motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

広島のへんなのりもの スカイレール

2019-07-25 16:19:14 | 旅行



英国向け高速車両Class800の陸送を見るためだけに山口県にやってきたわけですが、イベント終了時刻は11時頃。
このまま帰るには少し早いなと思ったので、広島県にあるへんなのりものに乗りに行くこととしました。


下松駅に戻ってきました。
この駅の下りホームはもともと島式ホームだったみたいで、今は使用されていない側には柵がされていますが点字ブロック等は当時のまま残っていました。


徳山行きの電車は安定の黄色いでんさゃだと思っていたのですが、意外なことに227系RedWingがやってきました。そういえば今は徳山まで運用範囲が拡大したんですよね。


徳山駅にて。やっぱRedWingかっこいい…
Class800陸送イベント帰りの方が多かったことからか、徳山駅に着くと撮影会状態となっていました。


しばらくすると、隣の線路に貨物列車が入線。






本務機の次位にはハイブリッド入替機関車HD300が繋がっていました。ちょっと珍しそう。
徳山駅でしばし停車ののち下っていきました。1つ隣の貨物取扱駅である新南陽駅が目的地なんでしょうか?




徳山駅ではお土産を買いこんでから新幹線に乗り換えます。
新幹線改札内には、銀色に輝く0系新幹線の像が飾られていました。
spirit of kudamatsuの文字が非常にかっこいいです。
解説の看板を読むと、モノづくりの街下松をPRする目的で作られたことが書かれていました。今回私が見に来たClass800のイベントと目的は似ていますね。
なお、このモデルは市販の鉄道模型をスキャンし拡大して製作したことが書かれていました。モノづくりを謡うんだから本物の図面データから作っているのかと思ったら、違うんですね…w



徳山駅はのぞみが一部停車する駅ですが残念ながら停車する本数がそこまで多くありません。
上りの新幹線こだま号の接近を待っていると「8号車前よりと1号車後ろ寄りには乗車口がございません」との案内が入りました。


やってきました、イケメン500系です。
Class800の陸送を見に来たちびっこが同一行程で多くいたみたいで、入線時に歓声が上がっていたのが印象的でした。


このまま関西方面へ戻ることはせず、広島で乗り換えました。
在来線で6駅先、昔から峠越えの難所として有名だった瀬野駅へやってきました。
今でも重量貨物が越えるのは難のある急勾配が続く区間なので、後押し補助機関車が用意されているのが特徴的な区間です。


こちらが広島貨物駅に止められていた後押し船用機関車EF67。広島らしい紅葉色が鮮やかな機関車ですが今は後継のEF210-300に役目を譲っているんだと思います。

昔から峠越えはいろいろ大変だったみたいで、ここセノハチの補機や碓氷峠のラック式→粘着式船用機関車、板谷越えのE級蒸気機関車や関ヶ原を補機無しで越えるべく開発されたEH10マンモス。
さまざまな特殊な機関車を生み出した舞台っていうのはなかなか面白いもんですよね。


そんな山が厳しい地、瀬野駅からは変わった乗り物が出ています。
その名も「スカイレールサービス」。乗り潰しを意識する方には有名な鉄道路線かもしれません。
駅名は瀬野駅ではなく「みどり口」ですが瀬野駅と隣接しています。


何やら見慣れないタイプの自動改札機が置かれています。


こちらが今回利用したきっぷ(右側)
日本で初めてICカードを導入するなど意欲的なスカイレールサービス。普通乗車券もQRコードに対応したものとなっていました。
左側にあるのは同じくQRコードを採用する北九州モノレール。比較のために並べてみました。

北九州モノレールは同じ黒色の模様を重ね、通常のQRコードで誤認しないようになっているみたいでした。実際にはインクの種類が異なるみたいで光の加減で判別ができるんだと思います。
なお、北九州モノレールのQR乗車券はもともとスカイレールと同じエドモンソン券サイズだったそうですが小さくてタッチしづらい、使い方がわからず係員さんに質問が殺到するということで利用方法が記載された大きなものに変更されたそうです。

さて、スカイレールのきっぷを購入しタッチして入場します。
ICカード乗車券に慣れているとどうしてもQRコードの反応速度は遅く感じてしまいますね…
ただ、磁気券を廃止できるというのは券詰まり対応などが不要となるのでメリットは大きそうです。


スカイレールサービスの電車に乗車します。
運転は15分間隔ですが、1両当たりの定員が極端に少ない乗り物、というか写真を見てもらえばわかりますがロープウェイみたいな車両です。
座席店員は8名、この時は私を含め4名の乗車でした。


こちらが唯一の途中駅、みどり中街駅。対向のみどり口行きとすれ違いました。
スカイレールは「鉄道」に分類される乗り物なのですが、見た目はどう考えても「索道」のロープウェイです。
この違いは車両(搬器)自身に動力機構を持っているかどうかということらしいのですが、このスカイレールは駅進入時にはリニアモーター駆動の車輪走行を行うため鉄道の扱いとなっているみたいです。
駅間では索道と同じくロープに掴まって走行するため索道と鉄道との中間的なものなんだと思います。へんなのりものだ…


みどり中街で2名下車し混雑率は半分になりました。


終点のみどり中央駅に到着。所要時間は約5分です。
駅前にはスカイレールタウンみどり坂の案内看板が立っていました。


駅前から斜面に向かってのびるきれいな住宅地。
こういうニュータウン開発に関して設けられる鉄軌道系輸送はユーカリが丘の山万や桃花台ニュータウンのピーチライナーなどに採用された新交通システム、コモアしおつや西宮名塩ニュータウンに採用された斜行エレベーターなどがありますがその中間的なポジションとしてちょうどいい役割を果たしているんだろうなぁと感じました。


こちらがみどり中央駅。駅舎は結構立派です。


駅を出てすぐからかなり急な坂を下っていきます。




ここから見るスカイレール。この景色はなかなかすごいなぁと感じました。
運転間隔は15分で所要時間が5分なので、走らない時間は走行用のロープが停止しています。
そのため、そろそろ動き出すぞーというタイミングではロープが音を立てるのがよくわかりました。




せっかくなので1駅歩いてみどり中街駅へ。


この駅ではこんなものが貼られていました。
スカイレールサービスでは15分間隔で運転をしているものの、カメラで確認しどの駅にもお客さんがいないんだったら運転をしないといったことをしているそうです。
そりゃ誰も乗らないのがわかっているんだったら運転はしないほうがエコですしね。
ただ、両方の始発駅を出る時間に誰もいないからと運転をお休みにしたあと、中間にあるみどり中街駅にお客さんが来るとその人は困っちゃうわけです。
その時点で始発駅から車両を出すわけなので、通常ダイヤより2分遅れてきてしまうという問題があります。
そういった観点から、この駅のお客さんは2分前に駅に来ていてほしいという旨のご案内が貼られていたみたいです。




帰りの列車でみどり口へ戻ります。
ちなみに運賃は均一で170円でした。




みどり口へ向かって最後の急坂を下っていきます。
かなりの迫力、これはもうジェットコースターなのでは…






そんなわけで、ふしぎなのりもの「スカイレールサービス」に乗ってきました。思っていたよりだいぶ楽しい乗り物でした。






瀬野駅からJRで広島へ戻ります。駅からもスカイレールが見えます。


その後広島駅では時間があったので再度広電をウォッチング。








せっかくなら新型車グリーンムーバーAPEXが見れないかなぁと思い猿猴橋町方面を狙います。




2系統にしか入らないということ以外運用を何も知らずにひたすら待っていましたが、20分ほどでAPEXが来てくれました。かっこいい。




広島駅電停で折り返すAPEX。








そんなわけでAPEXを見送り、満足して帰ることにしました。


あとは、せっかく広島に来たのでお好み焼きを食べました。幸せ。


広島駅で購入し新幹線車内で食べた小さめの穴子ちらし。
やっぱり宮島で穴子を食べなかったことが心残りだったんですよね。最後に穴子も食べられて大変満足して帰りました。


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下松市 Class800陸送イベントへ。

2019-07-24 01:11:30 | 旅行



2019年7月14日、山口県下松市にある日立製作所笠戸事業所にて製造された英国向け高速車両を日中に陸送するイベントが開催されました。
過去2017年に1度開催されたのですが、うれしいことに再度同様のイベントを開催していただけることとなりました。
偶然休みが重なっていたため山口行きを即決したわけでした。


陸送の開始は10:00から。
「鉄道車両の輸送のため」という渋滞予告看板も珍しいはずです。
普通は迷惑にならないよう深夜に行われるのですが、今回はイベントで特別に日中に輸送するということでいろいろな箇所にご協力いただいているみたいです。


駅から歩いて10分くらいでしょうか、笠戸事業所前には9:30頃に到着しました。




事業所入口の門のところから、陸送準備中の車両を。
日中に陸送をするというイベントなので深夜と比べ多額の警備費等がかかるのですが、その費用の一部はクラウドファンディングによって集めています。
その特典として笠戸事業所内で出発前の車両の特別公開等もされていたのですが、残念ながら私が知ったときには既にその枠は締め切られていました。
額がいくら以上で特別エリアに入れるかはちょっとわからないですが、事前に知っていたら検討していたと思います。


陸送開始5分前くらいになると笠戸事業所の門の前にはこれだけの人が集まりました。すごい…
道路の交通規制も始まりました。山口県警の皆さん、お勤めご苦労様です。


パトカーやワンボックスなどの先導車に続き、2台の白バイがやってきました。
なかなかみることがありませんが、かっこいいもんですね。


10時ちょうどに記念式典の音楽が聞こえた後、お目当ての車両が姿を現しました。




大きな車両なので外側に膨らんでぐわんと曲がってやってきました。


作業の都合なのか観客向けのサービスなのかわかりませんが、私の待機している目の前で少し停車してくれました。


ゆっくりと目の前を通り過ぎる英国向け高速鉄道車両、Class800。
日本国内でこの車両を見られるとは…すごいぞ。

この車両については迷列車海外編で知っていたのですが、まさか実物を見られることになるとは。
車体はグレーの基本色が塗られているのみで、イギリスで各社にリースされたのちに各社のオリジナルデザインにラッピングされ営業運転に投入されるみたいです。
基本色のみではあるものの、この時点で結構好きな塗り分けです。前面の警戒色がいいアクセントになっていますよね。
この車両の客用窓は前半分が埋められ、食事の調理などを行う業務用スペースとなっているようです。


ドアステップには誇らしげにHITACHIの文字が。高い位置にあるので見えないかと思っていましたが作りたてピカピカの車体に反射して確認することができました。


続いて運ばれてきた2両目。以前に行われたイベントでは先頭車1両のみでしたが今回は贅沢に2両の輸送。


こちらも先頭車ですが今度は運転台が後ろに向くようにして輸送されました。流石、これは嬉しい。
周南や笠戸の看板とイギリスの高速車両が一緒に写るというすごい光景。


輸送は15km/h程度の速度で行われるため、早歩きくらいのスピードで追いかけることができました。


若干カーブになっているこの場所、いいですねぇ。




同じような構図になってしまいますが、こんな感じです。
結構強めに雨が降っていたのでコンディションは決して良くありませんでしたが、道路に反射するランプが素敵です。


下松駅前の交差点を通過。




人が多く大変なこういう状況でこそ生かされるNiconCOOLPIX B500のチルト式モニター。




急にカメラ解説になっちゃいますが、こういう人混みでチルトモニターを下向き90度に回転させて腕を高く伸ばして高所から撮れるのが本当に便利なんです。


そんな具合で陸送を追いかけ、立ち入り可能エリアの端までやってきました。
この先は歩道が狭いだとかで一部見学不可エリアが存在していたので私はここで引き返すこととしましたが、迂回することでこの先港方向まで追いかけることもできたみたいです。


最後に、トレーラーに惹かれている感が出る構図で見送りました。




最後に、関連のお祭りみたいなところに行ってみることにしました。




今回のイベントでは、パンフレット兼観覧可能エリアを表す地図とうちわが無料で配布されました。すごくうれしい。
雨のためうちわはお持ち帰りグッズと化したわけですが、非常にたくさん用意されていたようで多数いただきました。
ちょうど会社に電車好きのお子さんがいる方がいたので差し上げましたが喜んでいただけたようでうれしかったです。

それにしてもかっこいいんですよね、このデザイン。
深緑色のグレートウェスタン鉄道仕様もシックでいいと思いますが私は白色の基本色の方がやっぱ好きですね。
なんというか、長崎本線の白いかもめっぽさがあることないですか?


クラウドファンディングに参加できなかった分、というわけではないですが…
素敵なグッズが売っていたので購入させていただきました。満足。

こんな素敵なイベントを開催していただいた主催の方々や山口県警の方々、周辺にお住いの方々には感謝の限りです。ありがとうございました。


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<おまけ>

JRバスのつばめマークが素敵な車両、都市部では見ることが少なくなったエアロスターMがやってきました。

見ることが少なく…と思いましたがよく考えたら帝産湖南交通が未だにじゃんじゃん走らせてましたね。
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広島・宮島観光2019(後編)

2019-07-21 13:47:29 | 旅行





雨が強くなってきて非常にコンディションがよろしくないですが、定番観光地の宮島へ行ってきました。


宮島へ渡るときの究極の二択ですが、今回は宮島フェリー込みの広電乗り放題パスを持っているので迷わず松代汽船に乗船。






営業妨害もお手の物、シカさんが堂々と道を歩いていました。


宮島はあくまでついでで来ただけなのですが、折角なので牡蠣のどて串を食べることにしました。
写真で分かると思うんですけど、牡蠣ってやっぱめっちゃうまいんすよね。買って正解でした。

宮島名物のあなご飯も食べたかったんですが、値段がけっこうするのでためらってしまいまして…


帰りのフェリーの車内でもみじ饅頭は食べました。おいしい。


JRの宮島口駅に到着。期間によっては瑞風の立ち寄り地にもなるため綺麗に改装されていました。


ここで帰りの新幹線を含めてきっぷを購入。
宮島口駅みたいな観光客が多そうな駅でもみどりの窓口が廃止され、遠隔オペレーター機能の付いたみどりの券売機プラスに置き換わっているんですね、予想外でした。

そんなみどりの券売機プラスの角に貼ってあったこちらの掲示。
「自由席特急券の有効期限を平成26年4月1日から当日限りに変更します。」というご案内。


今回も1987年当時の復刻版時刻表より引用。
たしかに、当時は自由席特急券は2日間有効だったようです。

こうなっていたのには絶対理由があると思うのですが、そこまではよくわかりませんでした。
恐らくですが、夜通し走る自由席連結の特急列車が設定されていたことが要因だったのではないかなぁと思います。

私が予想する原因は以下の2点になります。あくまで予想となってしまいますが…

1.実質的に後続列車扱いとなっている翌日未明の列車に乗車


ただ、指定席での乗り遅れに関する規定は今も昔も当日の後続列車の自由席、と書かれています。
2日間の根拠が、最終のにちりんに乗り遅れたため後続のドリームにちりんに乗車するといったパターンについてなのかなぁと思っていましたが、そうじゃなさそうです。
あくまで時刻表ピンクのページで見る限りの話なので、もっと詳しい約款を読めば変わるのかもですが…

2.日付が変わる特急列車の途中駅から乗車
もう一つの予想がこちらです。乗車券類は有効期限が失効しても途中下車しない限り着駅まで使用できる継続乗車の規定があります。
このため、乗車中に日付が変わってしまう場合は特急券の着駅まで問題なく使用できるのですが、乗る前に日付が変わってしまう場合その時点で無効となってしまうはずです。
例えば、小倉23:52発 宮崎㋵6:25着のドリームにちりんに乗る場合、この通り乗車すれば乗車中に日付が変わったところで継続乗車の扱いを受けられます。
それに対し、何らかの都合で行橋(㋵0:11発)から乗車することになったとすると、有効期限1日であれば規則上はそのままのきっぷでは乗車できないことになるはずです。
乗車変更をしていないきっぷであれば変更すれば済む話ですが、窓口が閉まっていたり結局同額だったりと煩雑になる気がします。

現在でもこういった列車は存在しています。例えば最終の特急やくも29号は安来23:57発 松江㋵0:13発 出雲市㋵0:37着です。
しかし、日付が変わってからの停車駅はごく僅かと思われること(但し、このやくもは米子・松江→出雲市の最終を兼ねる)及び乗り継ぎ割引の日数が裏技的に1日増えてしまう制度の欠陥からか不要と判断されたものと思われます。

調べるうえで、自由席特急券のみ2日間有効であったため乗り継ぎ割引の恩恵が1日後でも受けられるなどといったそういう内容についての記述は多く見られたのですが、ぞの大元の理由について全然書かれていないのが不思議に感じてしまいました。


宮島口駅から西へ、まずは岩国行きの列車に乗車。
今ではこの駅に黄色い電車は来なくなったんですよね。全部227系RedWingっていうのが未だに慣れないです。


岩国から先、なんだかんだ乗る機会がなかった岩徳線に乗車。
非電化ローカル線の定番、キハ40系です。




途中の欽明路駅で途中下車。


旧山陽本線の名残を感じられる長い有効長を持つホーム…などは一切ありません。
柳井線の複線化で山陽本線から切り離され岩徳線になった後に追加で開業した駅であるため、長くて4両程度の簡素なホームが設けられているのみの無人駅になっています。




欽明路駅から徒歩10分程度、山口県の名物レストラン(?)のいろり山賊玖珂店が見えてきました。
山の中で一か所だけ光量がおかしいぞ…






あいにくの雨だったので屋外で食事されている方は居ませんでしたが、いろんなところにテーブルが置かれていて不思議なお店でした。


人気のお店なので混んでいる&一人で入れる雰囲気のお店ではないことを察知。
しかし、お持ち帰りのお弁当などを売っているということなので助かりました。
山賊弁当を注文しましたが売切れだったので、山賊焼きと山賊むすびをそれぞれ単品で購入しました。


すっかり日の落ちた欽明路駅へ戻り、徳山まで乗車します。


さて、ホテルに帰って開封しました。
めっちゃでかい肉とめっちゃでかいおむすび。


開けてみると、この大きさ。やばい。
骨付き肉は正直食べづらいですが、難しいこと考えず、食え!って感じでワイルドでした。流石山賊。
山賊むすびは普通のおにぎり4個分くらいの大きさに鮭、昆布、梅の3種の具材が入っています。でかい。

2品だけですがめちゃくちゃでかいのでこれだけでおなかが膨れてしまいました。
コンビニで味噌汁と小さめのお弁当を購入していたのですがそちらも追加で食べたらえらいことになりました。


満腹なので翌日の朝昼に食べたのですが、セブンイレブンで買ってきた山賊むすび、及び姉妹品といえる海賊むすびのご紹介もしておきます。
過去に何度か取り上げたセブンの山賊むすびですが、やっぱうまいですね。
本家を食べた後の食べ比べとなりますが、本家よりこっちの方が個人的には好きでした。
大きさはセブンイレブンの方が小さめで普通のおにぎり3つ分程度、山賊むすびの具材は同じものが使用されていますが牡蠣醤油だしが効いたごはんが美味しかったです。
本家は多分標準の白ご飯だとおもいます、また握りが強めなので大きさに加え密度が高くかなりボリューミーといった印象でした。
食べなれた味に近いということで美味しく感じている点もあるかと思いますが、基本的にはセブンイレブンの地域限定品としての山賊むすびの方がおいしいかなぁと思いました。

ただ、本家の具材は外側に寄って配置されているのに対し、セブンイレブンのものは他のおにぎりと製造工程が共通なのか中央部にまとめて配置されています。
そのため、3つの味を個別に楽しむといった意味では不利かなぁと思います。

全体的には、買いやすさとか含めてセブンの地域限定品で十分かなぁと感じちゃいました。
海賊むすびもおいしかったです。


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広島・宮島観光2019(前編)

2019-07-18 23:23:15 | 旅行

広島の中心部に近いコンフォートホテルからおはようございます。
今回の旅行の目的は翌日7/14なので、それまでは広電の乗り潰しなどをしつつ広島観光をすることとしました。


ホテルから歩いて数分で平和記念公園につきました。


修学旅行などで広島に来ることがなかったので個人的な旅行で訪れるのみのこの場所、来たのは2度目な気がします。
経緯からなのか、アジア系の観光客の方はほぼおらずアメリカの方と思われる観光客の方が多かったのが印象的でした。
国は違えど雰囲気は伝わるのでしょうか、厳かな雰囲気を保っているのがなるほどなぁと感じました。


平和記念公園を越え、本川町電停付近に出ました。こんな所でも京急に出会うとは…


広島の都心部を背景に走る京都市電の単車、このギャップが広電の魅力ですよね。


折角なので広島らしく、原爆ドームを背景にグリーンムーバーを。


このあたりで撮っていたところ、最新型のグリーンムーバーAPEXがやってきました。うおおぉぉ!
今年の3月に登場した最新型で、宮島線系統の2系統に専用で用いられています。




サッカーボールっぽい前面デザインとこのかっちょいいロゴ。好き。


このかなり年の離れた並び、いいですなぁ。


一日乗車券を購入しました。
多くの電停は無人なので近くにある委託販売所を検索し、サンルートホテルのフロントにて購入。


本川町から一旦広島駅へ向かいました。


乗り潰しのため、皆実線経由の6系統で広島港へ向かいました。


ということで広島港電停までやってきました。大きな屋根に3つのホームを持つ大きな電停です。




電停に留め置かれた京都市電の単車。かっこいい。




単車が走る6系統と異なり、5連接のグリーンムーバーがメインの1系統もここ広島港までやってきます。




折角ならグリーンムーバーに乗っていきたかったのですが、やってきたのは少し古いグリーンライナー。

帰りは1系統に乗って広島の中心街、本通まで乗車しました。


始発の広島港電停から乗る人は少ないようでした。最後尾からうねうね曲がる車両を見るのが楽しい。


乗っているグリーンライナーの後を回送の京都市電が追ってきていました。
最後尾からいい感じに撮れました。


途中の電停ですれ違った古そうな電車、選挙に行こうという広告が花電車のように掲げられていました。


本通にて下車。カープラッピングのグリーンムーバーmaxがやってきました。
広電のLRVの中ではこのmaxが一番好みだったりします、LEXはなんか目がへにゃっとしてる気がして…




40分ほど待って、先程すれ違った花電車を撮影することにしました。
運用も何も知らないのですが、3系統で行ったから3系統で帰って来るだろという勘だけで待っていましたがどうやら当たりだったみたいです。




レトロな車体カラーに花電車風の装飾、これはいいですねぇ。
パレード用の花電車専用形式などでは運転台しかない専用車両を用いていた都市が多いみたいなので厳密に往時の花電車と同じとは言えないかもですが、この雰囲気は非常に良かったです。




満足いくものが撮れたのでここから江波へ向かいます。
本通からだと乗換がめんどくさいので至近距離にある紙屋町西電停へ。


江波へやってきました。
乗りつぶすために来たためすぐに折り返しちゃうわけですが…


雨が強くなってきていたのであまり遠くまで見て回ることはできませんでしたが、電停からすぐのところに江波車庫があったのでこちらを見てきました。
背景に緑を絡めて京都市電が撮影できる、これは雰囲気がいいです。

江波地区は基本的に昔海だった場所を埋め立ててできた場所。
江波線が通る舟入地区までが陸地で、江波は大部分が海だった場所のようです。


そんな中背後の緑があるところが昔から陸地だった江波皿山、古くは江波島と呼ばれていた場所の一部みたいです。


この地図で見ると江波皿山のところだけ島だったころの形状を残している様子が分かるかと思います。
それ以外の場所は新たに埋め立てられて作られた土地なので起伏も少なく、基本的に道がまっすぐ通っています。


いや、気になりますよね子の斜めの道。
私も江波皿山について調べるために地図を見ていたのですが、明らかに不自然な斜めの道が存在しています。


航空写真で見てみると…


分かりますでしょうか、道はありませんが家の並ぶ向きがおかしいラインがもう一つ確認できました。

最初は川の昔の流路かと思いましたが堤防の後もありませんし第一島に向かって流れているのは不自然な話です。
調べてみると、こちら↓の記事に紹介されていました。
朝日新聞デジタル:射撃場跡(広島市中区)


陸軍の射撃場について調べてみると、姫路城の近くの名古山というところにも存在していたみたいです。
小高い山の斜面を的としてそこからまっすぐ伸びる形状になっているのが特徴のようです。
これを前提に、江波皿山の斜面を斜面とした2本の射撃場を見てみると、現在の緑がある一と2本の射撃場の交差地点が一致していません。
恐らく、広電江波車庫辺りまであった山の斜面が的として撃たれまくったが故になくなっちゃったんじゃないかなぁと思います。

こうやって地図を見て楽しむの、楽しいですよね。
毎回ブログを書くときに調べて知ることが多いです。


さて、江波地区の謎な斜めの道についてはこの辺にしようと思っていたんですが、もうひとつ面白いものを見つけてしまったので…


広島という町は誰もが知っている通り、米軍によって原爆が投下された町であるため色々なところに慰霊碑があるのが特徴的です。
ただ、江波山公園にある「広島工業港魚介藻類慰霊碑」というのがかなり気になります。
広島市付近にたくさん存在する戦没者慰霊碑、爆死者慰霊碑、供養塔などと異なりこちらが弔っているのは魚介藻類。なんだこれは…

こちらも存在を知ったのがブログ執筆時点なので訪れることはできなかったのが残念です。
このサイトを元に調べた情報のみになってしまいますが、この碑は戦時の軍事需要で広島工業港を拡張させるにあたり埋め立てられた江波地区の豊富な魚介藻類、そしてそれらで生計を立てていた近隣の人々への感謝といった意味から建立されたものだったそうです。

その昔、豊富な餌があり漁業が大変盛んだったことから餌場から江波へ転じたという説が残る江波島。
時代が時代なので大日本帝国が勝ち抜くためにお国に抗うことなどできなかったものとは思われますが、豊富な漁場を潰し港を拡張させることへの感謝がこういった碑から読み取れるというのはまた面白い話だなぁと思いました。
広島の戦争は大変だったんだよと同じことばかり教えられるよりも自分から発見してこういうものの由来を調べるほうがよっぽど勉強になるんじゃないかなぁと思いますが、やっぱりその前提条件として基本的な知識は必要なのかなぁと感じました。
ただ平和記念公園を訪れるだけで終わり、ではなくこういう側面での戦争の爪痕を知れたのはよかったなと感じました。


そんなことで、実際の滞在は数分でしたが後から調べてみたらいろいろなことが地図から読み取れる町、江波を去ります。
帰りは京都市電の車両に乗れることになりました。やったぜ。


車内には京都市電から移籍した旨を示すプレートが掲げられていました。


降車ボタンはおそらく当時からそのままのものが採用されていました。






江波線系統と宮島線系統の分岐電停、土橋で降車。


ここから宮島口行き2系統に乗車しました。
あわよくばグリーンムーバーAPEXに…と思っていましたが残念ながらグリーンムーバー無印がやってきました。
これはこれでヨーロッパのデザインそのままなのが面白い車両なのですが。


そんなわけで、宮島へ渡ったのですがそちらは後編に分けようと思います。


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WILLEREXPRESSで広島へ

2019-07-16 23:44:27 | 旅行

さて、今回はピンクのバスで広島へ向かおうと思います。
京都駅八条口を15:25に出発し、約7時間後の22:30にバスステーション広島駅北口、その先終点広島八丁堀には22:45につく昼行のバスです。
お値段は片道3500円でした。




WILLER名物のカノピー付き座席です。
アッパレ静岡のときに乗ったのと同じ、夜行用4列車両です。
京都発車時点でお客さんは7名程度とかなりガラガラでしたが、「本日満席のため現在空いている座席に荷物を置かれませんよう」と案内がありました。

ガラガラなのも当然です、京都を出ると桃山台でお客さん(1名でした)を乗せ、渋滞することで有名な新御堂筋を経由し梅田の繁華街を通ってWILLER大阪梅田に到着。
ここでは近くのコンビニなどに行けるよう休憩も兼ね20分ほど停車ののち17:05に出発となりました。

つまり、大阪の発車時間は京都発車の1時間40分もあとなわけです。
バスなら京都から乗っても大阪から乗っても同額とはいいえ新快速で30分560円の距離、京都方面からの人も大阪から乗った方が都合がいいことが多そうです。


私は今回非常にに時間に余裕があったので、Tジョイ京都でガルパン劇場版2を観てから京都から乗って車内でお昼寝を決めました。

大阪からは予告通り満席になりました。4人席でも比較的仕切りが大きく一般的なバスよりは快適性は高いものと思われますが、やっぱ大変ですね。
昼行だからまだいいですが夜行バスだと大変そうです。特に夜遅くのSAトイレ休憩で通路側の人起こさなきゃいけないシチュエーションとか…


1回目の休憩は兵庫県の三木SA。18:05頃に到着。
WILLERの昼行路線では車内にトイレがないこと及び車両の点検を行う関係で約1時間半ごとに約20分の休憩が設けられています。
あと2回休憩があるということなので、大阪から乗ったとしても休憩時間だけで1時間近く消えるわけですが別に私は気になりませんでした。
むしろ休憩が長くお土産購入やフードコートでの飲食も楽しめるので楽しかったです。昼行路線ならではの楽しみ方ですよね。


ここのSAのお会計の看板、公団ゴシックが高速道路感。


おなかが減ったのでから揚げ屋さんでから揚げ1個とコロッケ1個を購入。


絶対うまいでかめのから揚げです。
こちらのお店が19時閉店ということで、から揚げ1個しか買っていないのに2つおまけしてもらっちゃって計3つを頂きました。
時間たって硬いかもだけどごめんね~といわれましたが全然気にならない感じでした。盛大におまけしていただいちゃって大感謝でした。美味しかった。




2か所目の休憩は岡山県の吉備SA、19:45着でした。

到着前に運転手さんより「3回目の休憩高坂PAに着く時間にはすでに売店が閉まっているのでお食事のお買い物は次の吉備SAでお済ませください」とご案内がありました。
細かく案内していただけて非常に助かりました。


ちょうど日が落ちるくらいの頃合い、シルエットがいい感じです。

3か所目の休憩は広島県の高坂PA、21:15の到着でした。
こちらの売店は19:30に営業終了なのでトイレにしか行けません。その影響で休憩時間は短く10分のみ。
めんどくさいのでここは下りず車内で寝ていました。


22:30、時間通りにバスステーション広島駅北口に到着。


ここは今年4月にできたWILLER専用のバス待合室のようで、路上のりばだったものから待合室付きの快適な空間に変わったということです。
雰囲気としてはWILLER大阪梅田のターミナルに近い雰囲気でした。

駅までは歩いて5分ほどでそこまで遠くもない距離。どちらかというと裏口な新幹線側に位置しています。
広島駅の自由通路が完成したことで新幹線側もだいぶ便利になったなぁと思います。




時間はもうすぐ23時、終電1本前の1系統(途中止まりなので系統番号0番)の広電本社前行に乗りホテルへ向かいました。
折角安くここまで来たのでネットカフェにしようと思っていたんですが、疲れたのでホテル取っちゃいましたね…まあそういうこともあるさ。

ということで広島に到着、次回に続きます。


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