルビルは地下1階・地上4階建で搭乗橋設備は8基。今までは出国手続きを行ってから搭乗する“アウトライン方式”から出国手続きを短縮する“インライン方式”が導入されるとのこと。海外旅行(オーストラリア)は1度しか経験がないだけに、その利便性は良く理解出来ませんでした。驚いたのは、未完成ですが既設の国内線ターミナルビルとの連絡通路(通路と言うより施設)が全長240㍍で地下1階・地上3階建。3階には物販・飲食店が来年夏にはオープンする予定です。さらに国内線も増築(4階建)され、4階には温浴施設・シネマなどの商業施設も来年夏にオープン予定とのこと。まさにコンクリートの代名詞の大型公共事業です。JAL問題や世界同時不況の経済情勢だけに、果たして費用対効果が見込まれるのか不安材料があります。これだけの税金を新政権が掲げた“コンクリートから人へ”に活用すると、生活不安・格差問題はもっと前進すると思います。

 先週の金曜日(2/19)に札幌市で「北海道後期高齢者医療広域連合」の定例議会がありました。新政権は国民には“直ちに廃止する”と公約していた後期高齢者医療制度です。ところが、廃止は先送りし、今年4月から2年間の保険料が5%の値上げが決まりました。まさに2重の公約違反です。日本共産党の町議2人(中橋友子議員、清水雅人議員)も広域連合の議員ですが、定例議会では両議員の反対討論の後、賛成多数で“値上げ”が可決されたそうです。質疑のなかで明らかになったことは、「国から5%以内に押さえるように指示があった」とのこと。まさに、新政権は最初から“値上げありき”であったということです。

 マニフェスト選挙!政権交代!と国民が期待したのは事実です。しかし、「コンクリートから人へ」も言葉だけ。過日訪問した方が「期待して投票した。しかし“政治とかね”問題を見ても自民党政治と全く同じじゃないの!ふざけんじゃないよ!・・・」とテレビに向かって言っているけど、「選んだ俺も悪いんだよナ」と怒っていました。もう自民か民主か、という話ではなくなりました。国民の暮らしを守る政党はどこなのか、はっきり見えてきたのではないでしょうか。