カンボジア日記  ゆめきの日々

カンボジアの情報と、世俗・慣習・文化
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タイの洪水

2011-10-17 11:49:42 | 日記
タイの洪水
タイでは、4月下旬程度から11月上旬程度までに雨が多く、この時期のバンコクでは、排水しきれない水が排水溝近くでは大きな水溜りとなって数時間程度は
洪水のようになるのが常ですから、洪水自体が年中行事のようなのです。
徒歩で街中を散策すれば理解可能ですが、タイの排水溝の造りを見れば「タイの土砂降り」がどのようなものか理解が深まると思いますけれど、日本的には
「ゲリラ集中豪雨の三本立て」ぐらいのすさまじさで雨が降りますから、対処するには天文学的数字の予算を投資する必要性がありますけれど、コストに見合うだけの
内容とは考えないので、毎年「ある程度の洪水」が回避不可欠になっているのです。
日本の報道各社は、タイの雨に対する基本的知識がありません。
☆多分、デスクワーク専門で、「最良の季節を専用車で取材」なので、適当に自身の知識で書き上げた「何だこれ? 物語の作文」です。
認識の間違い羅列
タイのバンコクは海から遠く、「高潮」の話は成立しません・・・・ドア法、いい加減報道の内容(チェックする部署無し?)
アユタヤには、日本の進出企業300箇所がないはずです・・・・・・絶対に100社未満と考えています。
※ただし、工業団地タイ中部地域全域では不明です。
(中部地域だけだが、2006-7年程度で日本国大手自動車が大規模投資を開始した)
有名ところは、ファクトリー工業団地(名前が覚えやすいので、今でも覚えている)・・・他に、ハイテク工業団地(その他は、既に健忘)
雨の説明
タイでは、空気の流れで一年中雨が降りますけれど、強い雨が降らない時期が「high-season」とされていて、雨の強い時期が「low-season」とされています。
当然、外国人観光客の集まりやすい時期は、宿泊施設料金が高く設定されることが多く、集まりにくい季節は「宿泊施設料金が低額」に設定されるのが
多いので、一年をタイ国内旅行すれば「相違」に気がつくはずです。
南部での大雨による洪水とか北部の大洪水とかありますから、別段大洪水が珍しいものではありませんし、一般的には数日で概ね水が引きますから、それほど
大騒ぎするものでもないはずですが、今回は日本の大企業が進出している工場が被害を受けたので、日本の報道各社が競ってタイでの取材を始めたのが大騒動の
元凶かもしれません。
なぜならば、まるで「おとぎの国のでっちあげ報道」ですから、さぞかし日本のテレビ視聴者は驚いたと思います。
国営放送?(NHK)・・・・つい最近までタイの旧正月の行事の事を、ソンクランと特別視した内容で放送ですから、「程度が知れます」と申し上げたい。
民間? 大変だぁー・・・・水が出ている? 地下鉄の駅が閉鎖だぁー? 船のスクリュウで水を流す?
アホな日本の民間テレビ報道に、説明注釈つきで解説しませう。
水は、毎年必ず出ますから、洪水程度は当たり前の事ですが、日本的解釈なので「現地」とは考え方に乖離が見られます・・・・日本国内での解釈(ドァ阿呆解釈)
ただし、運河の水が通常より1m以上増水すると「市民」はやきもきしだし、更に20cm程度増水で「移動に難が発生する」が現状は70cm 程度増水と予測なので、
後から開通した地下鉄ぐらいが出入り口制限の対象となる。
地下鉄の入り口に砂袋が置いてあるのもこの時期の特徴ですけれど、デスクワーク専門の報道記者にはフィールドワークができません。苦笑
船のスクリュウで水を流す?
アホらしくて解説不可能ですが、信じる視聴者がいるので「簡単」に解説
タイのチャォプラヤ川は水の量が大いので、船のスクリュウ程度の能力では「相手」になりません。
しかも、大陸の川の流れですからゆっくりと流れるのが当たり前でいくら水流を早くする努力をしても「物理的に不可能」ですが、大方「面白映像作成希望」の記者と貴社
の意向を受けた現地の通訳が、このような「阿呆」の提案をしたら飛びついた日本人記者となったのでしようね。
☆大金を使ってタイでの取材なので、「何でもいいからセンセショーナルな記事を取って来い=作って来い」でしょう。
★まだまだ、作るぞ・・・・偽りの報道。
★こんなのばっかりだあー・・・・外国の日本国内報道作文物語(イギリス発ネス湖恐竜伝説教科書?)開いた口がふさがらないよ。
この分の他に、過去の記述もいろいろと載っています。
コメント
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