モエレ沼は、豊平川の流れが作った河跡湖(三日月湖)です。篠路新川という河川の一部でもあります。
もともと、モエレ沼周辺は湿地帯でした。明治からの開拓により、赤坊川、篠路新川など排水のための川が人工的に掘られ、農地が造られていきました。周辺の水は引き、それでも残ったのがモエレ沼です。現在では、モエレ沼は大雨の時、水を溜め込み、河川に水が一気に出るのを抑える遊水地としての機能も持っています。
写真のとおり、水は濁っています。でも、水質が悪いわけでも、汚いわけでもありません。これは泥炭地を流れる川に共通する、土壌から出るフミン質によるためです。フミン質は植物が微生物により、分解され、残った物質であり、紅茶の色の成分でもあります。札幌市内には、篠路川、丘珠藤木川など、泥炭地を流れる川が多くあり、水質は良くても、水の色は常にミルクコーヒー色になります。
モエレ沼には多くの生物が棲んでいます。フナ、ゲンゴロウブナ、ヤチウグイ、イトヨ、ジュズカケハゼ、モツゴ、タイリクバラタナゴなどの魚たち。釣り人も多くいます。渡りの途中で立ち寄る渡り鳥やマガモなどの鳥たちもいます。バードウォッチングをする人も訪れます。そして、水の中には水草などの植物も育っています。水草は札幌市博物館活動センターの学芸員の方が研究をされています。
自然豊かなモエレ沼と素敵な公園があなたをお待ちしています。
もともと、モエレ沼周辺は湿地帯でした。明治からの開拓により、赤坊川、篠路新川など排水のための川が人工的に掘られ、農地が造られていきました。周辺の水は引き、それでも残ったのがモエレ沼です。現在では、モエレ沼は大雨の時、水を溜め込み、河川に水が一気に出るのを抑える遊水地としての機能も持っています。
写真のとおり、水は濁っています。でも、水質が悪いわけでも、汚いわけでもありません。これは泥炭地を流れる川に共通する、土壌から出るフミン質によるためです。フミン質は植物が微生物により、分解され、残った物質であり、紅茶の色の成分でもあります。札幌市内には、篠路川、丘珠藤木川など、泥炭地を流れる川が多くあり、水質は良くても、水の色は常にミルクコーヒー色になります。
モエレ沼には多くの生物が棲んでいます。フナ、ゲンゴロウブナ、ヤチウグイ、イトヨ、ジュズカケハゼ、モツゴ、タイリクバラタナゴなどの魚たち。釣り人も多くいます。渡りの途中で立ち寄る渡り鳥やマガモなどの鳥たちもいます。バードウォッチングをする人も訪れます。そして、水の中には水草などの植物も育っています。水草は札幌市博物館活動センターの学芸員の方が研究をされています。
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