motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

四国まんなか千年ものがたりと大歩危峡

2020-12-16 16:15:20 | うどん県
以前から気になっていた四国まんなか千年ものがたり号。
このご時世でも大人気の観光列車であり連日満員で運転されているみたいです。

ふと、乗ってみようかなぁと思い翌日分を見るとどうやらまだ空席があるようでしたので乗りに行くことにしました。
金曜日の便だったので比較的取りやすかったというのもあるかもしれません、土日祝日だと難しいかもしれませんね。






まずは高松へ。仕事終わりの出発だったので高松に着いた頃にはすっかり暗くなっていました。


本日宿泊するのは高松駅前の好立地にあるホテルクレメント高松。
すぐ隣のホテルクレメントイン高松には泊まったことがありますがこちらは初めてです。

ランクで言えばクレメントインのほうはビジネスホテルでクレメントのほうはシティホテルという感じでしょうか?
折角のGoToトラベルキャンペーンなのでたまには贅沢をと思って予約してみました。




部屋に入ってびっくりしました。これは、かなり広いぞ…!




部屋の窓からは高松港や高松城跡の玉藻公園などがよく見えます。これは楽しい。


今回このホテルを選んだのには理由がありまして、地域共通クーポンが2枚欲しかったってのがあります。
宿泊金額の15%に当たるクーポンが100の位四捨五入で千円単位で支給されるので、2枚欲しい場合は10,000円以上のホテルを予約する必要があるわけです。
じゃらんの冬セール1,200円クーポンはGoToトラベルキャンペーン割引と併用が出来るのでかなりお得に宿泊できました。


地域共通クーポンを貰ったところで速やかに高松駅のみどりの窓口へ。
クーポン適用範囲内の区間の乗車券・特急券などが4割引となる大盤振る舞いなことをやってくれているので使ってみました。
条件はクーポンの適用範囲内でかつ地域共通クーポンを使って1,000円以上支払う場合というだけなので、もしかしたら片道乗車券相当ではなく往復や連続でも1枚のクーポンで取り扱いが出来るのかもしれませんが不安だったので2枚用意したわけです。それを抜きにしてもたまにはいいホテルでごゆるりしたいですからね。

こちらで栗林→大歩危の乗車券と高松→琴平・琴平→大歩危の自由席特急券、大歩危→児島の乗車券をそれぞれ購入。
大歩危→多度津の四国まんなか千年ものがたりは乗れなかったら来た意味がないわけですしこれは通常価格で既に押さえてあります。
また、高松~大歩危が98.2kmとギリギリ途中下車対象の101km以上に達していなかったため乗らない区間ですが栗林から買っています。
大歩危から先へ1駅土佐岩原まで延ばせばいいじゃないかと最初は思ったのですが、そうすると高知県に入るため地域共通クーポンの範囲外になっちゃうんですよね。




その後高松港から小豆島へ向かう国際フェリーを眺めたりしてからお宿に戻りました。


うどん県とはいうものの夜に空いているうどん屋さんは少ないもの。
めんどくさいしコンビニでいいやとは入ったらご当地おにぎりに遭遇しました。徳島ラーメン風とはまた挑戦的な…
味はまさに徳島ラーメンでこれが意外と美味しかったです。次は徳島ラーメン麺王のもやし味とかどうでしょうか?あのもやしやたらうまいですよね。


あとは徳島のお酒、芳水を頂きました。おいしかったです。




翌朝。ことでん高松築港駅の電車がよく見られます。


朝食は高松駅近くのめりけんや。釜玉うどん美味しかったです。




高松駅に向かうと、ちょうど東京駅からやって来た寝台特急サンライズ瀬戸が止まっていました。




私が乗るのは8:25発の特急しまんと5号高知行。N2000系の試作車2424が来ましたか。
高松から高知へ直通の特急は朝晩のみの設定で日中は宇多津・丸亀・多度津などで乗り換えが必要となります。
当ブログで何度も取り上げているように、私は香川のうどんと徳島のラーメンを梯子しがちなので特急うずしおには何度も乗ったのですがこのN2000系はもううずしお号としては走っていないんですよね…思ってたよりハイペースで置き換えが進行していて驚いています。


しまんと号の発車直前、隣のホームには四国まんなか千年ものがたり号の回送が入ってきました。
この時間に高松運転所から一旦高松駅を経由して多度津へ向けて送り込んでいたんですね、なるほど。


琴平駅で途中下車。ここ数年連続してお正月にこんぴら参りに来るようにしていますが、今年は混雑をずらすことも大事だと考えてこの時期にお参りすることにしました。




琴平に感じては何度も紹介しているので省略しますが、やっぱり何度来てもいいところですね。
参道では紅葉がまだ色付いていて綺麗でした。
平日なので空いているかなぁと思っていましたが、複数校の小学生~高校生がたくさんいて賑やかな雰囲気でした。
遠足か修学旅行かわかりませんが、確かにいいところですよね。お土産屋さんも充実していますしうどん作り体験とセットで香川を訪れている感じな気がします。




こんぴらさんからの景色。きいろいアンパンマン列車の南風号も見えました。


こんぴらさん、いいところです。皆様もぜひ。


こんぴら参りを済ませ、琴平駅に戻ってきました。
特急南風号も約半数が新型車両2700系に代わっているんですね、ちょっと前までは狙って乗る車両だった気がするんですけど。


10:48 四国まんなか千年ものがたり そらの郷紀行 大歩危行
到着・出発時にはテーマソングを車外スピーカーで流しながらゆっくりと走ります。
前にも琴平駅で撮ったことがありますがこれに乗れるとは、ワクワクしてきました。


琴平11:00発の南風5号で大歩危へ向かいます。
途中の讃岐財田で先程の四国まんなか千年ものがたり号を追い抜きます。
種別はともに特急ですがあちらはゆったり観光するための列車であるため南風が40分で走り抜ける区間を2時間かけて進みます。




四国三郎の名で知られる吉野川の渓谷が美しい大歩危駅に到着。
車内から大歩危峡を見たことは何度かありますが降りるのは初めてです。


駅を出てまず驚いたのが、なんであんな高いところまで人が住んでいるの…ってことですかね。住むの大変そう。




吉野川を渡って対岸へ、道の駅が近くにあるようなのでそちらへ向かってみることにしました。


道の駅大歩危の駐車場から、岡山へ向かう特急南風号を撮影。
大歩危観光遊覧船乗り場の建物もかなり頑張って崖に這うように建てられているのが分かります。




ここ大歩危は渓谷が本当に綺麗でした。川の水が澄んでいて透明感があります。
また、見て分かる通り岩の積層が斜め方向に傾いているのが観察できます。よくわかりませんが地質学上重要な場所みたいです。




大歩危観光遊覧船乗り場から土讃線を撮影します。
まずは四国まんなか千年ものがたり号。色合いもあって自然に溶け込んじゃってて思った感じにはなりませんでしたね…


四国まんなか千年ものがたり号の後を追ってやって来たのがきいろいアンパンマン列車南風7号。
こちらはかなり奇抜なカラーリングというのもあり小さくてもよく目立ちます。


今度は1000形の普通列車。かなりすごい場所を縫うように通っていますね。




そんな感じで大歩危の景色を楽しんでいると、2時間なんてあっという間に過ぎてしまいました。


四国まんなか千年ものがたり しあわせの郷紀行 多度津行は14:21に出発なのでちょっと早めの14時ごろには駅に戻ってきました。


大歩危行は深緑色が正面で走っていましたが帰りの多度津行は朱色が正面で進んでいきます。なかなかかっこいいじゃないですか。
キハ185系って製造された総数に対して改造のバリエーションがやたらと豊富で面白いですよね。


だいぶ早めですが車内に乗り込むことにします。14時ごろから乗れるんですね。
車内の配置は2人掛けと4人掛けのテーブル席が互い違いに配置されています。
1人用座席は両端の運転台付近にカウンター席があります。今回はカウンター席が埋まっているものの2人掛けテーブル席に空きがあったのでここを押さえることにしました。
向かいの席が空席であり続ける保証はないわけですが、まあこの配置で相席してまで乗ろうっていう奴はさすがにいないですよね。


指定席の発売済みの座席にはランチョンマットと旅のしおりが置かれています。よかった、相席にはなっていないみたいですね。
このランチョンマットの色合いは、徳島名産の藍染めですかね?この色合いいいですよね。
左にある紙は新型コロナウイルス対策の記入用紙。万が一列車内で感染者が確認された場合に迅速に連絡が出来るように対策されているのは安心できますね。


さて、この列車ですが私が今まで乗ってきた列車と大きく違います。
今まで乗ったことがなかったのですが、いわゆる「レストラン列車」に分類されるでしょうか。
JR東日本の「東北エモーション」、西武鉄道の「52席の至福」、JR九州の「或る列車」、西日本鉄道の「レールキッチンチクゴ」あたりと同一ジャンルでしょうか?
フリースペース車両や展望スペースを設けて車内を歩き回るタイプの車両と違い、自分の席でお食事を楽しむことをメインサービスにした列車です。

基本的にこれらの列車は料理を楽しんでもらうことを前提としているので、お食事付きの旅行商品として発売され駅では売っていません。
ただ、今回乗車する「四国まんなか千年ものがたり」は食事サービスを重視する列車でありながら駅できっぷが買えるのです。
観光列車という括りで見ればそこまで不思議ではありませんが、レストラン列車としては珍しいのかなぁと思います。


この列車では食事を含めた空間まで楽しんでもらうため、飲食物の持ち込みが出来ません。これも今まで乗ってきた観光列車とは勝手が違って驚くポイントでした。
どちらかといえば、レストランが走っていると解釈したほうが分かりやすいかもしれません。

この列車を最大限楽しむためには駅で指定席券と一緒に食事券を購入しておくのが一番かと思いますが、私は前日に指定席を確保したので食事券は購入できませんでした。
席の確保は直前まで可能ですが、お食事は仕入れの関係もあって4日前までに食事券の購入が必要となります。
であれば飲まず食わずで耐えろということかと思えばそういうわけではありません。車内販売メニューもかなり充実しています。


旅のしおりに記載の車内販売メニューがこんな感じ。どれも素敵です。

レストラン列車らしく、列車が大歩危駅を出るとすぐに「ご注文はお決まりでしょうか?」とアテンダントさんがやってきてくれます。






大歩危小歩危の景色を楽しんでもらうためにゆっくりと走行している間に早速お料理が届きました。
ロースカツサンドと季節のソーダを注文しました。おしゃれでいいですねこれ。


お食事をペロッと平らげると1駅目の下車観光。阿波川口駅に着きました。
タヌキがデザインされた変わった駅舎。なかなかこういう駅は降りる機会がないですからね。


おもてなしの一環で甘酒のふるまいを頂きました。おいしい。


この駅は昔は有人駅でしたが現在ではタヌキに駅業務が委託されているようです。面白いことしますね。




タヌキの皆様に見送られながら阿波川口駅を出発。なかなかシュールな光景です。


阿波川口駅を出たあたりでオリジナルグッズの販売が始まります。これもアテンダントさんがそれぞれの席を訪ねて回るスタイルです。
車内でしか買えないということで卓上カレンダーと缶バッジを購入しました。


触れ忘れていましたが、この列車の乗り心地は他の観光列車よりもかなり特殊だなぁと感じました。
速達性を売りにする列車ではないため多くの駅で他の列車を先に行かせるため待避線に入るのですが、そうなると分岐器の制限側になり駅の前後でがくんと大きな衝撃があるものです。
しかしこの列車では、それを全く感じさせることが無く驚きました。食事の提供が前提の列車であることも関係しているのでしょうか?

揺れを感じさせないということはそれだけ超低速で走行するわけで、駅の前後では15km/h程にまで速度を落としているように感じられました。
単に揺れを減らすだけでなく、沿線の方々に窓越しに手を振り返せるというのも意識してこういう走り方になっているのかもしれません。
車内のアテンダントさんもお食事の提供や観光案内と併せて沿線に手を振る方がいないか気を配っておられるようで、発見次第お出迎えがある旨を乗客に知らせ一緒に手を振り返すというのがいいなぁと思いました。
いつも歓迎があるポイントを把握しているだけでなく、踏切や近くの民家などのお出迎えにも応えるというのはなかなか出来ない気がします。
めんどくさそうに思えるのですが、こういう列車で手を振り返すのってほっこりしますよね。


阿波池田駅で後続の南風号の追い越しを待つ間にホームに降りられます。


ホーム上では駅長帽を被って写真撮影をしてもらいました。これ被らせてもらえるだけでニッコニコですよ。


阿波池田駅を出ると車掌さんから乗車記念証の配布がありました。
この日付スタンプの柄は男性車掌が常務の際には男性のイラストにしているらしいです。なかなかのこだわり。
基本的に接客はアテンダントさんが行い、車掌さんはドア扱いなどの運転業務のみを行っているようですがこの乗車記念証配布は車掌さんが直々に回ってきて配布していました。


吉野川を渡った先ではカカシと共に沿線の方のお出迎えがありました。






15:46 秘境駅で知られる坪尻駅に到着。
昔来たことがありますがやっぱりいい駅ですね。


この駅はスイッチバック構造になっており、駅を出て多度津方面へ進む際には急勾配の本線上に停車すると再始動に難があるということで一旦水平の引き上げ線に入ってから向きを変えて坂を上っていきます。
同様の構造の姨捨駅では運転台を移動せずにそのまま後退運転をするのですが、ここは進む方向に従って運転台を切り替えています。

このため引き上げ線で停車し運転士さんが車内を通り抜けて運転台交換をするのですが、「拍手でお出迎え頂けると幸いです」と案内があり乗客みんなで運転手さんに拍手を送るというのがかなり素敵なポイントかなと思いました。こういう演出が出来るってのは流石です。


坪尻駅を出るとお会計の時間。この列車は本当にレストランに準じたスタイルでその都度お支払いをするのではなく伝票をつけて最後にまとめてお会計するスタイルになっています。新鮮でびっくりしました。


お会計を済ませた後、讃岐財田駅では交換列車待ち合わせを兼ねて7分だけですが停車。ここも下車して観光することが出来ます。
停車中にヘッドライトをつけてくれるのはサービスでしょうか。かっこよく撮らせていただきました。


あかいアンパンマン列車南風号が通過。点検の兼ね合いで中間車は一般色でした。
こういう感じに一般色の車両が混ざるかどうかはJR四国の特設サイトで情報提供がされています。
これならアンパンマン列車目当てのちびっこも安心です。


讃岐財田駅は駅前に樹齢700年を越えるというタブの巨木があります。四国まんなか千年ものがたりのマークのデザインのイメージのひとつになっているみたいです。






最後に下車観光できるのが琴平駅。ここでは約20分停車します。専用待合室の見学ができますが停車時間が長いので後半になるとすっかり人がいなくなっていました。


この列車は多度津以外に善通寺・琴平で下車することもでき、ここで降りて南風号に乗り換えることで早めに岡山へ抜けることも可能です。


急ぐ旅ではないですし、終点の多度津まで乗り続けることにしました。
最後のこの区間ではアテンダントさんが「今回はご乗車いただきありがとうございました」と挨拶して回る時間に充てられているようでした。
思い付きで乗りに来た列車でしたが、思っていたよりかなり素晴らしい列車でした。これはおすすめです。
食事券が買えない直前での購入であっても、車内販売のメニューが充実しているので十分満足できる気がしました。




多度津駅からは特急しおかぜのグリーン車で帰ります。8600系の運用でした。
グリーン車はかなり快適な作りになっています。
いなほ号みたいに改造で出来ちゃった例を除けば在来線特急グリーン車の中でもかなり上位の座席なんじゃないかなぁと思いました。




車内の表示器もですし、電動フットレストのボタンとか完全にE5系とかと同じやつですよね。すごく新幹線を感じました。


8600系なかなか素敵な奴でした。繁忙期には高松~多度津をピストン運行したりなかなか便利なやつです。


んで、新幹線で帰りました。




この時間帯だと帰宅ラッシュに揉まれて嫌なのですが、Aシートに指定席が設定されたことで格段に便利になりました。
500円のAシートに対して指定席は840円で高すぎるなどという意見を見かけますが、チケットレスなら600円でそこまで割高感は感じません。
J-WESTカード会員になると特にチケットレス特急券が安くなるのでおすすめです。マリンライナーのグリーン車とか普通に買ったら1,000円するところ470円ですからね。指定席なんか210円ですよ。駅で座席指定券を買ったら530円なわけでそれより安い値段でグリーン車に乗れるっていうのはかなり攻めている気がします。

そんな感じで最後は話が逸れちゃいましたが、四国まんなか千年ものがたり号はかなり良かったです。
あんまりこの手の観光列車は一人で乗りづらいかなぁと思って乗っていなかったのですが、今後は積極的に旅程に組み込んでいきたいと思います。


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久々にうどん巡り

2020-07-25 17:08:50 | うどん県

久々にうどんが食べたくなったので食べに行ってきました。
食事しに行ったついでに撮ってきた写真を紹介します。


今回も南海電鉄の好きっぷを使用。2000円から2200円に値上げされていました。


今まで何度か好きっぷを使ってサザンに乗ってきましたが今回初めて新型のサザンプレミアムに当たりました。
座席配置が若干異なるので事前にネットで紹介すればわかるんですよね。

座席は明るい青色で、高速バスの座席に近い雰囲気を感じます。


前席にコンセントがついているのも旧型サザンとの大きな違い。
肘掛けではなく前の座席の下についています。つまり足元にも同じものがあるわけですね。


サザンプレミアムの特徴といえばプラズマクラスター。
昨今の感染症に効果があるものなのかはわかりませんが、なんか良さそうな気がします。


乗ってみて思ったのが窓の高さ。
元の設計が通勤電車だからということなのでしょうか?房総ビューエクスプレス255系っぽさを感じたりしました。


和歌山市からは和歌山港行きの電車に乗り換え。
南海フェリーが出る時間に合わせたダイヤが組まれています。


乗車した電車は加太線と共通運用の「めでたいでんしゃ」。
車内に入るとおさかなだらけでなかなか凝った作りです。


木製のつり革もお魚がたくさんいます。かわいい。




和歌山港駅に着くとフェリーまでまっすぐ連絡通路が伸びています。
全然知らずにやって来たのですが、南海フェリーでは昨年12月に新造船あいがデビューしていたそうで今回はそれに乗れるようです。やったね。


徳島名産の藍と愛を掛けた名前、いいじゃないですか。




今までのちょっとぼろさを感じるフェリーとは違い、やっぱりピカピカで快適になっています。




最初に驚いたのが和歌山港乗船口から入ってすぐのこちら。
従来船かつらぎもこの位置にトイレ・トラックドライバールームが設けられていて壁はありましたが随分と長くなっています。


延長された部分には大型化・バリアフリー対応となったトイレ、赤ちゃんルームや大型のパウダールーム、シャワー設備が追加されたトラックドライバールームと様々な方面で進化しているようでした。




人気の高いじゅうたん席もいろいろなバリエーションが用意されているのが驚きでした。
一般的なじゅうたん席の他に女性専用区画、身障者優先区画、個室型の区画と用意されています。
個室型になっているところでも貸切とかはできませんが、扉が閉められるのでお子様連れだと便利なのかもなぁと思ったりしました。






シンプルな椅子席も多数配置されています。モケットには阿波踊りなど凝ったデザインが見られます。


一部には車いすに対応した椅子席も設けられており、本当にいろいろな面で快適性が向上しているんだと感じました。


従来船かつらぎでは数少ないコンセント付き区画ということで真っ先に埋まっていたビジネススペース。
6席しかなく苦労したことが何度かありましたが、ここも大幅に増やされ12席も確保されています。

フェリーの船内ってやっぱり電波が弱くなりますし、こういう環境で勉強すると集中できるんですよね。
今回南海フェリーに乗った目的の1つがこの移動型自習室でした。まさか新造船になっているとは思っていませんでしたが。


そのほか、テーブル席やソファ席など非常に多様な座席が用意されています。これは楽しい。


私は前述の通りビジネススペース…のつもりだったのですが、窓側のカウンター席にしました。
さすが新しい船といった感じでコンセントはかなりたくさん設けられています。
ビジネススペースの仕切りと蛍光灯がある感じはかなり勉強向きなんですけど、実際皆さんがあれに殺到しているのってコンセント目当てなところありましたからね。
今回は比較的すいているので、窓が見えるここで勉強しつつ、たまに海を見たりしようかなと思います。


その前にお腹が空いたので。カップ麺の自販機がちゃんと受け継がれているのは嬉しいところです。



課題を片付けまして、まだ徳島港まで時間があったので休憩がてらデッキへあがってみることにしました。
暑かったので自販機のアイスをお供に。


従来船かつらぎに限らず、フェリーのデッキって雰囲気はいいものの喫煙所に指定されていて近寄りたくない場所だったりしました。
ただ、新しい船だけあって健康増進法あたりの兼ね合いがあるんでしょうね、喫煙箇所は屋内の喫煙室のみとなっています。


屋外で潮風を感じながらアイスを食べる。これはいいものです。
このさらに上に展望デッキもあるのですがそこは相変わらず椅子がないので、ここのデッキで座りながら潮風を浴びるのがいいのかなぁとか思いました。


青い空、青い海。たまに船に乗りたくなるんですけどこの日のコンディションは良かったです。


南海フェリーを下りて徳島バスで駅へ。トクシィラッピングのかわいらしい車両でした。
住んでいた名古屋を除いたら一番乗ってる路線バス説あるくらいお世話になっている気がします。


16時ごろ、徳島ラーメン麺王を頂きました。
麺王はラーメンはもちろんのこと、あの味もやしがまた美味いんですよね。幸せ。


徳島駅ではあと2日で見られなくなる海部ゆきの表示。
阿佐海岸鉄道のDMV導入に伴う工事が7/18から開始されることに伴うものです。


特急うずしお号に乗って今度は高松を目指します。振り子式新型気動車2700系です。
少し前まではN2000系が当たり前で狙って新型2600系に乗るかハズレのキハ185に乗るかってところでしたが、変わりましたねぇ…
驚くことですが、7/17付でうずしお号からN2000系は撤退。2600系、2700系及びキハ185系の3種のみになったようです。
この期に及んでしぶとく生き残っているキハ185は何なんですかね、N2000系の剣山号とか期待していたんですけど。

ちょうど今回乗る列車の1本前のうずしお22号岡山行きがN2000系なのはちらっと見ていたのですが、途中で南風号と併結する列車はしばらく安泰だろうと思い込んで撮ってなかったんですよね。そっかー…


2700系南風の初日に乗りに行った時にもご紹介しましたが、座席のグレードに関しては2600系のほうが個人的には好きだったなぁと思ったり。
2600系がE7/W7系に対して2700系がN700A系っていう感じの椅子をしています。


全席コンセントはやっぱり助かります。
サザン-南海フェリー-うずしおと3連続でコンセントの恩恵を受けられるようになるとは。


高松駅についたら、行き先なんか考えずにHELLOCYCLINGをレンタルします。
このお出かけの目的はあくまでうどんを食べに行くことですが、そのついでに皆様から頂いたHELLOCYCLING無料クーポンを期限内に有効活用させていただこうと思ったわけです。改めてありがとうございます。


何となく高松港を走っていたら、やたら長い防波堤があったので進んでみました。




自転車、ランニング、釣り人などにぎやかな防波堤をまっすぐ進むと先端には赤い灯台が現れます。
これは、せとしるべという愛称の高松港玉藻防波堤灯台。こんなところがあったなんて知りませんでした。


この灯台のすぐ脇をいろいろなフェリーが通り過ぎていきます。かなり近くを通るんですね。
やって来たのはキリンがかわいい国際フェリー。小豆島と高松を結ぶのに何故か国際フェリー。


高松港着岸までの動きをここから眺めるのも面白いものです。


遠くに船が見えるなぁと拡大してみたら、あれは新居浜から六甲を結ぶ四国開発フェリー、またの名をオレンジフェリー。
大阪-東予の夜行便は乗ったことあるのですが深夜到着となるこっちの航路は乗ったことないのでちょっと興味が。
乗りづらい時間なのは貨物輸送が主体の航路のため。
大阪-東予航路の船と比べると圧倒的に窓の数が少ないのが分かります。


おふねの観察をするにはおすすめな防波堤。ぜひ。


高松は100円/15分の料金体系なので、無駄なく使おうと思って28分で返却。
何となく見つけた防波堤でしたが意外と時間が経っていました。


晩御飯はどうしようか、めりけん屋でうどん食べたいなぁと思っていたのですが時短営業の影響を受けあのめりけん屋ですらやっていないという悲劇。
基本的に朝の食べ物なので夜にうどん食べたいといっても基本的には無理です。
いくら一宮市に来たからといって、晩飯にモーニングが食べたいといってもないですよね。いや、ありそうな気がしてきた…

うどんというのは大体朝に作ってその日の分がなくなったらおしまいなので勝負を決めすならおやつ時までなんですよね。
うーんうどん県でうどん食べられないどうしようと呟いていたところ、骨付鳥をお勧めしてもらいました。


ただ、一人で入店するにはハードルが高いだろうと思ったのでテイクアウトしてきました。
高松骨付鳥の名店、一鶴。HELLOCYCLINGを飛ばして行ってきました。
出来上がりまで20分かかるとのことだったので近くのステーションに返却し待機しました。


高松駅前のクレメントインに戻って開封。ひなどり&とりめしで1400円と決して安くはありません。
骨付鳥ですが、カリッと揚がった皮と胡椒のスパイシーな感じが美味しかったです。

次の日


朝は昨日断念しためりけん屋へ。かけ小を頼むのがうどんや巡りのコツです。
このすぐ近くの味庄さんも美味しいので今度また行きたいなぁと思ったりしてます。
味庄さんは意味わからん位早朝から開いているイメージが強くて、ジャンボフェリー夜行便に揺られた後に食べるのが最高にうまいんですよね。


今日もHELLOCYCLINGを借ります。線路沿いのよさげなところで電車を待機。
春日川~潟元のちょうど背後に新川が迫るあたりですね。


元東山線250形がやってきました。
黄電が現役のころは馴染みのない世代ですが、造形が同じ5000形にはお世話になったので親しみが持てます。




八栗駅では元名城線1000形がやってきました。この顔こそ黄電って感じがします。
東山線の300形と似ている気もしますが、あっちは最後まで方向幕ではなく前面に行き先サボを掲げていました。


アシスト付きなので多少の坂道でもグイグイと登ってくれます。
なんで八栗までわざわざ来たかって、お分かりですよね?






ざるぶっかけうどんが美味しいお店、山田家さんがお目当てです。
ちょうど開店時刻10時すぐに来られたので意外なほど空いていました。


前回来たときは混んでいて普通のテーブル席でしたが、空いていたのでお庭のよく見えるお座敷の席にしてもらいました。これは素敵です。






ざるぶっかけうどん。うまい!
四国のうどんとしては高めの価格設定かと思いますが、四国のうどんの中でも特にもちもちとしていて非常に美味しかったです。




高松へ向けて自転車で戻るわけですが、その途中新川にて折角なのでうずしお号を撮影。
2600系と2700系って似ているようで結構違うんですね。
裾の処理や屋根の高さ、クーラー覆いに指定席/自由席表示の位置など結構見比べると違いが多いことに気づかされます。


途中で通ったのですが、はなまるうどんって高松発祥だったんですね。てっきり〇亀製麺と同じでよそ者だと思ってました。


3件目は栗林の上原屋本店の予定でしたが定休日だったのでうどんバカ一代へ。
ちょうどお昼の混みあう時間でしたがそこまで並ぶことなく食べられました。


釜バターうどん。これが美味しいんですよね。
他のうどん屋さんに比べて若者率が高いお店な印象も受けました。


そんなわけでうどん3杯食べたところでおなか一杯になったので帰ることにします。
今回は新規開拓できませんでしたが、何度もうどん県には来るはずなのでそこで新しいお店に行ってみたいと思います。
高松周辺じゃないところも食べに行きたいですね、宇多津のおか泉さんとか美味しいと噂は聞いているのですが。




うどん県、美味しかったです。また行きます。

おわり


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↑バスの同人誌です。

<おまけ>

別の日ですが、N700Sを見かけました。スマホしか持ってなかったのであれですが…
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初詣2020 こんぴら参り

2020-01-06 21:00:07 | うどん県

皆様、遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

新年一発目のブログ画像はこちらにしました。瀬戸大橋を渡ってすぐにある坂出の工場群。
青い空、青い海に映える王城のひしめく光景、瀬戸大橋線で四国に入国する際にこの景色を楽しみにしているっていう方も多いのではないでしょうか。


今回は、JR四国ツアーが西暦2020年にちなんで2,020円で四国全線と特急自由席に乗り放題という「お正月四国堪能きっぷ」を使用させていただきました。
1日当たりの値段で言えばあの有名な18きっぷよりもお安い値段ですよ…マジですか。ありがとうございます。




特急しおかぜに乗車しましたが、四国に入って1駅目の宇多津で7分の乗車。
なんとこの停車中に高松からやってきたいしづち11号を先行させるという変わった運用が見られます。

本来であればこの宇多津駅で高松からくるいしづち号を連結するのですが、お正月などの最混雑期には松山~岡山のしおかぜ号に利用が集中することからそちらに車両を回し、多度津・宇多津~高松は区間運転の特急に乗り換えてもらうという運行形態が見られます。
本来車両を連結するダイヤで設定されているしおかぜ号は7分停車しますが、いしづち号はこの間に先行し多度津へ向かいます。
このため、丸亀・多度津へ向かう人は乗り換えた方が早く着くことができるんですね。案内はしていませんでしたが。




岡山駅で特急南風を1時間近く待つくらいならと早めに四国入りし、適当に降りてみたんですがそういえば宇多津ってこれといって何かがあるわけじゃないですね。


それに加え、特急南風の約半数は宇多津を通過するというのを忘れていました。
快速サンポート南風リレー号で1駅お隣の丸亀駅へ。


今年もやってまいりました。初詣といえばこんぴらさん。


乗ってきた列車を後追いで撮っていたら、急にラ・マル・ド・ボァが現れて驚きました。


お正月からいいものが見られました。乗ってみたいなぁ。


青く澄んだ空にこの駅舎。いいですねぇ。


さて、琴平参りの様子ですが、昨年も行ったのでそちらを
見ていただこうかなぁと思います()


琴平の参道の入口では、お猿さんが竹馬に乗っていました。すげぇ。


参道の階段の途中で見かけた石段かご、担ぎ手の不足で今年の1月限りで見納めとなってしまうそうですよね。








やはり元日は混みあいますね、階段が多いため段の途中で止まってしまうことが無いようにロープで規制がされたりしていました。






階段を上り下りして参拝を終え、いい運動になったところで年明けうどんを食べに行きました。
残念ながら年明けうどん用の餡餅が切れたとのことで普通の海老天うどんですが、それでもおいしかったです。


琴平駅に戻りました。


特急南風号に乗車し再度宇多津駅へ、この南風は数少ない岡山行のうずしお号を前に2両増結する列車でした。
1両のみの試作型N2000系2424がかっこいい。




普通電車で行った方が楽なのですが、折角特急に乗れるきっぷなのでここで後続の特急いしづち号を待ちました。寒かった。
コンセントがついていて快適な座席、枕も動かせますしリクライニングすると座面が前にせり出す構造でなかなか良かったです。


宇多津駅から坂出・高松と2駅で終点のシャトル特急。乗り換え客がメインターゲットなのでしおかぜ号が来るまではかなりガラガラでした。
高松始発の時は宇多津経由多度津まで行くのですが、戻りは宇多津まで回送されるみたいですね。


あとこの列車、号車表示に面白い点がありまして。
いしづち号に主に用いられるのは8000系3両編成で、5両編成のしおかぜ号と連結するため6-7-8号車が振られています。うち8号車は指定席で6,7号車は自由席。
8号車が指定席であることを守るためか、8600系2連を用いる場合は6号車―8号車となり8号車一部が指定席区画になります。

それを単独運転しているだけなので何らおかしなことはないのですが、2両編成の特急なのに「前から8号車、6号車の順です」と放送されるので!?となります。


高松駅まで乗車。2両編成で小回りの利くハチロク、いい車両でした。




高徳線の特急うずしお号に乗り換え。振子型新型車の2700系ですか、いいですねぇ。


オレンジタウンに停車する列車なんてあったんですね、知らなかった。




一月一日は徳島に泊まることにしました。


お正月といえば外せない、おせち料理徳島ラーメン麺王!
美味しかったです。味もやしで無限にコメが食える。

内容的には1階の記事にまとめて書ききれそうなのですが、複数回にわたって楽しんでいただけるよう記事を分割しようと思います。やる気スイッチが押されていないので仕方ないね。
こんな野郎ですが、今年もよろしくお願いいたします。


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新型南風に乗りに四国へ。

2019-10-02 22:22:03 | うどん県

2019-9/28に特急南風号の新型車2700系がデビューするというので乗りに行ってきました。
以前に特急うずしおの新型車2600系に乗ってきた記事を出しましたが、その2600系を改良した形式といえる2700系、今回は比較する形で2700系をご紹介しようと思います。


事前に時刻表の特集ページで初日の便ではセレモニーを行う旨が書かれていたので楽しみにやってきました。
その関係で、この日のみは岡山駅ののりばを5番のりばに変更していました。
メインのホームから少し離れた位置にあり少々不便な場所であるため普段はラ・マル・ド・ボァ(La Malle de Bois)やアンパンマントロッコなどの専用ホームとなっています。


今回南風号に充てられるにあたり、グリーン車が連結されるようになったのが特徴です。




4両編成で先頭車両が半室グリーン車の合造車、気動車らしくすべてに運転台がある組成です。
置き換え対象となる2000系は中間車がありますがこの2700系はすべて運転台付きで製造されているみたいです。


2600形と外観のデザインで大きな差はありませんが、黄緑色のラインが1本追加されているところで判別できます。
また、2600系で採用された空気ばね傾斜をやめて2000系と同じ振り子気動車となったため車体裾の絞りがややきつくなっています。




ホーム上ではよさこい踊りで歓迎ムード、といった感じでした。


そんな雰囲気の中後ろのホームにはアンパンマントロッコがやってきました。この南風号が出たあと5番のりばを使用し折り返す列車です。




特急南風 高知行と交互に表示がされていました。やっぱり新車なだけあって各部綺麗です。




黄緑のラインがいいアクセントになっています。かっこいい。






その後、JR四国とJR西日本岡山支社のお偉い方と岡山駅長さんの3名でテープカットが行われました。




出発合図の様子も見たかったのですが今回は外からではなく車内から楽しむこととします。
ホームのたくさんの人に手を振り返すという体験もなかなかありません。これはこれで面白かったです。


んまい!


座席はこんな感じ。あれ…2600系よりダウングレードしたのでは…?


全席コンセント装備でもちろん快適なのですが、2600系の座席(上画像)にあった可動式の枕がなくなっています。
あれ結構好きだったのですが、座席間隔を詰めるだとか保守の面から考えると厄介なのかもしれません。
北陸新幹線のE7/W7と似たグレードの座席だったのが素敵だったのですが、まあ仕方ないですね。




また、車両の途中で指定席区画と自由席区画が変わるうずしお号などに充てるために2600形に採用されていた座席上ランプ(上2枚画像)ですが、これも2700系では省略されています。
結局は枕カバーの交換で対応したほうが安いという判断でしょうか。座席未指定券のランプと異なり頻繁に変動するものでもないですし。


瀬戸大橋を渡りうどん県に入国。




琴平駅で下車しました。振子装置の本領発揮はこの先だと思いますが今回はうどんを食べに来たので。
多度津を出て少しの間は振子を使っていたように感じました。そこで速く走っても金蔵寺駅の交換待ちで待つんですよね。




琴平駅。正月ぶりにやってきました。




今回もこんぴらさん参り。


琴平参道のお店が並ぶあたりに、見たことのない風格のある建物を発見。
今年8月に復活したことひら温泉御宿敷島館。


足湯は無料開放されているのが大変ありがたいところです。階段を上り下りした後の足湯は最高っす。
タオルもタダで貸してくれるとは、太っ腹です。


琴電で高松市内へ向かいました。


ばんめしは駅前のめりけんや。美味しかった。




高松駅のお土産屋さんを覗いてみたら、面白い新商品が出ていました。
サンライズエクスプレスにちなんで出雲そばと讃岐うどんをセットにした商品です、面白いこと考えますね。
パッケージもオタクホイホイなデザイン。即購入しました。

<翌日>



HELLOCYCLINGを借りてうどんを食べに行くことにしました。
全然歩ける距離ですが30分200円ならいいですね。




自転車で普通に走れば15分100円で行けましたが、電車を撮ったりしていたら時間を過ぎて200円となってしまいました。




今回やってきたのはうどん屋さんは「手打ち十段 うどんバカ一代」
土曜日の朝9:30頃にきましたが既に20名ほどの行列ができていました。
有名店とのことで店内に多くの色紙が並んでいます。


このお店は釡玉バターが売りのお店。元祖釡玉は鳥越製麺所というところで確定しているそうですが釡玉バターの発祥は定かではないみたいですね。
発症なのかどうなのかはよくわかりませんが、このお店一番の推しが釡玉バターうどん。
今まで丸亀などのチェーン店でも釡玉バターって食べたことなかったんですよね、なんというか邪道な感じがして。

食べてみましたが、バターとペッパーが効いてカルボナーラな感じの味わいになるんですね。うまい。
初めからこんな感じの釡玉ですが生卵とだし醤油が1つづつついてくるので、味わいを変えて楽しむことができます。
追い卵の後醤油を注ぐと、急に和風な感じが強くなってこれもまたおいしい。すごいですねこれ。
麺も程よいこしがあって美味しかったです。ごちそうさまでした。


長尾線の留置車両を見ながら瓦町へ向かいます。




また今回も仏生山温泉へ。




レトロ電車の運転日ではありませんでしたが、貸切運行があるようで仏生山駅に止まっていました。


冷房装置がない関係か、窓が開け放たれており運転台が観察できました。ごつごつしとる。


元々京急で600系としてアクロバティックしていた1070系と並ぶレトロ電車。


そんなわけでいい湯でした。




高松駅へ戻ります。


特急うずしお号にも新型車2700系が投入されているんですね。
となるとN2000の置き換えも意外と早いのでしょうか。
キハ185形の置き換えの方が先でしょうか、今後の動向に注目ですね。




本日二杯目のうどんは高松駅の連絡船うどん。鶏天うどんにしましたが意外とでかくてボリューミーでした。




うどんを食べたのち、現代に残る連絡船に乗り神戸三宮へ。






ジャンボフェリーで4時間半、三宮へ。
昼の航路だと比較的すいているので、ゆったりカーペットでくつろぎながら読書するのに向いています。
今回高松駅で購入して船内で読んだ本についてはまた後日記事にしようと思います。面白い本でした。


霞みがかっていて面白い景色が撮れて楽しかったです。


ジャンボフェリー名物、船内うどん。今回もシンプルなかやくうどんにしました。
出汁がうまいんですよね。高松市内のうどん屋さんと比べても一切劣ることのない、というかこれ食べるために乗るのありだなと思える美味しさです。










夕陽時の明石海峡大橋がこの航路のハイライトですね。
この景色を見るためにうどん14:00→神戸18:35の便を何度も選んで乗っていますがやっぱいいですねこれは。




船内はにゃんこフェリー仕様になっており、猫がたくさん。








夜の三宮の景色もいいですねぇ。また来てみたいです。


駅周辺には明石海峡大橋を渡って運行する本四海峡バスやフットバスなどが盛んに行き来していました。


フットバスの特徴は行先表記がうどん県(高松駅)なこと。公式にうどん県表記が定着しているのが面白いところです。


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機内食を食べに行ってきました。

2019-06-06 16:12:51 | うどん県
内容的には前回の続きなわけですが、うどん県とか徳島とかは何度も取り上げている話なので巻きでお送りします。
帰り道の途中で寄った晩飯についてがメインというわけです。




うどんから徳島へ向かう特急うずしおに乗るためにホームに入ると、アンパンマントロッコが止まっていました。
そういえば今日は土曜日でしたね、親子ではしゃいでいる方々がたくさんいて微笑ましい光景でした。


電光掲示板は職人技のイラストが表示されていました。




かなり開放的なトロッコ車両。床にも窓が開いていて下も眺められるみたいです。
最近は土日に瀬戸大橋を渡る運用がほぼ定期的に組まれているみたいです。
瀬戸大橋を渡る特急で宇多津を通らずに向かう(マリンライナーの経路)列車が定期ではないのでオタク的にはその辺も若干気になるところです。

私が乗るのはその隣に見切れているN2000系うずしお号。
非電化路線を最高速度130km/hで爆走する化け物振り子気動車です。


暢気に遅くまで寝ていたので朝ご飯は高松駅ウィリーウィンキーで買ったあんパンを。
トロッコに描かれたアンパンマンの眼力を感じながら食べ始めました。




途中で交換したのは2600系うずしお。
中央東線や予讃線と同じく、コストのかかる振り子式をやめて空気ばねで車体を傾斜させる方式にしようぜと作られた車両です。
ただ、2000系置き換えのために本格採用しようと思ったところ、土讃線のカーブが右に左に空気ばねへのエア供給が間に合わないという問題が発覚。
結局試作的意味の強い2編成のみで以降の増備はされないことが決定しました。残念。

以前に一度こいつに乗るのを目的に来たことがありましたが結構快適だったので当たりかなぁと思います。
N2000の振り子を体感するのもそれはそれで楽しいですし、キハ185系の昭和を感じる特急にあえて乗るのも風情が…
いや、キハ185は1回乗ったらもういいわって感じでした。同じ額なら新しくて速いほうがいいです。


徳島につきました。


以前行こうと思っていたものの営業時間外だった中華そば「いのたに」さんへ向かいました。
10:30開店に対して10:40到着。流石に早すぎたかなと思いましたがそれでもお客さんがたくさんいました。


徳島ラーメン。やっぱこの黒いスープは徳島ならではですよねぇ。
味ですが、食べなれている麺王と比較すると醤油の味が少し強めに感じました。うまい。




何度も来ている徳島を歩いて駅に戻ります。
この街の雰囲気好きなんですよねぇ。






今回も南海フェリーで本州へと帰ります。
小豆島がメイン企画だったので小豆島に2日間滞在してジャンボフェリーで神戸に戻ってくるのもありだったかなぁとは思ったんですが。


南海フェリー乗り場付近を眺めると、何やら見慣れない橋脚が並んでいました。


この南海フェリー乗り場より少し北の地図を見ていくとその謎が分かるのですが、注目していただきたいのがオレンジの線で示されている高速道路。
かなり強引なカーブを描いて高松自動車道から分かれるのが徳島自動車道。別に急勾配があるわけではありません。


こちらが徳島IC~鳴門JCT開通前の路線。ここから繋げちゃったわけですね。




この実に不自然なカーブですが、小松島・阿南方面へ建設が進められている四国横断自動車道に繋げるための構造だったみたいです。
最初に紹介した橋脚は建設中の四国横断自動車道のものというわけです。


黒煙を上げながら徳島港を出港。
徳島→和歌山の向きで乗るのって初めてかもしれません。


徳島駅で買ってきた鳴門金時のういろうと船内で買ったカフェラテを。
船のデッキで潮風を受けながら食べるのは雰囲気いいですなぁ。
ただ、3階デッキには椅子が一切ありません。立ち食いになっちゃうのがなぁ…




和歌山港につきました。




好きっぷ2000を買っているので南海電車はどこまで乗っても同額なのですが、今回は難波や新今宮まで乗らず関西空港へ。






関空展望ホールスカイビューへは無料連絡バスを使って移動します。
以前も来たことがありますがなかなか楽しいところですね。


さて、今回のお目当てはこちらです。
関空展望ホールにはレストランとカフェがそれぞれ存在しています。
記事タイトルにもある通り、こちらのレストランの目玉は機内食。これはおもしろい。

ご飯を食べる前に、展望ホールに行ってみましょう。




この日は前回来た時と違い、奥に向かって飛び立っていっていました。
飛行機に疎く全然知らなかったのですが、風向きによって追い風になる向きに離陸するんですね。そんな柔軟に対応できるものだとは知りませんでした。


発着案内が出ていましたが、なるほどわからん。


春秋航空


こちらは中國東方航空のディズニーラッピング機。上海迪士尼乐园のラッピングがされていました。こんなのおるんか。

ただ、風が冷たい。
さっさと室内に戻りました。




1つ下のフロアでグッズを見てきました。
この缶バッジ、前回関空に来た時にガチャガチャで出したやつですやん。
バラ安売りされていたのでほしかったAVEとFrecciarossaの2つを購入。


グッズ売り場ではビーフコンソメスープとかも売っていました。これがなかなかおいしい。


時間的にもいい感じになったのでレストラン「レジェンド・オブ・コンコルド」へ向かいます。


超音速旅客機コンコルドの日本最終運行が関空までのフライトだったことから、コンコルドを模したつくりになっているみたいです。ぱやぱや。


コンコルドの形状をしたテーブルも並んでいます。すごい。


機内食の他にもパンケーキやほろ酔い系メニューもあるみたいです。






窓からは飛行機を眺めることができます。
よくわからんけどこの景色はいいですねぇ。




こちらが体験機内食。ドリンクバー付きで2,000円でした。
高いとみるか安いとみるかは人によりますが、アトラクション的な意味を考えると適切なのかなぁと思います。


メニューはこんな感じ、ザ・機内食って感じの容器に入っています。
お肉とマッシュポテトがメインみたいです。
サラダにはエビやサーモンもついてなかなか豪華です。

また、機内食で提供されることの多い(らしい)パックのお水もついてきます。
ドリンクバーがあるので正直いらないのですが一応飲んどきました。






飛行機を眺めながら機内食を食べるというなかなか不思議な感覚。




台湾に行ったときに乗ったエバー航空。サンリオジェットがかわいい。




飛行機の形式には詳しくないですが、ジャンボジェットなら知っています。
引退したはずでは…!?と思いましたが貨物機としては今でも現役なんですね。

デザートのケーキもおいしかったです。ごちそうさまでした。


関空展望ホールはバスに乗らないと関空のメインターミナル側に戻れないので時間を見ておく必要があります。
時間帯によっては20分間隔になるので、待たずに乗れる…とは言いづらいですね。






草津までの帰りは特急はるかに乗車しました。キティはるか号でした。
指定席が満席だったので自由席にしましたが、かなり混んでいました。
途中の京都駅までデッキで潰される結果に。


内装では控えめながらキティちゃんがいました。

おしまい。


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