こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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絵は無実の人を救い、人権を守る!そして心を温める

2010年09月21日 21時47分29秒 | インポート

 病院に行く機会(母の見舞いなど)は増えているのに、“忙しさ”を理由に自身の受診機会が取れませんでした。今日は連休明けで待ち時間が長いことを覚悟して、午後から診察をして頂きました。「血圧も含め安定している」との院長のひと言に安心しました。市から“健康診査受診券”が送付されていたのを思い出し、ついでに10月の予約をお願いしてきました。(来春にそなえて!)

 診察を終えてふと通路の壁を見ると、過日行った“救援美術展” (無実の人を救い、人権を守る)で出展していた“バイオリンを持つ少女”の絵が目に留まりました。院内には常設展示されていますが、わずか1枚替わっただけで雰囲気が(良い意味で)変わるものですネ。

 病院からの帰路、救援美術展の最終日(9/12)に2点の作品を救援募金し手頂いた知人宅を訪問。最初に玄関に飾った1枚目の絵を見ていると、「雰囲気が違うでしょう!」と喜んでいました。ご夫婦で来場して頂き、悩みに悩み抜いて選んだ絵が“井上圭史”さん(洋画家)の「備前焼に椿」でした。「我が家には、どこを見ても“絵”というものがないので・・・」と迷っての選択。帰宅して間もなく、私の携帯電話が鳴りました。「先ほどの絵を玄関に飾ると明るくなった感じ!絵の力って凄い!」と弾んだ声でした。そして驚きの相談でした。「もうひとつお願いがあるの?実は今日は結婚記念日で、もう1枚ほしい。皿の上にリンゴが2個描いている絵を確保して・・・」と嬉しい話でした。今日、改めて2点の作品を見させて頂きましたが、そのときの感性で(250点のなかから)選んだ作品とは言え、実に素晴らしいものばかり。ちなみに「何故、リンゴの絵を選んだの?」と伺ったところ、「父ちゃんが青森出身だから・・・」と教えてくれました。応接室に飾った“2つのリンゴ”の絵は年中飽きずに鑑賞出来る作品です。我が家にも、西井義晃さんの“バラ”の絵などが飾っています。何気なく見ていても飽きないものですネ。

 無罪判決の確定が確実な厚生労働省の村木厚子元局長(54)を起訴した一連の捜査の問題は、検事の刑事責任追及に向かう異例の事態となりました。村木さんの“えん罪”だけでなく、障害者団体向け割引郵便制度をめぐり偽の証明書が発行された郵便不正事件で、証拠品として押収したフロッピーディスクを改ざんしていたとは驚きです。

 足利事件で“えん罪”を晴らした菅家利和さんが、10/2(土)に苫小牧プリンスホテルで“事件の真実を語る”講演会(午後1時半~3時)に出席します。

 是非、多くの市民の参加を呼びかけます!


食の安全に対する姿勢の再考を!

2010年09月20日 08時31分57秒 | インポート

 最近、我が家も休みになると各自の行動がバラバラになることが度々ある。そんなとき、困るのは自分だけが自宅に残ったときである。昼時、冷蔵庫を見ると空間が目に入り、野菜ボックスもたいしたものがない。そんなとき、救いが冷凍食品である。“チン”をするか、“温める”かの二者択一である。よく見ると、ちゃんと賞味期限が記載されているが、冷凍していると“賞味期限”を忘れて保存している場合が多い。食べるのは自分の責任だけに、迷惑をかけることはない。でも、許せないのは不特定の方が食べることを知りながら“賞味期限”を“改ざん”したことである。市立病院の入院患者で特に、食欲不振の患者さんに提出する特別食である。まだ経過報告の段階だが、“改ざん”してもすぐに発見できる幼稚な手口。でも、仕事の慣れを利用した“悪質な”手口とも受けとめられる。

 「食の安全」の発信源は苫小牧市である。あのミートホープ事件で全国に苫小牧の名前が伝わったのは3回目である。あれ以来、厳しく「食の安全」が取り上げられ、国内でも偽装・改ざんなどが問題になり、中国からの輸入食品も大きな社会問題となった。苫小牧市では、「食に対する危機管理マニアル」まで作成。ところが、今回はそのマニアルが機能されたのか?疑問である。発見したのが金曜日。私たちへの報告が翌週の木曜日。私は単純だから「市長、何故報告が今日になったのですか?」と素朴に質問しました。返ってきた答えが「金曜日に発覚し、土日を挟んでいたので、報告事態を聞いたのが火曜日となり、部内関係者の会議を経て今日になった」ともっともらしい説明ですが、土日が入ったらこうした危機管理が機能しないのか、と不安になりました。しかも、月曜日の対応がありません。事件が起きれば「2度と繰り返しません」が反省の弁。でも、「食の安全」への危機管理はもっと慎重にも慎重でなければ、信頼はすぐに失います。今回の事件を対応した当事者の危機管理意識と問題点の教訓を生かすには、対応上にもたくさんの問題点を残しているように感じるのは私だけでしょうか?第1給食共同センターの調理部門の民間委託問題は「食の安全」もしっかり対応出来ると審議会の“直営”の答申を無視して決めています。今回の事件を軽く見てはならない!と教えているように私には感じます。


元気な笑顔!で迎えたい敬老会

2010年09月18日 09時13分10秒 | インポート

 今日は、私の育ての親だった伯父さんの13回忌。叔父は、私が4歳のとき、父の突然死によって、しばらく(半年間)苫小牧で育ててくれました。叔父の仕事は王子製紙の従業員で社宅生活でした。今日は、有珠の沢町内会の敬老会が重なったため、昨日お参りをしてきました。偶然が重なり、昨夜は伯父さんが勤務していた王子製紙(株)苫小牧工場創業100周年記念祝賀会に会派を代表して参加してきました。出席者は経済人も含め各界各層の方々。100年の歴史の重さを感じました。篠田和久代表取締役社長は「今から137年前に国内初の抄紙会社として創業。“洋紙の自給”を確立するため、苦難を乗り越え王子製紙の起死回生を願って苫小牧工場を建設し、世界屈指の近代的製紙工場として“紙の文化”を支えるところにまで発展することが出来た」と紹介しながら、「厳しい“紙”市場のなかで今後100年の方向性に対し、創業の原点を忘れず頑張る」と決意されました。

 “スエズ以東にかかる大工場なく、日本製紙界に一大改革を起こす”とタイトル標記した記念誌を読ませて頂きました。苫小牧に来てまだ23年目の私にとって知らないことがたくさんあります。苫小牧市の歴史を勉強する上でも貴重な記念誌として今後に生かしていきたい、と思います。

 さて、今日から3連休だけに“敬老会”が各町内会で開催されます。対象者は75歳以上の市民ですが、8/末現在の75歳以上の方は16、413人となっています。苫小牧の総人口が174、036人ですから10.6%を占めています。ちなみに、有珠の沢町では町民5、062人中493人と若干若い町内に位置しています。

 昨日、入院していた母が「医療型」から「介護型」に転科しました。顔を出すといつもの“笑顔”で迎えてくれました。高齢者アンケートによると、欲しいものの1番は“モノ”ではなく“会話”という結果が出ています。まさに、話し相手を求める高齢者が増えていることがアンケートの結果に出ています。無縁社会という寂しい言葉が流行語にならない近所付き合いが大切だと思います。


9月議会終わる!またも食の改ざん

2010年09月16日 17時42分49秒 | インポート

 今日で9月議会は終わりました。予定通りの議会運営でしたが、最終日に異例の事件が発生したため急きょ、午前9時から市長招集の会派代表者会議が開かれました。内容は、市立病院の入院患者さん用の“特別食”(食欲不振の患者さんに提供するもの)の一部に賞味期限を“改ざん”した食材が使用されていた、と言うもの。(詳細は後日書き込みます)“食の安全”とは何か?(ミートホープ事件)と全国に発信した街だけに、今後の対応が問われます。議会前から多くの相談が寄せられていましたが議会中と言うこともあり、待って頂いている方もいますので、明日から相談対応で忙しくなります。

 夏の異常気象(猛暑)との関わりが、今冬の寒さを心配される声が出ています。当然、厳寒の対応策としてストーブは必需品。それだけに灯油代を心配しています。国民年金(20歳~60歳)を納付された方が受け取る(65歳~)年金額は792.100円/年間(月平均66.008円)です。数字だけでも厳しい生活実態が伺えます。だからこそ最低保障年金制度が急務の政治課題と私は考えます。そんな市民の生活実態のなかで、私には理解出来ない問題があり、9/11付で「行政委員会」の月額報酬の見直し問題をブログに書き込みました。

私のプログを見た青年から「ハローワークに通ってもなかなか仕事がない。あっても長続きする職場環境ではない。こうしたなかで、教育委員会委員の月額91.000円(委員長120.000円)の実態には正直驚きました。こうした方々は本職(年金も含め)の収入もあるんでしょう!月額報酬はおかしい。議員が指摘するように、日額報酬に見直すべき。それだけで年間約800万円の削減効果額ですか?やるべきことをやってこそ、行政改革ではないか・・・」と声が届いています。別の方からは、「緊急雇用対策はあくまでも短期雇用の対応策。それでも助かりますが、私たちは将来不安を抱えて働いているのが実態。非正規労働が当たり前という考え方を直してほしい」と切実な声です。

“改ざん”してまでも、という事情もあるのでしょう。月額5万円の年金生活を送っている市民もたくさんいます。「市民の目線」などと口にしても、一部の方は優遇されている実態もあります。

雇用対策、中小零細企業など景気・暮らしの下支えがなければ、地域経済は崩壊します。いま、何をなすべきか?と自問自答しながら、市民の暮らしを守るために頑張っています。


もっと緊張感をもってほしい!

2010年09月14日 19時44分02秒 | インポート

母が入院先の療養型病床(医療)の病院から「状態が安定(症状固定?)しているので、今週末には介護病棟に・・・」との連絡が入りました。救急車による緊急搬送から、あっと言う間に半年が経過しました。最近、我が家の付近でも救急車の出動が増えています。それだけ、高齢化が進んでいるですネ!同時に気をつけなければならないのが火災です。我が家のガスレンジも既に耐用年数を超えた?のか、最近では点火の度にトラブルが起きます。電池を交換したばかりなのに“電池交換”の警報ランプがつくのです。ガスだけに対応策を検討中。既に火災防止用として、4ヶ所に“住Img_12621 宅用火災警報器”を取り付けていますが!(添付写真)

実は、開会中の代表質問で「住宅用火災警報器の設置促進の取組み強化が火災防止と同時に緊急雇用対策に結びつくこと」を提案し、改善策をただしました。

住宅用火災警報器の普及率(総務省)を調査すると全国平均が58.4北海道は62.5に対して、苫小牧市は52.2の低さには驚きました。遅れの要因を調査すると、昨年の6月以降、普及率の調査すらしていないのが、北海道では苫小牧市と北留萌だけでした。参考まで北留萌は84.5と高い普及率なので納得出来ます。が、普及調査も設置促進も何もしていないは苫小牧市だけ。許せますか?大都会の東京都は今年度240人を普及調査のために緊急雇用対策で対応しました。他都市でも格安の共同購入や販売斡旋、緊急雇用対策による取り付けサービスの提供など普及率を高める努力をしているのです。問われるのは担当部局の姿勢ではないでしょうか?

私の提案に松山竹志消防長は、「住宅用火災警報器の設置促進の普及率は議員ご指摘の通り。普及率調査を来年6月1日の義務化前までに緊急雇用創設事業の活用の検討を含め実施したい」と答えざるを得ない状況です。

私が何故この問題に拘るのか?実は、今年8月末までに市内で発生した火災が36件で、焼死者6人と言う非常事態です。内訳は幼児3人と高齢者です。私は、「こうした状況をふまえ、焼死火災を防止する上で、住宅用火災警報器の普及促進が市民の安全・財産を守る行政の責任。普及調査のため緊急雇用対策の追加を専決処分でも行うべき」と緊急性をただしました。

消防長からは「過去の事例で3人が亡くなった火災は、昭和49年以来のこと。また、年間6人の方が犠牲になった火災も直近では平成7年以来であり、焼死火災の悲劇は繰り返さない。議員ご指摘の緊張感を持って財政部局とも協議する」と答弁。和野幸夫財政部長は「道の緊急雇用対策に採択されれば、専決処分でも対応出来るので対応したい」と答えてくれました。(普及率の)低い数字を比較すると何もしなくても良いのですが、設置は義務化されるので数字は高い方が良いのです。みなさんの家庭では設置していますか?