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motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

カププラ「或る列車」を購入

2019-02-25 11:57:29 | カププラ

少し前の話になりますが、
カプセルプラレール 豪華列車スペシャル編が出たのでそのご紹介です。


あくまで「特別番外編」という形での発売となりました。
或る列車とTheRoyalExpressについては完全に新規造形、なかなかすごい。

このパートについてですが、カププラ界では激震が走ったのではないでしょうか。
私も、いつも通り200円を入れて回すも空回りでおっかしいなぁとなった人でした。

そうなんです、300円に値上げされているのです。
※私が回そうとした筐体は設定ミスで400円になってた&直せる店員さんがいなかったので諦めました

今後もこの値段にシフトしていくのか?と思いましたが最新パートは200円に戻ってるみたいです。
万葉線トラムが登場してこれはこれでなかなか気になるラインナップなのでまた買ってしまうかも…

そんなわけでお店では回せず、「或る列車」をヤフオクでポチらせていただきました。


わかりますかね、今までのカプセルプラレールよりかなりしっかりとした塗装です。
おもちゃっぽさがいいみたいな所もある訳ですがこの「或る列車」はかなり綺麗な塗装が施されています。
言うなればハイグレード仕上げって感じでしょうか?


細かい表記類も精密に印刷済みとなっています。
通常パートならシール対応(そしてシール印刷がズレてる)となることが多いところですがこれは凄いです。
伊達に100円値上げしてないなと言う感じがします。


塗装についてはこの比較がわかりやすいかと思います。
境線の鬼太郎列車との比較、こうして見ると鬼太郎列車がだいぶ厚塗りなのが分かるかと思います。
それに対し「或る列車」はエッジが生きていますよね、すごい差です。
あと、キハ40系ラッピング車の製品は大体が側面シール対応となっています。
そういう差を考えると100円の差については、私としては全然許容範囲内だと感じました。
カプセルトイの性質上どうしても100円単位でしか価格を決められないという事情がありますし、値上げ仕方の無い話だと思います。
そんな中、値上げだけでなくその差を埋めるだけのハイグレード仕上げ車両を用意しているというのはなかなか凄いと感じました。

ただ、問題は既存金型のトワイライトエクスプレスとサンライズエクスプレスですよね。
あれに関してはほぼ差がないのに値上げとなっているためブーイングが大きかったみたいです。
私もそれが怖くてポチってしまっているわけですし…


「或る列車」に関してはかなり素晴らしかったので、ラインナップ絞ってでも完全新規品だけにすればよかったのでは…?と思ったりもしました。
まぁ、何が出るか分からないのがカプセルトイの醍醐味と言われればそうなのですが…
既存金型の製品を手にしていないので、もしかしたら気づきにくいだけでハイグレード仕上げがなされているのかも知れませんが。
200円のパートの時に出たやつと同じとなるとまあブーブー言われちゃうのも仕方ないのかなぁと思ったりします。

ただ、カプセルプラレールはとても好きなおもちゃなので、値上げしてもいいので今後も続いて欲しいなぁと思っております。





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おまけ


485系あたりの全面を取っ替えて9501系"改造型ムグンファ号"が作れないかなぁとCAD鉄を検討中です。
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旧正月の韓国ソウル旅行2日目 後半(釜山→博多)

2019-02-21 23:34:43 | 旅行





大証の船が止まっている釜山港国際フェリーターミナルから帰国するだけの記事となります。
今までの韓国内に比べたら内容が薄い気がしますが…




今まで2回利用しましたが共に降りるときの利用、今回はここから乗るわけです。
ここから出る船は当然国際航路となるわけですがすべて日本行き、そのため日本語の案内がたくさんあって分かりやすいです。


ここから出ている航路はすべて日本行きの国際航路とはいえ、設定航路は非常に多く


JR九州高速船「ビートル号」 博多
未来高速「コビー号」 博多
カメリアライン「ニューカメリア号」 博多

JR九州高速船「ビートル号」 対馬(比田勝)
未来高速「コビー号」 対馬(比田勝)
ハンイル高速海運「オーロラ号」 対馬(比田勝)
大亜国際海運「オーシャンフラワー号」 対馬(比田勝)

大亜国際海運「オーシャンフラワー号」 対馬(厳原)

関釜フェリー「はまゆう号」 下関
釜関フェリー「星希号」 下関

パンスターフェリー「パンスタードリーム号」 大阪


これだけ多くの路線が設定されています。
ただ、このうち関釜フェリーと釜関フェリーは1隻づつ出し合って共同運航を実施しています。
行きに乗ってきたフェリーは釜関フェリー保有の星希号だったので共同運航の恩恵を受けられているわけです。

この他、博多と対馬(比田勝)で同じ路線を持つ高速船であるビートルとコビーが2006年から共同運航を実施していましたが、10年契約で更新をしなかったのか2016年に提携解除となっています。


さて、気づくと思います。対馬行きの航路が非常に多いんです。
対馬は日本の長崎県に位置する島なのでもちろん日本からの航路も同様に多いのですが、こんな具合に韓国からの交流も非常に盛んな島となっています。
どうやら、日本国内の航路(博多・壱岐~対馬)は厳原港、対韓国の国際航路は比田勝港を使用する例が多いみたいです。


チケット購入は余裕を持って20分前に買いに行きましたが、ガラガラで全く並ばずに購入できました。
乗っているのは多くてもおそらく20名程度、座席は選び放題でしたので2階席の窓側にしました。

これだけガラガラで大丈夫なのか?と思いましたが、平日夕方に博多に着く便ってのが影響しているだけで連休初日の始発便などは混んでいるのかもしれません。
ビートルのサイトを見てもらうと分かるのですが、飛行機と大差ない所要時間だし並ぶ時間短いし快適だよってかなりプッシュしています。


国際フェリーターミナル内にはセブンイレブンとフードコートがあるのですが、先の画像のとおりがらっがらで誰も利用していなくてとても入りづらい…
制限区域内にそこそこの規模の免税店があるとのことなのでそちらに期待することにしました。


これだけすいているのですから出国検査場が空いてすぐに行ったものの一瞬で終了。
飛行機と違って受託手荷物もなければ重量制限もありません。当然やばいもの持ってたらだめなので金属探知機は通りますがほんとにそれだけといった感じです。
金属探知機を通って、スタンプ帳に出国を押してもらって制限区域内につくまでわずかに3分。とても快適でした。

免税店は結構な広さで、ここで追加のお土産を買うことができます。
こういった免税店は鞄や化粧品がやはり大きく主張していますがお菓子やキムチ缶詰、チョコレートやドライフルーツなどのお土産品もたくさん置かれています。
空いているため店員さんがいろいろとお勧めしてきます。試食どんどん勧められちゃうので買いすぎちゃいますよねw

ただ、お食事する場所はありませんでした。はらへった。
一応、制限区域内にカフェが1店舗あるのでコーヒーを頂きながらサンドイッチを食べることはできるみたいですがそれならビートルの船内販売を使いたいなと思い見送ることにしました。








さて、乗り込みます。




以前は博多湾クルーズのみに終わったビートル号、楽しみですなぁ。




座席自体は以前見たことがありますが、やっぱ水戸岡デザインいいっすねぇ。


全てのひじ掛けにはUSB充電口を装備。
国際航路ということで特にコンセントよりUSBの方が便利なのだと思いました。






釜山港大橋をくぐっていざ博多へ向かいます。
さらば韓国。


このビートル、水戸岡デザインが素敵なのですが特に気になったのがこのイラスト。
飛行機よりも検査が短くて持ち込み制限がなくて乗り場が市街地から近くてトータルの時間はそんな変わんないよと売り込むことでシェアを奪ったビートル号。
その船内になぜ、敵である飛行機のイラストがあるんでしょうか…?完全にライバルなのに…

飛行機の型式はよくわかりませんが、ジャンボジェットってことくらいは分かります。
最近もう見なくなりましたよね、かっこいいのに。


岩みたいなところの灯台を過ぎるといよいよ陸地が遠ざかっていきます。また来ます。


途中すれ違ったフェリー。
博多から出ているカメリアラインです。


そしてこちらは釜山行きのビートル号。海面上に浮いた状態で翼走状態なのが確認できます。
他のフェリーとすれ違う時と違ってあっという間に過ぎ去っていきます。
相対速度は単純に計算すると約160km/h。もちろん至近距離ですれ違うわけではないのですがそれにしても速い。


高速船なのでフェリーなどと違って自由に歩き回ることはできず、飛行機に近い感じになります。
万が一急停止、急旋回を行った場合危険なのでシートベルトの着用も求められています。


座席に座った状態で周りを観察していると、こんなものを発見しました。
分かるでしょうか?デザイン的な空間の中で後付けされたであろうカーテンレールや留め具がちょっとだけ浮いて見えます。

おそらくですが、1年ほどから前から開始した混乗便に対応させるための設備だと思われます。

ビートル号はただ博多と釜山を結ぶだけでなく、先程紹介したように対馬の比田勝へ寄る経由便も出ています。
今までは保安上の理由から、比田勝経由便は国境をまたぐ利用しかできず

釜山→比田勝(降車専用)→博多
釜山←比田勝(乗車専用)←博多

といった運用がなされていました。

「せっかく走ってるなら乗せてくれよ」と意見が出たため、国内線客と国際線客を完全に隔てることを条件に混乗便が認められるようになりました。
そういうときに壁を形成できるように後付けされたのがあのカーテンレールと留め具だったわけですね。
国内線としての利用は少なめであるため、2階席の左側座席(丁度私が乗っているところ)を専用区画として定めているようです。




お昼を食べていないのでおなかが減りました。
クジラなどの大型海洋生物が多数出没する区間では船内販売は回ってこないのでそこを通り過ぎてからコーヒーセットを購入。


コーヒーに巻いてある紙のビートル号マークがかわいい。




ビートル号でのコーヒータイム。
これを見てもらうと分かるかなぁと思いますが、船内にはUSB充電設備だけでなくフリーWi-fiも用意されています。
4G電波はないもののWi-fiは非常にいい感じに入っています。
スマホが常に使えるというのは私みたいな層にはかなり評価高いです。とても快適。


空いていて、スマホは快適に使えて、船内販売もある不自由ない航海でとても快適な移動を楽しんでいたらあっという間に博多の街が近づいてきました。


夕陽を見つつ、いい雰囲気で船旅は終了。






博多湾クルーズの日と同じ構図です。今回はちゃんと送り届けてくれました。
とても快適な船旅でした。いやぁこれはいいぞ。


私がビートル号ダイバードによる博多湾クルーズを紹介したがために就航率に不安を感じるかもしれないので一応補足しておきますが、HPによると就航率は97%と非常に高い値を出しています。
むしろ前回がレアケースだったわけです。ということでみんなビートル乗るべき。

JR九州高速船 BEETLEビートル (←リンク)




折角博多に来たわけなのでラーメンを食べました。
博多めん街道にある博多川端どさんこの味噌ラーメン。うまい。






そこから新幹線でびゅんと帰りました。

おわり。





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旧正月の韓国ソウル旅行2日目 前半(ソウル→釜山)

2019-02-19 17:35:28 | 旅行


最終日の朝、東横インの朝食からご紹介します。

朝食無料サービスがあるのやっぱ助かりますよねぇ、イエロークリームカレーとキムチ、韓国のりなどをいただきました。

韓国まで来てカレーかよなどと思っていましたが、スパイスがなんか違いますね。おいしい。





どことなく見慣れた栄養ドリンクを飲んでから出発します。





日本人観光客がよく泊まるであろう東横インの目の前に狙って設置されたのかどうかは知らないですが、真正面には空港行バスのバス停まで備えています、これは便利。

ただ、私は陸路で日本に帰りますのでスルー…









若干時間があったので別路線を経由してみようと思い2号線新堂駅経由で移動

フルスクリーンのホームドアがついている関係で全然見えないですが、乗ってきたのは方向幕を採用している古い世代の車両







6号線三角地駅を経由してソウルへ。





やはり首都の駅となると規模の大きさがすごいですね、迫力があります。





KTXホームの向かいにいたのがこちら、各駅停車用の通勤型気動車として多数製造されたものの



・ソウル近郊の各駅停車は電化され首都圏電鉄化

・釜山の東海線なども同様に電化、首都圏電鉄化

・郊外の極端に利用が少ない駅は閉鎖し優等(ムグンファ)のみに変更



などの理由であっという間にいらない子になってしまった車両となります。

形式名は9501系というそうです。



そのため、こういう感じに観光列車として活用しているそうです。





ポスター画像のみであれですが、こちらはドア封鎖やシート変更など大きく改造された「海列車」





そしてこちらが優等列車ムグンファ号用に改造された車両。前ドアが埋められ綺麗に窓が開け直されています。

要らない子になった通勤用気動車を優等列車用に格上げ改造するというのはなかなか凄い気がしますが、客車ムグンファと比べると加減速性能でそんな大きな差はないのかもしれません。









初の韓国突撃の時に見かけた車両がこの通勤気動車格上げのムグンファ号だったというのを調べていくうちに知ることとなりました。

格下げはよくある話ですが格上げ改造というのは滅多に聞かないですよね。

観光列車用にキハ40シリーズを種車にする例はありますが、それ以外だと急行宗谷・利尻用のキハ400くらいでしょうか?





ところで、このソウル駅に停車している9501系観光列車。

ドアが2枚のままだったりと基本的には通勤型の使用をそのまま残していますが一応観光列車みたいです。



賑やかなラッピングにDMZの文字が、なんだろうと思いましたが…





東横インのロビーでもらっていた日本語入りのバスツアーパンフレットですぐに分かりました。

DMZ、非武装中立地帯、北緯38度線、板門店…あっ…



そんなやばそうな国のすぐ近くまで行く観光列車です。観光気分で行っていいんだ…

ただこの列車が行くのは有名な板門店ではなく、鉄道の南北境界駅である都羅山(トラサン)駅まで向かう列車となります。

ただの1鉄道ファンとしては、都羅山を越えて鉄路で平壌方面へ行けるときが来たりするのかなぁと想像したりしちゃいます。

















ホームに入ってきたのは、KTX山川(サンチョン)

TGVをそのまま輸入した(それゆえにアレンジに制約があるらしい)KTX-Ⅰと違って韓国内で開発されたのがこの山川。

18両編成(機関車を含めると20両)のKTX-Ⅰに比べ半分の8両編成(同 10両)で製造されています。

このため、需要の多い京釜間の運用にはあまり入ることがなく、その柔軟性を生かして麗水EXPO/光州行など途中で分割する運用も組まれています。

しかし旧正月なのが関係しているのか、この山川は釜山行だったみたいです、知ってたらこっちのチケット取ってたのに…









列車案内表示を見て乗る列車の番線を確認します。





ハングルでも時刻を見ればなんとなくわかりますが、やっぱ英語の方が理解しやすいですよね。

さっきの釜山行の山川が少数派なだけで、基本的にはこんな感じに麗水EXPOや広陵などに行く系統に充てられているみたいです。

私が乗るのは10:00のKTX121号なので11番線ですね。



その僅か1分後に広陵に向かう山川の案内が出ているのですが…

おそらくですが、釜山行のKTXは順調に加速していきますが広陵行は前回紹介した第二のターミナル駅である龍山駅にも止まる関係でこういった過密発車ができるんだと思います。





では、KTXに乗車します。さらばソウル。





昨日乗ったのと同じKTX-Ⅰです。

折角なら比較の意味で山川に乗りたかった…

特室にグレードアップしてもよかったじゃんと思われるかもですが、きっぷを買う時点では残金30,000ウォン生活を覚悟していたためそんな暴挙には出られなかったわけです。





この座席ですが、旧式のⅠ型でもコンセントがついています。

ただ、韓国用変圧器を持っていない私。事前に調べた時点では使うことはできないと思っていました。

しかしよく見ていただきたい、USB充電口も備えているんです。有能。



各国で形状や電圧が異なるコンセントと違い、USBは国際規格で形状、電圧が一定に定められています。

この設備、海外からの旅行者にとってはとてもありがたいと思いました。

日本国内にいるとコンセントだけでいいのになんでUSB充電にも対応してるんだと思うことがありましたが。



そう考えると、新幹線にもUSB充電口があったほうが親切なんじゃないかなぁとか思ったりしました。

(最近では、ドライヤーなど常識的ではない機器使用で落ちることを避ける意味でUSBに切り替える例があるそうですが)





龍山を越えたあたりでITX青春号とすれ違いました。次来るときはちゃんと撮りたい、乗りたい車両です。

ドア構造からも分かる通り、高床ホームの首都圏電鉄線区間のみを走行する優等列車。中間には二階建て車両も組み込んでいます。





こちらも見ることはできたけど撮れずじまいなヌリロ号。KTXの車内雑誌(トランヴェールみたいなやつです)に載っていました。

とてもサンダーバード感のある車両ということで一部には有名なわけですが、この車両のドアの機構がすごいんです。

首都圏電鉄線に乗り入れる一方で一般的な低床ホームにも発着するということで普通なら福井鉄道みたいに車体外にステップをつけるところなんですが…



詳しくはYoutubeなどに上がっている動画を見てみてください、すごい。





首都圏電鉄1号線との複々線区間を抜けていきます。





途中の駅にて、車庫に止まっていたアメリカンな機関車など。





そんな具合で釜山に到着しました。

時間にあまり余裕がないためお昼ご飯を食べる暇もなく釜山港へ向かうことに。





まあ、国際フェリーターミナルなわけですしなにかしらあるでしょう多分。



ということで次回、釜山からのビートルリベンジに続きます。





[パスポートの最初に押された例のスタンプ]









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旧正月の韓国ソウル旅行1日目 後半(水原→ソウル)

2019-02-15 17:39:19 | 旅行





首都圏電鉄1号線で水原駅まできました。
この先ソウルまでを後編として書いていきます。

なお、先にお詫びです。
前回の記事ですが、自動改行機能を誤って一度オフにしてしまった影響で[<"BR">]がすべて二重についてしまいめっちゃ改行しまくる文章になってしまいました。
自動改行の選択ボタンと記事の公開非公開の選択ボタンが近くて紛らわしいんですよ…
以後気をつけるようにします。




結構大きな駅ですね、駅前に大きく国旗が掲げられているのはお正月だからっぽいですね。


おでんだけではおなかが減ったのでコンビニでおにぎりを調達。
初韓国の時にお世話になったコンビニ飯ですが、日本語が書いてあるのがめっちゃ助かるんですよねぇ。






水原から客車列車ムグンファ号に乗車します。
この座席の広さ、シートピッチが伝わるでしょうか?
かなり贅沢に配置されているがために、KTX登場時はかなりあちらが不評だったという話は前回しましたっけ?




行先はソウルではなく、在来線特急第二のターミナルである龍山駅。
ソウル駅の隣なので在来線特急は全列車停車かと思っていたのですがそうでもないようです。

大邱や釜山行きの系統(京釜本線)は主にソウル駅に、その他の方面(麗水、光州、全州など)へ行くターミナルがこちらと行先ごとに振り分けられているそうです。
KTXの一部も龍山駅に停車しますが、この構造から考えると京釜本線系統ではなく麗水EXPOなどに行く一部系統のみなのかもしれません。


ここから再度首都圏電鉄1号線に乗換。
京釜本線にずっと沿って緩行線として走る首都圏電鉄1号線はこの先ソウル駅の直前まで基本的には並走、ソウル駅手前で地下に潜りソウル交通公社の路線に直通します。
ただ、国鉄から地下鉄に直通しても同じ「首都圏電鉄」として利用できるため運賃は通算となるのが便利なところ。

また、国鉄線は交流に対し地下鉄は直流であるため首都の駅の直前にデッドセクションがあるのが面白いところです。
もしかしたら世界一通過本数の多いデッドセクションなのかもしれません。
交直流車両って単価が高いので基本的に輸送量が落ち込む境界駅(取手とか)に置くべきなんですが、これは北千住の手前にデッドセクションがある感じです。たいへん。


地下鉄のソウル駅で4号線に乗り換えます。
首都のメインターミナルなのでもちろん降りてみたいところですが先にホテルに荷物を置きに行くことにします。
今でこそ漢字表記で「首尓站」と書かれていますが、2005年までは
「ソウルは韓国文化特有の地名であり旧来の文化である漢字で書き表すことはできない」
という形でハングル文字の誇りという意味合いを持っていたようです。

ただ、そうなると漢字圏の人たちは困ってしまいます。
多言語表記を始めたものの、首都のターミナルのみ「서울驛」と表されるとなるとうーんというわけです。
もちろん、英語表記で「Seoul」と書かれてはいるのですが…

このため、中国や香港、台湾などの航空各社は長らくソウル行きを「漢城(汉城)」と表記していました。
漢城というのは朝鮮王朝時代に使われていた名称であり、そうなるとハングル文化の誇りとして漢字表記をしなかったのが裏目に出る形となってしまいます。

多言語表記の必要性などからこうした問題が次第に出てきたため、2005年に新たな漢字表記として「首尓(首爾)」という表記が正式に決まったというわけです。
Windowsの変換ソフトウェアであるIMEではソウルと入力した候補にちゃんと首爾が入っていました。

列車に乗る時、ハングルが分からないので「首都っぽい漢字表記のあるほう」ってソウル方面を見分けられたので個人的には助かりました。


今どのあたりなのかなぁと路線図を見てみましたが、全く分かんねぇや…
かなり広い範囲で首都圏電鉄として一体運行されちゃってるためにえらいことになっています。


乗車中の路線のみの路線図もちゃんとあるのでこっち見た方が分かりやすいですね。


ハングルは分からないので中国語の漢字案内が助かります。
東大門歴史文化公園駅で下車します。


駅にはこんな掲示がされていました。読めないですが多分お正月臨時ダイヤのお知らせかと思います。


地上に出ると、これが多分歴史公園なんですね。


今回の宿がこちらとなります、東横イン東大門1です。


韓国って結構東横インが進出してるんですよね、日本人としてはとてもありがたいことです。


今まで持っていなかったですが、ついに東横インメンバーズカードを作っちゃいました。
日本国内でももちろん共通で使えるものですが、裏面がハングルの韓国仕様。うわぉ…




やはりフロントで日本語が通じることや日本型コンセントやお風呂がついている(湯船につかる文化がない→普通はシャワーのみ)安心感は大きいですよね。
東横イン名物の全店舗カードもありました。


日本人旅行客が多いのか、一部日本語そのままのポスターも見られました。
部屋のテレビやエアコンは韓国製のものでリモコンも当然ハングル仕様でしたが日本語対応表が置いてあって非常に助かりました。

東大門エリアには東横インが徒歩3分ほどの距離にもう1棟建っており,日本人観光客が泊まるならここといった感じですね。
近くのセブンイレブンもそういった事情からか、日本語が少し喋れる店員さんでびっくりしました。

東大門歴史公園駅っていうのがまた観光客に便利な位置だと思いました。
ソウル駅から地下鉄4号線で4駅、7分で着くのが便利です。
また、その間に有名観光地である明洞(ミョンドン)を通るのがポイント高いですよね。美味しい韓国グルメを食べるならここという感じの場所だったはずです。
特にグルメしに来たわけではないのですがソウルの観光についてガイドブックを開くと、というか多分表紙の時点ででかでか主張してくるのが明洞という地名なので流石に覚えていました。




ホテルに荷物を置いて、ついでに充電と荷物の整理をしていたら日が暮れていました。気づいたら19時。
早めに行かないと晩ごはんが食べられなくなっちゃいますね、急いでソウル駅へ。






ソウル駅の旧駅舎のすぐ横には線路をまたいで両側を結ぶ遊歩道が整備されています。
実用性よりも観光地としての性格が強い遊歩道な気がしました、とても素敵なイルミネーション。


このイルミネーションは音楽がテーマになっているようで音符の装飾や自由に弾けるピアノの設置などがされていました。
また、いろんな曲のセリフが書かれていました。世界に一つだけの花のセリフをここで見ることになるとは。




ここから見るソウル駅のライトアップ、とても綺麗でした。
この立派な造りのソウル駅旧駅舎、元は南満州鉄道が朝鮮総督府鉄道を運行するにあたって朝鮮半島の玄関口としてふさわしい駅舎にと作られたものだそうです。
日本統治時の名前は京城駅と称していました。今でも路線名は京釜線と名乗っているのは当時の名残ですね。

京城というのは、朝鮮王朝時代の都の名前である漢城を改称し日本で都を表す「京」に変えて誕生した地名です。
日本で、というよりは中国の文化(北京、南京など)を引き継いだ日本が採用していたというだけな気もしますが…

先程ソウルと首爾の話をした際に朝鮮王朝時代の文化を改めようとする動きを紹介しましたが、日本統治時代の文化はそれよりも排斥しようとする動きが盛んなようです。



あ、予め言っておきますが別に私は韓国嫌いなわけでもなくその文化を否定するわけでもありません。
ってか嫌いだったら旅先に選ばないですしね…w


そんなわけで、日本統治時代の建築や文化、地名などは排斥される傾向が非常に強いようです。
曰く「屈辱の歴史の象徴」とのことで、仕方ない感じはします。

台湾では総督府や高雄旧駅舎などが「解体しようとしたら惜しむ声が多数」あって保存されているのを考えると国ごとの違いって出るもんだなぁという感じですよね。


そんな文化においてこの旧京城駅が保存されているというのはすごいことだと思うんです。

事実、朝鮮総督府についてはそういった事情から保存されることなく解体されて現在に至っています。
ただ、この駅舎については歴史的価値があると評価され保存されることが決定。韓国鉄道公社から文化財庁へ所有権が移されたとのことです。


そしてこちらが現在の駅舎、ロッテデパートが主張しているのが韓国を感じますね。


駅舎内はとても広くて素敵。首都の駅だけあって多くのお店が入っています。
ただ、ロッテデパート本館などはお正月休みのようでした。

ところで、皆様お待ちかねの私のお財布事情ですが…
お金が無くなって帰れなくなっては笑えないので予め明日の帰りのきっぷを買ったところ残金が約30,000ウォン
日本円で3,000円ほどになってしまいました。これからお土産も買いたいですし晩ごはんと明日の昼ご飯も食べたいのに…

毎度のようにピンチになるのどうにかしたいのですが、いいネタになると思っちゃうのがよくないんですよね。
いやー、日本を出るときに「あんまたくさん持ちあるいてスられてもかなわんしなぁ」と2万6千円しか下ろさなかったのが間違いでした。
口座にはまだまだお金があるのに…やってしまった。

ただ、今回の私にはクレジットカードという強い味方がいます。
今までAmazonでポチるときとかe5489できっぷ買うときとかしか使ったことがなく…
ネットで決済を済ませるときって、購入の際に必要なのは3桁のセキュリティコード入力と場合によってはスマホで受け取った確認コードを入力するくらいで暗証番号って使ったことがありませんでした。
海外でクレジットカードを使って現地通貨を下ろす海外キャッシングを利用するには暗証番号というのは必須になります。

やばいなぁと思い試しに多分あれだなというのを入力してみるも「違います」と弾かれてしまいました。
仕方ない、暗証番号の照会をしようとカード会社のサイトを見たところ、セキュリティの観点から確認は郵送でのみとのこと。


詰んだ…




ただ、基本的なことを忘れていました。
海外キャッシングには暗証番号が必須ですが、ただのクレジット決済ならサインで大丈夫なわけです。
また、コンビニなど少額であればサインも不要で使えるらしいです。

日本の感覚だと晩ごはんやコンビニ程度でカードを切るという感覚があまりなく、というか今までカードをネットショッピングでしか使ったことがなく基本の使い方をすっかり忘れていました。

また、韓国ではキャッシュレス化が進んでおり(というか日本が遅れすぎてるんだろうなぁ…)サインも紙に書くのではなくタッチペンで専用のディスプレイに書く方式となっていました。
その上、ICチップを搭載したクレジットの読み取り端末も今回利用したお店の全て、さらに駅構内の自販機までもが装備しているのには驚きました。
磁気コード式のカードですらすでに古い、セキュリティ的に弱いといったことなんでしょうね。
だから日本で偽装クレジットカードを使うっていうニュースをたびたびニュースで見るんですね

そんな訳で残金3,000円限界旅行は回避できまして、以降の晩ごはんやお土産購入、コンビニなどはすべてカードで決済しました。便利だ。




駅舎を見て回った後、先程の遊歩道が線路と反対方向に続いていることに気づいたので端まで歩いてみることに。
すると、よくわからないところに出ました。


結局どこ歩いてるんだと思いつつふらふらと歩いているとにぎやかな通りに出ました。
どうやら、明洞まで歩いてきてしまったようです。






おなかが減ったので適当なお店に入ってみることにしました。
日本語メニューがあることからも伝わるかもですが日本人観光客がよく来るお店なのでしょう、というか明洞自体が日本語表記に広く対応している気がしました。


美味しそうだったのでダッカルビ板チャーハンを注文しました。

(相変わらず片言英語で分かった範囲内での会話ですが)店に入ると
「(2人分のお水を用意しつつ)お連れさんいつ来るんや?」
「一人で来たんやで」
「まじか一人か、うーん…分かった」
「(なんで渋い顔するんや…)センキュ」

なんか、店内見る感じどう見ても一人で入れる雰囲気のお店ではありません。
海外ならある程度の恥は気にしないスタイルで来ましたが、結構な率で日本人女子二人旅系な方々がいます。Oh…

本当はお一人様NGな店だけどみたいなことだったらすいません。言葉が分からなかったのでどうかわかりませんが。

「日本人やろ、これチーズ入ってへんけどええんか?」
「別にええで」
「辛いけどほんとにチーズいらんのやな?」
「ええんやで」

そんな感じで入念にチーズがいらないのか確認されました。
辛いのが得意というわけではないのですが、本場の味、オイシヨ!という感じでやっぱノーマル食べるべきなのかなぁという考えで。


ダッカルビは、例えるならお好み焼き屋さんの鶴橋風月みたいに店員さんが目の前の鉄板で調理してくれます。


こちらが完成品、サラダはセルフサービスでした。
やはり辛いですね…
ただ、観光客を意識したお店だからかまだ完食できる辛さでした。以前食べたトッポギみたいにシャレにならないほど辛い代物では無くて助かりました。

最初の調理前の画像に映っていますが、バターが効いていてとても美味しかったです。
油とか米とか外国のもので口に合わないなどもなく、食文化の近さを感じました。ただ、辛い。

セルフサービスのサラダにはキャベツやキムチの他にたくあんがありました。
漬物文化のある韓国、基本辛いみたいなとこがありますがたくあんは甘めで安心できます。

ごちそうさまでした。


その後、近くにDiscount!とでかでか書かれた「超市スーパー」というお店を見つけたのでお土産類をたくさん買い込みました。
その中で購入してきたのがこちら、前から韓国のコンビニでよく見かけていたのでなんやこのクソかわいいのは?と思っていました。
街中では若者だけでなくおじさんでも飲んでいるのをよく見かけました、気になって買ってみました。

これがですね、バナナウユというそうです。音は日本語とほぼ同じでバナナ牛乳のことです。
結構有名だそうですが残念ながら私は知りませんでした。
それにしてもかわいいデザインですよね。

甘くて、どこか懐かしいバナナ牛乳の味。
辛い料理が多い韓国、そのあとに口を中和してくれるという意味で頼れるお供だなと思いました。
決して高級感のある感じではなく、どちらかといえば懐かしい味なのですがそれがいいんですよね。








明洞駅はやはり観光地、日本語表記もされていました。


そんなこんなでホテルに戻りました。
こちらはホテルのすぐ近くのセブンイレブンで買ってきたやつになります。
後ろにさっきのバナナウユもちらっと写ってます。


この緑色の瓶も前回の韓国旅行でコンビニに立ち寄ったときからなんなんだろうなぁと謎に思っていたものになります。
多分酒だろうなぁとは思っていましたがどういった種類のものなのかが分からなかったので…
直飲みはあれかなぁと思ったもののあったのが東横イン備え付けのマグカップだけだったので見栄えはあれですが許してください。

パッケージからしてグレープフルーツがうまそうだったので買ってみました。
必死にハングルを入力してみると、ハイト眞露という会社の商品だそうです。
お酒に詳しい方ならカエルのマークを見て分かるのかもしれませんが私は知りませんでした。JINROというブランドがあるんですね。

JINROから出ているチャミスルという焼酎(ソジュ)というお酒だそうです。
(リンク貼っておくのでご参考に)

さて、ソジュというお酒が何なのかが漢字表記で完全にばれてしまいました。そう、焼酎です。
アルコール度数は焼酎の標準である25度までいかず、抑えめの12度となっています。
JINROのノーマルなやつは25度だそうですがこちらは女性向けなコンセプトで作られたためこうなっているみたいです。

これがですね、フルーツフレーバーが爽やかなうえに甘くて飲みやすいんですよ。
危険なお酒だこれは…と思いました。どんどん飲める。

焼酎とは言うものの韓国では割る文化や辛口の割る前提なお酒はほぼなくストレートで飲むことを考慮した甘めの味わいとなっているそうです。
そのため気づいたら飲みすぎちゃうという面があるみたいですね。わーお。

この(焼酎と比べて)度数低めでフルーツフレーバーで飲みやすいお酒は「フルーツ焼酎」というジャンルとして親しまれているそうです。
とても美味しかったです。街中のコンビニで普通に変えるので後で買えばいいやと思っていたのですが釜山港の免税店には置いてなかったです(ノーマルのしかなかった)
おすすめです、買うべき。


どうしても買いたかった私は帰国後鶴橋に行って買ってきました。
メーカーは違いますがフルーツ焼酎に間違いはないはずです。
そんな感じで美味しいお酒をたしなんでこの日は終了です。





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旧正月の韓国ソウル旅行1日目 前半(釜山→水原)

2019-02-13 08:42:10 | 旅行
関釜フェリーを降り、釜山に降り立ってからの記事となります。





前回の船内紹介で話題に出し忘れましたが、関釜フェリーと言えば18きっぷ応援割ですよね。

フェリー会社にとって直接的なメリットはかなり少なそうなキャンペーン

「当該シーズン有効な18きっぷを持っていれば半額にします!」という大盤振る舞いなあれです。

航空機との争い云々の前に、まずはお試しで若年層に利用してもらって後のリピートにつなげたいというのが狙いなのでしょうか?



このスタイルで言えば、大阪と九州を結ぶフェリーさんふらわあによる10,000円弾丸フェリーが先駆者と言えるのではないでしょうか。

大学生の頃、私の通っていた大学でも積極的にさんふらわあの広告がなされていました。

まずは若いうちに乗ってもらうことで、選択肢の1つとして認識してもらうということに重きを置いているのでしょう。



近年各フェリー会社は新造船ラッシュとのことで国内航路でも乗ってみたいところが多くて困っちゃいます。

少し前にTwitterで話題になっていたオレンジフェリー新型船の個室寝台とかいいですよねぇ…





個室を増やし二等大部屋を廃止する傾向にある近年のフェリーと比較すると、昔ながらの二等船室でしたがまあ寝るだけならいいです。レストランもおいしかったので関釜フェリーよかったと思います。











以前、博多から大荒れの対馬海峡を進みグロッキーになりかけで到着したあの釜山港に11か月ぶりにやってきました。





歩いて10分ほどで釜山駅に到着。









初韓国の際に一目ぼれした在来線特急、ITXセマウル号。

そのときは、高速鉄道KTXについては知っているものの他の列車についてろくに知らずに行ったのでなんだこの高速列車はと思ったものです。









ITXセマウルに乗るのを1つ目的に来たわけですが、何故か見送ります。





元々先程の列車(1番上 9:15発)に乗る予定だったのですが、満席だったので途中の大田までKTXに乗りそこから先程の列車に乗り換えることにしました(2番目 10:15発)

幸いKTXは空きがあったのでなるべく座れる時間を伸ばそうと思ったわけです。

京都からスーパーはくとで鳥取のつもりだったけど姫路まで新幹線にしたみたいな感じだと思ってもらえればいいと思います。







購入したチケットはこちらですが、全然読めない…

自動券売機で買ったのですが、言語選択は韓国語の他に英語があったので何とか買うことが…





結構冷や汗をかきましたが何とか買えました。



区間を選択し、列車の一覧から選んだら金額が出るのでお札を入れますよね

するとおつりがじゃらんと出ますよね

そしたらレシートはいりますかと聞かれていらんやでボタンを押しますよね



「快適なご旅行を、Bye!」みたいな画面が出てトップメニューに戻ってしまいました。





え、待ってきっぷは…





かなり焦りました

再度英語メニューにして(ただし赤点万歳な英語成績クラス最下位記録者をなめてはいけない)それっぽいボタンを探します。

上から2つめにRetryかReissueかReturnか忘れましたが「Re」から始まる単語のあるボタンがあったので押してみました。

単語の意味は分かりませんがReなのでもう一回なんかするやつだと思います。

押したらフゴッっと音がしてきっぷが吐き出されました。

その後きっぷを買う時にはこんな感じに出てこなくて困ることはなかったのですが、たまになるんでしょうか?

試しにReボタンをもう一回押してみましたが流石に出てきませんでした。











時間までまだまだあるのでホームで撮影を。

コレールの駅は改札がないので入り放題な構造となっています。

この客車列車は多分ムグンファ号、釜山に着いて機回し作業をしているところでした。

サイコロ韓国で某北海道の大物俳優が全州までデッキでやられたあの列車です。







客車列車では今でもサボが多用されていました。

ここに置いてあるのはムグンファ号の大田〜釜山用のものでした。









釜山駅の割と裏側にあたる所に隠れるようにしてチケットカウンターを設けているのは水西平沢高速線(SRT)

あまりよく分かっていないのですが、子会社とはいえ別会社であるがゆえコレールに乗れるフリーパスを持っていてもSRTには(コレール京釜線内完結の利用でも)乗ることが出来ません。

おそらくですが、自由競争化によって誕生したフェラーリ特急「itaro」と似たようなポジションなんだと思います。

SRTもKTXと同じく京釜間を結びますが、ソウル側のターミナルが新線の「水西平沢高速線」の水西(スソ)駅。

車両は元々KTX山川として導入されたものが転用されています。









ホームから再度上に上がってきました。

横断幕は…読めません。

頑張って翻訳したところ、(ハッピー)(???)(お祝いします)

って感じのようです。一番大事なところは筆記体故に初心者には解読できません。



本日は旧暦の元日、挿絵のイメージからしても「あけおめ」的なニュアンスだと思います。









それでは、KTXに乗車。





この車両はテーブルが独特な構造だなと思いました。

一度上にスライドしてから手前に倒す構造なんですね。





車両の上部にはテレビモニタがついていて着時刻の案内がされています。





釜山駅を出てすぐのところで、車窓に見えた謎の車両。

シートが被さっているので新車かなと思いましたがあたりでした。

正面のロゴから香港MTR向けと判明、韓国で作ってたんですね。





これは確か、蔚山だったと思います。

高層ビル群と未開発の地域のギャップがすごいなぁと思う車窓でした。



ところで、釜山駅で十分に時間があったにもかかわらず撮影やら駅施設ブラブラ見ているうちに時間がなくなってしまいました。

ただ、事前に調べた情報によれば車内に自販機があり、しかも飲料専用とスナック専用が号車ごとに分かれているとのことでこれなら困らないなと思いなんも買わず乗り込んだのでした。





KTXの車内配置ですが、こんな感じになっています。

当初はKTXシネマ、特室、一般室と明確に隔てられていましたが…



「追加料金払ってシネマ見てもいいところで着駅やんけ!」

「途中から見たからストーリーがまるで分からない…」




という不満がたくさん出たため(当たり前なんだよなぁ…)廃止となってしまいました。

ヨーロッパのどっかだと追加料金なしで一般室のバリエーションの1つとして選べるとこありましたよね、そういう風ならまだ良かった気がするのですが。

ただ、配給会社と組んじゃってるのでタダで見せるわけにはいかない気がしますが。



そんなこんなで残念ながらKTXシネマは廃止されました。

座席自体は一般室と同じものだったので一般室に改められたのですが、これによって離れ小島の一般室が誕生しました。



特室はグリーン席と同じく静寂性が一つのサービスに当たるため通り抜けはできません。

1号車にもトイレはあるので困るのは自販機を使いたいとかいう特定の需要だけですが、残念ながら私がその需要に一致してしまっています。



「お主、きっぷ見せい」

「1号車やで」

「特室通ったらあかんやで」

「ベンディングマチーン!ドリンク!」

「No!特室はあかん!」



みたいな半分も意思疎通で来てなさそうな会話の結果だめだと分かったので引き返しました。













ITXセマウルへの乗換駅、太田で下車。

自動放送、モニタとも日本語での案内があるのが親切ですよね。



自販機のスナックも変えずおなかが空いたので乗り換え時間で太田駅を散策。

かなり大きな駅なのでお店もたくさんあります。





見つけたのがこちら、韓国おでんのお店です。





日本のおでんと異なり様々な具材を楽しむというよりは、あの出汁ではんぺん食うのうまいよねってとこに重きを置いた食文化として発展している気がします。

串にうねうねとはんぺんがささったおでん。出汁は落ち着く日本風の味付けでした。韓国なのに辛くない。うまい。

おっこれ美味いなっていうことで日本から広まっていったならうれしいことだなぁと思いました。



SUSHIとかと同じく、厳密に伝統を守っていなくてもいいとこを受け継いだうえで現地の人がうまいと思う味になっていけばいいんじゃないかなぁと思いました。

ただ、本物の味知ってるやつなんてほぼいないしこんなんでええやろ風なのが出てくるとあれだと思うので難しいところですが。



韓国っぽさは薄い気がしますが、日本人には親しみの持てる味だと思います。

コンビニおでんの文化はあっても、こうやって串で手軽に食べれるおでんってあんまり日本にないですよね。





そしてこちらも、何故か韓国でヒットして定着したチバラギ県民飲料を飲んでITXセマウルを待ちます。









SRTが並んでいるなぁと思っていたらITXセマウルが入ってきました。

在来線と高速線のホームは別だったはずですが線路幅も一緒ですし一部は在来線直通していたりするので日本みたいな別物感はそこまで感じません。





満席ではありましたが40分程度、デッキ乗車の後に天安(チョナン)に到着。









この駅には貨物側線があるみたいで機関車が待機していました。

丸目ライトの7600形ディーゼル機関車、これ特にいいですね。本線で撮りたい…



ただ、本線で撮ったりこういう風に撮る分には構わないそうですが、貨物の荷役設備(保護シートをかぶせて運ぶ貨物を開封するところ)は軍事機密扱いらしいので今でも撮影が制限されているそうです。

旅客列車はいいそうですが貨物、特に軍事関連の輸送列車はそういうリスクがあるらしいです。

過敏になる必要はないと思いますが、頭の片隅に出も覚えておいた方がいいのかもしれないです。





天安から首都圏電鉄線(京釜緩行線と考えてもらえばわかりやすいかも)に乗り換えて、義王駅にある鉄道博物館に行くつもりたったのですが直前にホームページを見直してみると…やってない…





残念ながら目的を失ってしまったので複々線区間の適当な駅で降りて列車を撮ることにしました。

降りたのはSRTの接続駅でもある芝制(チジェ)駅

首都圏電鉄線はメトロと一体でネットワークを形成しており、韓国鉄道公社が運営をするものの車内改札ではなく駅に改札口のあるスタイルです。





出発信号機、緑じゃなくて濃い青色なのが驚きました。





やってきたのはITXセマウル色の客車列車、かっこいい。









こちらも客車列車ですね。



20分後に来る次の列車で駅を去りましたが、さあ乗る準備とカメラをしまったタイミングで電車特急ヌリロ号が通過してったのはしまった!って感じでした。

あれは撮りたかったなぁ…









首都圏電鉄線で水原(スウォン)駅まで乗車

このあとについては後半記事に分けたいと思います。













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