motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

KUROADでビワイチサイクリング🚴

2021-12-29 16:00:40 | 日記

以前ちらっと紹介したHELLOCYCLINGのe-bike「KUROAD」
記事の最後に「色々と活用することが出来そうな気がします」と書きました。

活用してきました。



心斎橋に宿泊していたのでまずは早朝6時台からLUUPキックボードで湊町へ。
LUUPさん的にはキックボードを推していきたいんだと思いますが、個人的には自転車タイプのほうが縛りが少なくて好きなんですけど…となったりします。


6:54 湊町リバープレイスのステーションに到着。
以前来た時と異なりHELLOCYCLINGの一般車両ステーションが併設されるようになっていました。


今回のライドではタイトルの通りビワイチをしに行きます。琵琶湖一周のことです。
ただ、KUROADのステーションが設けられているのは湘南と大阪のみ。つまるところ大阪ミナミから大津のあたりまで約55km回送する必要が出てきます。

今回は道の分かりやすさ、歩道の走りやすさを考慮し第二京阪道路に沿って進むことにしました。


津田のあたりで学研都市線と交差。


松井山手のあたりでもう一度交差、今度は下を潜ります。
ちなみに松井山手駅は交差部から少し離れた場所なのですが交差地点真上に電車が止まっていました。後部乗務員室からは「ピピピピピピピピピピ」という防護無線の音が聞こえてきました…
このあたりなら本線高槻あたりの無線を拾っちゃっている気もしますね。だとしてもまずは停まらないといけませんが。


第二京阪道路沿いの歩道は基本的に走りやすいのですが、住宅街になっている松井山手周辺はこういう感じの柵がたくさん設けられています。
丘陵地帯を越える上に定期的に完全停止を強いられるため自転車的にはきついゾーンだったりします。


9:33 高速京田辺バス停


宇治川を越えて京阪本線と交差。奥には伏見桃山城も見えます。


10:28 なか卯新堀川店
なか卯の朝ごはんって10:30までだと思い込んでいましたが10:00までだったんですね。ランチメニューを頼むことになりました。
草津に住んでいた時によく通っていたのでなか卯は好きなのですが、徳島にはないんですよ…
最寄り店舗が高松かりんくうタウンという遠さ。悲しい。

このすぐ近く、城南宮から東へ進路を変え名神高速道路沿いに滋賀県を目指しました。




11;19 名神起工の地と旧東海道線山科駅跡
地下鉄東西線小野駅の近くにあるこのポイント。ちょうど今回辿っているルートが東山隧道が通る前の旧東海道線が通っていた区間となります。
また、ルート変更で要らなくなった廃線跡を活用して日本初の高速道路である名神高速道路の歴史が始まった地でもあります。




名神沿いに大津を目指していく道は過去に散歩したことがあるのですが、その時に気付かなかったものをご紹介。
東海道線の(旧)山科駅と(旧)大谷駅の間に設けられていた大塚信号場の名残が残っていることを示す看板。


妙見寺の敷地内に残されているレンガ積み、これだけ見るとなんでもなさそうに見えます。


逢坂山越えの勾配区間に設けられたスイッチバック式の信号場がここにはあったのですが、その引上げ線の下を潜っていた道のトンネル跡だそうです。


11:47 髭茶屋追分
逢坂山越えの見所、ここにKUROADで来られるとは。


ようやく琵琶湖の湖岸にたどり着きました。遠かった…


12:23 びわ湖大津プリンスホテル
今回のビワイチではここを起終点としたいと思います。スタート地点に着いた時点でもう午後ですよ…


ここの駐車場には、自動運転のポンチョと電気自動車のBYD K6が止まっていました。
中國のBYD製の小型車は初めて見ましたが、なんというかジェネリックポンチョって感じですね。
こうして並べてみると窓配置とか、2ドアに出来る設計とかそっくりです。


12:44 ビワイチ公式さんとして起終点に定められているのは瀬田唐橋。書かれている通り一周193kmあります。
ただ、歩道の工事中でスタート直後に通行止めになっていました。反対側の歩道を行けとの御指示です。


烏丸半島の道の駅草津を通って




14:13 琵琶湖サイクリストの聖地
ピエリ守山を過ぎて少し進んだ先、琵琶湖マリオットホテルの目の前の第二なぎさ公園内にサイクリストの聖地記念碑が建っています。
せっかくならスタート地点においてくれよと思う所ですが、琵琶湖大橋を通って北湖だけ、南湖だけを漕ぐ人に向けて琵琶湖大橋のすぐ近くに設置したっていうことなのかなぁと思ったりします。

ビワイチは基本的に左回りで琵琶湖の際を通るため、交差点がほぼ無いのに加え点在する湖岸緑地公園で適宜休憩が撮れるのがとても助かりました。
食事するのはちょっと困るかもですがトイレと自販機程度なら結構な湖岸緑地公園にあるのがとてもよきです。


15:35 ローソン近江八幡島店
ずっと湖岸に沿って走ってきましたが、長命寺の付近では内陸を通るルートが指示されています。ここで久々のコンビニ、ありがたい。


能登川の水車モニュメントを見つつ


愛知川を越えて彦根市に入ります。


ビワイチのルートはこんな感じでかなり親切にペイントと看板で示されています。
なるべく湖岸に沿って走りたいものの、住宅街を通る区間でハイスピードなロードバイクだと危ないんじゃないかなぁという区間では幹線道路沿いに上級コースを分岐させるなど配慮もされています。
私は基本的に低速コースを辿って進んでいくことにします。


夕暮れの琵琶湖、いい感じです。

そろそろ日が暮れてしまいます。そろそろライトを付けましょうか(ポチー)


…あれ?つかないですね。



前回の初KUROADの際、ネガキャンは良くないなと思って記事中では明言していなかったのですがライトがぶっ壊れていてぶらんぶらんしていたんですよね。日中走行だったのであの時は良かったのですが。
そのため、ライトがちゃんと存在しているかの確認だけしてきたつもりだったのですが。


まさか、電線がブッチしているとは。まじですか。

長距離ライドの際にはだいたい自前の外付けライトを持参しているのですが、今回のKUROADは電池がとても長持ちなのでええやろと置いてきてしまいました。過信しすぎた…!


無灯火で走るわけにはいかない、どうしようと思いましたがモバイルバッテリーのライト機能を活用。こういう時にはかなり大助かりです。
最近買ったANKERのソーラーがついているモバイルバッテリーなのですが、ストラップの紐の長さが絶妙でいい漢字に固定できて良かったです。あと明るさも申し分ないです。


ただ固定が充電ケーブルというのはあんまりなので、彦根のカインズで結束ベルトを購入。ついでに家に手袋を忘れたので手袋も。
今ってスマホ対応の手袋が100円で買える時代なんですね、すげぇや。


根元で固定する形なのでかなり不安定ではありますが仕方がありません。たまに調整しつつこれで行くことにしました。


19:09 豊公園・長浜城歴史博物館
まだ19時ということで先に進むことはできる時間なのですが、長浜を出ると宿が全然ないエリアになってしまうので今日はここまでにしました。


滋賀県といえば、ちゃんぽん亭へ。滋賀に住んでいた頃はよく通いました。
ちゃんぽん屋さんなのですが私の押しは豚そば。ちょっと太めのちゃんぽん緬なのがいいんですよ。
餃子は浜松餃子リスペクトなのかもやしが添えられているのが良かったです。

まあ、ちゃんぽん亭が食べたいだけならイオンモール徳島にもあるのですが(ほんと助かっています)
せっかくなので滋賀県らしいものをと思いちゃんぽん亭にしました。

結構疲れたのでホテルを確保しようと思ったものの長浜では空きが無く、快活CLUBに泊まることになりました。
個室があれば満足なのですが普通に上が開いているフルフラット。うーん。
滋賀県の店舗で唯一シャワー設備がある店舗なのは良かったのですがタオルの備え付けが無いところでちょっとしょんぼりしたりしました。

翌朝、5:20に長浜を出発


6:27 高月付近でようやく日が昇ってきました。

この日の朝ごはんは、ビワイチの経路から少し外れるものの北陸自動車道賤ケ岳SAで取ることにしました。
こういう田舎っぽい山間部で時間を気にせず美味しいご飯を食べるときに、高速道路のSAのぷらっとパークはとても助かります。
旧五街道サイクリングの時には新名神土山SA、中央道屏風山PAを使いましたが満足感が高かったので今回もぷらっとパークへ。

と、その前に賤ケ岳SA目の前の北陸本線を撮影。


7:17 長浜発敦賀行127M


7:25 敦賀発長浜行124M
朝夕の時間だけに見られる521系使用の列車がやってきました。


7:38 賤ケ岳SA


高速道路のSA食堂ってガッツリスタミナメニューが多めな気がしますが、ここでは面白いものを見つけました。
「峠のとろろ定食」を注文。シンプルながら絶対うまいやつです。
今回はビワイチの旅ですが、越前国へ向け北国街道を辿る旅気分になってきました。とろろ汁はいいぞ。


この先で賤ケ岳をトンネルで抜けていく区間では旧道がビワイチのルートに指定されています。
Googleマップで見る感じよさげなトンネルが確認できます。


ただ、冬季は通行止めになっていました。実際12月末にはドカ雪が襲っていたので早めの通行止めは正解だと思います。
というか、実行するタイミングをちょっとでも遅くしていたら雪にやられていたと考えると滑り込みでいい時期に行けてよかった気がします。


迂回路の国道303号線の賤ケ岳トンネルのほうもちゃんと歩道が整備されていて安心しました。




国道303号線は賤ケ岳トンネルの次に藤ヶ崎トンネルで塩津へ向けて突っ切っていきますがビワイチのルートは湖岸に沿って進みます。


同じ琵琶湖でも北部に来るとかなり透明度が高く綺麗でした。


塩津の市街地に出ました。奥にはめちゃくちゃ高いところを鉄建公団らしさ全開で越えていく湖西線が見えます。
敦賀に近いことが関係しているのかHapag-LloydやPanStarの海上コンテナを積んだトレーラーがたくさん行き交っていました。


国道303号線岩熊第二トンネルを通って永原へ。
冬のうちにということなのか、2本あるトンネルのうち1本を閉鎖し片側交互通行で補修工事をしていました。
守山~近江八幡あたりでも自転車レーン拡幅工事がされている箇所があったり、この時期は工事ラッシュなのかもしれません。
基本的に孤独なサイクリングにおいて、お気をつけてと声をかけてもらえるのは結構励みになります。
同業者の少ない旧五街道サイクリングと比べて競技人口の多いビワイチならではってところもあるのかもしれません。


この先で、ビワイチの経路から外れるもののどうしても寄りたかった場所へ寄り道。
基本的に琵琶湖の湖岸に沿ってルートが定められているもののここの半島だけは完全スルーされています。
画像中の赤点線の部分が一方通行で、ビワイチの向きと逆向きになることと冬季通行止めになるのも理由なのかなぁと思いますが…
そんなわけでめちゃくちゃ不便なこの半島。この先端には菅浦という集落があります。


琵琶湖を見ながら菅浦へ






10:29 菅浦の湖岸集落
やってきました。山が迫る中湖岸にへばりつくように存在している菅浦集落。
国道が整備されたのが1966年とかなり遅く、それまでは文字通りの陸の孤島で船でしかアクセスが出来ない集落であったため伝統をとどめる集落の景観が評価され、国の重要文化的景観に選定された場所になっています。


東の四足門というのが残されています。集落の端を示す意味があったみたいです。




あと、鳥さんがたくさんいます🦆🦆🦆


また、菅浦集落の中で目を引く存在がこちら。一般家庭の敷地内に立っている小さな子屋なのですが。




このように、同じ形のものがたくさんあります。
入口には「第○作業場」と書かれたこちらは滋賀県の誇る大企業ヤンマーに部品を卸す「ヤンマー菅浦農村家庭工業」の工場になっています。家庭工場っていうネーミングがよきです。
各家庭に作業場を設けてエンジン部品を製造するというある意味時代の先端を行く働き方を1960年代からしていたというのは凄いことです。
今でも家庭工場は操業しているようで、帰り道には菅浦集落へ向かうヤンマーの大型トラックとすれ違ったりしました。


春には桜の名所として混雑する海津大崎のあたりは小規模なトンネルが連続します。交通量が少なく走りやすかったです。




ウキキ🐒もいました。




あまりに堂々としているため置物かと思った鳥さん🦢




湖北のあたりもちゃんとサイクリングロードとして整備されていてとても走りやすかったです。
12:46 久々の大きな都市、近江今津のマックで軽く昼食。疲れました。


14:40 白髭神社
透明度の高い湖と赤鳥居がとてもいい感じです。


ビワイチとして案内される経路は湖岸を走るのですが、ここは多くの車が爆速で行き交う湖西道路。怖い…
実際この白髭人社周辺では交通死亡事故が多発しています。
湖岸側に映えスポットがあるのに湖西道路に横断歩道すらなく、北側はカーブしているとかいう最悪な環境になっています。
また、白髭神社に入る車への追突事故も多発。どうにかならんのか…


ビワイチサイクリングマップでも、ここの区間は危ないからよほどの自信がある人以外は山側の舗装を行くべしと案内されています。
路上のルート案内がかなり親切でマップがなくても余裕だと思いますが、このサイクリングマップはかなり充実しているので是非貰っていくといいと思います。私は道の駅草津でゲットしました。


北小松駅の目の前には新しい高架橋が、湖西バイパスの延伸部分だと思いますがやっぱり立派ですね。




このあたりで湖の対岸におにぎり形の三上山を確認。近江富士と言われるくらいに特徴的な三上山はかなり分かりやすい目地須利になります。
野洲の市街地が目視できる範囲内に近づいてきていることで終わりが近づいてきていることを確認。


16:15 道の駅びわ湖大橋米プラザ
これにて琵琶湖の北湖を制覇。大変でした。
あと、どうでもいいですが「道の駅 びわ湖大橋 米プラザ」って575なんですね。

大津京のあたりではビワイチのルートは傾斜地を進み山沿いを進むルートが指定されています。
平坦にまっすぐ行かせろと思いこの区間だけ上級コースを選択しましたが、県道558号線高島大津線って歩道が無いのに交通量が多いんですね。
それ故に山沿いのルートになっているんだなぁと感じながら夜の道を進んでいきました。


18:04 びわ湖大津プリンスホテルに戻ってきました。
イルミネーションと噴水がゴールを祝ってくれている感じがしました。


雨がぱらついてきたので今日は京都で宿泊することにしました。
N電と並ぶKUROAD君概念。



最終日。返却回送。


京都市中心部の駐輪場って怖いですね。300円ってだけでも高いのによく見たら12時間300円。
そんなことは知らず24時間だと思っていたので小雨が止むのを待ちつつ暢気に遅くまでごろごろしておりまして、12時間20分のご利用。

たった1晩なのに、600円も持っていかれた…ウッソだろ…






14:45 湊町リバープレイスに返却完了
行きとほぼ同じルートで返却回送。徳島へ向かう南海フェリーに接続する特急サザンは本数が少ないので間に合わせたいなぁと思っていたのですが結局間に合いませんでした。
乗りたかったサザンは14:50なんば発。まだ発車していませんがJRなんばの近くにいるのに5分後に南海なんばを出る列車に乗るというのは無理です。JRなんばはなんばではないので。
しょうがないので日本橋を散策してから帰りました。


アバウトな距離しかわかりませんが、多分300~320kmくらいは漕いだんだと思います。
これだけの距離でも漕げてしまうのがKUROADさん。流石でした。ハンドル部分が平たく長いこと走行していても安定感があるのが良かったと思いました。
残念ポイントはライトくらいですかね。2戦2敗はやばいんですよ…頼みます。



おしらせ






シェアサイクル紀行2021が出ます。
今回の紀行では、HELLOCYCLINGの枠にとらわれないライドが多数収録されております。
各社のサービスの違いを知れるシェアサイクル駅伝をはじめ、今回も充実した内容になっています。

編集は全てらるりんたすの方々にお任せしていて私はただ記事を放り投げただけなので圧倒的感謝するしかできないのですが、今回も呼んでいただくことが出来ました。
甲州街道ライドの模様を収録していただきました。ブログと全く同じにならないように、写真ベースの媒体と違って文章ベースで短くわかりやすく読めるようにしたつもりなのでこちらも是非お手に取っていただけると嬉しいです。

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甲州街道サイクリング その3(八王子→日本橋)

2021-12-21 16:15:00 | 旧五街道サイクリング
書くのが遅すぎるサイクリング記事。漕いだのは11/9のことなので…何日経ってるんですか…
いい加減サクッと書き進めてしまおうかと思います。


前回記事で八王子まで到着。あとは日本橋まで関東平野をダーッと漕ぐだけです。50kmもないですし峠もないので余裕の最終日になりそう。



…と思っていたのですが、朝起きたら大雨でした。


雨上がりを待ってみようかと思ったのですが、一向に雨が上がりそうにないので若干弱まったタイミングの10:20に諦めて出発。
今回の日程では雨は降らないだろうとレインコートを家に置いてきました。学習能力が無いので買ったレインコートが家に増えていきます。


昨日返却した八王子駅のポートを覗いてみると、昨日連れてきた安曇野のリアルストリームが居ました。
その手前には珍しそうな黒色の自転車が、と思ったら駐輪枠を間違った一般人の自転車でした。
ここのすぐ裏側にハローワークの駐輪場があるので間違えても仕方ない気はします。


10:37 八王子駅を出発。


線路を渡り、甲州街道に沿って日本橋を目指します。


ちょうどこの日は「八王子市守大鳥神社の酉の市」の日だったらしく、歩道上には屋台の出店が多数出展していました。


11:08 日野宿本陣


11:23 多摩都市モノレール甲州街道駅
五街道の中で唯一街道名がそのまま駅名になっているという点で貴重な場所かもしれません。
初乗り110円というのは日本最安だったはず、記念にきっぷを購入してきました。


モノレールの写真は雨のせいでガビガビ。仕方なし。


分倍河原駅の北側で京王線と交差。


12:10 府中宿
解説版には「番場宿」と書かれていますが、これは府中宿の中の地名っていう認識でいいかと思います。
番場宿というと米原の近く、中山道摺針峠手前のアレが浮かびます。


そんなことを思っていたら近江鉄道がやってきました。やっぱりさっきの場所は滋賀の番場宿でここは鳥居本かななんて言うことはなくこちらは西武多摩川線。白糸台駅の近くで撮影。
近江鉄道120周年を記念した塗装がちょうど見られてよかったです。


雨が、強いです…


旧甲州街道下石原宿を感じながら、雨の中無心で自転車を漕いでいきます。


12:56 お腹も減ったので一旦休憩。キテラタウン調布のフードコートへ。


実は食べたことがなかったバーガーキングへ。美味しかったです。


14:05 もうすぐ都心だという場所までやってきました。代田橋駅の近く。


結構強い雨だったので道路も冠水している箇所がありました。
ただ、14時を過ぎたあたりで雨がやんでくれて助かりました。


甲州街道の笹塚交差点方北へ4kmほど寄り道してやって来たのはこちら。寄り道にしては長い距離走ってきてしまいました。
ドコモバイクシェアかなと思うほど()乱雑に自転車が置かれているこのステーションは「中野サンプラザ」ステーション。


ここはHELLOCYCLING始まりの地。せっかくなら拝んでおきたいと思い立ち寄ったのでした。
ここで返却しておこうかなと思いましたが、満車のため返却NGでした。
よく見てみると乱雑に置かれている自転車の数と空きラックの数が一致しています。あちゃー。
記念撮影出来ただけ良いとしましょう。中野サンプラザで返却できないのならば、もうこの子を日本橋まで連れて行けということですね。


止められている自転車を見ると、関東エリアでは珍しいミニベロタイプの車両を発見。


都庁が見えてきました。東京が近づいてきました。
甲州街道は宿場の間隔がかなり短く、特に府中宿~上高井戸宿の間にあった上石原-下石原-上布田-下布田-国領は布田五宿とまとめられる程規模が小さく間隔が短かったそうです。
2つの宿場が月の半分ずつ営業を行う合宿(上高井戸宿-下高井戸宿など)という形態は他の街道でも見られます。数の多さだと甲州街道が圧倒的だとは思いますが。
そんな合宿の極みと言えるのが布田五宿。5つの宿場が力を合わせて6日づつ営業していたみたいです。なんだそれ…

それに対し、江戸の入口だけはやたらと宿場の間隔があいているのが甲州街道の悩みでした。
日本橋を出て1つ目の宿場は、東海道が品川、中山道が板橋、日光街道・奥州街道が千住とだいたい8kmなのに対し甲州街道の下高井戸宿は16kmほど離れています。


これは不便だということで新たに内藤家の敷地内に設置されたのが内藤新宿。今の新宿という地名の由来がこれです。


自転車専用レーン(駐車場・荷捌き場)
どうにかならないんですかねこういうの…自動車が入ってこられないように縁石で仕切っておいて欲しいところですが。


甲州街道は半蔵門にぶつかります。参勤交代の際は甲州街道方面の出入り口として活躍していたのでしょうか。






皇居の南側をぐるっと回り、桜田門を経て日本橋へ向かいます。


16:03 東京駅




16:12 日本橋にてゴール。
最終日は平坦なコースだし余裕余裕と思っていたら大雨にやられて結構苦戦しました。気づけばもう夕方ですよ。

日本橋からすぐ近くの日本橋兜町のステーションは既になくなってしまったので、どうしようかと思っていたところいい情報を頂きました。
伊豆諸島へ向かう航路が出る竹芝桟橋のすぐ近くが目的地。




16:47 ソフトバンク本社前(OpenStreet本社)ステーションにて返却完了。




HELLOCYCLINGを運営するOpenStreetの本社お膝元に安曇野のリアルストリームで殴り込みに来ました。
長野県地域発元気づくり支援金活用事業の文字がかなりの威圧感を放っています。

まさか、長野県地域発東京都心部着になろうとは…思っていなかったでしょうね。


今回のサイクリングで五街道のうち4つを制覇。
中山道と比べると距離は短いものの関東平野を走る区間は中山道のほうが長いのが分かります。
両方漕いで思いましたが、中山道も甲州街道も峠区間は同じくらいきつかった気がします。


旧五街道制覇の全体図がこちら。壮観です。


この日の晩御飯は東京駅で食べることにしました。
どうしようかなぁと歩きまわっていましたが、いいお店を見つけました。崎陽軒シウマイBAR。
BARという名前ですがお酒を頼まなくても楽しめるお店。お酒のおつまみ的な感じで用意されているシウマイのセットにライスを足して晩ごはんにいかがですかとおすすめされていたのでそうすることにしました。
シウマイ五種の食べ比べセット、シウマイ弁当についてくるなんか美味いタケノコも食べられます。美味しかったです。

〈おまけ〉


安曇野のシェアサイクル 利用好調 | 地域の話題 | 株式会社市民タイムス

今回の移動が、安曇野地域の地域紙に取り上げられていたみたいです。びっくり。



おわり


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甲州街道サイクリング その2(石和温泉→八王子)

2021-12-13 16:50:00 | 旧五街道サイクリング
甲州街道を漕ぐサイクリング企画、石和温泉でごゆるりした後の峠に挑むパートになります。
記事を書くのが遅すぎて漕いでからだいぶ日が経ってしまっています、嗚呼…

早く起きるのはしんどいなぁと思っていたのですが、4:50頃に目が覚めてしまい朝風呂でさっぱりしてから5:45頃に出発。


明るくなり始めのこの時間、まだ寒い中峠に向かって進んでいきます。


石和宿を出て1つ目の宿、栗原宿のあたりから上り坂が始まってきます。
栗原宿の旧甲州街道沿いを走っていると面白いものを見つけました。大戸屋のマークですね。
かの有名な大戸屋の創業者のご出身がここなんですか、こういうのは実際に通ってみないとわからないですよね。


次は勝沼宿、道路看板で宿場の紹介がされているのはいいなぁと思いました。
中央東線は塩山を経由し大回りしながら標高を上げていく関係で勝沼宿からは少し離れたところに駅が設けられています。


勝沼を出ると急激に峠モードに突入します。交通量は多めですが歩道が整備されているのが助かります。
時刻は朝7時ごろ、峠を越えた通勤が如何ほどかはわかりませんがそこそこ交通量があったように感じました。


中央本線の線路が近づいてきて鶴瀬宿の関所跡の近く、線路には近いもののこっち側には線路はありません。
なぜ住宅の目の前に真新しい信号機と特殊発光信号機が…消灯していることからも現役線路に対するものではないことが分かるかと思います。
そしてこの位置に「よそ見注意」の看板。そりゃよそ見しますわと言う気がしました。

甲斐大和駅に至る手前で旧甲州街道は国道20号線から逸れ、山梨県道212号線日影笹子線として分かれます。
この先国道20号線は2,953mの新笹子トンネルで越えていきます。長いトンネルですし自転車歩行者での通行は想定されていません。


そんな甲斐大和駅のあたりの地図を見ているとおかしなものを見つけました。クロソイド曲線記念碑…?
記念碑が建っているということは日本初なのかと思ったのですがそうでもないようで。
クロソイド曲線っていうのはあれですね、鉄道でいう所の緩和曲線に当たるもので急激なハンドル操作を緩和して徐々に曲線半径を拡大させることでショックを与えないようにするもののことですね。古くからこういう配慮が取り入れられた道路ということでこの区間の国道20号線が重要な路線であったことが分かる気がします。


国道20号線から分かれてすぐのところに駒飼宿があります。
関所が設けられていた鶴瀬宿からの距離は18町(約1900m)とかなり近く、ここも2つの宿場が半分づつ営業する合宿形式を取っていた宿場でした。
この先にはかの有名な笹子峠が控えます。他の街道にもみられる峠の手前の基地としての意味合いの宿場として設置されたのかなぁと思います。


自動車の交通は国道20号線新笹子トンネルが担っているため旧道を通る車はほぼ存在しません。その点かなり走りやすいサイクリングロードでした。
山の中をつづら折りに越えていく感じがいかにも古くからの峠越えという感じです。漕ぐのはかなり大変ですが。
峠道はしんどいのでアシストを活用してみたり、急な坂道は押して進んだりしながら進みました。
自転車を押して進むにしても、通常の自転車PASナチュラよりも押すときの負担は少ない気がしました。


体力が必要な峠道では大塚製薬に生かされていることを実感できます。徳島県が誇る大塚製薬、圧倒的感謝です。




笹子峠の頂上が近づいて来た頃、あたりが霧が買ってきました。ミスト状の雨が舞ってきてしまいました。
今回から導入したワークマンのZATドライバッグは優秀で、雨はへっちゃらです。
ただ、純粋に体が冷えるので峠道がこの先続くのに雨模様というのは…




8:56 笹子隧道に到着。
古くからのトンネルであることからかトンネル内壁が補強されているようで入口の形状が不思議なことになっています。
宇津ノ谷峠ほど古くはありませんが、和田峠と同じくらい古い1930年代のトンネル。旧街道が昔から大切だったことが分かる構造物です。


大月市側のトンネルポータルはレンガの色が残った感じでいい雰囲気でした。


笹子峠の下り坂の途中で、矢立の杉とやらを発見。
甲州街道笹子峠の有名なスポットらしく、古くから武将が戦勝祈願のために矢を当てたことからこの名がついているみたいです。
雨が舞っていてめんどくさかったので入口だけの撮影でしたが、折角ならちょっと歩いてみておけばよかったかもしれません。


9:16 笹子峠を下りきり国道20号線に復帰。
笹子峠を越えればしばらくは気楽に走行できます。ここで軽快に飛ばしてあとの負担を軽くしておきます。


笹子駅を通り過ぎ東京方面へ進みます。
山のほうに霧がかかっているのが分かると思いますが、下山してこのあたりまで来ると雨も止んでくれました。




10:25 笹子から自転車を飛ばして大月駅の手前に到着。
笹子峠に向かう列車、この区間は掘割状になっていていい感じに列車が観察できます。


東京方面へ向かう列車はかなりいい感じです。

せっかくなので休憩がてらここで特急を狙っていくことに。


10:53 特急あずさ16号
結構待って狙った割に、廣嶋流なパッチワークが目立つ編成がやってきました。


大月の近くで京王線の電車を目撃。気づかないうちに全ての峠ゾーンを制覇して高尾に着いたのか…?

そんなわけはありませんでした。富士急行のリバイバル塗装ですね。この車両は見たかったので嬉しかったです。


ちょっとした寄り道のつもりが結構上り坂で苦労しました…ようやく見えてきました。




自転車で大月まで来ておいてあの場所をスルーする訳にはいきません。山を登る形で4kmほど寄り道して山梨県立リニア見学センターにやってきました。
大月駅からも、最寄りの田野倉駅からも微妙な距離なので自転車で来るのが一番楽な気がします。


この日は幸運なことに走行試験が実施されている日だったので500km/hで試験走行するL0系900番台の姿を見学できました。
よく見る写真は手前の「わくわくやまなし館」からの構図かと思いますが「ドキドキリニア館」からも綺麗に観察できます。


リニア見学センターでは館内放送とモニターで走行位置や接近情報を知らせてくれるのですが、それでもリニアの通過はとても速くきれいに撮影するのは大変困難でした。
1本目でビシッと決められたのは良かったです。 モニタに表示される「列車速度 504km/h」が痺れます。


すぐに笛吹市側で折り返し、やってきたのは反対側の顔、改良型のL0系950番台。
こちらは早すぎてノーズ先端が切れてしまいました…


先程の900番台よりも営業運転を意識した構造になっていて、前方監視用カメラを上に配置したことと誘導集電機構を搭載していることが特徴です。
今までのリニア車両は推進力と別の車内サービス電源を内部で賄っていて、ガスタービンエンジンの発電機を搭載していました。
そのため、先の900番台はまるで気動車かと思うほど黒い汚れがまとわりついています。


ところで、リニア見学センターのメイン展示物であるこの車両について触れていませんでした。




こちらはMLX01-2という形式。山梨実験線での実験開始に合わせて導入された編成の先頭車両です。


愛・地球博で展示されたのちリニア鉄道館に保存されているMLX01-1(↑)が有名ですが、ちょうどこれの反対側の顔に当たります。
新幹線の試験車両でも多くが両端で形状を変えてそれぞれの比較をしているのですが、MLX01は1が尖った感じで2が丸っこい感じになっています。
同じくリニア鉄道館に保存されている新幹線試験車両300Xも尖ったやつと丸っこいやつで比較実験されていました。

リニアの走行試験はこの後も続くようで、またすぐに折り返して笛吹市と上野原市を反復横跳びしています。
正直もっと長く居たいところなのですが、まだまだこの先も峠が控えているので約30分で退散することとなりました。

大月から甲州街道に復帰、山梨県リニア見学センターで時間を使ってしまったのでなるべく巻きで行かなければなりません。



…と意気込んで早速ではありますが、すごく良さ味が溢れている中央東線の撮影地を見つけてしまいました。




13:08 第五甲州街道踏切にて 紅葉を背景に背景に進むE353系を撮影。

甲州街道を忠実に辿りながら進んでいただけなのに唐突に見たことのある画が現れてびっくりしました。歩行者自転車専用ではあるものの踏切が廃止されていないっていうのはこれでも旧甲州街道であるんだなと感じられていいものです。中山道もそうでしたが旧街道の踏切は起点側から通し番号で振られる傾向があるようです。それにしてもいいロケーションでした。


続いて211系の普通列車。これもかっこいい。
反対の東京方もいい感じなので狙いたいところですが時間が押しているのでここまでにしておきます。




日本三大奇矯の1つに掲げられている猿橋。橋桁を設けることなく、両側の崖に木を差し込んで架橋する刎橋(はねばし)という技術で架けられていることで有名です。
現在の猿橋は完全な木製で保存されている訳ではなく、鋼製の部材に木材を貼り付けることで再現されているみたいです。
刎木に設けられている瓦の装飾も見所です。


この先、国道20号線と中央東線は桂川(相模川)が削った崖のような狭い場所を進んでいきます。川沿いを行ったほうが高低差が無いものの落ちたら死ぬような道しかなく大変という場合、旧街道は山を分け入っていくことが結構よくあります。
現代の感覚であれば山に登らされるほうが難所ですが、舗装もされていない未整備の頃は崖のほうが難所と呼ばれがちでした。
中山道木曽の桟(かけはし)なんかも同じ感じですね。


川を離れた旧甲州街道はどこへ向かうのかというと、犬目峠を越えて野田尻方面へ抜けます。


結構しんどい犬目峠。先程笹子峠を越えたときに頂上付近で甘酒茶屋跡の石碑を見たので、次の犬目峠の休憩のためにと予め大月市街地の自販機で購入しておきました。
やっぱり峠道のお供には甘酒ですね。あとレッドブル(急に現代)


14:27 峠を越えて犬目宿に到着。

野田尻という地名だとピンと来ないかもしれません。中央自動車道談合坂SAのすぐ近くといえば分かりやすいでしょうか。談合坂SA内に野田尻バスストップが併設されているくらいには同じ場所と言えます。
談合坂という名前はよくよく考えると不思議な名前です。談合というのはあんまり良くないイメージがある気がします。
由来は諸説ある気がします。
古くは話し合いという意味だけで、現在使われるようなイメージはなかったというのは確かみたいです。


野田尻宿と談合坂SAはかなり近接しているものの旧甲州街道のほうが1段高い場所にあるため、談合坂SA上り設備やスマートICを上から見渡すこともできました。
宿場町に近いのは下り線設備で野田尻バスストップもこちら側に設けられています。


野田尻宿を過ぎて少し進むと旧甲州街道は中央自動車道を跨ぎ越します。事前に何も下調べしていなかったのですが、ここって有名な高速道路の廃止区間じゃないですか。
YouTubeなどで存在は知っていましたが、旧甲州街道から眺められる場所だったとは気が付きませんでした。


このうち元上り線の2車線分は一般道として開放されています。上の画像の左側部分ですね。
中央自動車道は高速道路の中でもかなり初期に開通した路線であるため、今の基準では急なカーブがありこの区間は事故が多発したため緩やかなカーブに付け替えられました。
東名高速道路の今須カーブも似たような歴史の区間ですね。あちらは旧東海道がすぐ近くにあるもののここまで綺麗に廃止区間を眺めることはできません。
元高速道路の区間を自転車で走るのも考えましたが大人しく旧甲州街道を進むことにしました。


中央自動車道は上野原の市街地の高いところを橋で悠々越えていきますが、旧甲州街道は川が作った谷に沿って一旦降りてから登らなければなりません(ヒイヒイ言いながら漕いでいたので写真撮ってませんでした…)
高低差をガン無視で進む高速道路に対して地形に素直な国道20号線、これが結構堪えます。でかい橋で平坦に越えていきたいなぁ…


15:42 相模湖のほとり、セブンイレブン神奈川藤野町店で糖分補給の休憩。
旧街道の休憩に甘いものが欲しくなるというのは今も昔も変わりません。


アシスト残量を確認すると残り12kmまで減ってしまいました。この先に控える最後の難関、大垂水峠の頂上までは約10km。登坂時は平坦区間より減りが早いはずなのでかなりギリギリです。
相模湖を過ぎた後、中央自動車道と中央東線は長いトンネルで小仏峠を越えていきます。旧甲州街道も小仏峠を越えていくのですが、この区間は徒歩でしか進めないハイキングコース。自転車で進む場合には国道20号線大垂水峠を越えていくことになります。

ところで、


この先の峠方面の雲がかなり怪しいのですが大丈夫ですかね。
ウェザーニュースの雨雲レーダーを見る感じは降らないと思うのですが不安すぎます。


相模ダム、相模湖方面を見つつ最後の峠である大垂水峠へ。


津久井方面との分岐点にはいい感じの雰囲気の名糖牛乳が。
奥の看板に見える「津久井やまゆり園」は…悪い意味で有名になってしまった悲しい場所ですね。南無。


大垂水峠はそこそこ交通量があるのに歩道が中途半端にしか整備されておらず結構苦戦しました。細切れの歩道は意味があるのかよくわかりません。
路肩も広いわけではないのに大型ダンプも頻繁に通る国道20号線。もう少しいい感じにしてほしいものです。




歩道はあっても草木の生い茂っております。なんですかこれは舐めていらっしゃいますね。
甲州街道を辿ることに拘らないのならば、相模川に沿って津久井湖を経由し橋本に抜けたほうが楽なのかもしれません。
電池残量も僅かになってきたので結構な区間で自転車を押して進むことになりました。
自転車では進めない小仏峠と比べるとあれですが、違ったベクトルの大変さがありました。


17:07 大垂水峠を制覇
すっかり日が暮れてしまいました。峠を越えてようやく武蔵国、この先は広大な関東平野が広がっているのでかなり気持ちが楽です。大垂水峠を越えた時点で勝ったようなもんです。


ただ、交通量がある道なのでとにかく安全第一で峠を下っていくことにしました。


快調に坂を下り高尾山口へ。本物の京王線がおる…!
ここからはHELLOCYCLINGステーションが豊富なエリアでいつでも気軽に車両交換が可能です。
寝てる間も利用中扱いでどんどん課金されていってしまうシステムなので結構ありがたかったりします。


17:52 インプラントきぬた歯科で有名(?)な西八王子駅に到着。


HELLOCYCLING西八王子駅南口ステーションで一旦ピットインし返却。


ここで、ハルヒ自転車を拉致したり色々やばい人、ばか者氏(@aul_52I)と初のエンカウントすることとなりました。
元々伊豆のあたりに投入されたのちに散り散りになっていったリアルストリームのうち、都内に転がっていたオレンジ色のを捕まえて襲撃しに来ていただきました。ありがとうございました。


いやなんですかこれは。HELLOCYCLINGステーションで繰り広げられる光景ではないですよ…
伊豆仕様と安曇野仕様のリアルストリームが八王子で並ぶという謎な感じが凄くよかったです。
こうして並べてみると結構差があって、どちらも別のアプローチながらシェアサイクルをアピールしているのがいい感じです。

その後、泊まる場所の関係で八王子駅まで1駅移動。
せっかくなので双方のリアルストリームを交換して借り直していくことにしました。電池がほぼ無いのに安曇野の利用履歴欲しさに乗っていたあの人は本物なんだよなぁ。
このあたりは八王子駅に向かって緩やかな下り坂なので正直アシストは無くても快適に進める区間だったかなぁとは思いますが。

そんなわけで八王子に手この日の移動は終了。ばか者氏エンカありがとうございました。



記事を書くスピードが遅すぎる気がするので気合で次回完結編を書いてやろうと思います。
つづく。


〈おまけ〉

東京に住んでいない人なので、日高屋に一度行ってみたいなと思いまして。
運動のあと効果もあるかもですが、とても美味しかったです。


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コメント (2)
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