江戸時代、全国に53の関所があったそうです。昨年は碓氷関所跡に行きました。今年は箱根関所です。箱根関所は1998年(平成10年)から復元され、2007年(平成19年)に完成したそうです。
こちらが関所のメイン、面番所です。
2001年(平成13年)井戸の木枠が発見され、木枠を復元したところ、井戸が復活したそうです。今も涸れることなく、水位を保っているそうです。
トレビの泉では、無いのでお金を投げ入れても、ご利益は無いと思いますが?
建物が黒いのは、渋墨(柿の渋と松を焼いたすすを混ぜたもの)で塗っているからだそうです。
復活させた函館奉行所は柿の渋が塗られていました。建物を保存するために必要だった、木材の防腐技術なのでしょう。
遠見番所からの眺めはいいです。トップと下の写真です。
関所は、「入鉄砲と出女」を厳しく取り締まっていたと、中学校の歴史で学びました。しかし、箱根関所では、「入鉄砲」はチェックされていなかったそうです。資料館の「おたまちゃんの物知りパネル」で知ることができました。
「出女」のチェックは厳しかったそうです。その被害者のひとりが「おたまちゃん」です。
時間があるので、箱根関所から箱根湯本まで、歩くことにしました。旧街道の石畳の道を歩き、江戸時代の人の思いを知ろうなどと考えました。
ここから、始まります。
しかし、坂の石畳はたいへんです。歩くことは慣れていますが、石畳みの凹凸はたいへん歩きにくいです。
私は靴ですが、昔の人は草鞋ですよね。よく、このごつごつした所を歩けたなと思いました。私は、足の裏の皮膚が捲れないかとひやひやでした(昨年、川崎市の郵便局訪問でやらかしてしまいました)。
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