motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

旅の行先を決めるには…

2019-03-26 11:23:40 | 日記
普段なかなか話題にすることがないので、私が旅行をするにあたっての行先の決め方とか旅程の練り方などをかいてみようかなと思います。


まず、休日がいくつ与えられているかが大事になってきます。
当たり前ですがお仕事のある日に旅行はできません。


私の場合は土日休みで固定というわけではないので、運転日が土日のみの観光列車がお目当ての場合は先に申請をして臨まねばならないわけです。
逆に言えば、特にお目当てがなければ希望を出すことなく勤務が出てから考えるといったことが多い気がします。


それでは、昨年2月に行った草津旅行を例に、どうやって旅程を練りねりしているのかをちょっと語っていこうかと思います。(需要あんのか…?)

最初はどうしようもない思い付きです。
「草津に住んでるんだし草津温泉行ってみたい!」


では京都から東京で乗り換えて高崎まで往復の新幹線を用意しよう、とはなりません。
行き帰りが全く同じというのは面白くないですよね…?分かれ。
このため、行きは北陸新幹線、帰りは東海道新幹線を使うルートとしました。


目的地への到着時間を考慮し、空き時間で今まで乗ったことない路線に乗れないかを模索します。
この時は北陸鉄道浅野川線と吾妻線がちょうど沿線でよさげだったので乗りましたね。


なんだかんだ調べていると、途中の飯山から長野の間で観光列車おいこっとに乗れることが判明。
調べるほどに寄り道が増えていくのがよろしくないですよね…w




東京から新幹線で帰ればいいかなぁと考えていましたが、身延線に乗ったことがなかったので強引に身延線まわりにルートを変更。
富士山を撮りたかったので西富士宮で降りよう、しかし西富士宮には特急が止まらない。
富士宮まで乗って1駅だけ戻ればいい気がしますが、折角なので1つ手前の内船で降りて散策してから普通電車に乗り換えていこうと決めました。

そんなわけで、草津に住んでるんだから草津温泉に行ってみたいという思い付きから
・北陸新幹線経由にしよう
・浅野川線とかもついでに乗ろう
・観光列車おいこっとにも乗ろう
・東京の北斗星の寝台使った宿に泊まろう
・Nikonミュージアムで羊羹を買おう
・身延線で富士山を撮ろう

こんな具合でどんどん目的が膨れ上がっていくわけですね。


さて、この計画で移動し一泊目の草津温泉にて。
当時放送中だった「ゆるキャン△」の舞台が丁度数日後に行く内船駅周辺であることを知り、Gyao!で1話目の無料配信を視聴します。



そして、はまります。コンニチワ!





その影響もあって、メスティンとニトスキを購入。アウトドア飯の味を知ってしまいます。

メスティンを買ってからというものの料理が楽しくなりまして。
コンビニ飯率が減って自炊しているのはいいことなのですが、炊飯器君が全く活躍しておらず、それは逆にどうなんだと思ったりもします。

ただ、今のところ家の中でしか使ったことがなく、本来の用途であるキャンプご飯をしたことがないんです。


そうなると今度はキャンプに行きたくなりますよね。自然な流れです。

今まで散々一人旅をしてきましたが、キャンプは行ったことがありません。
持っているものといえばメスティンとランタン程度…
大荷物抱えたくないですしテント借りられるところかバンガロータイプのところがいいなぁと考えながら場所探し。

あとは、安くてなにかしら魅力があるところがいいですよね。
鉄道好きの私としては乗ったことない路線の沿線などだと程よく鉄道要素を絡められるのでそういった感じのところを探します。

当然忘れちゃいけませんが温泉が近くにあるかどうかも大事です。当たり前だよなぁ?
そんなこんなで、キャンプ地はおんせん県大分県に決定しました。ここをキャンプ地とする!

行先が決まったので、行き方を決めなければなりません。
せっかく九州に行くのですからフェリーに泊まりたいところです。


大阪から別府まで結んでいるのがこちら、さんふらわあです。

お値段を調べてみると、最安の雑魚寝で¥12,310。寝台を取ると¥15,730…
ちょっと思ってたより高いっすねこれは…


比較のために大阪〜小倉の名門大洋フェリーのお値段を調べてみることに。
こちらは2往復体制で、夕方に出て早朝に着く1便目の方がお安く設定されています。
乗船の3時間前まで買えるインターネット割引の商品があり、最安の雑魚寝で¥3,980。

安すぎるんですよね、すごい

ただ、私はもう23歳のおじいちゃんなので寝台がいいなぁと思うわけですがそれでも¥5,440。

うそん、さんふらわあと比べちゃうとめっちゃ安くなりましたわ
(さんふらわあにも早得とか弾丸とかオトクな商品はあるのですが今回は条件に合いませんでした)
これなら小倉から別府の特急を合わせても安そうです。

次に調べなければいけないのはその特急のお値段ですよね。
小倉→別府ですが自由席で行っても片道¥3,710するんです。

さんふらわあよりトータルで安くなるのでまあこの方向で行きましょう、と脳内議会で決定が下されます。

いや、議論が足りない。ウドゥンゴソシンヤポスはどうだ?という脳内過激派議員が声を上げます。
京都・大阪・三宮から中津・別府・大分を結ぶ深夜バス「SORIN号」があります。
こちらは区間によらず均一で¥9,800。

やっぱり名門大洋フェリーが1番安くて快適そうな手段だなと分かったのでご予約〜

こんな感じでああでもないこうでもないと色々な交通手段を比較検討するのって旅程考える上で1番楽しい工程ですよね。



この特急はどうにか安くならんのか?
お、2枚きっぷ(指定席用)が¥5,960か
つまり片道¥2,980。これは安い!
ただピーク期は指定取る事に¥510追加なのか…
だとしても普通に買うより断然安いよなぁ
グリーン車も指定との差額払えば乗れるのか
ただ使うことは無いかなぁ…指定席で十分だし

えっと、名門大洋フェリー乗り継ぎの列車は…
小倉6:39のにちりん3号かー

お?こいつ787系の最高に豪華な編成使うやつか
ボックス席と、グリーン個室と、DXグリーン
おっ?これはただの指定席で移動しちゃ勿体ないのでは…?


とまあこんな具合でただいま迷っております。
いやここでグリーンにお金叩いたらさんふらわあ乗ってた方が安いやろとか思えてきちゃうものですが、こうなると金額より面白そうかどうかにかかってきますよね。

そんな感じで旅程をねりねりしつつあと3時間ほどしたら大阪へ向けて出発しようかなぁと思っております。


〈まとめ〉
草津に住んでるんだからと草津温泉に旅行に行った時に、ついでに乗った身延線でゆるキャン△にどハマり。自宅にいながらキャンプご飯の味をしめてしまう。しかしやっぱおそとごはんしたい!キャンプに行くしかねぇ!とフェリーでおんせん県へ向かうことにしたのである。




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ダイヤ改正2019 おおさか東線北部開業

2019-03-16 23:54:33 | 日記


本日は3/16、ダイヤ改正の日です。

ということで、おおさか東線の新規開業区間に乗ってきました。









本日より開業ということで見慣れない駅名が並びます。









新快速に乗っている限りは出会うことがなかった緑色の201系。



さておおさか東線に乗って南下しまーすと行きたいところですが…









今回のダイヤ改正でおおさか東線と同じく目玉の一つであるAシートを連結した新快速が運転されている時間帯であったためそちらを待ちます。

表示器でもAシートの書体が再現されているのがすごいなぁと感じました。





新快速野洲行がやってきました。

この列車の前から4両目にAシートが連結されているのですが、これもうわかんねぇな?





連結位置に行ってみるとこんな感じ、青色の帯を纏った姿に改造されています。

初日ということもあってデッキ部分には空席待ちの人がたくさん。





リクライニング対応の有料座席を装備する際に中間ドアを埋める改造がなされており、125形みたいなサイドビューをしています。

















さて、おおさか東線ですが…

記念式典の時間が近づいてきたのもあってどんどん混雑が激しくなっていきました。





おおさか東線の開業に合わせ、下り関西空港方面の特急列車の発着ホームは3番のりばとなっています。

この移動は休止ホーム使用再開に伴うのりば改番の際に先行してなされていましたが、やっぱり違和感が…

はるか号は新大阪11番のりばからって感覚が未だにありまして。









記念式典の会場横を抜ける久宝寺行。

記念列車としてヘッドマークを掲げた編成が充てられていました。









こちらはおおさか東線北部区間開業に伴い新大阪発着に切り替えられた直通快速。

今までは北新地経由尼崎へ向かっていましたが、そちらの経路は廃止となりました。





新大阪駅ではスマイコちゃんがお出迎えをしていました。かわいい。





ただ、背景になかなかマニアックな車両を持ってきますね…









新規開業区間に乗車します。

まずはなんとなく気になったのでJR野江で下車。





通過列車の案内があったので待ってみましたが、改装の207系でした。

直通快速の送り込みか何かでしょうか?





元貨物線を旅客化した路線という事情もあってやはり駅前広場はなく、急に道路っていう構造になっています。

周辺が既に宅地化されている状況で駅を新設しようとするとこうなることがやっぱり多いですよね。





新規開業区間をとりあえず全部乗るために鴫野へ。





おおさか東線自体は昔から城東貨物線として存在していたので、そこに新たにホームをつけ足した格好になります。

そのため、外側からホームを見てみると昔からあるコンクリ高架橋にホームが後付けされている様子が分かるかと思います。なかなか面白い。













再度新大阪方面の列車に乗車します。

初日のうちに各駅行ってみてもいいと思ったのですが、なんというか…



各駅じっくり見る時間もないし疲れるだけじゃないですか



おまけに風が冷たいし花粉は飛んでるしあんまりお外に出ていたくない。

非常に意識の低いマニアな気はしますが、とりあえず初日のうちに乗っておきたいとは思いましたが全駅降りるのは今度でもいいかなぁと。

折角なら改札出て駅舎撮ってとんぼ返りじゃなくて周辺を散歩する余裕が欲しい人なので。





ということでどこで降りるかという話なのですが、おなかが減ったのでJR淡路で下車することにしました。





ここは阪急淡路駅が徒歩圏内なので阪急の駅を中心とした商店街が発展している駅です。

腹が減っては戦はできぬ、ですからね。





ここの駅は昔から駅設置計画があったんでしょうか?

駅前には比較的広い用地が確保されていました。





お昼は前から気になっていたけど一度も行ったことなかった大阪王将にしてみました。

餃子定食を注文。餃子が2皿のダブルも選べるようですが1皿にしておきました。





いやぁ、おいしかったとスープを飲み干そうとしたところ「遅くなってすいません」とレバニラが。

ご飯はなくなっちゃったので単品で食べました。これもうまい。

値段的に最初の内容だけでも十分だと思っていたのでまだ来るかとは思っていませんでしたw



どうしても餃子の王将と比べがちですが、食レポ下手な私からしたらどっちもうまいと思いました。

ただ、今回の大阪王将で出てきたキムチが辛すぎず程よい味変になってくれてよかったなと思いました。



淡路は今までやっぱり阪急でしか来れない町って感じがあったので、新大阪からJRで来れるってのはでかいなと感じました。









さて、駅巡りは疲れるしはよ梅小路京都西だけ寄って帰ろうかと考えながら駅へ向かうと、こんな看板を発見。

おおさか東線開業記念ということで淡路の商店街でイベントをやっているみたいです。



お?機関車公開と書いてあるではないですか…!



淡路で機関車といえば、以前来たことがあります。

国鉄の生み出したマンモス機関車EH10が淡路に保存されているんですよね。

あれの車内公開をやっているだと…!行かねば!













やっぱり柵が迫っていて撮りづらいですが、おおさか東線開業記念ヘッドマークを掲げたマンモスがいました。









公開イベントは13:00からということですがついたのがちょうど5分前くらい。

並んで待っている間にも解説文が掲げられていてとてもよかったです。





名物?の「気かん車」表記…





大きな二枚窓の運転台の内側へ。









ダイヤは流石に当時に物ではないようで、奈良電車区佐保入出庫ダイヤのようでした。





この無数に並ぶ機器類、めっちゃかっこいいですよね。





運転台のこのギラリと輝くマスコン、惚れ惚れします。

綺麗に整備していただいて「EH10マンモス保存委員会」さんには感謝の限りです。

とてもいいものを見せていただきました。





お礼といってはあれですが、オリジナルグッズを購入させていただきました。









おおさか東線開業記念のこのデザイン、めっちゃかっこいい。

収益は機関車の修繕費に充てられるそうです。

今後も綺麗な姿で保存していただきたいのでこういった形ですが僅かながら貢献できたらいいなぁと思いました。

全国で活躍したものの保存されているのはこの1機のみという希少な存在ですし。



修繕費にしてもらう目的もですが、純粋にグッズのクオリティがとても高いんですよね。

このクリアファイルのデザインやばいですよ。

偶然降りた駅で偶然知った訳ですが、これはとてもよかったです。





その後駅へ戻り、再度新大阪へ。





おおさか東線の0キロポストは新大阪駅に設置されているんですね。知らなかった。













最後に、嵯峨野線に開業した新駅「梅小路京都西」駅へ。

京都鉄道博物館の最寄り駅であり、小さな子供やベビーカー利用の家族連れが多い事情が考慮されている

…のかは分かりませんが、嵯峨野線では初のホームドア設置駅となっています。









また、この駅特有かなと思ったのが子供用のトイレ。

イオンとかで見たことはありますが駅で見ることってあんまりないですよね。





改札を抜けると鉄道博物館が目の前に。





こちらが駅の看板。

どう見ても梅のマークが取り付けられそうな空白があるんですが、これはいつ着けるんでしょうか?









この駅の開業に合わせて、丹波口駅から梅小路貨物駅方面へ伸びていた山陰連絡線跡が遊歩道として一部整備されました。





意外と線路や標識類はそのまま残っているんですね。





遊歩道になった区間でも勾配標などが意図的に残されており面白いなぁと感じました。





この遊歩道から嵯峨野線を見ると、うまい具合に背後に東寺が入るのはびっくり。

高架の塀で床下は隠れてしまいますが、京都らしさを感じられる撮影地としてはよさげだと感じました。









梅小路京都西駅のホームですが、昔ながらの木製長椅子が設置されているのは流石だなと感じました。

京都鉄道博物館最寄り駅であることを意識してそうなこのこだわり、私はとても好きです。

清掃の手間とかを考えて実は木目調のシートが張られているとかかと思っていたのですが、本物の木を使っていたのが驚きでした。

絶対これこだわって作られてる品ですよね。すごいなぁ…





そんな感じで帰宅しました。





正直、ただ新しく変わったところを回るだけなら判で押したように他の方々と同じ記事になっちゃいますし…

記事にするほどでもない内容になっちゃうなぁと思っていましたが、予定外にマンモスの見学ができて変化球が投げられたのではないかなぁと思っています。





いやぁ、かっこいい。満足。







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ジオコムスのために鳥取へ(その2)

2019-03-10 19:27:10 | 超小型モビリティ







おはようございます、朝の三朝温泉の光景です。
温泉街の朝ってとてもいい雰囲気がありますよね。


ここの温泉は韓国のTVドラマ「アテナ」のロケ地となっているところだそうです。










三徳川にかかる橋、三朝橋。
三朝温泉の象徴的なこの橋ですが、有形文化財に指定されているそうです。


この橋の脇には、今となっては珍しい混浴の露天風呂があるんです。
仕切りはあるものの橋から普通に丸見えでWOW!な感じですよね。

なお、残念ながら奇数日の午前は清掃時間なので覗いたところで何も面白くありませんでした。


橋を渡った先にあるこちらが三朝温泉地区唯一のコンビニ。
素泊まり宿泊でなんも買わず来てしまった時などは心強い存在となりそう。


店の前には可愛らしい顔出しボードが。

バスの時間までまだ少しあるので歩いていくことにします。


組合員ってやばそうな感じがしますが、要するに地元住民の方専用の公衆浴場っぽいです。


こちらは旅館の下を潜れる通路がありました。なんだこの不思議なつくりは。


下を抜けると三徳川の綺麗なとこに出ました。朝のこういう景色やっぱいいっすね。




歩き続けて三朝温泉地区の外れまで来てしまいました。
まだバスまで時間はある。


三朝橋から1.5kmほど離れた岡山大学惑星物質研究所前のバス停まで来ました。
三朝温泉地区の入口みたいなとこまで来たので看板と合わせてバスがとれたのが個人的には大満足です。
先程のロケ地や倉吉駅バス停の案内などもそうですが、ここにもハングルの案内があるんですね。
海外からの旅行者にも親切でこういうのはいいなと感じました。




倉吉駅に着きました。ここからスーパーはくとに乗車。
三朝温泉最寄り駅から京都まで直通で行けちゃうってのはなかなかやばいですよね…
今回は目的を果たせてないのでまだ帰りませんが。


朝ごはんは倉吉駅ヨコプラザで調達してきました。
カレーメンチカツサンド、やはりカレー推しなんですね。


とびからスパイスみたいなのが付属していて、お好みでかけて食べてな〜という感じ。面白い。
途中から味の変化を楽しめて面白いなぁと感じました。美味しかった。


鳥取駅で乗り換え、さらに東へ進みます。
目的地が駅から遠いので鳥取駅からバスを使った方がいいのかもしれません。




桜並木が印象的な大岩駅まで乗車。きっと春は素晴らしいんでしょうね。




ここから目的地のジオコムスステーションまでは徒歩20分強かかります。
若干遠いかな?と思いますが迷う道ではないと思いますし片道だけなら苦にはならないと思います。


浦富海岸島めぐり遊覧船乗り場のすぐ隣の位置にあるので、近づいてくると遊覧船が止まっているのが見えてきます。


ジオコムスの看板が見えたらすぐそこ。




ちっちゃくてかわいいのがずらーっと並んでいます。

ここで書類の記入と操作方法、注意点の説明を受ける感じになります。
モデルコースを巡るプランは3時間レンタルで3000円。コースは3種類あります。

・ジオパーク絶景コース
・アニメの世界へようこそコース
・鳥取砂丘コース

このうちどれかを選ぶ感じになります。よくわからずアニメの世界って面白そうやん家と選んだ私。
なんのアニメかすら知らず決めちゃいましたが、このあたりってFree!の聖地が多いんですね。知らなかった。

結局途中からジオパーク絶景コースの方を辿ってみたいなのであんまりこうやって勝手なことするの紹介するとだめなのかもですが…w
鳥取県といえば砂丘というイメージが強いですが、鳥取砂丘コースは浦富海岸の絶景を経由できないみたいなので初回は上の2つにした方がいいんじゃないかなぁと思いました。

そう思うくらいに浦富海岸の絶景が素晴らしかったんですよ。



なお、ここで一つ触れておきたいことが…

「私、ペーパードライバーもうすぐ4年(1433日目)なんですよ」

ちょっと不安でしたが、最初に運転するのがこのちっちゃいのなら行けそうだなと思ってここまで来ちゃったわけです。


出発してすぐの網代漁協のあたりで早速迷ったのでとりあえず止まって外観の撮影を。
この日は火曜日だったこともあってか借りているのは私だけだったみたいでどれでも選べる状況でしたが、事前に準備して頂いた車両にすることにしました。
赤い口が印象的なサメ号。かわいい。

操作性ですが、普通の車とそんなに変わった感じはしません。
特殊な点といえばドアがない(ジオコムスはオプションのジッパー式のドアがついてますが)こととバックミラーがないくらいでしょうか。
ちっちゃな電気自動車だからと侮ることなかれ、意外とちゃんと加速してくれます。
最高速度は60km/hなので流れに乗れないみたいなこともありませんでした。
ただ、コムスで50km/h出すと目線が低いからかちょっと怖い感じもしますけど(安全なのはわかっていても)

最初、網代地区の込み入った道から浦富海岸がきれいな155号線への入り口を探すのがちょっと苦労するかもです。
また、ここはジオコムスの目玉という感じの網代隧道を通る旧道コースと新道コースと2つありそこも難しいかも。
逆に言えばここ以外はそこまで難しい道はありませんでした。


ちなみに、このジオコムスではGPSを活用した音声ガイドがされているのがとっても助かります。
ただ、最初は細々した道だったから反応してくれなかったのかな?


コムスはちっちゃくてかわいいですがあくまで自動車。イヤホンをした状態で運転すると怒られます。
そこで、耳の穴を塞がない骨伝導のイヤホンが用意されています。すごい。
また、この音声ガイドは多言語対応とのことでした。進んでるなぁ。





網代漁協から約930m進んだところにある一つ目のビュースポットが鴨ヶ磯展望所。
標高は6mから一気に52mまで登ります。おそらく全行程の中で一番きつい坂だと思います。
勾配はざっくりした計算ですが5%くらいでしょうか、いやもうちょっときつかった気がするけどなぁ。

とにかく結構きつい坂を上ってきました。
コムスで登れるんかと思っていましたが、さすがに速度は上がらないものの30km/hくらいをキープしてグイグイ登っていってくれます。

ここのコムスはこういった勾配のきついコースを走る事情からトルクアップした仕様の車両になっているんです。
セブンイレブンの前においてあるあいつ(標準仕様車)だと厳しい坂なので土地に合わせてトルクアップしたっぽいです(後で聞いた)


さて、山陰海岸ジオパークの絶景がこちらです。
海が、とても青い。これ最高じゃないっすか?
昨日まで雨模様だったもののこの日はすっかり晴れてくれてほんと感謝でした。


その先も浦富海岸沿いに走っていきます。これは、いいぞ。


展望所が結構頻繁に出てくるのですが、コムスはこの小ささなので駐車もらくらく。
ペーパードライバー4年選手でも難なく駐車できました。


白い砂浜と綺麗な青色をした海、すごくいい。


運転席からの眺めはこんな感じ。
とてもコンパクトにまとまっています。


コースでの停車ポイントには案内看板が出ています。こういうの助かりますよね。


浦富海岸小栗浜海水浴場。


綺麗な青の中に映える朱。最高じゃないですか?




その先、いろんなポイントで止まって浦富海岸を撮影。
日本にこんなきれいな海あったんだって感じがしますよね?

無名とは言いませんが、これだけ綺麗なら愛媛県の下灘駅みたいにインスタグラマーで大混雑してもおかしくない気がするんですよね。
平日に行ったから空いていただけで土日はやっぱ人気なんですかね?

写真で見てもらって分かったと思います。
浦富海岸ほんと素敵みんな行くべき。


その先50km/h制限のちょっと交通量の多めな道を飛ばして東浜駅へ。


この駅は浦富海岸が綺麗という理由でサンライズエクスプレス瑞風の立ち寄り駅に選ばれた駅。
決定してから鏡を使ったかっこいい駅に改築されました。


歩いてすぐの位置から見られる浦富海岸。
ここも綺麗ですがさっきの岩場や赤鳥居との合わせ技の方が個人的にはすごいと感じました。


丁度いい感じの時間に列車がやってきました。




おぉ、反射してる…


そんなかっこいい東浜駅前で撮影。
サメ号コムスかわいいっすよねぇ。




お昼も食べていないのでコンビニによることにしました。
セブンの配送車っぽさがちょっとは出るかなぁ…?


イートインがあって助かりました、なかったら砂浜に戻ってもいいなと思っていたのですが。


その後東浜駅に立ち寄り。ここもアニメの聖地になっているみたいでアニメコースでは立ち寄り地になっています。


隣に止まっていた軽自動車と比較してもやっぱ小さい。
ただ、車高は大差ないのでそんなに窮屈に感じるということはありません。


時間がもう少しあったので道の駅に立ち寄ったらこんなのを発見。
松葉がに漁穫量日本一なんですか。食べたいなぁ。


最後に、見逃していた旧道経由の網代隧道へ。
ここはとにかく道が狭くコムスの長所が生かせるところでもあります。


ここが網代隧道。これ一般車で通ろうとすると大変だよ…
(一方通行ですが一応左に寄ったつもりですし、すぐ撮ってすぐ戻ったので違反とかにはならないっすよね)


そんな感じで3時間たっぷり楽しませてもらいました。


アンケートを記入したらこんないいものをもらえました。コムス型のティッシュケース。


丁度いい時間にバスも出ているのですが、列車の方が早いことが分かり見送ることに。
またもや駅まで延々と歩きます。楽さで言えばもちろんバスだと思うので行かれる方は乗っていった方がいいと思います。




そんな感じで帰りました。

ジオコムス。前からコムスに乗れるということで気になっていたのですがかなり良かったです。
正直、コムスに乗れればいいやと思っていたのであそこまで浦富海岸が素敵だとは思っていませんでした。



ジオコムスはいいぞ。

ジオコムス HPリンク

晴れた日に行けるかどうかは運なのでそこはてるてる坊主にお願いするしかないですが。
是非みなさんジオコムスに乗ってみてください。かなりおすすめ。

次は鳥取砂丘に行くのに使ってみたいなぁ…






帰りのスーパーはくとの車内で食べたかにめしがおいしかった。


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ジオコムスのために鳥取へ(その1)

2019-03-09 16:17:58 | 超小型モビリティ

皆さん、セブンイレブンの前に止まっている"あいつ"をご存知でしょうか?
セブンイレブンで弁当宅配サービス「セブンミール」を実施している店舗において宅配車として用いられている車両。
トヨタ車体が販売している超小型EV「コムス」です。
この写真にもある通り、コンセントからの充電で走る電気自動車です。

一人乗りのかわいいやつで、もちろん公道走行が可能。
私の住む草津市では、セブンイレブンの他にヤクルトの配送車がコムスを導入しているようで街中でたまに見かけます。

これ乗ってみたいなぁ、借りれないのかなぁと検索してみたところ、数は少ないもののコムスのレンタルが可能な箇所を発見しました。
トヨタ車体 コムスのHPには各自治体での活用例が紹介されているのでここを見てもらった方が早い気がします。

・東京都(都内8区乗り捨て可)/愛知県豊田市 Ha:mo
・鳥取県岩美町 ジオコムス
・鹿児島県薩摩川内市甑島(こしきしま)

主に日本で乗れるのはこのくらいのようです。
トヨタのお膝元の他都内で乗り捨て利用ができるカーシェアリングサービスは実用的な意味が強いですが他はやはり観光用途ですかね。

この他山梨県南アルプス市や和歌山県有田川町などでも観光用途で試験導入されたものがあるそうですが期間限定の実験的要素が強く今はやっていないところもちらほら。

上に紹介した中で一番コムスを積極的にアピールしていると思われるのが鳥取県岩美町の「ジオコムス」
名前にコムスを採用しているあたりも分かってらっしゃるという感じです。
甑島のものが純正そのままなのに対しこちらはカラフルなデザインを纏った素敵な車両となっています。


鳥取駅の観光案内掲示の中にあったやつがこちら。
山陰海岸ジオパークの絶景巡りでこの面白そうな超小型EVに乗れるんですよ、絶対面白いに決まってるじゃないですか!

ということで、コムスに乗るために鳥取へ行くことにしました。

※コムスに乗る記事は(その2)になる予定です。今回記事では登場しません。




なぜだろう、スーパーはくとに乗らず岡山駅へ


スーパーいなばに乗るわけでもなくやくもで伯備線方面へ…


新見にて前泊する形となりました。
外観だけ見ると時が泊まってそうなホテルでしたが中は普通に綺麗でした。カードキーになってたりしましたし。




新見にて前泊したのには意味がありまして。




新見の1つ隣、伯備線上に位置するものの伯備線普通列車は止まらず芸備線列車のみが停車するという駅、布原駅です。






1両程度の短いホームが斜向かいに設置されているだけの布原駅。
小雨が降っているのがあれですが、18きっぷシーズン中なのに他に誰もいないのがとてもよかったです。
秘境駅訪問はやっぱ他に誰もいない方がいいですよね。


ダイヤが、薄い…
このダイヤを見てもらうと分かると思いますが、午前唯一の列車で新見からやってきて37分の滞在で折り返すのが一番いい気がします。
ただ、午前中唯一の列車ですら「土休日運休」とは…意味が分からない。


伯備線普通列車がやってきました。
先程、伯備線普通列車は止まりませんと紹介しましたが、止まりました。
ただし客扱いは無し、ドアは開きません。




雨の影響もあってぶれちゃったり水滴がついてたりしますが、この駅でサンライズ出雲の行き違いをしていました。
布原駅の滞在時間中にこれが見られるのはかなりいいですね。


115系の後ろ側は、103系っぽい改造顔でした。




いい具合の滞在時間で新見に戻れるのいいですね。
行きの列車はとても空いていましたが帰りの列車は通学利用でそこそこ混んでいました。


この後乗る津山行きの姫新線列車までまだ1時間40分ほど空くのでホテルに戻り朝ごはんと朝風呂を済ますことにしました。


ただまっすぐ鳥取に行くだけじゃ面白くないという思考から未乗区間の乗りつぶしを兼ねて新見から津山周りで行くことに。
その際に、折角新見に止まるんだったら布原寄れるやんけと気づいたわけでした。




本数の少ない新見線末端区間を行きます。




津山まなびの鉄道館のある駅、津山で乗り換え。
そずり鍋が食べたいところですが5分乗換を逃すと列車がだいぶないので諦め。




途中の美作滝尾駅とかすごくよさげな雰囲気でした。木製ラッチが残ってるとは…






智頭駅に到着、


智頭線ホームには特別仕様車のむらさきのやつがいました。




智頭駅から乗車する鳥取行き普通列車が入線してきました。
てっきりここもキハ120かと思っていたのですが、智頭急行車が充てられているんですね。
JR区間完結の運用にもこれが使われているとは知りませんでした、へぇ。


智頭駅にて下車。


ここから若桜鉄道若桜線が出ているのですが、70分の乗換待ち時間がありまして…
ひたすら待った挙句若桜駅ではすぐの折り返しとなることを想定していたのですが、どうやら並行してバスが出ているみたいだったのでそちらを利用することにしました。


郡家駅からバスで若桜駅へ。
ホームページでは鉄道とバスの共通の時刻表が出ているほどです。


途中のバス停「郡家殿」がなんかインパクトあったので撮影。




いい感じの街並み、若桜に到着。


こういうちょっと廃れてるのいいっすよね、撮っちゃう。


若桜駅に到着。




全く知らなかったのですが、3日前に登場したばかりらしい新型観光列車「八頭号」がいました。




構内にはC12が止まっています。以前は奇抜にピンク色に塗っていましたが現在は今は通常の色に戻されています。
ただ、駅前においてある遊具は当時と同じくピンク色になっていました。




構内には面白そうな車両が止まっています。
また、給水塔や転車台などの設備が今も残されており、希望すれば入場券を購入することで見学が可能だそうです。




待合室にはタブレット閉塞機が保存されていました、おぉ。


折り返し乗車予定の列車となる鳥取からの若桜行きがやってきました。
先程郡家駅で見た「昭和号」でした、やったぜ。


しばらくすると、レンケツーやわやわーの掛け声が。


3日前に登場したばかりの新型車「八頭号」が連結され、観光列車のダブル連結となりました。




車内に入ると、うーん、新車のにおい。
押し入れから出したばかりのセーターの匂いみたいな感じです。嫌いな匂いじゃない。




八東駅には有蓋緩急車ワフ35000形が保存されています。かっこいいなぁ。


ライダーの駅、はやぶさ。






そんな感じで鳥取駅まで乗車。
途中、八頭高校前駅から高校生がたくさん載ってきて満員になりました。
郡家から八頭高校前までは一時期日本最安運賃を設定していたほどに短い区間です。
そんな短い区間で乗るのかと思っていましたが、若桜鉄道の強みは鳥取駅まで直通運転していること。
自社の取り分はわずかとなりますがそもそも乗らないはずだった通学顧客をゲットできるんだからすごいなぁと感じました。


そういえばお昼を食べる間もなく時刻はおやつ時。
折角鳥取に来たのですなば珈琲でケーキセットを食べることにしました。

サイホンで抽出したコーヒーが目玉のすなば珈琲、おしゃれで素敵ですよね。
メニューを見たところカレーなどもお手軽なお値段で提供されているみたいです。
鳥取のお土産屋さんで見るまで知らなかったのですが、鳥取県ってカレーの消費量が全国一いらしいですね。そういうのも関係しているんでしょうか?


こういうバインダーとかもかわいらしくてとてもいいですよね。
ごちそうさまでした、おいしかった。




丁度いい時間に走っていたので観光列車天地(あめつち)を撮ってから、特急スーパーまつかぜに乗り込むことにしました。
土日しか走っていないと思っていたのですが月曜日も運転されているんですね。


特急の車内では買っておいたおやつを。


倉吉駅につくとひなビタの看板がお出迎えしてくれました。
よく知らないのですが、ちくパとやだめうが有名なやつですよね。


さて、すっかり日の暮れた倉吉駅からバスで本日のお宿のある三朝温泉へ。
主要な行先までの運賃がイラスト付きで掲示されているのはとても親切でありがたいなぁと感じました。
これなら海外からの旅行客の方にもわかりやすいですしね。
バス停には多言語で着地のパンフレット類が置かれていました。




やってきました三朝温泉。


今回宿泊したのはこちら、「三朝温泉かがり火の宿 有楽」さんです。


以前山陰旅行を計画した時に宿泊予定だったところです。ようやく来れた。
素泊まり専用ですが温泉の質は同じですしね。一人旅だとこっちのほうが安くていいもんです。


どうやら空室があったとのことでワンランク上のお部屋を用意していただけたみたいです。ほんとありがとうございます。


事前に倉吉駅のコンビニで買っておいたおにぎりを食しました。
三朝温泉内にはちょっと離れたところに個人経営っぽいチェーン店でないコンビニが1件あるのみなのでもし行かれる方は倉吉駅か鳥取駅などで事前に食料を購入しておいた方がいいかもしれません。

ド平日な月曜日に止まったためか宿泊している人はそんな多くないみたいで、大浴場をほぼ貸切できたのがめちゃくちゃ快適でした。
(貸切だーと鼻歌なんて歌ってから露天風呂に移ったら一人いたのはうっ…ってなった)


お風呂からあがってから、こちらを食すことに。
鳥取名物二十世紀梨のゼリー、これは以前にも食べたことがあります。クラッシュ状のなしが入っててシャリシャリと美味しいんですよねぇ。
そして右のやつは岡山駅で買ってきた美味しそうなゆず酒。


これがですね、ゆずそのまんまって感じで非常に濃いわけです。
200mlならすぐ飲み切ってしまうだろうと思っていたのですがとても濃くできているのでちょっとづつ楽しむものなんだな多分と思いました。
あれだったら割って飲んでもいいのかもしれません。柑橘類の香りが強く非常に美味しいお酒でした。


コップがないどうしようと思っていましたが梨ゼリーの空き容器で飲めばいいんですね、ちょっとシュールだけど。





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コメント
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