しなしなの記録

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「私のアイドル 道玄坂69」の考察(じいさんの妄想) 道玄坂69の楽しさは、動物園の楽しさだと思います。また、かなり組織としての行動ができているとも思います

2024-08-25 11:01:28 | Weblog

ネット情報に私の妄想を加え、書いたものです。トップの写真は、何も関係の無い、東急東横線の渋谷駅の駅名表示です。


 アイドルグループは、通常、均質化に進むと思います。同じように可愛くて、スラッとしてスタイルが良くて、同じような背格好で、同じような魅力を持つというものです。韓国系のアイドルグループはこれが強いと思います(顔も同じ?)。道玄坂69の妹分的存在の「LOVE IS DOLL」さんもこの方向です。
でも、道玄坂69は違います。そこそこ可愛いいが、スタイルはあまり良くはない。背の低いメンバー(成海ゆづさん、小鳥遊ひなさん、横道ここみさん、神崎ゆまさん、濡田まなさん)や背の高いメンバー(朝日奈いちごさん、希崎りこさん、心音あみさん、天宮みすずさん、宇佐見みおんさん)が混在する。そして、それぞれのキャラクターでステージを作ります。そこが、彼女達の魅力だと思います。

 ライオン(ペルシア猫は動物園にいないので)、シンリンオオカミ(シェットランドシープドッグは動物園にいないので)、アザラシ、河童(失礼、動物園にいないので、シマリスにします)、ニホンザル、コアラ、キリン、アリクイ、カワウソと多様です。そんなメンバーが楽曲を通して、楽しいステージを作っていきます。私は、道玄坂69の楽しさは、いろんな動物がいる動物園の楽しさだと思います。


  一方、彼女たちは、かなり組織的に運営されているとも思います。いくつかの慣習というか、法則、規則があるからです。また、危機管理もできていると思います。


1. 楽曲が終わったら、センターに全員が集まる。そして、次の楽曲のため、必要な位置に散っていく

 初期の頃からこれが、続けられています。これは一体感を維持するためだと考えます。

2. 掛け声を多用する

 曲の始まりに掛け声をかける曲が多いです。「サー、イクゾ」、「ハイ、セーノ」、「みんなで行くよ」、「行くよ」等です。これは緊張感を高めるものだと思います。曲の中でも、掛け声が入ります。「パン、パン、パン、パン、ポケモンパン」、「行きますよ」、「まだまだ行くよ」、「トラ、トラ、トラ、トラ」「ポン、ポン」等です。これは思いを束ねているのだと思います。
 これだけ掛け声を多用するアイドルは無いと思います。

3. 歌唱力のある人のパートは、歌唱力のある人に引き継がれる。ダンスも同じである。

 初期メンバーでは希崎りこさんが、一番歌唱力があったと思います。そのパートは全て神崎ゆまさんに引き継がれました。さらに現在は、天宮みすずさんに引き継がれています。
「言っちゃダメだ」は、4人以上メンバーがいる時は、一人が前方で片膝をついてダンスを始めます。バランスが難しからでしょうか、ダンスの上手い人が代々、行っていると思います。成海ゆづさん、初音みぃさん、天使めるさん、野苺れみさん(体入メンバーが多かった時は朝日奈いちごさんも)、最近は濡田まなさんが行っています。

 7thワンマンライブの直前のライブで、神崎ゆまさんが声が出なくなった時、そのパートは天宮みすずさんが歌っていました。既に引継ぎが終わっていたか、天宮みすずさんが練習していたのだと思います。

4. ステージでのパフォーマンスは個人の権利として尊重し、従う

 エンターテナーである、神崎ゆまさんの得意とするところです。田中ぴあさんもしょっちゅう神崎ゆまさんを構っていました。朝日奈いちごさんも構っています。朝日奈いちごさん、よく神崎ゆまさんや田中ぴあさんにスカート捲られていますね。天宮みすずさんも紙パンツ姿になるなど、予測できないことを考えていますね。野苺れみさんも、ステージでお汁粉飲んだり、歌詞の一部を状況に応じ、勝手に変えて歌いましたね。

 こういう事、アイドルグループは普通しないですよね。ここに道玄坂69の求める楽しいライブがあると思います。もちろん、アドリブでは無く、筋書があって、やるのも有ります。昨年の12月16日のライブの「道玄坂的アイドル」(メンバー全員、下着姿。神崎ゆまさんは、ブラジャーも取り、ニプレス姿)は、準備されていましたので、まさにそうだったと考えます。朝日奈いちごさんが考えた楽しいステージはこのように発展したのだと思います。

 5.「Melty Kiss」で、魔法をかけるのは、一番、小さなメンバーが行う

 最初は、小鳥遊ひなさんでした。次は横道ここみさんです。そして、神崎ゆまさんになり、7thワンマンライブでも神崎ゆまさんが行っています。それ以降、神崎ゆまさんがいないので、濡田まなさんが行っています。


 これ以降は危機管理に関する部分です。


6,ライブではお互いに助け合う

 1月27日のライブのステージ下に下りて行った神崎ゆまさん、困惑してステージに上がる所を探し、やっと見つけます。濡田まなさん、その場所に行き、上がるのを手伝います。
立ち上がり、正面に向かうところで、立ち上がる気配の無い、天宮みすずさんの肩を宇佐見みおんさんがポンと叩くことも有りました。
 7thワンマンライブでは、MCで朝日奈いちごさんのマイクが調子悪い時、田中ぴあさんが「あれ、一番のマイク調子悪いな、」と自分のマイクを渡しました。8thワンマンライブでも、「君がぼくにくれたLove story」、神崎ゆまさんのソロパートで、マイクが入らなくなった時、野苺れみさんが、すぐに自分のマイクを渡していました。

7. トラブル時には、リーダーの指示に従う

 2022年1月16日のライブです。朝日奈いちごさん、希崎りこさん、初音みぃさんが出演し、ステージの1曲目、「君がくれた僕のLove story」だったのに、「言っちゃだダメだ」が流れてしまいました。朝日奈いちごさんの指示が明確でなく、メンバーが混乱しますが、何とか対応できました。この反省からでしょうか、その後は朝日奈いちごさん、明確に指示を出すようになりました。
 1月27日、上野野音のライブ、2曲目が「毒針」だったのに「H-ERO」が流れた時、田中ぴあさん、「エーッ!」と声を発しますが、朝日奈いちごさん「行っちゃうか」と指示し、それぞれのポジションを変え、「H-ERO」で進めました。
 4月19日の福岡のライブ、「毒針」で、朝日奈いちごさんがソロに入る前に、バックの音が消えました。朝日奈いちごさん,構わず、アカペラで歌い始めましたが、次のソロパートの田中ぴあさんは、朝日奈いちごさんの意図を理解し、すぐにアカペラで続けました。天宮みすずさん、神崎ゆまさん、宇佐見みおんさんも続き、全員の部分もアカペラで行い、一番を終わっています。
 3月20日、岡山のライブは、神崎ゆまさん、田中ぴあさん、濡田まなさん、天宮みすずさんの4人だけのステージでしたが、3曲目に「HIKARI」が流れます。この時、リーダーだった、神崎ゆまさん、すぐに中止します。「年に2回くらいしかやらない曲なので」と説明します。たぶん、4人のパート割ができていない曲だったでしょう。朝日奈いちごさんでも、これは中止したと思います。


 8thワンマンライブで、体入中の吹雪さくらさん、愛河ぬいさんは、歌が上手いと天宮みすずさん(歌唱指導單担当だと思います)が、紹介していました。頼もしいです。今の道玄坂69、歌唱力は、レベルが落ちていますから。
 同じく、8thワンマンライブで、宇佐美みおんさん卒業でした。「新しい道に進む」ということでです。新しい道とは、自分でアイドルグループを作って活動するからです。アイドルを止めるわけでは有りません。かつて在籍していた「君と僕、ときどきメランコリック」のホラー路線を目指すのでしょうか(そのとおりでした。「EGOROID」ですね。)御活躍をお祈り申し上げます。


 「れみちゃん、12月30日、ゆまの復帰するワンマンライブに、私とぴあちゃん、呼んでくれて、ありがとう。」
 「4人で長いこと過ごしたじゃない。ゆまの復帰するときに、イッちゃんと田中がいないと寂しいよ。」
 「で、ひとつ、私、お願いがあるの。」
 「エッ、なに?」
 「福岡のライブで、「毒針」が始まって、私がソロに入る寸前で、バックの音が消えたこと覚えてる?私、その時、勢いでアカペラで歌ったら、ぴあちゃん、みすずちゃん、ゆまちゃん、宇佐美と続けて、皆で歌って、一番終わったよね。私、あれ、楽しかったし、カッコ良いと思ったんだ。みんなも、「これ、有りだ。」って言ってたよね。それを本当にやってみたいの。イントロや間奏、エンディングもアカペラで。」
 「あれ、私たち、すごいじゃんって思った。こんなこともできるんだって思った。そーだ、今度、体入してくる子たち、歌がすごい上手いんだよ。あの子たちに、イントロや間奏、お願いする。延長で、紹介しようと思ってたから、「毒針アカペラバージョン」、延長でやる?」
 「うーん、いい、それでやってみよう!ありがとう、れみちゃん」
 「じゃ、早速、あの子達にやるように言うね。」

 体入の子達は、この申し出を快諾。勝手に合宿をする。途中で、お金が無くなり、道玄坂69メンバーから借りるというハプニングも。

 一週間後の練習で、初挑戦。一発で決まる。「歌いやすい。」というみんなの評価を得る。
 ここで、新たな体入メンバー、2人に朝日奈いちごさんと田中ぴあさんから、カラーの赤、黄が贈られる。

 そして、ワンマンライブ、延長に入り、体入さんを紹介した後、「毒針アカペラバージョン口三味線付」が披露される。
 楽曲が終わった瞬間、静っていた会場から、いきなり「延長、延長」の声が響く。思わず、朝日奈いちごさん、「これ、もう1回やるってこと!」と言ってしまう。田中ぴあさん、「イッちゃん、興奮しすぎ!」「ごめん、ごめん、れみちゃーん。」「じゃあ、もう1回、今のやるね。体入ちゃん達、準備OK?」「だいじょうぶでーす。」で、もう一度、披露される。さらにもう一回、披露し、延長の時間はこれだけで終わる。

 全てをアカペラにして歌うのが好評だったことから、道玄坂69は、同じ形で、「クリームソーダとcherry」のアカペラバージョンもライブで披露する。どちらの動画も再生回数がすごい数になる。その動画で、PV、DVDも製作、またサブスク配信、CDも制作する。

 「毒針」と「クリームソーダとcherry」のアカペラバージョンが世間の評判となり、とうとう道玄坂69が複数の地上波に出てしまう。当初、歌詞に難があることから、夜の番組で「毒針」が放送され、ゴールデンや昼の番組では、「クリームとソーダとcherry」が披露されていた。しかし、小学生の間で、「毒針」をふり付で、歌って踊るのが流行。徐々に昼の放送でも、「毒針」を披露することとなる。

 その勢いで、レコード大賞企画賞が道玄坂69に贈られてしまう。水嶋ケイさんにも編曲賞が贈られる。レコード大賞、発表の日、予想していなかったため、道玄坂69はライブとダブルブッキングとなってしまった。ライブ会場には、朝日奈いちごさんと田中ぴあさんが現れ、事情を説明する。2人とスタッフで、用意した飲み物とグッズの無料配布を行う。ライブは、90分遅れで始められた。

 勢いはまだ続いた。NHK紅白歌合戦に道玄坂69が紅組で選ばれてしまう。初出場者のインタビュー会見で、野苺れみさん、「このグループを作ってくれた先輩方と歌いたい。」と発言。急遽、OGにも出演依頼がされる。OG13人に現メンバー8人を加えた21人の道玄坂69が、「毒針~クリームソーダとcherry紅白バージョン」をアカペラで歌う姿が大晦日にNHKで放送される。

2022年夏、新メンバー募集をした時の夢、「メンバー69人。」は叶えられなかったが、「日本で一番、有名な坂の付くグループになりたい。」との夢は叶えられる。2025年のNHK紅白歌合戦には、坂道のグループは道玄坂69しか出演していなかった。

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