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もっちゃんのボケ防止日記

新型コロナウイルスに感染しないよう三密を避けて鳥撮りに嵌っています。

今日も鳥撮りへ…

2020年06月24日 14時02分24秒 | 日記
 朝起きたら曇り空。天気予報では昼間は雨が降りそうにない。そこで、ツミが営巣しているという舎人公園まで行くことにした。

 公園は都内にあるが、我が家からは車で30分ほど。昨日の浮間公園同様、駐車料金が高いのが難点だ。

 公園に着いて、直ぐに池に行ってみた。風がなく、池の水面は穏やかだ。今日も釣り人が大勢いる。ウォーキングやジョギングしている人の姿もある。

 池を見たら、カルガモの親子が泳いでいた。雛は3羽いたが、カラスにやられた雛もいることだろう。池の周りを回るとカルガモの群れの中に見慣れないカモがいた。

 換羽中のマガモのオスのようにも思うが分からない。また、白いカモもいた。これまた正体不明。カメラを向けていたら、カルガモが羽ばたいた。

 葦の陰からバンが出てきた。アオサギが魚を狙っていた。



 ツミを探して歩いたが、何処にいるのか分からない。出会ったCMさんに聞くと、西側の公園だと言う。

 舎人ライナーが通る尾久橋通りを渡って西側の公園に入る。歩いていたら蒸し暑くて汗ばんでしまった。

 西の端まで行くと数人のCMさんがカメラを構えていた。双眼鏡で見たら、ツミの巣を発見。やっと出会えたかと嬉しくなってカメラを向けた。

 曇り空のために、光が少ないのが残念。枝葉の間から巣を見ると親鳥と雛の姿があった。親鳥はメスのようだ。2羽の雛の姿が見える。撮った画を見ると、雛の成長に違いがあるようだ。右の雛は幼鳥になっているが、左の雛の頭にはまだ白い産毛が残っている。



 母鳥が小鳥を捕まえてきたようで、雛に小さくして与えている。撮った画を見ると獲物の足が見える。

 母鳥が飛び立ったので、後を追いかけた。道路向こうの木に止まったのでカメラを向けてみた。撮っていたら、ガードマンが話しかけてきた。今朝、雛が道路に落ちていたので拾って木に戻したそうだ。巣立ちしたらしい。

 話を聞いて、巣のある場所に戻ってみた。双眼鏡で見ると、巣の近くに巣立ちした雛の姿を発見。雛と言うよりは幼鳥だ。ツミの幼鳥は胸に縦斑があり、胸以下は横斑があると図鑑に書いてあった。また、撮った画を見ると成鳥の虹彩は黄色だが、幼鳥は黒いままだ。



 ツミのオスの姿を探したが、やってくる気配がない。先日、浮間公園でもメスとの出会いはあったがオスとの出会いはなかった。今季はオスと出会うことなく終わりそうだ。

 ツミに満足してベンチでコーヒータイムにする。雨は降りそうにないが、蒸し暑い。のんびりしていたら、数羽のオナガがやって来た。中には地面に降り立つものもいた。ツミとオナガは微妙な関係にあると図鑑に載っていた。



ーツミとオナガの関係ー

 繁殖期にツミの巣の周囲にオナガが集団で営巣することがある。ハシブトガラスなどの天敵が近づいた際、ツミが追い払うので都合がよい。オナガも集団防衛行動をとるので、ツミにとってもメリットがある。ツミが巣の周囲で狩りをしないことで成り立つ協力関係だが、ツミに捕食されることもたまにある。(以上、図鑑から)

 周りの木を見たが、オナガの巣は見つからなかった。

 駐車料金が気になるので、早めに帰ることにした。今日はツミのオスには出会えなかったが、巣立ちした雛に出会えたので満足。でも、雛の白い産毛の時期に出会いたかった気もするが…。

 夕方からは雨の予報だったが、午後になったら晴れ間が出てきた。これからも、梅雨の合間の鳥撮りを続けようと思う。