motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

アッパレ静岡DC旅(2日目前半)

2019-04-29 02:04:50 | 旅行


さて、だし巻き(@_dsmk)さんとの5時間越え飲み会翌日の朝です。残念ながら雨…

初対面なはずなのに気兼ねなく飲めるのはとても楽しかったです。
まずはビールという悪しき慣習に従うことなくワイン系のカクテルを頼みまくりました。
キティかわいいもんね分かる。かわいい名前だけどあれ強いっすよ。

どうにか戻さず起きられましたが、二日酔いがちょっとありますねぇ…

どうせ合流は昼過ぎることが予想出来ていたのでチェックアウトギリギリの10時まで寝ました。
それでもまだ2時間ほどは暇しそうだったので、駅と反対側に向かって探検しに行くことにしました。
雨の中、酔いの影響で若干ゃ頭痛いなぁと思いながらただ歩く。きっつい。

南に進むと、アピタ静岡が見えてきました(写真なし)
名古屋に住んでた人としてアピタは親近感がありますなぁ。


朝マックでも食うか―とフードコートのマックに行きましたが、ショッピングモール内の店舗で24h営業してない店なので朝マックやってないんすね。
フィレオフィッシュを食べました。肉々しいのも好きですけど無性にフィレオフィッシュ食べたいときってありますよね。
凄くのんびりとマックを平らげ、雨で外戻りたくないなぁとか思いつつしゃーないので出ます。


駿河区役所を通り過ぎ、さらに10分ほど歩いた先
住宅地のど真ん中に現れたのがこの広い公園。


登呂遺跡にやってきました。
教科書で見たことあるあの場所ですね、大して惹かれた訳ではないのですが歩いて行けそうな距離ですし丁度暇してましたし。

そして、無料で見学できるのが決め手でした。
大して興味もないところに1500円とか払えないですからねぇ…

登呂遺跡のメインともいえる復元住居の辺りは無料で見学できる公園になっていますが、資料館みたいなところは300円かかるそうです。
別に、見なくていいかなぁ…


そんな具合で、特に興味があるわけじゃないけど暇だし近かったしという理由でやってきた登呂遺跡。
高床式倉庫とか弥生時代っぽい住居が並んでいて、確かに教科書で見たことのある光景です。


個人的にはこっちの向きの方が面白いなと思いました。
教科書では絶対に見ない向きの写真、現代の住宅体系との比較ができて面白い光景です。

登呂遺跡って静岡市駿河区の中心部にかなり近いところにあって、周りは住宅街なんですよね。
まあ、遺跡があるってことは昔から住むに適した地なんだと思います。


雨の中、大して興味もない遺跡に散歩に来てるわけで、さっさと帰るつもりだったんですが…


なんかかわいいやつらがいました。


雨の日だからこそでしょうか、水溜りにくちばし突っ込んでなんかやってます。


遺跡を背景に鴨が撮れるのは意外でした。ガアガア言っててかわいいんですよね。


撮ってたらどっかからお仲間が飛んできて、増えました。かわえぇ。




弥生時代に人間が住んでいた住宅の前を悠々と歩く鴨さん。ガアガア。




ここまで鳥たちの楽園になっているとは思いもしませんでした。
気づいたら遺跡を背景に鴨を撮りまくっていました。かわいいんですよね。

先程も触れましたが、登呂遺跡って敷地内は弥生時代の住居や水田を再現しているもののその周りはがっつり住宅地。
静岡市内中心部の住宅地のなかにここだけ自然たっぷりな感じで維持されているということは、動物にとっては確かに楽園です。
人間が去った廃村に住み付く猫みたいな感じの魅力があって、鴨の写真を撮るには最高の場所かなと思いました。


そんなわけで、弥生時代に対して興味がない人でも鴨がかわいいのでおすすめな登呂遺跡でした。
バードウォッチング的な意味で普通にいい場所ですし、そっちを推していってもいいんじゃないかなぁと思いました。


登呂遺跡からバスで静岡駅へ向かいます。
昨晩、ホテルへ向かって歩いているときにこの登呂遺跡行きのバスを見ましたが、なんか登呂遺跡行きバスで帰路につく通勤客ってシュールですよね。


12時ごろ、静岡駅のコンビニで購入。飲むならもっと早く飲んどけよって感じですが。




だし巻き(@_dsmk)さんと合流し、今日は沼津へ向かいます。
ICカード跨りの掲示がでかでかとされているのが会社境界付近の駅って感じです。


駅前の日産レンタカーに止まっている車を見て沼津を感じます。おぉ…


駅前にはレオカラーの伊豆箱根バスが止まっていました。
普段から、西武グループで同じ色の近江鉄道バスを見ている滋賀県民なのでなんだかなぁという感じがします。


ただこの西工7Eタイプ(多分)は近江鉄道バスだとバンパーが黒色なのが標準なので顔の印象がちょっと変わりますね。

おなかが減っていると隣の二日酔い女子が申しておりますので早速お昼ご飯にします。
時間は15時。お昼ご飯とは何だったのか…

鮪小屋本店というお店に入りました。
お昼ピークをとっくに過ぎているので貸切でした。
アットホーム(褒め言葉)な感じですぐ後ろの席で息子さんと思われる子が宿題やってたのが印象的でした。


鮪と店名に入っていたので鮪ホホ肉のから揚げ定食を注文。
から揚げ自体は結構小さめに見えますがこれがとても濃ゆくてご飯が進みます。ギュッとしてる感じです。
語彙力のなさがひどいですが、要するに美味いわけです。
人権を感じる美味さでした。沼津いいなぁ。


匂わせ構図でだし巻き(@_dsmk)さんのあじフライ定食を。
いやーあっちもクソ美味そうなんすよねぇ、じゅるり。

でっけぇあじフライをお上品に食べてるのが女子だなぁと思ってみていたのですが、後程食べづらかったんですがとご指摘を頂きました。
変態紳士の諸君はあんまりジロジロ見ないように気をつけた方がいいみたいですね(教訓)
いや言うてそんな見てない気がするんだよなぁ…

また、メニューを見ていて見つけたのですが17時から提供のメニューにあるまぐろ茶漬けがめちゃくちゃ美味そうでした。また時間を変えて来たいです。
お昼ご飯以降は後編に分けたいと思います。


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アッパレ静岡DC旅(1日目後半)

2019-04-26 00:39:36 | 旅行



東海道線の普通三島行きを清水駅で見送ります。

いや、三島行きって聞くと「を」の接続詞をつけて文章作りたくなりません?なりますよね。


改札を出るとこんな具合に富士山が綺麗に見えます。アッパレ。
この場所で、今回の旅の案内人さんと合流しました。

Twitterではかなり仲良くしている方なのですが、会うのは初めてでした。
静岡に住んでいるということで今回の旅行では案内役を買っていただくこととなりました。感謝。
以前から「フッ軽ならはよ静岡に来いよ」といった趣旨の催促を受けていたこともあり、静岡DCの期間にあわせてようやくやってきたわけです。

この待ち合わせ場所で富士山を撮ってたソロ女子がそのお相手、だし巻き(@_dsmk)さんです。

いやー、女子ですよ。これはときめきますよね(
すでにお相手のいる方なのでそこだけ残念です。やっぱかわいい女子はそういうもんなんだよ。みつを。

残念ながらご本人のお写真はありませんが、そんな女子を浮かれた私が3日間に渡って連れまわす記事となっておりますので調子に乗った様子が文面からにじみ出てくると思います。
そういったところから推察していただければいいのかなぁと思います。


そんな具合で初エンカとなりまして、Twitterだと馴れ馴れしく喋ってんのになに話せばいいんか分かんねぇっすなという感じで喋りながら


清水駅から歩いて5分ほどの清水魚市場へ。


「清水港魚河岸漁師めし 岸家」というお店でお昼にしました。
うおぉ、贅沢な海鮮丼だ。こんなん絶対うまいやつですやん。
静岡の駿河湾の名物、生しらすも載って非常に美味しそうな見た目をしています。
醤油ってのは小皿に出しておいて刺身をつけて食べるべきなのか、豪快にかけちゃっていいのか、いやでもそうすると小皿の役目ないしみたいなどうでもいいことでも喋れるってのはいいっすね。

そうじゃなくて味についての感想ですよね。

うまい!って感じでした。どれがどの魚とかもよくわかっていないですが、やっぱり美味かったです。
北海道に行ったのに一切海鮮を食わずホットシェフとやきとり弁当で満足するようなオタクなので、こういう普通の観光をすることがあんまりないわけです。
まあ、昔に比べれば観光要素が増えてきた気はしますが、それにしても今回ほど一般人受けする感じの旅行をすることはない気がします。

いやー、おいしかったです。


清水駅から先、遊歩道を歩いて清水マリンパーク方面へ。
高架道路の脇を行く細長い遊歩道、話には聞いていましたがここが国鉄清水港線の跡なんですねぇ。
この遊歩道の形状がいいんすよぉとかテンション抑えつつ語っていたわけですが、そのせいで遊歩道の写真を撮り忘れていました。

写真の車輪のモニュメントは当時ここを走っていた車両のものですね。
径が小さめでスポークが抜けてるので貨車の車輪でしょうか?


付近には解説の看板も出ていました。ここに遊歩道の写真載ってるんでこれで許してください。
かつては貨物輸送で栄え、日本一の黒字路線となった時期があったという輝かしい歴史が刻まれています。

ただ、"迷"な意味での有名なポイントが刻まれていないですよねこれ。
清水港線と聞いて日本一の黒字路線になったことがあるということよりも有名と思われることなのですが、最末期には"時刻表のいらないダイヤ"を実現した路線でもあります。

もちろん、山手線みたいに待たずに乗れるというわけではなく、汽車は1日1往復しかないから嫌でも覚えるという皮肉なわけですが。
歴史のIFみたいになっちゃいますが、門司港レトロみたいに観光トロッコ路線として残っていたら面白そうですよねここ。
東海道線に接続する清水駅からマリンパークを通って三保の松原の近くまで行けたら楽しい気がするんですよねぇ、トロッコとしては丁度いい距離ですし三保~清水の観光船と組み合わせれば周遊もできますし。
こういうの考えだすと止まらないですよね。いやでもここはトロッコ走らせたいなぁとか思いました。

その先も廃線跡の遊歩道を進みます。せっかく女の子と散歩しているのに話しながら鉄道用地境界杭が残ってねぇかなぁと探しちゃうのがダメなんすよねぇ。残念ながら工の杭を見かけることはありませんでした。


こちらは過去に名古屋市内の専売公社引込線の廃線跡を探検した時の境界杭の写真です。
漁ってて気づいたんですがここ行ったの2012年ですか…7年も前だ…
こういう具合に用地境界杭っていうのは撤去がめんどくさいので残りがちなんです。そして、鉄道用地境界杭については私鉄ではその会社の社紋が描かれていたりするんですが国鉄は基本的に「工」の字が刻まれているんです。
鉄道省の前身である工部省が由来であるとか、レールの断面形状が由来であるとかいろいろ言われていてよくわかりませんがとにかく「工」の杭が使われていたわけです。
そして廃線オタクは、ここに鉄道が通っていた痕跡としてそれを探してしまう習性があるわけです。


旧清水港駅跡地のマリンパークに保存されているテルファークレーンまで来ました。


骨組みの武骨な感じがとても素敵でした。

テルファークレーンの陸地側の真下に線路が引かれており、積み荷を水平移動する形で海上に待機している貨物船に積み込んでいたみたいです。
このテルファークレーンができたことで貨物の積み下ろしが劇的に効率化され、日本一の黒字路線へ成長していったという感じみたいですね。


観覧車、映画館があり結構でかいエスパルスドリーム。テルファークレーンが小さく見える…
清水港駅がそれだけ栄えていたということを考えると、この立地の複合商業施設は貨物駅跡地再開発っぽいですね。


海寄りから見てみます。
砂浜が綺麗ですが、貨物積み込み港がこんな浅瀬なわけがないので再開発時に造成されたんでしょうね。

写真を撮るのに夢中でその時はここまで考えてなかったですが、写真を整理してるとこうやっていろいろ考察できて面白いですね。
「はえーすっごい、綺麗だねー。何に使ってたんだろねー。」なんて感じで楽しめた方が楽なのかもしれませんが、無駄な探求心というか好奇心というか。
それ故記事を書くにしても脱線しまくっていくんですよね。


清水港からは富士山が綺麗に望めます。晴れてくれてよかった。

この先廃線跡は三保駅跡まで伸びているらしいのですが、距離がだいぶ長いですし遊歩道も整備されていないみたいなのでここで引き返しました。
廃線オタクとしては整備されていない方が探検のし甲斐があるところではあるんですけどね…w
そういえば清水港駅付近に静鉄清水市内線の車両が保存されてなかったっけとその場でググりましたが、そうでした保存のために伏木に移されたんですね。

残念ながらご用事があるとのことでここで初日は早めに解散。残念だなぁ~
ということで静岡に戻ってきました。


まだ16時ですし活動できる時間です。適当にカフェに入ってどうすっぺかなぁと構想を練ることに。
今回の旅行についてはほんとに無計画の極みで…
色々な面でだし巻き(@_dsmk)さんには超絶感謝せねばなりません。

とりあえずホテルを取ったので先に荷物置いておこうと駅を後にします。
安さで選んだところ、静岡駅から南へ10分以上歩く立地でちょっと遠いみたいです。


南口から歩いていこうと思った矢先、面白そうなものを見つけて寄り道。
入館時間の関係でこっちを先にします。


静岡といえばタミヤあることで有名ですよね。
そんなわけで作られた(んだと思う)静岡ホビースクエアに行ってみることにしました。無料です。




内部は撮影可能だったので紹介しやすいのもいいですね。
歴史展示というより、各社の製品紹介が強い気がしました。模型やさん覗きに来ている感覚に近いですね。
そういえば書いてないですが、ここ来る前に静岡駅パルシェ内のポポンデッタも見に行きました。鉄道模型を見たい人はあっちの方がいいかもです。




鉄道系の展示はほぼなく、やっぱりガンプラとミニ四駆、車、バイク系が多く感じました。


面白いなと思ったのがねこぶそうというシリーズ。
ねこは細かいところまで塗装されているのに対し、武装はプラ成型色のみでアレンジして楽しめそうだなぁと思いました。


ドラゴンボールの乗り物シリーズですか、こちらは乗り物に焦点を当てているためキャラが単一色ですね。これちょっとほしいなぁと思いました。
あんまりプラモデルを触ることがないのでうーんあんまり分からんという感じでしたが、まあ入館無料なのでいいでしょう。


青島文化教材社の展示ですが、プラモというよりかは実際に飛ばせる感じの飛行機がありますね。


この会社、模型メーカーとしては知っていたのですが元々は飛行機を研究していたんですね。
大空への夢を諦めず、夢を模型飛行機に託すってすごくドラマがあって素敵だなぁと感じました。

あと、前から気になっていたのが模型メーカーなのに文化教材を名乗っていることなんですよね。
この展示ではそれに関する解説は見当たらなかったので調べてみたんですが、戦時中に日本軍の主導により模型航空教育が教育課程に組み込まれ、その教材用の模型飛行機を製造していたというのが由来とのこと。
自動車模型の印象が強い気がしますが、そういう経緯があったんですね。
ただ、現在HPを開いてみても飛行機関連は見当たらず自動車模型がメインに移っているみたいです。


こちらが青島文化教材社の現在の主力製品。
自動車はあんま興味がないのでわかりませんがこれは頭文字Dで出てきたAE86ですね。
あの特徴的なリトラクタブルライトではなく、樹のAE85と同じタイプのライトのやつっぽいです。
頭文字Dは好きなんですが、AE86と85とかトレノとレビンの違いとかは全然わかりません。

という感じで退散しました。
模型屋さんのショールームがでかくなった感じでした。展示スペースの他に販売コーナーもあるのでほんとにその通りという感じで。

全体としては、そこまで興味引かれるものもなかったなぁという感じでしたが青島文化教材社の意外な歴史を知ることができたので良しとしましょう。
静岡駅からすぐの位置にあって無料で見られるので、興味のある方はぜひ。

さて、ホテルへ向かいましょう。


ホテルまでの途中、気になった道路看板をご紹介。


未供用の文字が目立ちます。
見えないかなぁとこの角度から覗き込んじゃうわけですが、10-1のナンバリングは確認できますが設備名称は文字が被ってうまく見えません。
調べたところ、東名高速日本平SAにETC専用のスマートICを作るそうです。
名称は「日本平久能山」SICに決まったそうで、今年秋ごろの供用開始ということです。

静岡県の東名高速といえば、2016年に焼津~吉田間の大井川バスストップ付近に本線直結型SICが設置されましたが、あれ揉めてそうな名前してますよね。
単純に「大井川」SICとすればいい気がしますが、結局「大井川藤枝焼津」SICに決まりました。
新函館北斗とかそういった具合のものを感じます、それにしても地名3つひっつけちゃうとは…

日本道路公団からネクスコに変わってからの改善点としてスマートインターチェンジの拡充は大きなメリットですよね。
自分で車を運転しない私としては、サービスエリアの設備充実(悪かったころを知りませんが)と一般道からアクセス可能な「ぷらっとパーク」はとても助かっています。
浜名湖SA、多賀SAと賤ヶ岳SAは駅から歩いてアクセスしましたが、ああいうのは助かります。
結構辺鄙な場所でもぷらっとパークに行けばお土産も飲食も充実してますからね。


静岡ビクトリヤホテルにチェックイン。ちょっと遠かった。
部屋の窓からは手前に八幡山、その奥に富士山が眺められます。


夕焼け気味の富士山。いいなぁ。



晩御飯ですが、再度だし巻き(@_dsmk)さんを召喚して静岡駅付近で飲んだくれてました。最高かな?
お店選びもしていただいちゃってほんと感謝しかありません。
個室で辺り気にせず話せるとこってのもポイント高くてよかったです。

18時ごろから飲み放題で入ったのですが、盛り上がって結果23時過ぎまでいました。
ここまで飲みで盛り上がるってなかなかないっすよね、めっちゃ楽しかったです。

ということで、程よく酔いが回った状態でお宿に戻りました。


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p.s.終電はあるものの終バスがない時間までありがとうございました。長いこと歩かせたようで忍びねぇです。
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アッパレ静岡DC旅(1日目前半)

2019-04-22 21:46:09 | 旅行

JRグループが行っている大規模観光キャンペーン、デスティネーションキャンペーン。
今まで当ブログでも何度か取り上げてきましたが、DCを目当てに旅行しに行くというのはいいですよね。
観光パンフや限定のフリーきっぷなど旅がしやすい土台が整えられていてとてもありがたいことです。

毎回メインテーマが決められており、今回の静岡DCは「アッパレ しずおか元気旅」がテーマとなっています。
開催当初の1970~80年代は「きらめく紀州路」「さわやか信州」「うるおいの新潟」など特に凝った感じでもないそっけないテーマが続いていましたが、近年はどこも考え抜かれたテーマで勝負している感じがあります。
2000年春に「OPEN!しずおか」をテーマに開催されたことがあるそうで、静岡でのDC開催は2度目となるそうです。

まずはロゴからですが、富士山がかわいい。静岡といえば富士山ですよね。
ただ、山梨も富士山主張してくるんじゃないの…と思うところ。
おそらく、富士山マーク右側の力こぶは静岡側富士の特徴である宝永山を表したもなんじゃないかなぁと思います。
富士山といえばアッパレという昔からの文句に加え、パの丸が赤いのも日本一の山を表していて非常にいいデザインですよね。
\アッパレ/ってのが\コンニチワ/感があって、いやこれはさすがに意識してないと思いますが。




静岡駅ではこんな感じに大々的にアピールがされていました。やっぱこのロゴいいっすわ~。


さて、静岡DCやってるし静岡いくかーと思ったはいいものの、思ってたより遠いんですね。
草津から岡山くらいのイメージで考えていましたが尾道辺りに相当する距離があったとは…
名古屋県暮らしが長かったので、あんま行ったことはないけど隣の県だしすぐというイメージがどうしてもついておりました。

10日ほど前に大分くじゅうに行ったばかりの私としてはなるべく旅費を圧縮せねばなりません。
普段ならまだお金は残っているはずなのですが、なぜこうなってしまったのか…?

お給料が入った段階では全然計画的に行けるはずでした。
ただ、あれです、
韓国旅行に行ったときに多めに下ろしておけばよかったものの日本円が尽きたためカードを豪快に切りまくった分がここにきて響いてきました。やっちまった。






しょうがないので行きはバスにしました。
今回はほんとに無計画に行動しておりますため、出発前日夜に「やべ、新幹線高い、今夜のバス取ろ」となったわけです。
久々に乗る深夜バスです、WILLER EXPRESSの東静岡駅前行。
USJ発、大阪駅、京都駅経由で浜松駅、東静岡駅へ向かうバスです。
京都駅から乗車しましたが出発時刻は0:50。だったら早めに大阪に向かって早めに乗っておけばよかったかなぁと思いました。


4列シートということで不安でしたが、混雑率はそれほどでもなく私の列は他誰もいませんでした。


前からちょっと気になっていたWILLERのキャノピー型のあれ。
並んでると結構かっこいいですよね、閉塞感があってよかったです。

どんな深夜バスにも負ける某道産子タレントが前代未聞と騒いでいた4列シート。
幸い今回は空いていたのでよかったですが、このバスの座席はお隣に人がいても可能な限り快適に過ごせるような配慮がなされていました。

上の写真ではちょっとわかりづらくて申し訳ないですが、脇の辺りまでくる高めの仕切りでお隣さんとくっついちゃわないようにされています。
また、ドリンクホルダーも仕切り部にまとめられ、仕切りの厚みをただの無駄なスペースにしていないのがすごいなと思いました。
S字に分けられており面白い構造のドリンクホルダーでした。
そして通路側は異様に低い仕切り、通路側への多少のはみ出しを許容したつくりになっています。


乗車後30分ほどで草津SAに停車し休憩時間。
草津に住んでいますが初めて来ました。外から来ようと思ったら滋賀医大の近くなんですね。


ここにはいろんな行先のWILLERのバスが集結していました。この他にあと2台は見ました。
右が私の乗ってきた東静岡行き。ともにエアロエースですが左のバスは青いライン状の装飾がありますね。
この装飾はもとから設定のあるパーツじゃない気がするので乗り間違い防止のためにわざとやってるような気がします。


時系列ぐっちゃぐちゃで申し訳ないですがこちらは京都駅を30分前に出発していった沼津・三島行き。
これも同じ形式、エアロエースですがこっちは眉毛っぽい装飾ライトがないですね。
わざわざこういった差を設けているの絶対識別のためだと思うんですが、休憩で降りる時に確認しておかないと意味ないって考えると予想に自信がなくなってきますね…

どんどん話がそれますが、エアロエースのセンターからずれたナンバー取り付け位置、結構好きです。
中央に衝突被害低減ブレーキ用と思われるセンサー穴があるためこうせざるを得ないってのは分かりますが、エルガみたいに縦にキレイにまとめないのがうーん。
乗用車には詳しくないのですが、吸気重視でナンバー設置位置をずらした仕様の印象が強いランエボってあるじゃないですか、あれっぽさがあって私は好きです。


なんか余計な話で長くなってしまいました。
終点東静岡まで結構快適に寝られました。静岡駅じゃなくて東静岡駅に着くあたりがお安い理由って感じがしますね。


骨組みがとてもかっこいい東静岡駅に到着。今まで静岡県は静岡駅以外基本的に通過しかしてこなかったのでw
18きっぷ限界旅行で車内から見ているときにかっこいいなぁと思っていたのですがやっぱいいっすねぇ。


朝6:30頃の東静岡駅から見る富士山。アッパレ。

さて、早朝からやることもないので駅周辺をふらふらと。
時間はたっぷりあります。ただ、明確に目的はありません。
静鉄の優等種別撮りたいなぁというのはありますがまだまだ時間的には余裕です。


駅の北側に出てみると、コンテナが置かれた公園がありました。
海上コンテナって結構こうやって置いてあることがない気がします。倉庫目的じゃなくてなんか作品的な意味で置いてそうですし。
位置的には静岡貨物駅旧荷役設備跡にできた公園なのですが、12ftコンテナとかじゃなくてなぜ海コンなんだ…

ただまあこうやって貨物駅跡地を物語るモニュメントっていいですよねぇ。
と眺めていましたが、よく見たら奥になんかいますね!


こんなところで会えるとは思っていませんでした、車掌車ヨ5000っぽいですね。


貨物駅跡再開発地区に、貨物列車の最後尾を飾っていた車掌車が保存されているというのはとてもいいですなぁ。
こんなところに保存車両があるなんて全く知らずに来たのでこれはかなり高まりました。
丁度前回くじゅうのソロキャンで車掌車・緩急車への興味が爆上がりなタイミングでこれは強いです。




保存状態はかなりよさげです。錆びて朽ちた感じも好きではありますがこっちは現役当時のまま保存してくれてる感じがしますね。


車掌車ギャラリーとして活躍しているみたいですね。書いてありました。
こちらにはヨ5000と書かれていますが…


車体下部の表記はヨ13920とあります。

番号的にはヨ3500な気がするものですが、こいつはヨ5000形式みたいです。


こういったのを調べるうえでこの本はほんと買っておいてよかったなと思いました。
どうやらヨ5000というのはそのほとんどがヨ3500からの高速化改造工事車で成り立っているそうで、1130両以上の大所帯でありながら純粋な新製車はわずかに100両ということです。
最初期改造の12両のみはヨ50**という形式名に改番していました。
しかしクッソ大量にあるヨ3500を高速化改造する際にいちいちヨ50**に改番すると元の車番が分からなくなってめんどくさいと判断したため、形式名に+10000することでヨ5000化したということにしちゃったらしいです。

つまりはヨ3920(形式ヨ3500)を高速化改造した車番がヨ13920(形式ヨ5000)というわけです。
めんどくさい改番をしなくていいけど形式名とは何だったのか…ってかこれ絶対元の数字残して1書き足してるよね…






ブレーキハンドル、信号炎管、デッキ灯具など綺麗に保たれています。
これはかなり見ごたえがある車両ですわ、最近調べ出した分野なのでタイミングがとてもいいです。




側面はこんな感じ、ワフ29500とパーツ的にはやっぱ似ています。
リベット留めの車両ですが、大所帯なだけあって後期車は溶接で組まれているものもあるそうです。沼が深そう。


デッキの手すりはグリップがついているんですね。
くじゅうでみたワフ29500がどんな形状だったか全く覚えがないのが残念ですが、この車両は構内入替用にこういった工夫がされているんですね。


公園の一角に留め置かれている車掌車。
ホームみたいな感じで木製のステージがつけられています。
木が真新しく見えるので設置されて5年もたってないんじゃないでしょうか?


この雰囲気、とても素敵。
こんな光景をベンチで眺めながら自販機の缶コーヒーを飲んでシャキッとしました。


新幹線の保線基地を眺めつつ静鉄の方へ歩きます。


すると、ポンチョを発見。
ただ、バスの車庫というわけではなく…ALSOKの敷地内だと!?


こちらがそのポンチョ、富士山のイラストがかわいい。
車体にはバス会社の名前ではなく「スルガ銀行」の文字が。




車内を覗いてみると、座席がない代わりに入出金機らしきものが見えます。
この車両は移動式ATM車両だそうで、屋外イベントなどに出張することがたまにあるんだとか(調べた)
いままでたくさんポンチョを見てきたつもりですが、なかなか異例な車両に遭遇できちゃいました。


ようやくのことで静鉄沿線にやってきました。
長沼駅に向かえばいいものの国道沿いに歩いてたら隣の古庄駅についていました。
ただ、このへんの静鉄って民家のすぐ裏を走ってて線路沿いの道ってあんまないんですね。撮りづらい。


どこで撮ろうと考えながら歩いていたら結局県総合運動場駅につきました。
急行退避設備のある駅なので朝のみ設定の優等種別をとるにはよさげです。


県総合運動場止まりの普通電車から接続を取って発車する急行電車。
A3000同士の緩急接続、とてもいい。

急行は新静岡からここ県総合運動場までノンストップ、この駅で接続を取って先各駅に止まる…と思いきやそうではないんですね。
県立美術館と入江岡は通過するみたいです。本数が少なそう。


逆方向に走っているのが通勤急行。県総合運動場を通過する代わりに古庄と日吉町に止まるみたいです。
車両はA3000の最新車、アニバーサリートレインでした。




1000形の通勤急行に遭遇。1000形は急行の円形看板を掲出するみたいです。


静鉄標準塗装の急行。ギラリと輝く車体がかっこいい。






そんな具合でいろいろと撮影していました。
路線延長がそう長くないのでさっき撮った列車が折り返してまた見れるという感じでした。


個体差でしょうか、この車両のみ急行表示が円形ではなく長方形でした。
ちゃんと撮れてないのがあれなんですが…


JRの線路を跨いで下ってくる静鉄電車。結構な勾配ですね。


県総合運動場から電車に乗ることにします。


とりあえず新静岡へ。


どこに行くかなぁと歩いていると、静岡県庁を発見。
昔のお城の敷地内にあるんですね、お堀が門みたいに構えててすごい。






そのお城というのがこちら、駿府城跡になります。
静岡の都心にこんなお城があったんですね、知らなかった。




桜がとても綺麗で、お花見の人がたくさんいました。


このお堀の桜とてもいいっすよね。
新静岡駅から歩いて10分ほどでしょうか、いい景色なのにあんまり人がいないのが不思議でした。
駿府城公園の中はたくさんいたんですけどね。




外堀に架かる橋にて。ガァガァ言っててかわいかったです。

新静岡付近から静岡駅へ地下道を通って向かいました。


その途中で、なんかやたらと目立つブースを発見。中部横断道の看板ですか。


3月10日に新たに延伸開通したみたいですね。
道の駅なんぶへの所要時間が10分速くなる!とアピールされていました。ゆるキャン△で出てきたあの南部町ですか。


そんなこんなで11時頃に静岡駅に到着。
なぜ新幹線ホームにいるのか…もう静岡を去る、というわけではありません。


地下道を通ってくるときに松坂屋の地下総菜コーナーを抜けてきたのですが、そこで見つけてしまったのです。
静鉄取りながらおにぎりを少し食べた程度でおなかが空いていたので。
とはいえ食べる場所が見当たらなかったので入場券を購入し通過する新幹線を見ながらシウマイを食べました。
崎陽軒のシウマイってうまいんですよねぇ。何で静岡に来てまで崎陽軒食べてるのかわかりませんが。

おいしかったです。




在来線ホームに移動し、普通三島行きで東へ向かいます。
さて、ここからが本題な気がしますが長くなるのでここで区切らせていただきます。



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大分くじゅうのソロキャン旅(その4)

2019-04-16 15:33:50 | 旅行

小倉駅に降り立ってからの模様を書かせていただきたいと思います。
九州旅行の記事を書いてるわけですが、実はその2週間ほど後に静岡に行ってきたので正直さっさと九州旅行の内容をまとめて静岡の写真を整理したい…

ただ、小倉が意外とよかったのでこれは記事として記録しておきたいなと思ったわけで。


小倉駅から商店街を抜け、西小倉の方へ歩いていきます。
以前も歩いてきたことはありますがその際はたいして注目してなかったんですよね。

小倉って面白い街ですよね、北九州の玄関口としての賑わいに加えフェリーが徒歩範囲に発着。
旦過市場をはじめとした商店街が元気に残っていたりチャチャタウンやリバーウォークといった再開発商業施設も溶け込んでいる。
それでいてすぐ近くに新日鉄八幡の工場が広がっていたり小倉城があったり対岸には下関がすぐだったり面白要素が詰め込まれすぎています。


そんな小倉にはこんな記念碑が立っています。あの伊能忠敬さんの記念碑になります。




ここから正面を向くと、みんな大好きゼンリンの本社があります。
ゼンリンって小倉に本社があったんですね、知りませんでした。


小倉で時間あるけどどうしようかなぁと旅行出発前に地図を眺めていると、リバーウォークのあたりに面白いものを発見。
「ゼンリン地図の資料館」というのがあるんですね。なんか偶然見つけたわけですがこれは行ってみるしかありません。
料金は100円。とてもお安いですしハズレだったとしてもまあいいでしょうという感じで。


ゼンリン本社も入っている隣接しているこちらがリバーウォーク北九州。


目の前の通りを渡ってリバーウォークへ。
西鉄バスがたくさん、九州って感じですよね。


リバーウォークの対岸にあるこの小さいやつが旧小倉県庁だそうです。
ただ、この小ささで県庁機能を果たせていた気がしないので一部のみが保存されている感じなのでしょう。
メインは今のリバーウォークの位置だったんじゃないかなぁ、知らんけど。

小倉県というのは廃藩置県のうち第1次統合で誕生、現在の形に落ち着く第2次統合で福岡県に統合され消滅しました。
福岡県に統合されてすぐに旧小倉県のうち中津、宇佐を分離し大分県に編入。現在に至るという感じだそうです。
思うんですけど、中津とか絶対小倉への結びつきの方が大きいですよねこれ。
こういったところの経緯とかも調べると面白いんだろうなぁとか思ってます。また今度やろう。






リバーウォークを抜けるとすぐ後ろには小倉城があります。
桜がとても綺麗です、本州よりも少し早く咲いているのでもう咲いてるのかと意外に思いました。


リバーウォークの鮮やかなデザイン、景観的には問題になったみたいですがこの対比私は嫌いじゃないです。






お花見客でにぎわう小倉城にて
小倉駅から歩いて行ける範囲にこんな素晴らしい景色があるとか最高か?




このお城、桜を撮りながらうろうろしていて気付いたのですがなんか物騒なものが保存されています。
どうやら1870年代に陸軍の師団が置かれた際の名残みたいですね。
こういった歴史を綺麗に消し去ってしまうわけではなくちゃんと伝えているのいいですよね。


そんな具合で予定になかったけど桜が綺麗で長居してしまった小倉城を後にし、ゼンリン地図の資料館へ向かいます。


やたらとデザイン的でかっこいいリバーウォークを通り


パッと見関係者以外立ち入れなさそうな通路を進みます。


入口は結構小規模。こういう企業博物館っていいですよね。


館内は基本的に撮影禁止で紹介できるものが少ないのですが、結構充実していました。
床にでかでかと描かれた伊能図は見ていて飽きません。

資料館ということで地図の歴史や裏話がいろいろ書かれていたりしますが、やはりこの伊能図に関係したものが多いんですね。
伊能忠敬と弟子の間宮林蔵の2人が作り上げた正確な日本の輪郭。
これを実現するために星の位置とかなんかそういうことをして作ったんだと思いますが、誤差修正のために周辺の目印となる山に向けて赤い補助線が引かれていることなど色々と豆知識がありそれをもとにじっくり眺めるとなるほどすごいなと感じるわけです。
ここ、無限に居られそうな気がします。たのしい。


また、伊能忠敬も弟子の間宮林蔵もさすがに無理だったのが知床岬。
断崖絶壁で現在でも道路が整備されていません。
知床岬を訪れるツアーはあっても船で近くまでって帰って来るのみで上陸が大変困難な場所だったりします。
そういった事情でちょっと歩けなかった場所は実はぼやかした線で描かれているんだそうです。
そんな裏話を知って、伊能図を見に行ってほんとだ!みたいに繰り返す。楽しすぎませんか?

こういった伊能図の凄さや裏話がメインとなってきますが、そこから派生した世界各国の地図の歴史なども面白いものです。
ただ、伊能図が完成したといってもそれで地図作りが終わるわけではありません。
あくまであれは輪郭。確かに言われるまで気が付きませんでした。
その後内側をいろんな人が埋めていったわけですが、立山の険しい山を測量して三角点を設置しに行くとかそういう話も書いてあってすごい次元の話だって思いました。
地図を作るのって冒険家、登山家みたいな側面が結構強いんですね。なるほど。

あとは、明治から大正、昭和の鉄道案内地図なんかも展示されていて非常に見ごたえがありました。
三木福有橋駅とか信貴生駒電鉄とか京阪神急行電鉄とか近江鉄道御薗支線とかその辺が残ってる頃の京阪神の路線図が置いてあるわけですよ。うーん、良い。


また、窓の外側には小倉の街並みが広がっています。
市街地と工場の近さ、結構面白い立地ですよね。


小倉駅の方向を見ると、背後には下関の街並みが見えています。


正面には新日鉄八幡の工場が広がります。
煙突には電光装飾が施されアイアンツリーとして親しまれているようです。
しかし、新日鉄の小倉地区工場縮小に伴って解体されるみたいな話だそうです。

というか、この工場地帯の写真見てて気づいたのですが、こんなとこにも西鉄バスが…


西小倉の方向は、こちらも高速道路を境に工場が広がっているのが面白いですね。


ゼンリンが撤退したことで改悪と騒がれたGoogleマップを使うのなんか嫌ですが…
小倉ってさっきも言った気がしますが面白い形状してるんですよね。
窓の外の景色も魅力的です。地図見ると分かりますが関門橋に行く道ってほぼ一本道なんですよね。


文字がつぶれて読めない気がしますが気にせず行きます。
こちらは小倉周辺の廃線を追加したもの。この他にも新日鉄に向け専用線があったみたいですが。
小倉駅の東側から小倉港方面へ伸びていた貨物線は今でもその緩やかなカーブが道路形状に残っています。
また、砂津のチャチャタウンのあるところは昔の西鉄北九州線砂津車庫の跡地だそうです。
こういうの見ると面白いっすよねぇ。


窓からはちょっと遠いですがトレインウォッチングも楽しめます。
箱型ライトのEF81初めて見た気がします。


小倉城に時間を割いたのもありましたが、新幹線の時間を予定より遅らせ時間いっぱいまで地図眺めまわしていました。
いやー、これだけ見れて100円はやばいですよ。


とても面白かったです、おすすめ。

おわり。


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大分くじゅうのソロキャン旅(その3)

2019-04-14 13:39:57 | 旅行

くじゅうエイドステーションでの朝です。
貨物用の有蓋車の環境ってどうなんだと思っていましたが、意外と快適に寝られました。
ある程度の隙間風はありますが、バンガローとしては優秀でした。

そういえば、こういった車掌車や緩急車ってバンガローとしては有能なんですよね。
入替用にデッキも設けられていますし車両だけで成立しています。
今回、記事を書くにあたり車掌車・緩急車について調べていたのですが、実際に車掌車をバンガローとして使用した臨時列車が走ったことがあるみたいです。えぇ…

高松から大歩危へ向かうその名も「バンガロー列車」
翌年には内子、伊予大洲などを目的地として再度運転されたこの列車。


管理棟的ポジションの50系1両の後ろにヨ8000車掌車を16両連ねるというぶっ飛んだ編成をしていたみたいです。
(画像はWikipediaより引用)


今回私が泊まっている車両ではないですが、くじゅうエイドステーションにも2両あるヨ8000ですね。
車掌車に泊まれるような施設があるならほかにも訪問してみたいなぁと思いました。




前回記事で触れ忘れていたのでここでご紹介ですが、夏に行った台湾の高雄機廠。
あの時見た有蓋緩急車、やっぱりワフ29500にそっくりですよねこれ。
しかし、よく見ると荷物扉の向きとか違いますね。手ブレーキが丸ハンドルじゃないのとか違いを探すのも面白そうです。


そういえば、以前こんな本を買ってました。
車掌車の沼って深いですよね。とりあえず近場で長岡京駅あたり行ってみようかな…










朝になってもやっぱり飽きることはありません。




車掌室の机いいですよねぇ、うーん。


くじゅうエイドステーション、とても楽しいところでした。
車掌車、緩急車を飽きるまで独り占めして研究できる、こんな施設はなかなかないですよ。

さて、駅に出ようと思いましたが乗ってきた九州横断バスは1日2往復のみ。
コミバスもあるのですがやっぱ本数が少なく…

どうしようかなぁと思っていたのですが、管理人さんが用事あるしついでに送ってってあげるよとのことだったのでご厚意に甘えさせていただきました。
ありがとうございました、圧倒的感謝。


豊後中村駅まで送ってもらうことになりましたが、その途中で「九重"夢"大吊橋」にも立ち寄ってもらいました。
2006年に日本一に長さ、高さを誇る橋として作られたこのつり橋。その後2015年に箱根西麓・三島大吊橋に長さ日本一を奪われたものの現在も日本一の高さを維持しています。
この橋は2地点を結ぶというよりは、高所からの展望、観光資源としての役割が強く、ここの通行料収入が自立した自治体運営を支えているとのことです。

年間300万人を目標に開業したのですが、紅葉の綺麗な時期に開業したのもあってわずか24日で年間目標を達成してしまうという快挙。
ただ、思ってたより観光客が殺到したため渋滞しまくって素直に喜べないみたいなところがあるとのことでした。
観光客が多く来ても滞在時間が短く湯布院や阿蘇などに流れてしまうのが悩みだそうです。いやー皆さん車掌車に泊まりに来るべきだよ。




その先の道では、熊本地震で崩れた山や復旧をあきらめて新道に役割を譲った廃道が何箇所もありました。


ここも崩れた箇所の復旧工事ですね。
ギアいじったっけロー入っちゃってもうウイリーさな感じの交互通行。こんな感じのが2箇所ありました。




という感じで豊後中村駅まで送っていただきました。ありがとうございました!


駅にはこんなポスターが、どっちもいいデザインですよねぇ。


「ようこそくじゅうへ」の看板が素敵です。
手書き看板にハングルが併記されていることからも、やはりアジアからの観光客が多く訪れるのでしょう。

この駅で大分までの自由席特急券、乗車券を購入。
待合室で待っていると、駅員さんがやってきて

次の特急ですが自由席満席って情報が来てるので、まだ空きのある指定席に座ってください。
あ、追加とかはいらないですので。多分由布院過ぎれば減ると思うんでそこまですんませんが。

とのことでした。


先に入ってきたのは普通列車。ちっちゃい。

その後特急ゆふで大分へ。
丁度カメラの電池が切れたので撮れてません。ぐすん。

確かに混んでいましたが指定席は確かに空きがまだありました。
由布院から自由席区画に一応移り、大分まで乗車。


途中止まった向之原駅の駅名標。
豊後国分の英訳が「B.KOKUBU」なのは伝わるんでしょうか…w




そんな感じで大分駅へ。


赤い車両の並び、かっこいい。


大分駅のアミュプラザ3階のフードコートでお昼としました。
杵屋麦丸というチェーン店ですが、大分限定メニューがあったのでここにしました。

大分県民が愛してやまないとり天が贅沢にのっかっています。
ボリュームはかなりあり、我孫子のから揚げそば並みにとり天で腹が膨れます。


こちらはアミュプラザ内の他のお店ですが、名言ですよね。

カロリーは気にしない。
旨いフライがそこにある。
大分は鶏肉。県民熱愛。


確かに、とり天はとても美味しかったです。


時間があったのでアミュプラザ屋上へ。
屋上階の壁にはKUROがたくさん、かわいい。


適当に散策しに来たわけですが、鉄道神社という面白いものを発見。


ちゃんと手水舎もありました。KUROかわいいんだよなぁ。


結構立派な神社があります。
デパートの屋上にたまに神社があったりしますがそういったものが起源なのでしょうか。






大分鉄道管理局の神社として結構昔からあるみたいですね。
一般に公開しだしたのは比較的最近な気がしますが。


お守りなんかも売っています。よさみ。


また、最上階にはKUROちゃんcafeなるものもあります。
カフェ利用こそしませんでしたが限定グッズがいくつか打っていたので購入してきました。



大分駅から小倉へ戻ります。
この駅会議室、とても開放的だ…


乗車するソニックは883系。メタリックいいぞぉ。
2枚きっぷなので指定席をとれるのですが、残念ながら満席。そんなに混んでるのか…
大分始発なので早めに自由席に乗り込むことにします。






883系の座席って座り心地としてはそこまでだしなぁ、と思っていましたが乗車した車両は後年に増結された885系に準じた中間車でした。




隣のホームには885系白いソニックが入線。かっこいいんですよねぇ。




ソニックの車窓から、苅田駅を出てすぐにコンベアが立体交差したのは驚きました。
山から積み出して港の工場へベルトコンベアが伸びているとは、規模がでかいです。


小倉駅に到着。

ここから新幹線で帰りましたーと終る流れですが、小倉でちょっと遊んでから帰ります。
意外と書く内容が増えてきたので、ここで切ります。
小倉以降は次回に続きます。


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