カンボジア日記  ゆめきの日々

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カンボジア国査証取得条件の政策変更について

2017-08-29 12:58:01 | ゆめき発 カンボジア政治動向安全情報
査証関係

8月に、フンセン独裁総理大臣様が色々な演説を国民向けに行いまして、テレビ/ラジオ/新聞等で報道されたとおりですが、解説が必要なので記述します。

今回は、フンセン独裁総理大臣様が直に国民向けに演説しましたから、各閣僚から文句は出ないはずですが、査証に関しては各方面から苦情が押し寄せたらしく日時と内容の変更が報道されていますけど、全てが決定事項ではなくいつもの通り随時内容の変更は常識の範囲と解釈して欲しいです。

問題はフンセン独裁総理大臣の面子でして、直に国民向けに演説しているのですから表立った話しで抗弁をすると「問題が大きすぎる」のですから、日時の延期で対処していたのが今までですから、数日の延期が数回程度で着地する話になると思いますが、何しろ「査証関係の利権は特に複雑」なので、調整には最低1年2ヶ月程度は必要です。

内容的には、業者が共に共存共栄の中国式「利権分配」が確立されているので、一般論ですと利権分配が遅配する可能性のある人々は反対なはずですが、調整が困難な場合にはどっかでぶった切る処置がフンセン独裁政権様のやり方で、担当者には利権を譲渡するので「意に従え」です。
内容的には、当初の8月31日までが9月初旬を目標として日時設定がされ、9月4日の日時変更になりましたけど、取敢えず日時が設定されただけですから、後も変更は当たり前となっていますので、慌てて対処するには及びません。
ともかく、交渉する意思を持つ事であり、政府が勝手に決めたことなので私には従う必要は無いという意思表示が必要です。
結果的には従うのですが、途中で自己都合の代案を提示して損をどう補填するのかという話は常識ですから、日本の慣習と文化や法に対する認識が異なると解釈して欲しいですね。

長期滞在査証にについては、各種の案が出るはずなので「そのまま」所持していればいいはずでして、
こっちからじたばたする必要なしと解釈しています。
ただ、日本人の投資した飲食関係はニニョムと日本人会が主導した分は全滅したので、このようなやり方が
可能だったのかと思う。

なお、証券関係は元々トンチキなので、相手にするだけ阿保。

カンボジアの銀行金利は、貸し出し期間が5年未満と以上では金利が異なりまして、不動産取得の金利でも
5年未満で最低8%程度の金利は超優遇金利と解釈されて間違いが無く、一般的には12-17%程度も
常識の範囲内。
なお、年率が2-8%程度の金利提示は単なる広告の領域なので、適用される人々はごく少数と解釈願います。

コメント
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