こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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急がば回れ!

2010年07月28日 16時25分48秒 | インポート

 過日の町内会祭りでお手伝いをし、休憩中のときに声をかけられました。「渡辺さん、安定した仕事がほしい!高い給料を望むより、毎日休みなしで働きたい・・・」とのこと。事情を聞くと「月初めに仕事をしていたら、ここ2週間仕事がないからこなくても良いから」と言われ、「今月は10日も働いていないんだ!」と切羽詰まった話を聞きました。「そんな話は珍しくない!」と言えばそれまでですが、安定した雇用対策を政治に強く望むのは多数派の声であることに違いはありません。

 昨日も書き込みましたが、市の台所(財政)も大変です。不況による税収(個人・法人市民税)の大きな落ち込み。一方で、従来型の公共事業を望む声が関連業界からも強くなります。仕事が確保できなければ、企業の存廃に影響し、それが雇用へ影響する。「言っていることはその通りだ!」と私も思います。でも、ちょっと考えなければならないのは、小泉・自公政権の時に行った構造改革で日本経済は強くなったでしょうか?「官から民へ」移行すると仕事が増え雇用が増えたでしょうか?あれから数年してからリストラ・非正規労働者が増えたのです。儲けた企業は内部留保という形でお金を残し、一握りの金持ちをつくり出しました。教訓は「同じ轍は踏まない」ことです。

 市は「新財政健全化計画(案)」をつくり、「行政改革プラン(仮称)案」とセットでつくり、市民参加条例に基づいてパブリックコメントを実施しました。通常なら30日以上の期間を設定して市民の意見を聞くのが原則ですが、今回は市長選の公約との調整とか、9月議会に提出することを理由に、僅か2週間程度しか意見提出期間を設けていません。正直、賛否を問うものではないとは言え、ましてや行政用語の多い文章に短期間で理解出来るのでしょうか?例えば、公共施設のなかで、何故、廃止するのか?民間に移譲するのか?指定管理にするのか?方向性だけは明記してもその理由づけは何も書いていません。

 今日の午前中、廃止施設と明記している勤労青少年ホームを見学してきました。年間約12.000人が利用している施設です。今年4月から指定管理(4年間の契約)したばかりなのに何故廃止するか理解出来ませんでした。建物の老朽化による維持管理費などや他施設との整合性なども財政面から検討されての結論とは想定できますが、市民には理解出来るのかな?と思います。

 菅首相が参院選の敗因に「唐突に消費税増税を発言したことが・・・」と繰り返していましたが、アリバイづくりの行政手法では市民理解は得られない、と私は考えます。


問われる行政サービスの低下!

2010年07月27日 16時31分00秒 | インポート

“雲行きの怪しい”天候だけに、朝の段階で次男には「午後から雨が必ず降るから市バスで(学校に)行ったら・・・」と助言したのに、帰宅すると「珍しく(お父さんの言ったとおり)当たったネ!」と濡れた学生ズボンが干してありました。一瞬“ゲリラ豪雨”のような激しい雨に、「苫小牧でも?」と心配しましたが・・・。

いつものように自宅のPCメールをチェックすると市長の記者会見要旨が届いていました。内容は、2009年度決算の報告などが記載されていましたが、2年後に民間移譲が決定した市営バスのことが目に留まりました。

道内でただひとつの市営バス事業だけに「民間移譲の選択が正しい行政判断」とは今でも考えられません。率直に交通弱者等にとっては、後に様々な問題が待ちかまえているような不安材料(路線の撤退?)があります。

今年は市営バス開業60周年(1950年開業)の節目を迎えました。確かにまちづくり(東西約40㎞)政策(破綻した苫東計画による職住分離政策)によって、自家用車の保有台数の増加と公共交通機関の利便性などが影響して、市営バスの乗客数は超激減し累積赤字が膨らみました。しかし、近年は職員の経営努力と労働組合協議によって民間委託等の手法も取り入れ経営健全化計画を超える累積赤字の解消が進んでいるのも事実です。「経営健全化基準」の20%の目安も、昨年度33.4%から25.9%と7.5ポイントも改善しました。このペースで進むと“民間移譲”はしなくても?と考えます。

市は、創業60周年記念事業として、バスを利用した「親子ふれあい施設見学会」を開催するとともに、「特別記念回数乗車券(トマッピーカード)」を作成・発売するとのこと。その目的として、仕事や家事などで忙しいお父さんやお母さんと一緒にバスに乗り、市内の工業施設・観光施設を巡りながら、親子ふれあいの場を提供するとともに、広く市民にバス事業への理解を深めてもらうこと、と明記しています。「今さら何を理解してほしいのか?」と素朴な疑問が生じます。

「民で出来ることは民で・・・」とライオン髪の小泉元首相の発言を思い出します。結果的に、規制緩和策によって日本経済はどん底にしてしまい、ホームレス、非07 正規、ワーキングプァをつくり出しました。新自由主義路線によって「格差と貧困」が拡大しましたが、既に、破綻した経済戦略です。

市バスの民間移譲はまだ初歩の段階!27日に発表した「行政改革プラン(仮称)案」を見ると“夏”なのに“寒気”を感じたのは私だけでしょうか?パブリットコメント(市民の意見)の公募が8月13日まで受け付けるようです。多くの市民が意見を届けなければ・・・。気づいた時は取り返しの付かない事態に。私の手元にはイエローカードを用意しました。


知らぬが損にならないように!

2010年07月26日 21時10分27秒 | インポート

 7月・8月と言えば“お祭り”が付き物です。今年15回を迎えた町内会の祭りも無事に終わりました。準備していた“食べ物”すべてが完売です。“焼き鳥”を買い求める方は例年にない長蛇の列。時には30分以上の待ち時間に申し訳ない思いで一生懸命焼いていました。担当した役員の方々も両腕はすみ焼け、汗と煙に悪戦苦闘です。両腕を見ると“日焼け”と“すみ焼け”で焦げ茶色に変色しています。

8月に町内まつりを計画している後藤節男議員がご夫婦で見学に来てくれました。会場内一杯の参加者の数と“焼き鳥”の安さ(1本50円)に驚いていましたが、ひとつでも役立つものがあれば、ぜひ参考にしてください。

個人的には、今度は第55回とまこまい“港まつり”の売り子(8/68/8)の役が待っています。岩手県人会の出店前で頑張っていますので、ぜひ立ち寄って声をかけてください。

先週は時間調整が難しく、1週間ぶりに母のところに顔を出しました。その間に姉兄や姪っ子が見舞いに来ている様子がわかりました。(ベットサイドに誰でも記載出来る自由帳を置いているので)

今日は、夏休み入りした次男と午後4時頃に病室を訪ねると不機嫌な対応。「しばらく来なかったので怒っているの?」と次男が声かけすると、しばらくすると笑顔が戻りました。「あのね、あのね・・・」の発生音は変わりませんが、左手を器用に使い分け出来るようになっていました。驚いたのは、ひと差し指で私を29 指して何かを訴える積極性を感じたこと。帰りには、手を横に振って声の変わりに“バイバイ”出来るようになったことです。

“リハビリ”という単語は禁句(辛いのでしょうか?)ですが、効果は抜群です。病院スタッフのみなさんの手厚い看護・リハビリに感謝しています。

北海道後期高齢者医療広域連合から親展通知が届きました。同一月内に転院などで複数の医療機関に高額療養費を支払った場合は所定の「申請書」を提出すると返金される仕組みです。行政サービスの基本は、すべて“申請主義”ですから、制度の仕組みを知らないと時には損する場合があります。特に、リストラ・倒産などで失業された方、前年度より収入が激減された方は、悩まず相談することです。


手づくりの町内まつり!

2010年07月25日 06時10分45秒 | インポート

 一昨日の前夜祭(行灯行列)からはじまった第15回有珠の沢Img_12141 祭り(7/2325)。天気予報では雨マークも出ていましたが、昨日は無事雨の影響もなく大盛況で終えることが出来ました。朝、8時から本祭りの準備(毎年のことですが)のため作業のお手伝いに参加。途中に、落雷も聞いて「今日は雨を覚悟しなければ・・・」と心配しながら5時間かけて作業を終えました。私Img_12161 は、祭り実行委員会の顧問ということになっていますが、15年間“焼き鳥”専属でお手伝いをしているので、今回も2日間担当は“焼き鳥”です。

 午後2時から焼き始めましたが、午後6時前後には“焼き鳥”を買い求める方の長蛇の列。焼いても焼いても間に合わない位の盛況ぶり。午後8時には当日用意した“焼き鳥”は完売しました。それにしても、“焼き鳥”購入に長時間待たせたことに申し訳ないと思います。手作りの町内祭りが定着したこと。30歳代の世代が祭り成功のためにお手伝いをしてくれていることから、予想を超える参加者があったのではないでしょうか。帰宅したら午後9時半でした。

今日も午後から最後(打ち上げ)まで“焼き鳥”のお手伝いですが、身体について“臭い”は風呂に入っても取れそうもないような感じです。今朝も天気は晴れです。体力的には立ち仕事だけにかなり腰に負担がかかりますが、それはみんなも同じです。お互いに助け合って頑張って行きます。

 お祭り会場で「しばらくだったネ。焼き鳥頑張っているネ。元気な顔を見て安心したよ」、「毎日歩いている姿見ているよ!町内のために頑張って・・・」など多くの方から激励を受けました。そして、参院選での結果を受け、叱咤激励もあり、みなさんの心配が良い意味で伝わってきました。

 今日も、汗だくにメガネが油で曇るまで“焼き鳥”に専念して頑張ります。


中心市街地を散策して!

2010年07月21日 14時08分46秒 | インポート

 今日の午前中。久々にシンボルストリートを2時間ほど歩きましImg_12121 た。空き店舗も目立ちますが、徐々に回復傾向にあります。そんななか、救援美術展(9/1012:アイビープラザ)のポスターが完成したので、駅前通りに面した各店に掲示のお願いで挨拶まわりを行いました。歩いて気づいたのは、水曜日は休店日が多いことをはじめて知りました。でも、訪問先の各店では、1店も断ることなく快くポスター掲示の了解を頂きお世話になりました。同伴した石川孝雄元市議も反応の良さに驚いていました。何店か訪問先では、「ちょっとお時間を取れますか?」と逆に応接して頂き、コーヒーなどをご馳走になりました。思い出したのは、以前に“シンボルストリート絵画展”を実施していました。各店のウインドウに絵を飾って道行く市民に“文化・芸術”に親しんで貰う企画がありました。

 苫小牧は“文化不毛地帯”というレッテルが貼られたことがありました。でも、昨年から美術館建設運動が市民のなかに広がって来ました。決して“文化不毛地域”ではなく、文化・芸術への環境整備の遅れが要因だと思います。箱物行政と当時にソフト面での対策が遅れていると思います。ちょっとしたスペースを利用して地元画家による展示コーナーをもっと行政主導で取り組むことも大事な課題です。絵画を購入・寄贈されても“博物館”に眠って(保管して)いるのであれば、それこそ“宝の持腐れ”となります。

 いま、まちなか居住と中心市街地活性化が行政課題となっています。通過型のまちづくりから生きた観光資源を再生する取組みがたいせつです。

 文化・芸術の分野も含め、その充実が強くもとめられています。私たちに出来ることから“まちづくり”に参加することもひとつの試み、と考えています。