motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

WILLEREXPRESSで広島へ

2019-07-16 23:44:27 | 旅行

さて、今回はピンクのバスで広島へ向かおうと思います。
京都駅八条口を15:25に出発し、約7時間後の22:30にバスステーション広島駅北口、その先終点広島八丁堀には22:45につく昼行のバスです。
お値段は片道3500円でした。




WILLER名物のカノピー付き座席です。
アッパレ静岡のときに乗ったのと同じ、夜行用4列車両です。
京都発車時点でお客さんは7名程度とかなりガラガラでしたが、「本日満席のため現在空いている座席に荷物を置かれませんよう」と案内がありました。

ガラガラなのも当然です、京都を出ると桃山台でお客さん(1名でした)を乗せ、渋滞することで有名な新御堂筋を経由し梅田の繁華街を通ってWILLER大阪梅田に到着。
ここでは近くのコンビニなどに行けるよう休憩も兼ね20分ほど停車ののち17:05に出発となりました。

つまり、大阪の発車時間は京都発車の1時間40分もあとなわけです。
バスなら京都から乗っても大阪から乗っても同額とはいいえ新快速で30分560円の距離、京都方面からの人も大阪から乗った方が都合がいいことが多そうです。


私は今回非常にに時間に余裕があったので、Tジョイ京都でガルパン劇場版2を観てから京都から乗って車内でお昼寝を決めました。

大阪からは予告通り満席になりました。4人席でも比較的仕切りが大きく一般的なバスよりは快適性は高いものと思われますが、やっぱ大変ですね。
昼行だからまだいいですが夜行バスだと大変そうです。特に夜遅くのSAトイレ休憩で通路側の人起こさなきゃいけないシチュエーションとか…


1回目の休憩は兵庫県の三木SA。18:05頃に到着。
WILLERの昼行路線では車内にトイレがないこと及び車両の点検を行う関係で約1時間半ごとに約20分の休憩が設けられています。
あと2回休憩があるということなので、大阪から乗ったとしても休憩時間だけで1時間近く消えるわけですが別に私は気になりませんでした。
むしろ休憩が長くお土産購入やフードコートでの飲食も楽しめるので楽しかったです。昼行路線ならではの楽しみ方ですよね。


ここのSAのお会計の看板、公団ゴシックが高速道路感。


おなかが減ったのでから揚げ屋さんでから揚げ1個とコロッケ1個を購入。


絶対うまいでかめのから揚げです。
こちらのお店が19時閉店ということで、から揚げ1個しか買っていないのに2つおまけしてもらっちゃって計3つを頂きました。
時間たって硬いかもだけどごめんね~といわれましたが全然気にならない感じでした。盛大におまけしていただいちゃって大感謝でした。美味しかった。




2か所目の休憩は岡山県の吉備SA、19:45着でした。

到着前に運転手さんより「3回目の休憩高坂PAに着く時間にはすでに売店が閉まっているのでお食事のお買い物は次の吉備SAでお済ませください」とご案内がありました。
細かく案内していただけて非常に助かりました。


ちょうど日が落ちるくらいの頃合い、シルエットがいい感じです。

3か所目の休憩は広島県の高坂PA、21:15の到着でした。
こちらの売店は19:30に営業終了なのでトイレにしか行けません。その影響で休憩時間は短く10分のみ。
めんどくさいのでここは下りず車内で寝ていました。


22:30、時間通りにバスステーション広島駅北口に到着。


ここは今年4月にできたWILLER専用のバス待合室のようで、路上のりばだったものから待合室付きの快適な空間に変わったということです。
雰囲気としてはWILLER大阪梅田のターミナルに近い雰囲気でした。

駅までは歩いて5分ほどでそこまで遠くもない距離。どちらかというと裏口な新幹線側に位置しています。
広島駅の自由通路が完成したことで新幹線側もだいぶ便利になったなぁと思います。




時間はもうすぐ23時、終電1本前の1系統(途中止まりなので系統番号0番)の広電本社前行に乗りホテルへ向かいました。
折角安くここまで来たのでネットカフェにしようと思っていたんですが、疲れたのでホテル取っちゃいましたね…まあそういうこともあるさ。

ということで広島に到着、次回に続きます。


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加悦SL広場へサイクリング

2019-06-21 00:16:43 | 旅行

さて、今回は前々から行きたいなぁと思っていた加悦(かや)SL広場に行ってきました。
京都府内ながら結構遠くてなかなか行く気にならなかったんですよねぇ…
朝のきのさき1号で福知山へ、その先京都丹後鉄道の特急たんごリレーで与謝野駅へ向かいます。

始発列車ははしだて号との分割はなく、単編成の4両。
合造車クモロハがありグリーン0.5両、指定1.5両、自由2両の構成となっています。
福知山方面への始発特急なだけあって自由席は結構埋まっていました。8割くらいでしょうか。

自由席2両だけなのに車掌さんが2名乗務されており、そんないらんやろと思っていましたが検札の様子を見ているとかなり時間がかかっていました。
どうやら、特急券を購入していない人がそこそこいるのに加え、ICカードで乗車し福知山・城崎温泉方面へ向かおうというお客さんが非常に多いみたいでした…
そのたびに乗車券を現金発券してIC取り消しの証明書を発券して、また京都とかのIC使える駅に戻ってからこの証明書で取り消してもらってなーと説明されているわけで…ご苦労様です。


福知山駅で京都丹後鉄道に乗り換えます。
特急たんごリレーの丹後の海号。前から乗ってみたいなぁと思っていたんですよねぇ。


右に止まっているこちらは今年5月18日からデビューした新型車両、KTR300形。
登場してまだ1か月経っていない新型車両、ぴかぴかでかっこいい。
新潟トランシスの標準車体そのままかと思いきや、前面角をトリムした角ばった形状にアレンジしているのがいいですね。
ライトも白い正方形のところしか発光しないのでライトとしての性能だけ考えたらもっと小型にできるところ、目としてこの形状にデザインされているのはとても好きです。
極限まで小型化すれば神戸市営地下鉄新車みたいに豆粒にできるんだとは思いますが、あれはなぁ…

今回乗るのは左のKTR8000形。はしだて号として京都に乗り入れてくる運用にも乗ってみたかったのですが時間的都合でたんごリレーとして乗車。


宮津駅から進行方向をかえ、天橋立・網野へ向かいます。
座席転換をしたいところですが、8割近いお客さんが後数分の天橋立で降りていくので座席を転換する気がないみたいです。
しゃーないので天橋立を出てガラガラになってから転換。


自由席側はフリースペースもあるのでそっちに行くのも楽しいと思います。
天橋立過ぎたらかなり座席が空くので移動し放題ですし。
KTR8000形ですが、フリースペースのある側の運転席は展望がしやすい半室運転席になっているみたいです。




青い車体をギラリと光らせて去っていきました。見た目はJR九州のD&S列車ですよねぇ。かっこいい。




野田川駅から改称された久美浜駅で下車。
今回目的地としている加悦へ向かっていた加悦鉄道線はこの駅から分岐していました。


この駅でレンタサイクルを借りて加悦へ。
どこで借りればええんやと少し悩みましたが、駅のきっぷ売り場で借りるんですか。


与謝野駅のちょうど裏側、自転車だと踏切まで行って戻ってくるためちょっと遠回りになります。
廃線跡サイクリングロード上には昔の駅の跡である旨の看板が立っています。
加悦鉄道が出ていたころのここの駅名は丹後山田駅。野田川駅より前の名前ですか。

JR西日本から北近畿タンゴ鉄道に移管されると同時に野田川町の中心駅ということで改称。
その後WILLER TRAINSに移管の際には野田川町は加悦町、岩滝町と合併し与謝野町に名前が変わっていたので合わせる形で改称しています。


ここからまっすぐ伸びる加悦鉄道廃線跡。
全線にわたってサイクリングロードとして整備されています。


1駅目の水戸谷駅、この角度から見ると駅っぽいですよね。




こちらが水戸谷駅跡地にできた休憩所。


今回借りている自転車がこちら、200円で借りてきました。
サドルが低くギアはなくもちろん電動アシストもない仕様ですが、加悦鉄道跡地は基本的に平坦線なのでそこまで困ることはありません。


私鉄なので駅間は1km程度と細かく設定されています。


サイクリングロード上に新たに整備された勾配標。雰囲気が出る演出でとてもいいなぁと思います。


次の駅は加悦谷高校前、いわゆる請願駅です。
当時の写真が掲げられていますが、ザ・仮乗降場っていう感じの簡易なホームが素敵です。


廃線跡の西側には住宅地がありますが東側は田んぼが広がります。こんな雰囲気の中サイクリングできるのは最高ですよ。


ずっと直線だった配線後はここで緩やかに左カーブを描きます。
鉄道基準でいえばそこまで大半径ではないのですが、サイクリングロードとしてはかなり緩やかなカーブになっています。
また、この画面右手に見える住宅がどれも勝手口側を向けているのがお判りでしょうか。
今では遊歩道ですが昔は線路があったところなので、柵が設けられていたり大きな段差があったりするのが見て取れます。


三河内口駅。


きっぷを委託販売していたものの、急に辞任しちゃうもんだからも待ったんですわといったエピソードが紹介されています。




丹後三河内駅。さっきと背景が大して変わってませんね。


ここの駅は当時の駅舎があった区画が今でもきれいに残っていました。
ちょうど手前の草が生えているところに駅舎があった感じみたいですね。




そして終点の加悦駅に到着です。
左にカーブを描いていますが、当時は貨物側線が多く比較的広い敷地を有していたためその外周をなぞっているようです。
このあたりから直進し、画像右手の商工会の前をゆく道とサイクリングロードとの間がすべて加悦駅構内だったっぽいです。
跡地の多くは与謝野町加悦庁舎として活用されています。




腕木式信号機とともに保存されている当時の加悦駅舎。
土日のみ資料館として公開されています。平日に行ったので外から眺めるだけですが当時の駅舎をこうやって保存してくれているのはいいことですよね。

サイクリングロードに戻ります。
先ほどの加悦駅跡看板を紹介する際「終点」といった割に、看板左側には大江山鉱山の文字があります。

加悦から先、SL広場のある大江山鉱山駅跡までは貨物専用線となっています。
また、路線の反対側にも貨物船は伸びており、丹後山田駅から日本冶金岩滝工場までの間でも貨物輸送が行われていました。

元々この加悦鉄道は特産品の丹後ちりめんの輸送を主として開通したのですが、開通後15年ほど経ったころに大江山ニッケル鉱山での採掘が開始されます。
そこで、加悦鉄道線の両端から貨物線を伸ばすことで鉱山から海沿いで資材調達に長けた工場までの輸送を行うことになるわけです。




そんな鉱山へ向かう貨物線へ向かっていくとすぐに、転車台跡を発見。
転車台自体はこれから向かう加悦SL広場に移設保存されているのですが、この場所に転車台があったということをこの看板が伝えてくれているわけです。


また、粋な計らいというべきでしょうか。加悦庁舎併設の建物内のエントランスに当時の転車台をイメージさせる意匠が取り入れられています。


加悦駅構内を抜けてすぐ、当時の踏切の跡がわかりやすく残っている箇所がありました。


ガーター橋もそのままなサイクリングロード、いいっすねぇ。


大江山鉱山の鉱石輸送を目的とした貨物線なので途中駅はないのですが、桜内駅という看板を発見。
貨物線としての用途がなくなったのちに地方鉄道線旅客営業免許を取得し旅客営業を行おうと準備していたものの、バス路線が並行しているため不要と判断され一度も営業することなく書類上廃止された「幻の駅」だそうです。




ここまで最大でも10‰程度の勾配でしたが、最後の最後で28パーミルの急勾配…
距離自体は大したことないのですが結構険しいです。
加悦SL広場の敷地を造成するうえでこのあたりのサイクリングロードも同様にかさ上げされている可能性があるので現役当時のこんな急勾配だったかはわかりませんが。


看板が見えてきたら目的地はすぐそこ。
大江山鉱山駅跡地付近にある加悦SL広場に到着です。


この先の模様は記事を分けようかと思います。
思っていたより展示車両が豊富でさらっと流せる量ではなさそうなので。



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アッパレ静岡DC旅(1日目前半)

2019-04-22 21:46:09 | 旅行

JRグループが行っている大規模観光キャンペーン、デスティネーションキャンペーン。
今まで当ブログでも何度か取り上げてきましたが、DCを目当てに旅行しに行くというのはいいですよね。
観光パンフや限定のフリーきっぷなど旅がしやすい土台が整えられていてとてもありがたいことです。

毎回メインテーマが決められており、今回の静岡DCは「アッパレ しずおか元気旅」がテーマとなっています。
開催当初の1970~80年代は「きらめく紀州路」「さわやか信州」「うるおいの新潟」など特に凝った感じでもないそっけないテーマが続いていましたが、近年はどこも考え抜かれたテーマで勝負している感じがあります。
2000年春に「OPEN!しずおか」をテーマに開催されたことがあるそうで、静岡でのDC開催は2度目となるそうです。

まずはロゴからですが、富士山がかわいい。静岡といえば富士山ですよね。
ただ、山梨も富士山主張してくるんじゃないの…と思うところ。
おそらく、富士山マーク右側の力こぶは静岡側富士の特徴である宝永山を表したもなんじゃないかなぁと思います。
富士山といえばアッパレという昔からの文句に加え、パの丸が赤いのも日本一の山を表していて非常にいいデザインですよね。
\アッパレ/ってのが\コンニチワ/感があって、いやこれはさすがに意識してないと思いますが。




静岡駅ではこんな感じに大々的にアピールがされていました。やっぱこのロゴいいっすわ~。


さて、静岡DCやってるし静岡いくかーと思ったはいいものの、思ってたより遠いんですね。
草津から岡山くらいのイメージで考えていましたが尾道辺りに相当する距離があったとは…
名古屋県暮らしが長かったので、あんま行ったことはないけど隣の県だしすぐというイメージがどうしてもついておりました。

10日ほど前に大分くじゅうに行ったばかりの私としてはなるべく旅費を圧縮せねばなりません。
普段ならまだお金は残っているはずなのですが、なぜこうなってしまったのか…?

お給料が入った段階では全然計画的に行けるはずでした。
ただ、あれです、
韓国旅行に行ったときに多めに下ろしておけばよかったものの日本円が尽きたためカードを豪快に切りまくった分がここにきて響いてきました。やっちまった。






しょうがないので行きはバスにしました。
今回はほんとに無計画に行動しておりますため、出発前日夜に「やべ、新幹線高い、今夜のバス取ろ」となったわけです。
久々に乗る深夜バスです、WILLER EXPRESSの東静岡駅前行。
USJ発、大阪駅、京都駅経由で浜松駅、東静岡駅へ向かうバスです。
京都駅から乗車しましたが出発時刻は0:50。だったら早めに大阪に向かって早めに乗っておけばよかったかなぁと思いました。


4列シートということで不安でしたが、混雑率はそれほどでもなく私の列は他誰もいませんでした。


前からちょっと気になっていたWILLERのキャノピー型のあれ。
並んでると結構かっこいいですよね、閉塞感があってよかったです。

どんな深夜バスにも負ける某道産子タレントが前代未聞と騒いでいた4列シート。
幸い今回は空いていたのでよかったですが、このバスの座席はお隣に人がいても可能な限り快適に過ごせるような配慮がなされていました。

上の写真ではちょっとわかりづらくて申し訳ないですが、脇の辺りまでくる高めの仕切りでお隣さんとくっついちゃわないようにされています。
また、ドリンクホルダーも仕切り部にまとめられ、仕切りの厚みをただの無駄なスペースにしていないのがすごいなと思いました。
S字に分けられており面白い構造のドリンクホルダーでした。
そして通路側は異様に低い仕切り、通路側への多少のはみ出しを許容したつくりになっています。


乗車後30分ほどで草津SAに停車し休憩時間。
草津に住んでいますが初めて来ました。外から来ようと思ったら滋賀医大の近くなんですね。


ここにはいろんな行先のWILLERのバスが集結していました。この他にあと2台は見ました。
右が私の乗ってきた東静岡行き。ともにエアロエースですが左のバスは青いライン状の装飾がありますね。
この装飾はもとから設定のあるパーツじゃない気がするので乗り間違い防止のためにわざとやってるような気がします。


時系列ぐっちゃぐちゃで申し訳ないですがこちらは京都駅を30分前に出発していった沼津・三島行き。
これも同じ形式、エアロエースですがこっちは眉毛っぽい装飾ライトがないですね。
わざわざこういった差を設けているの絶対識別のためだと思うんですが、休憩で降りる時に確認しておかないと意味ないって考えると予想に自信がなくなってきますね…

どんどん話がそれますが、エアロエースのセンターからずれたナンバー取り付け位置、結構好きです。
中央に衝突被害低減ブレーキ用と思われるセンサー穴があるためこうせざるを得ないってのは分かりますが、エルガみたいに縦にキレイにまとめないのがうーん。
乗用車には詳しくないのですが、吸気重視でナンバー設置位置をずらした仕様の印象が強いランエボってあるじゃないですか、あれっぽさがあって私は好きです。


なんか余計な話で長くなってしまいました。
終点東静岡まで結構快適に寝られました。静岡駅じゃなくて東静岡駅に着くあたりがお安い理由って感じがしますね。


骨組みがとてもかっこいい東静岡駅に到着。今まで静岡県は静岡駅以外基本的に通過しかしてこなかったのでw
18きっぷ限界旅行で車内から見ているときにかっこいいなぁと思っていたのですがやっぱいいっすねぇ。


朝6:30頃の東静岡駅から見る富士山。アッパレ。

さて、早朝からやることもないので駅周辺をふらふらと。
時間はたっぷりあります。ただ、明確に目的はありません。
静鉄の優等種別撮りたいなぁというのはありますがまだまだ時間的には余裕です。


駅の北側に出てみると、コンテナが置かれた公園がありました。
海上コンテナって結構こうやって置いてあることがない気がします。倉庫目的じゃなくてなんか作品的な意味で置いてそうですし。
位置的には静岡貨物駅旧荷役設備跡にできた公園なのですが、12ftコンテナとかじゃなくてなぜ海コンなんだ…

ただまあこうやって貨物駅跡地を物語るモニュメントっていいですよねぇ。
と眺めていましたが、よく見たら奥になんかいますね!


こんなところで会えるとは思っていませんでした、車掌車ヨ5000っぽいですね。


貨物駅跡再開発地区に、貨物列車の最後尾を飾っていた車掌車が保存されているというのはとてもいいですなぁ。
こんなところに保存車両があるなんて全く知らずに来たのでこれはかなり高まりました。
丁度前回くじゅうのソロキャンで車掌車・緩急車への興味が爆上がりなタイミングでこれは強いです。




保存状態はかなりよさげです。錆びて朽ちた感じも好きではありますがこっちは現役当時のまま保存してくれてる感じがしますね。


車掌車ギャラリーとして活躍しているみたいですね。書いてありました。
こちらにはヨ5000と書かれていますが…


車体下部の表記はヨ13920とあります。

番号的にはヨ3500な気がするものですが、こいつはヨ5000形式みたいです。


こういったのを調べるうえでこの本はほんと買っておいてよかったなと思いました。
どうやらヨ5000というのはそのほとんどがヨ3500からの高速化改造工事車で成り立っているそうで、1130両以上の大所帯でありながら純粋な新製車はわずかに100両ということです。
最初期改造の12両のみはヨ50**という形式名に改番していました。
しかしクッソ大量にあるヨ3500を高速化改造する際にいちいちヨ50**に改番すると元の車番が分からなくなってめんどくさいと判断したため、形式名に+10000することでヨ5000化したということにしちゃったらしいです。

つまりはヨ3920(形式ヨ3500)を高速化改造した車番がヨ13920(形式ヨ5000)というわけです。
めんどくさい改番をしなくていいけど形式名とは何だったのか…ってかこれ絶対元の数字残して1書き足してるよね…






ブレーキハンドル、信号炎管、デッキ灯具など綺麗に保たれています。
これはかなり見ごたえがある車両ですわ、最近調べ出した分野なのでタイミングがとてもいいです。




側面はこんな感じ、ワフ29500とパーツ的にはやっぱ似ています。
リベット留めの車両ですが、大所帯なだけあって後期車は溶接で組まれているものもあるそうです。沼が深そう。


デッキの手すりはグリップがついているんですね。
くじゅうでみたワフ29500がどんな形状だったか全く覚えがないのが残念ですが、この車両は構内入替用にこういった工夫がされているんですね。


公園の一角に留め置かれている車掌車。
ホームみたいな感じで木製のステージがつけられています。
木が真新しく見えるので設置されて5年もたってないんじゃないでしょうか?


この雰囲気、とても素敵。
こんな光景をベンチで眺めながら自販機の缶コーヒーを飲んでシャキッとしました。


新幹線の保線基地を眺めつつ静鉄の方へ歩きます。


すると、ポンチョを発見。
ただ、バスの車庫というわけではなく…ALSOKの敷地内だと!?


こちらがそのポンチョ、富士山のイラストがかわいい。
車体にはバス会社の名前ではなく「スルガ銀行」の文字が。




車内を覗いてみると、座席がない代わりに入出金機らしきものが見えます。
この車両は移動式ATM車両だそうで、屋外イベントなどに出張することがたまにあるんだとか(調べた)
いままでたくさんポンチョを見てきたつもりですが、なかなか異例な車両に遭遇できちゃいました。


ようやくのことで静鉄沿線にやってきました。
長沼駅に向かえばいいものの国道沿いに歩いてたら隣の古庄駅についていました。
ただ、このへんの静鉄って民家のすぐ裏を走ってて線路沿いの道ってあんまないんですね。撮りづらい。


どこで撮ろうと考えながら歩いていたら結局県総合運動場駅につきました。
急行退避設備のある駅なので朝のみ設定の優等種別をとるにはよさげです。


県総合運動場止まりの普通電車から接続を取って発車する急行電車。
A3000同士の緩急接続、とてもいい。

急行は新静岡からここ県総合運動場までノンストップ、この駅で接続を取って先各駅に止まる…と思いきやそうではないんですね。
県立美術館と入江岡は通過するみたいです。本数が少なそう。


逆方向に走っているのが通勤急行。県総合運動場を通過する代わりに古庄と日吉町に止まるみたいです。
車両はA3000の最新車、アニバーサリートレインでした。




1000形の通勤急行に遭遇。1000形は急行の円形看板を掲出するみたいです。


静鉄標準塗装の急行。ギラリと輝く車体がかっこいい。






そんな具合でいろいろと撮影していました。
路線延長がそう長くないのでさっき撮った列車が折り返してまた見れるという感じでした。


個体差でしょうか、この車両のみ急行表示が円形ではなく長方形でした。
ちゃんと撮れてないのがあれなんですが…


JRの線路を跨いで下ってくる静鉄電車。結構な勾配ですね。


県総合運動場から電車に乗ることにします。


とりあえず新静岡へ。


どこに行くかなぁと歩いていると、静岡県庁を発見。
昔のお城の敷地内にあるんですね、お堀が門みたいに構えててすごい。






そのお城というのがこちら、駿府城跡になります。
静岡の都心にこんなお城があったんですね、知らなかった。




桜がとても綺麗で、お花見の人がたくさんいました。


このお堀の桜とてもいいっすよね。
新静岡駅から歩いて10分ほどでしょうか、いい景色なのにあんまり人がいないのが不思議でした。
駿府城公園の中はたくさんいたんですけどね。




外堀に架かる橋にて。ガァガァ言っててかわいかったです。

新静岡付近から静岡駅へ地下道を通って向かいました。


その途中で、なんかやたらと目立つブースを発見。中部横断道の看板ですか。


3月10日に新たに延伸開通したみたいですね。
道の駅なんぶへの所要時間が10分速くなる!とアピールされていました。ゆるキャン△で出てきたあの南部町ですか。


そんなこんなで11時頃に静岡駅に到着。
なぜ新幹線ホームにいるのか…もう静岡を去る、というわけではありません。


地下道を通ってくるときに松坂屋の地下総菜コーナーを抜けてきたのですが、そこで見つけてしまったのです。
静鉄取りながらおにぎりを少し食べた程度でおなかが空いていたので。
とはいえ食べる場所が見当たらなかったので入場券を購入し通過する新幹線を見ながらシウマイを食べました。
崎陽軒のシウマイってうまいんですよねぇ。何で静岡に来てまで崎陽軒食べてるのかわかりませんが。

おいしかったです。




在来線ホームに移動し、普通三島行きで東へ向かいます。
さて、ここからが本題な気がしますが長くなるのでここで区切らせていただきます。



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妙見の森へ。

2016-03-24 15:47:07 | 旅行
また旅行です。お金が消えてく…


大阪へ向かう交通手段に今回はWILLERを使ってみました。大阪梅田経由ユニバ行。
安さが売りのツアーバスなのでそこまでの期待はしてませんが、乗ったことがなかったので。






このバス、4列シートではありますが各席にテレビが付いていて予想外にサービスが良かったです。
東名阪相互のバス路線となると競合も激しいと思うので、安さだけでなくサービス面でも頑張っているのかなぁと思いました。


テレビに関してはトンネル区間で電波状況が悪いのであんまりみませんでした。映画観終わって大阪府に入った粗利からは綺麗に映っていたので見れましたが滋賀県内とかだと厳しい気がします。


映画はそこそこの本数があります。ルパン観てきました。




途中甲南PAで休憩。スタンプが見当たらなかったので聞いてみたらお土産屋さんのレジ内保管でした。


大阪梅田のバス停が駅から結構離れているので辺鄙で何もないところで降ろされるのかなぁと思っていましたが…




新梅田シティ梅田スカイビルの直下に専用ターミナルがあるんですね。これはすごい。


大阪駅から見ると、広大な梅田貨物駅跡を挟んだ向かいにあります。

今回の旅行はdennsyakun氏と回ってきました。
最初にいか焼きを食べてから出発。やっぱあれ美味しい。
税込152円って表示のくせにお会計151円って言われるのは相変わらずの疑問ですがw


今回の目的地、能勢電鉄と阪急全線に乗れる「能勢妙見・里山ぐるっとパス」を購入しました。
券面のデザインがかわいい。










阪急梅田駅にて。季節柄さくらのヘッドマークを付けた車両が見れました。




京都線快速特急 京とれいんが来ました。
京都への観光に特化した快速特急で、先発の特急の3分続行で最後まで追い抜かない列車です。




1駅だけ乗車。十三で下車しました。


十三名物、阪急そばのポテトそばを食べてきました。
ポテトの話題性もさることながら、そば自体も流石といった感じでした。
そば粉比率が高いのでしょうか?関西だしと合わさって美味しかったです。




神戸線で西宮北口へ。固定編成化によって運転台間にも外幌が設置されていました。




前にも乗りましたが彼の希望で今津南線にも乗車。




再度西宮北口駅を経由して宝塚へ。
全然写真撮ってませんが、仁川駅の宝塚側に降車専用ホームがあることに驚きました。


阪神バスはJR宝塚駅側からの発着でした。両駅間は近いので単に場所の都合だけかもしれませんが。


阪急バスを撮っていたら偶然新型エアロスターが並びました。


雲雀丘花屋敷駅でリラックマ号を目撃しましたがホームを挟んでいてこの程度しか撮れませんでした…


当駅より能勢電鉄線に乗り換え。
この路線は途中の山下から日生中央と妙見口に分かれますが、どちらも不便にならないように妙見口行きと日生中央行きを交互に運行した上で、行かない方へは山下で接続を取るってのがすごいなと思いました。


絹延橋にて。駅名標のデザインが菜の花と合わさっていいなと思いました。




能勢電鉄の主力である1500,1700系は元々阪急電鉄で2000系として走っていた車両です。
阪急の形式がいまいちわかっていませんが、情けない感じのコンプレッサ音は古そうな感じがしました。




終点、妙見口。


この駅から妙見の森ケーブル線黒川駅に向けてバスが出ています。「能勢妙見・里山ぐるっとパス」で乗車できます。


黒川駅。バス停を降りたら目の前に、まっすぐ急勾配を進む線路が伸びています。




駅名標の黒の字が独特でした。レトロっぽくていいなぁ。




にしてもかなりの勾配です。乗車中にケーブルカー談義していたところ運転(?)の方に教えてもらえました。
歴史が古いのは生駒ケーブル
距離が長いのは阪本ケーブル
標高差が大きいのは叡山ケーブル
だそうです。

後で調べてみましたが、高尾山ケーブルは勾配日本一ではありますが距離が叡山の半分程度なんですね。


ケーブル山上駅に到着。昔はここで上部線に連絡していたそうです。生駒ケーブルのような感じです。
しかし戦時中に路線休止、現在残っている下部線は復活を果たしましたが上部線はリフトに姿を変えました。


しかし、この路線はケーブル山上駅(旧:中間駅)を進んで少し行ったところにカーブがあったんです。これも生駒と似てる気がします。
ケーブルカーはカーブに対応できますがリフトは直線しか敷設できないので、カーブを抜けた位置に妙見リフト・郷土館前(妙見の水広場前を経て現在の駅名はふれあい広場)駅を設置しています。


この路線はリフトでありながら正式な能勢電鉄の路線で、索道線というのが正式な路線名となっています。
そのためか、写真左下に見えるようにキロポストのようなものが設置されています。


妙見山駅にて折り返し。




dennsyakun氏を連行した最大の理由は、遊戯鉄道のシグナス森林鉄道に乗りたいけどちびっこだらけだろうしひとりじゃあれだなぁってのだったのですが、残念ながら動いてませんでした。ぐすん。

しょうがないので山道を進んでアルタイル駅は撮ってきました。


この路線は遊戯鉄道ながら色々本格的で、機関車を廃車発生品を使って能勢電鉄平野工場で製作していたり、リッゲンバッハ式ラックレール区間があったりと興味深かったのですが…残念。


ふれあい広場の一角にて。なんか見つけました。北斗星入口駅。




能勢電鉄100周年記念事業の一環として新駅とかいって整備されたそうです。
シグナス森林鉄道と言いこれといい星野関連が多いのは、妙見山が北斗星を崇めているからとかだそうです。


ケーブルとバスで妙見口へ戻りました。




緑色の車両でした。
能勢電鉄では復刻塗装車が2編成いますが、ともに2両編成なので山下から接続の運用に入っていました。


山下では里山号を発見。妙見口→日生中央の接続は流石にないようです。


先ほど里山号を逃したため今度の日生中央行きは2連の区間運用です。が…

何かがおかしい。1号線経由と書いてある。


この列車、写真の2号線に停車し、同一ホームの3号線妙見口行と接続、その後そのまま発車せずいったん川西能勢口川に引き上げてから本線上で折り返した上で1号線(写真右側ホーム)で再度客扱いをして発車します。
さらにこの列車、接続の妙見口行きが妙見口からの川西能勢口行と交換するため同時発車となるのも面白いところです。

昔は2号線からそのまま発車出来たそうですが、8連の特急日生エクスプレスに合わせホーム延伸したところ下り勾配とカーブの手前まで来てしまいポイントが置けなくなったようです。




日生中央駅。妙見口に比べ圧倒的に都市な感じがしました。


山下から乗換の川西能勢口行は能勢電鉄的には新車の5100系でした。




川西能勢口駅。この駅で下車してみました。


この駅から出ているバスが、夕方だったことも関係しているのか行列で驚きました。あれは1台じゃ乗り切れないんじゃないかって感じで。




阪急最後の未踏路線、箕面線を往復して完乗しました。


夜なので観光主体のポンチョは運行終了…
駅前の足湯もしまっていました。有料ですがタオル付150円ならよさげだなと思ったので今度日中に再訪したいです。






梅田に帰還。

ここでご飯にしました。
とはいえ右も左もわからないので彼に委ねていたら、阪急の飲食店街にいました。


よくわかりませんでしたが列の出来てたたこ焼き屋さん「はなだこ」にすることに。

よく考えたら本場大阪でたこ焼きを食べるのは初めてかもしれません。これはおいしい。
たこが大きめでプリッとしているのがいいです。
記事は全体にもちっとしているんですね。外サクみたいなのばっか食べてたので意外でした。大阪ではこっちが主流なのかな?




復興駅とかみなとみらい駅とかが浮かぶドーム天井の地下駅、御堂筋線梅田駅に行ってみました。
大阪の地下鉄はあんまり乗ったことがなくて御堂筋線もこれが初でした。

この駅は千里中央方面がドーム天井ですがなかもず方面は谷町線用に掘ったのものを使っているらしく四角く普通な感じの駅でした。




なんばまで乗車。乗降客数が多くなったため島式で裁ききれなくなり対向式のホームを増設して今に至っています。




千日前線で鶴橋へ。


地上に出ると、名古屋行最終の特急が発車するところでした。これでは帰れない。

近鉄沿線の彼の家に泊めさせてもらいましたw(元からその予定でしたが)




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本日の徒歩~名鉄BCから~

2014-07-04 20:10:40 | バス
名古屋駅でバスを見るならココ、と言えば知ってる人なら分かるでしょう。
西口のJRバス乗り場、東口の名鉄バスセンターです。

困ったことに、2つに分かれてしまっている訳です。
一部のバスは、双方を通っています。

ってなことで今回は名鉄BCに行こうとしたのですが、ここは屋内型でブレやすいのと、乗車位置にフルスクリーンタイプのホームドアがあるためあまり撮影には向きません。
なので、その名鉄BCの出入口、下広井町交差点で構えることにしました。


東鉄バスです。
東鉄=東濃鉄道。

…いつの話をしているんでしょうか?


名鉄BC出入口にて。
右は教習車、左は尾張津島天王祭マーク付きという並びです(クリックで拡大可能)


名鉄も近年導入を始めたらしいですね。名鉄がレインボーとは違和感。


なんと、「超特急 飯田」に名鉄バスリバイバルカラーが就いていました。
名駅周辺は信号が多いため、下広井町で逃したものの、走って追いかけたら間に合いました。


おぉ、これかっこいい。

下広井町に戻り、撮影再開


信南交通


JR西日本


名鉄バス高速車標準塗装


名鉄バス一般車標準塗装


名鉄バス団体塗装


北陸鉄道


これらのバスとは違い、豪快なアイドル音でやってきたのが2度目の東鉄バス






詳しくないので車種は分かりませんが、古い車両であると思われます。


で、撮り飽きたので、見つけたバスを撮りつつ歩いて帰ることにしました。


ささしまライブ周辺。
名鉄が通る度、けたたましい音を発します。これはいくらなんでも…


六反公園の交差点にて
エアロスターのエコハイブリッドと、


幹名駅2運用の「メーグルではありません」

運河通(豊成団地の所)から四女子町方面へ延びる道路(市道 明石通線というらしい)を歩く。


ひたすら一直線で、気分がいいです。

この通りは、JRバス、名鉄バス、WILLER EXPRESS等の回送バスが多く通ります。
が、一般旅客バスの設定はないという通り。


ウィラーが名駅方面へ。
顔が盛大にぶれてしまいました…


が、よく見たら、回送じゃねぇ!!
「訓練車」!?
嗚呼、写し止めたかった。
ま、撮っただけマシと考えることにします。


長良橋周辺には、名鉄バスの車庫があります。
JR東海バスは小本駅の南に、ウィラーは長良橋の東側に車庫があり、これらの会社の回送は基本的にこの道を通ります。


四女子町交差点に到着。
環状線と交差する大きな交差点です。

本日のお目当ては、三重交通車使用の愛知自動車整備専門学校スクールバス。
歩道橋で構えていましたが、幕が見えづらいと気付き、歩道橋下に移動。
信号最前列で停車ってのは運がよかったです。


四女子町に三重交通というイメージがあまりないため、新鮮です。


お目当ての品。
スクールバス幕となっています。(クリックで拡大可能)

ここから篠原橋通二丁目方面へ歩く。


JRバスは、道路幅の関係で、車庫から荒子駅前、篠原橋通二丁目を経由し、回送されています。

そんな感じで、高畑駅まで徒歩で帰りました。

団体塗装、リバイバル塗装、東濃古豪、天王祭マーク、教習車、訓練車、そして本命のスクールバス

今日はなかなか収穫が多かった気がします。

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コメント (4)
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