モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

雪割草を探して高館山・前編(2022年3月29日)

2022年03月31日 | 鶴岡高館山

今年の冬は雪が多かった。秋田も山形も春の進行が遅れている。
鶴岡市高館山は毎年、三月二十日頃に訪ねているが、今年は・・・。

このお山は秋田では珍しい、と言うよりも絶滅寸前の雪割草があたりまえに見られる。
20日を過ぎたら、facebook上でもそろそろ開花との報告が上がって来た。
どうせ行くなら、庄内側からの鳥海山も眺めたいと思い、晴天の日を待っていた。
そのため、出陣は3月29日と遅くなった。

家を出たのは4時半頃。行く途中、本荘を過ぎたあたりで夜明けとなった。
日東道(日本海東北道)を一旦降りて、旧由利町前郷に向かう。
ここでモルゲンロートの鳥海山を眺めるつもりだったが、(T_T)残念、赤くならなかった。




ついで日東道の切れるにかほ市小滝からまた眺める。

時間的には逆光で見えにくい。が同じ山とは思えないほど形が変わっている。




寄り道が多かったため、
鶴岡市の高館山登山口の大山公園に着いたら、7時半になっていた。

大山公園の登り口



大山公園から高館山と下池を望む。



大山公園から下池越しに鳥海山を望む。




今日登るのは、厳密には支峰の八森山(234m)だ。




途中で南側、大山の町並みと金峰山や母狩山などの山並みを望む。




八森山の登山道から。

 



日陰の斜面にはまだ雪が残っていた。




オオイワウチワはまだ固い蕾。
雪割草は既に咲いていたが、朝(9時頃)は半開き状態だった。

オオイワウチワ
 
                                           オオミスミソウ


昼近くなれば、開くだろうと思い、時間調整に他の花を見て廻った。

コシノカンアオイは秋田では見かけない植物。この山にはうじゃうじゃ生えていた。
地際に黒っぽい壺のような花を咲かせるが、地味なので、蝶や蜂は寄ってこないだろう。
花粉を媒介する動物?は何なんだろう。

コシノカンアオイ



コシノカンアオイ




トウゴクサイシン

 

                                                                                                                                                                          キクバオウレン


キクバオウレン



エンレイソウ
 

                                       キクザキイチゲ青紫タイプ

このキクザキイチゲは何だか黄色っぽい。




ヤブツバキだろうか。
 
                                           ベニチャワンタケ


後編」に続く。


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2 コメント

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Unknown (ミルク)
2022-03-31 15:00:24
野生のユキワリソウを見られるなんて、贅沢ですね~羨ましいです。プランターで楽しんでましたが
いつの間にか、消えてしまいました(;^_^A
本当に管理が、ダメな私です。
返信する
ミルクさんへ。 (モウズイカ)
2022-03-31 15:07:57
コメントありがとうございます。
先ほどはフクジュソウの件でお世話になりました。
雪割草は以前、私も一鉢だけ持っていましたが、僅か一年で枯らしました。
山野草系は山に置け蓮華草で、山に行って見るようにしてます。
なお今回、高館山で見た雪割草は「後編」の方へまとめました。
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