motoryama7011fの鉄ヲタ日記

おでかけしたい

オリーブの島 小豆島サイクリング(その2)

2019-05-30 22:53:36 | うどん県

前回記事でちょっと紹介したシェアサイクル「HELLOCYCLING」を本格使用していきたいと思います。
本日の目的地は記事タイトルでばれちゃっていますが、小豆島です。

と、その前に。
宿泊したホテルの敷地内にあるステーションでシェアサイクルをレンタル。
折角うどん県に来たので朝飯にうどんを食べに行くことにします。
高松市内にもステーションが多数あるので、うどん巡りにも活用できそうです。

何度もうどん県について取り上げているので以前言ったかもしれませんが、うどんを食べるなら朝か昼なんです。
うどん県では、その日に作った麺が無くなり次第営業を終了するというお店が多く、多くのお店が14~16時ごろには閉店してしまいます。
その日の分を売り切るというのが安さの秘訣なのかもしれません。


やってきたのは県庁の裏手にある有名店「さか枝」さんです。朝5時からやっているそうですが遅起きの私がついたのは8:40頃。
こちらのお店ですが、店主さんがご高齢とのことで5月末で一時休店することが決まっているそうです。行き方調べてるときにニュースサイトの情報で知りました。
なお、市内に複数店舗あるみたいでそちらに行けば今後も食べられるっぽいです。


かけうどんの中を注文。210円というお安さが流石うどん県といった感じです。
本場らしく、セルフで湯がくスタイルを取っているお店でした。

いやー、うまいっすねやっぱり。
結構なボリュームがあってお腹一杯になりました。ごちそうさまでした。


高松駅に戻る途中で、以前も訪れたことのある番町二丁目公園に寄ってきました。
ちょうど駅へ戻る道の途中にあるんですよね。早く返却したほうがチャリは安く上がるわけですが素通りできませんでした。


大きなボイラーが迫力のあるC58。赤ナンバーがかっこいい。


ロッド周りの磨き出しがすごいんですよねここ。シルバーがギラリと輝きます。


大きく目立つこちらは集煙装置。この形状のものは鷹取式と呼ぶものと思っていましたが、多度津工場で作られたもので多度津式と呼ぶみたいです。
四国はトンネルがどうしても多いので集煙装置は標準装備だったみたいです。


大きな箱型をしたこちらは重油併燃装置。
簡単に火力を向上させ煤煙を減らせる優れものですが、成分として含まれる硫黄の作用でボイラーの寿命を縮めるという諸刃の剣だったそうです。
四国の中でも特にトンネルと勾配の厳しい土讃線に充てられる機関車に装備されていたみたいです。


発電機や汽笛なども加わり非常にごちゃごちゃとした感じが好きです。
蒸気機関車の各部とかそこまでよくわかってないですが。


あと、C58といえば緩いRを描いた棒材(なんなのかわからん)が素敵ですよね。ここすき。


シェアサイクルを昨日借りた高松駅前のステーションに返却。
60分の利用で400円でした。


高松駅へやってきました。駅に描かれたお顔がかわいい。


駅から屋根でそのままつながっている高松サンポートへ向かいます。
うどん県には何度も来ていますがここ使うのは意外と初めてです。
ジャンボフェリーは少し離れた高松東港から出ていますし、私が乗った当時四国フェリー宇高航路は別ののりばを使用していましたし。
(2016年かそこらから宇高航路についてもサンポート発着に変更となったらしいです)


小豆島へ向けて四国フェリーに乗車します。




男女島へ向かう雌雄海運の船にはなんかものすごく人が乗っていました。


その他、高松港の片隅にはなんかすごそうなのがいました。常にいる感じではなさそうです。


出港を待つ間、屋島方面になんか観覧車が見えたので拡大してみました。
すると…本!?

宮脇書店という本屋さんの本店が看板代わりにインパクトのある観覧車を作ったということらしいです。意味が分からない…
お金がかかりそうなので譲り受けかなと思っていましたが自前で作ったみたいですね。すごい。

ただ、老朽化のため数か月前に観覧車の営業は終了してしまったみたいです。残念。


小豆島 土庄港に向けて出港しました。
勇ましい四国フェリーのメロディが流れ、案内放送が始まります。
「霞む屋島や壇ノ浦~」と印象的な四国フェリーの社歌。壇ノ浦は流石に見えんやろって思っていましたが屋島の地名に壇ノ浦っていうのがあるみたいです。




所要時間は約60分です。
ほぼ毎時1本出ているので下手なローカル線より高頻度だったりします。




土庄→高松の四国フェリーとすれ違い。
島が多く狭いところを運行しているためすれ違う時も結構近くを通っていきます。




小豆島に上陸。ついに来たぞ。
考えてみると、橋がかかっていない完全な離島って初めてです。




外からも聞こえるボリュームで「霞む屋島や壇ノ浦~」と鳴らしながら新岡山港行きが出ていきました。




小豆島にも多数HELLOCYCLINGステーションがたくさん配備されています。
旅客船発着港のすべてと道の駅にはとりあえず配備されているので使い勝手はとても良いものとなっています。


ちなみに小豆島土庄港にある観光案内所では1500円で1日利用カードの販売もされているみたいです。
値段的には通常利用の上限金額と変わらないわけですが、利用登録なしに乗れるというのが魅力なんでしょうか。
私はアプリ利用なので事前に予約をし、その車体番号の車両で暗証番号を入力することで利用を開始します。
ちなみに鍵はなく、一時駐輪のときも暗証番号を入力することで開錠できるハイテク仕様となっています。すごい。


フエリーの表記がいい味出している看板を過ぎ、小豆島とほぼ一体として扱われている前島を一周してみることにしました。




チャリで10分くらい進み、海沿いに出ました。


いやぁ、これはすごい。とても海が澄んでいます。
これだけでも小豆島に来てよかったなと思いました。


奥に見えるのは乗ってきたのと同じ四国フェリー。小さい方は高速艇ですね。
高速艇に乗ると40分くらいで着くみたいですが人しか乗せられないうえにちょっとお高いので急ぐ用事じゃ無ければフェリーでいい気がします。




美しい海岸沿いをサイクリング。いいぞ~コレ


時折船が通っていきます。
小豆島にはいくつか旅客船の発着する港がありますが、土庄港はその中でもダントツの発着数を誇っているため自ずと行き交う船も多くなるわけです。
やってきたのはjR九州のデザインで有名な水戸岡鋭治デザインの新造船「おりんぴあ どりーむ」みたいです。
今年4月に登場したばかりのようです。乗ってみたいなぁ。


用途は分かりませんが、猫の絵が描かれたアーティスティックなやつがありました。
芸術の島として注目されていますが、これはそれより前からある雰囲気ですね。


山道も結構スイスイ進めます。アシスト機能ありがとう。


漕ぎ始めてから約1時間、有名とは聞いていたもののろくに下調べしていなかったエンジェルロードにつきました。
ここはいわゆる陸繋砂州のようで、潮の満ち引きの時間によっては砂州が水没するらしいです。
調べずに来たのでどうかなぁと思っていましたが、ちゃんと渡れる状態で一安心。


ここには上から眺められる展望台があります。ここからの景色がいいんですよね。


これですよこれ。この風景の写真を見て小豆島いいな行きたいなってなったんです。
展望台ってことでどうしても同じ景色を辿るだけにはなっちゃいますが、海がほんとに透き通っていて綺麗でした。


暑いのでここのお土産屋さんでオリーブサイダーを購入。
すっきりしていておいしかったです。




さて、その後は世界一狭い海峡、土淵海峡へ向かいました。
ギネスブックにも認定されたという世界最狭の海峡です。どう見てもその辺の川にしか見えませんが。


分かりやすくするために地図を用意しました。
島の面積は19位とそれほど大きそうに見えませんが、橋や空港がなく完全に船でしかたどり着けない島としては日本最大の大きさを誇るそうです。
先程一周してきたのが左側にある前島。


前島というだけあって小豆島とは一応隔たれており、その最狭部が土淵海峡というわけです。
実際はこの通りほぼ一体となっており、特に区別する必要があるとき以外は前島も含め小豆島として呼ばれているのですが。


おなかが減ってきました。土庄港に近いところまで戻ってお昼にしました。




どこにしようかなぁと思いましたが、観光案内所に併設されたようなところで食べるくらいならちゃんとした製麺所で食べようと思い「銀四郎めん」さんにやってきました。
場所は土庄港の目の前、歩いても5分程度で着けそうです。

小豆島といえばオリーブ、そしてそうめんが有名な島です。
そうめんを作るには、小麦、水、食塩(≒海水)が入手しやすく、乾燥させるのに適した土地であることが大事みたいです。

この日は5月なのになんか急に気温が上がった日。小豆島は32度を記録しました。あつい。
こんな日に食べるそうめんは最高に決まっていますよね。


オリーブを練りこんだオリーブ麺というのもありましたが、シンプルなそうめんにしました。
製麺所のちゃんとしたそうめんですがお値段たったの500円。いや、安い。

暑さもあって最高に美味かったです。なんだこれはめっちゃうまい。
とてもコシがあって、のどごしがよくて、うまい!
今までそうめんっていうのは、暑くて夏バテでなんも食べたくねぇ…って時に仕方なく摂取するものという印象でしたが、一気に見方が変わりました。
小豆島は伝統的な製法で作られた手延べそうめんが作られているそうで、かなり手間暇かかっています。

調べるまで知らなかったのですが、そうめんっていうのは一つの生地を裁断することなくひたすら細く伸ばして作られているみたいです。
そのため、繊維方向が一定になってなんかおいしくなるみたいです。
ただ、近年機械生産されるものは蕎麦みたいに細く切って製造されているものも多いそうで、手間のかかる手延べそうめんは高級品になりがちなんだと思います。
また、伸ばすときに油を塗る必要があるそうで、どんな油を使うかによってブランドごとの差が出てくるみたいです。
小豆島では胡麻油を使用するのが特徴みたいです。

そうめんといえば播州、三輪、そして小豆島の3箇所がとくに有名みたいです。
これから暑くなる季節ですし、そうめんを目的にお出かけするのもいいかなぁと思いました。

それにしても、本場のそうめんは最高に美味かったです。
小豆島といえばそうめん、これだけとりあえず覚えていただければ幸いです。


さて、おなかも満たされたので進みます。
街中にはいろんなところに瀬戸内国際芸術祭の作品に関する地図が掲げられています。

よくわかりませんが大きめな通りに沿って池田港方面を目指します。




その途中で見つけた貨車倉庫。ワラ1とワム80000が1両ずついました。
ワムハチだけじゃなくワラ1がいるっていう時点ですごい感じはしますが、そもそもの話運ぶのも大変そうな離島にも貨車払い下げ倉庫が流れついているというのには驚きました。




アシスト機能をぐいぐい効かせて坂を上ってきました。ちょっと疲れた休憩。


遠くにでっかい仏様が見えます。加賀温泉のやつが頭に浮かびました。


この休憩所を越えるとすぐに土庄町を出て小豆島町に入ります。


その先少し進むと人が多い観光地っぽいところに出ました。
中山千枚田というところだそうです。
この傾斜地でも稲作を営もうと思った先人はすごいなぁと思います。
こういう風系がすでに芸術です、いいところに来た。


道なりに進んでいくと、不思議な廃トンネルを発見。
距離的には100m程度の距離に感じました。すれ違いができない狭小トンネルで距離も短いので新しい道を横に作っていらない子扱いしたみたいな感じですね。

千枚田があるくらいまで無駄に高度を上げて進んできたので、そこから一気に坂を下ります。
電動アシスト関連のモニターでスピードメーターを表示させることができるのですが、40km/h近く出してすっ飛ばしていくのが楽しかったです。
ただ、カーブ手前で怖かったので速度は節制すべきだと思いました。
(自転車に速度制限はないですし道路の制限速度40km/hも超えていないので大丈夫なはず)


やってきたのは池田港付近の海岸。やっぱ海はいいなぁ。


反射してキラキラした感じの海、綺麗。


ちょうど池田港から高松港に向けて船が出ていきました。


あれ?と思って拡大してみましたが、やっぱりおかしいです。
フェリーひなせと書かれています。

日生と小豆島の北側にある大部港を結ぶ瀬戸内観光汽船と違い、池田港から高松へ向かうのは国際フェリー。
何でこんなことが、と思ったら同じグループなんですね。
新岡山港~土庄港で四国フェリーと共同運航を行っている両備フェリーも同じようで、検査などで離脱している期間は融通しているみたいです。なるほど。


海沿いにまただんだんと勾配が出てきます。
こういう高台からの海の景色もいいですよね。


何度目かの照会になりますがやっぱり海が綺麗なんです。
ここは砂浜の雰囲気もあって特によさみでした。語彙力…


小豆島にも道の駅があるのはとても助かります。


ここの道の駅では、この前橿原で乗ってきたTwizyが借りられるみたいです。
しかし、2台とも出払っていました。最初から乗るつもりはなかったですがちょっと見てみたかったかなぁと思いました。


ここでは美味しそうなパスタソースが売っていたので購入。
茹でたパスタにかけるだけで美味しいっていうお手軽なやつで使いやすいやつでした。


そんな感じの小豆島サイクリング。
1回じゃ収まりそうになかったのでこの辺で区切らせていただこうかなぁと思います。

<つづく>


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↑バスの同人誌です。


(おまけ)

顔出す位置そこでいいの…
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オリーブの島 小豆島サイクリング(その1)

2019-05-29 10:52:58 | うどん県

うどんが恋しくなってきたので四国に行ってきました。快速マリンライナーで入国。


瀬戸内国際芸術祭期間中ということもあってかっこいいヘッドマークを掲げていました。




下りのマリンライナーに乗るならやっぱり「マリン・パノラマ」ですよねぇ。
980円で買えるワクワク感。これはいいですよ。


瀬戸大橋線のうち宇野線区間はいかにもローカル線って感じの単線区間。
こんなんでも本四間を結ぶ重要路線なんですよね…

流石に線路容量が足りないので一部分だけ虫食いに複線化がされていますが、単線⇔複線の切り替わりでポイントを渡らなければいけないのでそのたびに70km/h程度の速度制限を受けるというのがなんとも勿体ない話です。
岡山から瀬戸大橋線・土讃線を通って高知へ向かう特急南風などは四国内だけで見た方が表定速度が高いらしいですしね。
線形が悪い土讃線では極限まで高速化対応をしているため奮闘しているのですが、それに対して平坦で走りやすいはずの宇野線区間が足を引っ張っているわけです。
なかなか費用が掛かるということで難しいのかもしれませんが…


茶屋町より先は流石四国新幹線といった感じの高規格路線になります。
これほどの高規格路線を前面展望できる座席っていうのは意外と少ないのではないでしょうか。




瀬戸大橋区間は騒音問題もあって複線なのに大して速く走れないんですよね。
鉄骨がたくさんで結構迫力のある展望です。




瀬戸大橋を越え四国に上陸。




暇なので高松築港駅付近で撮影を。
復活した京急のやつが撮れるかなぁと思っていたのですが、京急っぽいラッピングの方がやってきました。


しばらく待ちましたが京急のやつが来ることはありませんでした。まあいいか。


高松駅前にてシェアサイクル「HELLO CYCLING」を借りました。
元々は翌日、小豆島で使うつもりでしたが時間があったので先に使ってみることにしました。




こちらはレンタサイクルではなくシェアサイクルという形を取っているもので、多数配置されたステーション間で乗り捨てが可能です。
これが最大のメリット、事前にインターネット上で会員登録、クレジットカード登録をすることで簡単に利用ができます。


乗り捨てが可能とは言いましたが、つまりは貸出車両がなかったり返却スペースがなかったりといったことが想定されるわけです。
しかし、そこの対策はきちんとなされているみたいで、現在の空き状況についてはアプリで見ることができます。
返却についても予約ができるみたいなので、タッチの差で埋まってしまって返せない…という心配はなさそうです。


無人のステーションで予約した車体番号の自転車を探し、暗証番号を入力するとロックが開錠されます。

初めて電動アシスト自転車に乗ったのですが、蹴っ飛ばすような加速に驚きました。
アクセル踏んだみたいな感じで20km/h辺りまで一気に加速してくれるんですね。快適です。




自転車で走って数分、宇高国道フェリー跡地へやってきました。




宇高国道フェリーと検索すると今でも普通にホームページが出てきますが、7年前にすでに休止となった航路です。
厄介なのが、トップページにしか航路休止のお知らせがないこと。
「高松 宇野 フェリー」などで検索すると、宇高国道フェリーの"時刻表のページ"がヒットしちゃうんですよね。
一回それで知らずにのりばに向かいかけたことがありましたw


どこに行くか考えていなかったのですが、屋島の先端にある長崎ノ鼻を目指すことにしました。


途中までの舗装路は勾配がきついもののアシストの力で快適に漕いでこられました。
その先の砂利道は…しんどいですね。




今では観光地っていう雰囲気は薄れてきてしまっている気がしますが、屋島といえば昔からの景勝地。
その先端に位置する長崎ノ鼻。
名前だけ聞くと鹿児島県薩摩半島の先端にある長崎鼻の紛いもんかと思うような名前をしています。

看板によれば、朝夕の景色はたとえようもないほどの美しさとのこと。期待しましょう。


階段を降りていくと、見えてきました。


対岸に見えるあれは護岸工事かなにかをやっているのかな?と思いましたが動いてて驚きました。船とは思いませんでした。




うーん、よさみ。
夕日が当たっていい雰囲気になってます。




ここの石積みのところは、その昔砲台として使われた跡だそうです。




目の前を行き来する多数の船。
屋島と男木島女木島に挟まれた狭い区域は高松港発着のメインルートになっています。




スリッパ型の見慣れたフェリーがやって来ました。
何度も乗った、神戸とうどんを結ぶジャンボフェリーですね。
大きく右に舵を切って高松東港へ入港していきました。


夕焼けの中、陰影を活かして撮影したのがこちら。
なるほど、確かにたとえようもない美しさです…


景色が素晴らしいのでずっと居られそうなのですが、シェアサイクルが15分ごとに100円増していくのでそろそろ帰ることにしました。
帰り道の木の枝から漏れる夕日がこれまた良かったです。


本日のお宿、片原町駅から東へ少し行ったところのオークラホテルへ向かいました。
ここの駐車場の一角にもシェアサイクルステーションが備えられていてとても助かりました。

利用料金は2時間で800円。
安いとは思いませんが、電動アシストで屋島の峠も難なく越えられたことや面倒な手続きなしに借りられること、乗り捨てできることを考えたら利用価値は十分あるんじゃないかなぁと思いました。


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MICHIMOに乗って昆虫館へ。

2019-05-14 19:29:37 | 超小型モビリティ

今回は、奈良県の橿原で日産の超小型モビリティに乗ってきました。(=゚ω゚)ノ




京都から近鉄特急でダイレクトアクセス。便利です。


以前、超小型モビリティcomsに乗りに行った件を記事にしましたが、鳥取に行く数日前のこと。
職場の方と帰りの電車で「こんどセブンのあれに乗るために鳥取行きますよ~楽しみ~」と話したところ、「なんか似たようなのこないだ橿原神宮前で見たで」と情報を頂きました。
coms記事を書く際に乗れる場所は調べたんですが、その中に橿原は入っていませんでした。

では何ぞやということですが、最初の画像でばれちゃってますがトヨタ車体のcomsとは別の車種が走っているわけです。




橿原神宮前駅の真ん前に止まっているかわいいやつです。

橿原市・明日香村の指定された地域を走行できる超小型モビリティ。
やっちゃえ日産が出している車種で、名前は…まだなさそうです。

comsなどと違って一般発売の認可が下りていないため、まだ今は実験段階にあるみたいです。
一応「日産ニューモビリティコンセプト(NMC)」という名前で呼ばれているみたいですが、名前って感じじゃないですよね。

この車、日産が開発しているわけではなく、フランスの自動車メーカールノーの作っている「Twizy(トゥイージー)」のOEM生産だそうです。
ダイハツハイゼット/スバルサンバーだとかトヨタパッソ/ダイハツブーンみたいなやつですね。
バスの方が伝わるかもですね、日野セレガ/いすゞガーラや日野レインボーⅡ/いすゞエルガミオみたいな感じです。

日産側の名前が(仮)って感じの名前しかついてないので以降はTwizyと呼びたいと思います。響きがかっこいいですし。

フランスでは法整備がうまくいっているようで、運転年齢が普通自動車の16歳より低く14歳から乗れる軽四輪車として普及し始めているみたいです。
バッテリー交換などもいい感じに法整備されてるみたいで、バッテリー交換代で車が買えるレベルのお買い上げ制度な日本より導入ハードルが低いそうです。


唯一市販されているトヨタ車体comsは現在の道路交通法におけるミニカーに該当するためこんな感じで原付用のナンバープレートが後面のみに取り付けられています。
総排気量20cc~50ccまたは定格出力0.25kW~0.6kWの車両が該当するそうで、原付感覚ですが免許は普通自動車免許が必要となります。
4年ペーパーしてましたが普通自動車免許は保有しているので私は乗れます。やったぜ。


この「ミニカー」というのの強みは、「自動車」に該当しないことです。
そのため
・シートベルト着用義務が無い(けどした方がもちろんいい)
・自動車専用道路を走行できない
・乗車定員1人、積載量30kgまで
・自動車検査登録制度(車検)の適用外
・車庫証明が不要
といった差が生まれてきます。

ミニカーのメリットはやっぱり車検不要、車庫証明不要という点でこういう意味では4輪密閉型電動スクーターみたいな使い方ができるのかなぁと思います。


ただ、このTwizyはフランスの法律に基づいて設計がなされているため乗車定員が2人(前後に一応乗れる)だったり、最高速度80km/hだったり。
一番の問題は定格出力で13kW(最高速度45km/hモデルでも4kW)もあり力が強すぎるわけです。

こういう感じでミニカーの基準に合致していない点があり、残念ながら軽自動車として登録がされています。
ミニカーとしての日本の基準に合わせて作られたcomsは0.59kWに収めて作られています。
0.6kWまでに収まってなきゃいけないのに13kWもあったらミニカーとは言えませんわ、となっても仕方ありません。

そうなっちゃうと生活利用する車としてのうまみはかなり減っちゃいますよね…
また、特例措置で実験を行っている感じなので走行可能エリアが決められています。
範囲外に出てしまうと保険の適用外となってしまう恐れがあるとのことです。
GPSで現在地を把握されており範囲外に出ると戻るように警告のお電話が来るらしいです。

日産本社のある横浜市でも同様にTwizyに乗れるらしいですが、こちらも横浜市外には出られないという制約があるそうです。
また、鳥取のジオコムスではそこまで心配にならなかったのですが、ここ橿原や横浜などでは駐車場の心配が出てきます。
幸い、どちらもTwizy専用の無料駐車場が数ヵ所整備されているそうです。


ミニカーは原付に近い法律が適用のため前面にナンバーがなくすっきりしているのがいいんですが、Twizyは軽自動車の黄色ナンバーが目立っちゃっています。
全体的なフォルムはcomsと比べると、卵型の車体がシャーシにのっかっているような印象を受けます。


小型なのでそこまで心配する必要はないですが、乗っているところよりタイヤが外に出っ張っているのでその点は気をつけた方がいいのかもしれません。
左に寄りすぎちゃうと溝落としを発動させてしまいますね…


この車の目立つところはこのデザイン的なドア。高級車みたいなガルウイング。
超小型モビリティってインパクト重視で実運用そっちのけなところがある気がしますがこれもそんな気がしちゃいます。
ただ、普段使いじゃなくて観光地のちょい乗り用なら全然いいですよね。
私はこのガルウイングに惹かれて乗りに来たという面が大きいです。面白そうじゃないっすか。


超小型モビリティTwizyのレンタカーに乗るためには、橿原神宮前駅の中のここで受付をします。
改札を出て10歩で着きます。駅舎内ですしね。
この点はcomsよりも公共交通機関でのアクセスが容易でいいですよね。

MICHIMO橿原(外部リンク)

私は3時間コースで借りましたが他に5時間、1日のレンタルもできるようです。


レンタカーの受付の方々の印象がとても良かったのが印象的でした。ジオコムスもよかったんですけどね。
ただのレンタカーじゃなく、超小型モビリティをお目当てに乗りに来ている人が多いってことからか行くときも帰ってきた時も写真を撮ってもらっちゃいました。

私はこの変わった車Twizyに乗ることをお目当てに来たので、どこに行くとかは特に考えていませんでした。
HP上にもいろいろとコースが紹介されているのですが、うーんビビット来るもんがないなぁ…
土地柄どうしても古の時代に思いを馳せる系のお寺や古墳がメインなんですよ。正直興味ない…

そんなことを考えながら行きの特急で調べていたのですが、行ける範囲内に橿原市昆虫館というのがあるのを発見しました。ここに行くことにしましょう。
橿原市昆虫館の入園料は大人510円。そこまで高くないですしよさげです。
ここの駐車場は無料。ならば安心です。
ドライブがメインなのでどこの市町村にもありそうな平凡な施設だったとしてもまあいいでしょうという感じで。


どこ行くんですか?と受付で聞かれ、昆虫館行ってみようかなぁと思っていますと伝えたところ、こんないいものをもらいました。
MICHIMOに乗るなら3つの施設が無料になるみたいなことをやっているそうで、昆虫館がその中に入っていました。
無料ですか、やったぜ。


そんなわけでぶーぶにのってやってきました。
ナビがないので道がちょっと迷いましたが何とかたどり着けました。
行きにいい感じの地図ももらったのでそこまで大幅に迷うことなくつけたのでよかったです。


使う必要はありませんでしたが、ここの駐車場にも充電設備がありました。




橿原市昆虫館。入口は割とコンパクトな感じ。










館内にはこんな感じでパネル展示と標本がメイン。
一部には水槽みたいなサイズで飼育されているのもいましたが、どっちかというとかなり地味な展示です。

まあいいや、タダで来れたんだしはよ出よと思いながら順路を進んでいきます。


扉を抜けると大型の温室が現れました。これがメインの展示だったんですね。
行きの特急でなんとなくいいやんけと行先に設定したので内容はよく知らなかったんですよね。




この広い温室の中で1000匹以上の蝶が飼育されています。
ものすごく数が多く、どこにいても蝶々が舞っています。






温室内にはいろいろな花が植えられており、蜜を吸いに蝶がやってきます。




いやー、これカメラ持ってくるとめちゃくちゃ楽しいですよ。映える。


気を抜くとめっちゃ集まってきちゃいます。羽休めてないと撮りづらいんですよね…


蝶と蛾の違いがいまいちわからないのですが、地味な色のも飛んでいました。


蝶々の多さが伝わるでしょうか、すごく多いんですよ。






オレンジ色のはスジグロカバマダラというそうです。綺麗。






水色が美しいのはリュウキュウアサギマダラというそうです。多分。
非常に良く似たヒメアサギマダラというのも放たれているみたいですが、調べた感じは多分違うと思います。わからん。




温室の広さを出そうと思って背景を入れて撮影。
香久山とか万葉の森とかそのあたりの山々が背後に見えます。


温室の先には新館がありました。
この新館はかなり珍しいと思われる、ゴキブリに特化した展示でした。うわぁ!
流石にあんまり写真は撮っていませんが、ゴキブリにもいろんな種類がいるんですね。
ペットとして飼育するのにも向いているそうで、エサは適当な野菜クズで十分で匂いもカブトムシより気にならないみたいです。


新館は行き止まりだったので再度温室に戻ってから順路に戻ります。
温室自体もかなり素敵な建築ですよね、この温室横から見るとかなり綺麗みたいです。見そびれましたが。


そのあとにもう少し標本展示があって終わりって感じでした。

正直最初はなんやここ標本しかないんか、はよ帰ろって思っていましたが、大型温室の蝶々が素敵すぎました。
カメラ持ってここ来ればかなり満足感を得られると思います。蝶々の楽園って感じで最高でした。

橿原市昆虫館。ぜひ行くべき。
3時間レンタカーなのに昆虫館に1時間滞在してしまいました。十分楽しめます。


その後、石舞台古墳の近くまでドライブ。




古墳を見に行くことなく明日香村の景色を見てきただけですが、いいですね。

甘樫丘展望台に行こうと思ったところ駐車場の入り口に迷ってうろうろドライブ。




セブンイレブンがあったので大人しくここで休憩しました。ちっこい。


結構暑かったのでクーリッシュがおいしい。
Twizyはcomsと同じく冷房はありません。そのため風を感じながら走る形になります。
ドアはあるものの全密閉ではなく、窓はビニールな感じのやつで開けるならくるくるたたんで紐で括って対応します。


石舞台、高松塚、岡寺など奈良っぽい標識と合わせて撮影。
ちょうど奈良交通のバスが来たのもグッドでした。
背面は結構不思議な形状をしています。


サイドビュー。この小ささで2人乗りを実現してるのすごいですよね。


やっぱりこの(^o^)/ポーズがかわいいっすよね。


3時間ってあっという間ですね、橿原神宮前駅に戻ってきました。


幸せの黄色いポストとやらがあるとMICHIMOの受付の方に教えてもらいました。ほぉ。








その後、大和西大寺を経由し






阪神直通10thラッピング車で奈良へ向かいました。


久々の奈良を散策してからJR奈良駅から帰りました。

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アッパレ静岡DC旅(3日目後半)

2019-05-11 01:40:47 | 旅行

駿河湾フェリーに乗って土肥港までやってきました。
結構海は波があり、荒れている感じがします。

前回記事では残念ながらだし巻き(@_dsmk)さん要素が少なくなってしまったので今回は過剰なくらいに登場させていこうと思います(宣言)


土肥からのバスはフェリーに合わせているようで、ここで1本見送るとだいぶ待たなくてはいけないみたいなので10分ほどの滞在でバスに乗車。
土肥の街を出てしばらくするとつづら折りの峠を進み高度を上げていきます。
残念ながら写真を撮っていないのですが、高いところから眺める海の景色はとてもいい感じでした。

バスの乗車時間は約1時間。ただ山越え区間は割と暇です。
夜行性のいきもの、だし巻き(@_dsmk)にとって9時起きはおねむというわけでお隣で寝てました。
ただ優秀ですねこの人、決してもたれかかってくることなく座った姿勢を綺麗に維持したまま寝てました。残念なんだよなぁ。

修善寺エリアが近づいたころ、バスの沿線に「伊豆極楽園」とかいうのがありました。
見た目的にはかなりディープな感じ、モヤモヤさまーずとかが大喜びで取れ高にしそうな感じでした。
調べてみると、地獄をテーマにしたテーマパークだそうです。
散々地獄を体感した後は秘宝館があるそうです。そうっすよねそんな見た目してましたもん。
熱海温泉とかと同じく秘法館があると古き良き(要出典)温泉街って感じがしますよねぇ…


修善寺虹の郷の近くを通っていきました。
鉄オタ的にはロムニー鉄道が走っていることで知られている施設です。ちょっと行ってみたいなぁと思いましたが入園料結構高いんすよね。
イギリスにある世界最小の鉄道、ロムニー・ハイス&ディムチャーチ鉄道の監修を受け同スケールの線路を蒸気機関車が走るそうです。
そこいらの遊園地の乗りものとは力の入れ具合が違うみたいでとても気になるものです。


終点の修善寺駅に到着。運賃箱に千円札そのまま突っ込むのってなかなかない体験ですよね。


駅の脇には立派な桜の木がありました。丁度見ごろといったところでしょうか。


ホームの方を見ると丁度ラブライブ編成が出ていくところでした。
静岡DCののぼりが並んでいていい感じ。

おなかが減ったので駅の中にあるお店でお昼にすることにしました。
だし巻き(@_dsmk)さんは桜えびのかき揚げが載ったそばを選んでた気がしました。
そば旨そうだな私もそうしよっかなとメニュー見てたら伊豆らしい美味しそうなのを見つけたので私はちょっと違うものを注文。


静岡、伊豆といえばわさびが有名ですよね。修善寺の駅の中でお手軽にわさびが味わえるというのはとても良くないですか?
メニューはいたってシンプルで、自分でわさびをおろして味わえるキットがメイン。
おかず味噌というんでしょうか?うまいやつとかつお節がついてきます。
これらをいい感じに白飯に載せて醤油をかけて召し上がれというもの。
シンプルイズベストという感じです。こんなん美味いに決まってる。

わさびはおろしたてだと辛くないといいますが、確かに甘みを感じるような気がしました。
だし巻き(@_dsmk)さんはペロってなめた程度でからいのです!ってなってましたがw


わさびをする@motoryama7011f

とてもシュールな光景です。
お店の人曰く、円形に回しながらすると辛みが出にくいそうです。

これは、とても美味いです。白飯がある限り無限に食える気がしました。


こちらは一緒に頼んだみしまコロッケ。これもうまかったです。

そんなわけで「かわいい女の子とごはん」もあってうめぇなぁとなっていると、隣の席に来た外国人グループさんがわさびをする光景にWOW!ってなって注目を集めてしまいました。
外国人さんたちはみなさんお蕎麦を食べていましたが、隣のテーブルでわさびすりすりしてるのが興味を引くのでしょう。

Wasabi!Oishi?
>👍Yeah,Oishi!
Wasabi,Spicy!
>Spicy!hahaha!

なんかこんな単語レベルの謎会話を繰り広げました。たのしい。

食べ終わったので返却台に持っていこうとしたところ、そのグループの方にちょい貸してくれへんかと持っていかれてしまいました。


注目を浴びる私の食べたわさびごはん。ジャパニーズスパーシーワサビを楽しんでいただけたようでよかったです。


ごはんも食べたことですし、伊豆箱根鉄道駿豆線に乗車します。
駿豆線は中小私鉄では数少ない黒字路線だったと記憶しています。本数も毎時4本程度は確保されていてすごい路線です。


車内には「おれんじ'80」というエンブレムが。
ブルーリボン賞やローレル賞なら知っていますがこれは知りません、なんなんだ。
調べてみると、鉄道友の会静岡支部が独自に贈っていたおれんじ賞というものだそうです。
この伊豆箱根鉄道3000系以外にも静岡鉄道1000系や遠州鉄道30系50形なども受賞しているそうです。


途中ですれ違ったのは西武鉄道からもらった車両。自社発注のいずっぱこ顔に比べて平凡な感じがしちゃいます。
一応窓枠が黒でなくグレーの登場時カラーみたいですが、でもやっぱり西武の顔って印象が。


大仁駅では特急踊り子号と行き違い。
駿豆線内は無料快速扱いなので時間合わせて乗ってみてもよかったんですけどね。

ふと思ったんですが、特急踊り子号って熱海で切り離して伊豆急行線伊豆急下田行きと伊豆箱根鉄道駿豆線修善寺行きに分かれるわけですよね。
両方とも大手私鉄のグループ企業で、それぞれ東京急行電鉄と西武鉄道が親玉にいるって考えるとなかなかでかい話な気がしてきます。
その上JRも東日本だけで完結せず、修善寺編成は東海区間を走行するとなるとああもうめんどくせぇってなりそうです。
踊り子用の185系もだいぶお年を召しているので車両置き換えのタイミングで踊り子号及び湘南ライナーがどう再編されていくのか、楽しみなところです。


本数が多いので気軽に田京駅で途中下車。いい感じのところで撮影しようかなぁという感じになりました。
この付近にいい感じの崖があったのであれいいなと降りてみたんですが、駅としては1つ前の大仁の方が圧倒的に近いみたいです。
城山という山みたいですね、切り立った崖が印象的でした。


ハンディホームセンター大仁店の本館と園芸館を結ぶためだけに作られたような感じの踏切にやってきました。
踏切の看板に描かれているのはむしろ少数派の7000系。JR直通の一部指定席快速用に作られたもののその夢は叶わなかったかわいそうな子です。




だし巻き(@_dsmk)さんがカメラ女子なのでまだ鉄オタしてても引かれないのが救いです。感謝。
修善寺行きに充てられているのは江ノ電っぽい色した駿豆線レトロカラー車。


田京駅から再度乗車、さっきすれ違った西武電車でした。




こちらはラブライブのラッピングが大きくされています。よくわからんけどかわいい。


次の駅ですが、駅舎にでかでかとラッピングがしてあるのが見えました。
本数が多いので気軽に降りられるのがいいですね。早速伊豆長岡駅で途中下車。
2頭身キャラがかわいいですね。Cクラスの蒸気機関車のイラストが結構詳細に書かれています。


駅の中も主張が激しい、すごい。


駅前には復刻塗装のバスがいました。
昔のHinoなどのエンブレムに似せた形で正面に赤色のIZUHAKONE BUSとあるのがいい雰囲気です。


再度乗車。レトロな色の車が来ました。


すれ違ったのはさっき踏切でイラストを見た7000系。
一部指定席快速に充てるつもりで作った車両なので設備は非常に良い車両です。乗ってみたかったなぁ。
乗車している3000系は昔ながらの4人ボックス席ですが7000系は2人掛けの転換クロスシート。


内外とも東海の311系(↑)に倣って作られているんでしょう、いいですよねぇ。
転換クロスシートなら普段から新快速で飽きるほど乗ってるだろという感じですが違うんですよね、中小私鉄が転換クロスシート装備してるってことがいいんですよね。


関係ないですが、この前引退してしまった近江鉄道のあかね号も同じような魅力がありました。
あかね号は見た目に反して足回りがかなりの長老だったので仕方ないですが、いずっぱこの7000系は完全新製車なのでこれからも活躍してくれるはずです。


7000系もかなり大胆にラッピングされています。ずらまるちゃんは聞いたことある気がします。




そんなこんなで次に降りたのが三島二日町駅。


駅正面の看板、最高に味があってよさみですよね。
こういうよさみを共感できるカメラ女子がいるのは楽しかったです。いいよねぇ。


三島二日町駅を出て少し行ったところ。
何のことはない背景ですがアクセントのつく高めのマンションと山の感じがいいなと思いました。


ここから隣の大場駅まで歩きます。
このあたりは画面右側に富士山が広がっていていい雰囲気ですよね!
心の清らかな人にしか富士山は見えないかもしれません。


しょうがないので富士山が見えない角度になっちゃいますが撮影。
まあこれでも結構いい雰囲気ではあるんですけどね。


その先のカーブが見える地点までお散歩。
非鉄オタさんを連行して申し訳ない気持ちでいっぱいですがお写真趣味という点で多少でも理解が得られるのは助かります。これさっきも言った気がするな。


富士山は雨女さんパワーもあって何故か見えませんでしたが、なかなかいい感じに決まった気がします。
西武っぽさが出ちゃう貰い物車両よりいずっぱこオリジナル車が来てくれた方がいいなぁと思っていたのでその点も。

こうやって気軽な感じで散策メインにカメラ構えるの新鮮でよかったです。
多分これ一人で来てたら事前にダイヤグラム作成して踊り子狙ってからダッシュで駅までとかやってたんだと思います…w




おしゃべりしながらお散歩という普通に楽しい感じで隣の大場(だいば)駅へ向かいます。
フ○テレビがある方の台場と読みは同じですが違う駅です。
どうでもいいですが、東京駅から台場は最低でも1回乗り換えが必要ですが大場までは直通列車が出てるんですよね。面白い。

管理がここを境に変わるんやでという看板や、文字があせただいば川とかいいっすよねぇわかるーっていうのとても楽しかったです。
河川管理境界看板なんですが、右側は国土交通省と書かれていますが看板を支えているポールには昔の名前である建設省って書いてあるのも面白いところですよね。


大場川堤防の桜並木、葉桜気味になっちゃっていましたがそれでもまだ楽しめました。綺麗。


大場川堤防上から大場の街の方を見ます。
そうなんですよこの中心にある青看板の「熱海・畑毛」のフォントがめっちゃいいんすよ。それな!ってなったの面白かったです。
後から追加された文字情報との対比もいいですよね。こういうの好きです。


大場駅前の一コマ。ほんと雰囲気いいんですよねこういうの。
写真趣味が分かる人とこういうとこ歩くのは最高に楽しいなって思いました。ネオンが組まれたこの看板の感じ、そして奥にあるフジカラー。いいっすよねぇこういうの。
いい感じのバランスでとても好きな街並みでした。大場いいぞ。


駅は割と狭い土地に作られています。
汽車の駅じゃなくて電車の駅って感じなのが駅前広場の手狭さからも伝わってきます。


ちらっと桜が見え隠れする大場駅にて。


この後はまっすぐ三島まで乗車しました。
ただ、その先の三島田町駅はなぜかスーパーの2階部分とホームが隣接してる(従業員扉みたいなのもあった)面白そうな駅でしたし、三島広小路駅は密度の高い商店街のど真ん中にあるディープな駅に見えましたしどっちも降りてみたかった気がします。
また来ればいいか。


そんなわけで富士山形の三島駅に到着。




三島名物、踊り子号の渡り線を観察してきました。
ホームの途中に分岐器を設けるというよくわからない配線のおかげで一部が抉られているのが特徴ですよね。


今までホーム側ばかり気にしてましたが、これよく見たら真ん中の交差してるとこ単なるダイヤモンドクロッシングじゃないんですね、
交差する側の線路なんかすぐ終端が来る線路なのであんまり使ってる感じがしないのですが、それでも切り欠きが少なくなる可動式クロッシングを採用してるんですよねここ。
元々この中線もここで終端ではなく静岡方で本線に接続していて待避線としての役割を有していたがためにこういった配線になっているのだと思いますが、斜めの渡り線方向に使うことはあっても本線と水平な動きを取ることは滅多にないと思うのでこんなもん引っぺがしてしまったほうが早い気がするんですが…不思議です。


そんな具合で静岡駅に戻っていました。
ここでせたかみ(@setakami_09)氏もやってきて三人でコーヒータイムになりました。
一番手前が私のコーヒー、奥に行くにつれて女子力が上がっていく…


その後ご飯までご一緒させていただきました。
どっかいいとこ知ってます?って感じで聞いちゃったんですが、駅ビルにある五味八珍というお店に行くことにしました。


県外の人間なので静岡といえばさわやかしか知らなかったのですが、五味八珍は浜松餃子を食べられる静岡ご当地チェーンだそうです。知らなかった。


円形に並んだ餃子にもやしが載っているのが浜松流。これがうまいんですよね。


そんな感じでご飯ウェーイさせていただきました。
美味しかったです。ごちそうさまでした。


夜になると発生する静岡にも米原にも止まるひかり号に乗って帰りました。
日中は静岡停車型(米原通過)と静岡通過型(米原停車)の組み合わせなので相性が良くないんですよね。

まあ、これに乗ったところで米原駅で在来線を30分待てという鬼畜ダイヤだったんで金詰んで京都経由したほうが快適だったのかもしれません。


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アッパレ静岡DC旅(3日目前半)

2019-05-06 22:58:56 | 旅行



東静岡駅から、最終日4/11にフェリーに乗ったりしたお話です。
もうすぐ1か月になるじゃないですか…はよ書け自分早めに書かないと記憶が薄れるぞ自分。


2日目はあいにくのお天気でしたが3日目は晴れてくれました。
富士山はちょっと厚い雲を纏ってしまっています、これがどいてくれるといいんですが。


途中草薙駅ではEF64の貨物に遭遇。渋い。
東海道本線貨物でEF64牽引ってあったんですね、中央西線経由しかないもんだと思ってました。


清水駅に到着、さくらももこ氏ゆかりの地でまるちゃんの絵があちこちにあります。


清水駅を港側から撮影、結構駅前は栄えているように感じます。
丁度通過していったのは編成の前方2/3ほどがシンプルな西濃運輸コンテナで統一されたカンガルーライナー。
編成美が美しい貨物列車ですがなかなか撮ることがないですね、下りなら琵琶湖線でも12時ごろ(9:15に清水を通過しているこいつ)に撮れたはずですが。

貨物列車って7割紫色のコンテナ中にJOTとかタンクコンテナとかそういうのがランダムに混ざってて何が来るのかなって感じがあってそれはそれでいいのですが、やっぱこういう1社貸切型の統一された編成のほうが惹かれるものはあります。


だし巻き(@_dsmk)さんを待つ間少し暇だったので清水駅周辺を散策。
駅を出てすぐのカーブでお手軽に撮影したりしました、この踏切よりももう少し駅よりの方が綺麗に撮れるのですがまあいいや。


巴川橋のところまでやってきました。


堤防の上を走るアニバーサリートレイン。


静鉄電車を撮るにはいい場所だなと感じました。黄色が映えます。


時間が近づいたので清水駅へ戻りました。
通過していったのはこれまた統一された編成が綺麗なトヨタロングパスエクスプレス、通称ロンパスと呼ばれるやつですね。
豊田市周辺で製造された自動車部品をトヨタ自動車東日本岩手工場のある岩手県に運ぶため、名古屋南貨物駅から盛岡貨物ターミナルまでを結ぶ列車になります。
名古屋に住んでいた時には笠寺まで撮りに行ったりしてましたが、やっぱ本線を駆ける姿はかっこいいです。

編成全体を貸切るこういった貨物列車は他にも佐川急便やヤマト運輸、福山通運などが運転していますが、東京大阪間で深夜出発翌朝配送を可能にするために走らせているものが多いんです。
故に明るい時間帯に目撃することができない列車の方が多いんですよね。
そんな中日中に走行する2列車を見れたのは個人的に良かったです。折角ならちゃんと撮りたかったですが。


清水駅でかわいいメンダコマスコットを早速着けてきただし巻き(@_dsmk)さんと合流。
本日は清水港から伊豆半島の土肥港までを結ぶ駿河湾フェリーに乗りに行きます。楽しみ。
駅からフェリー乗り場までは少し距離があるのですが無料シャトルバスがあるので安心です。


この日は清水港に大型客船セレブリティ・ミレニアムがやってきているということで、普段ののりばを追われ少し離れたところにある臨時のりばからの出港となりました。
背後からですが、やっぱ豪華客船ってでっけぇんすね。


こちらが駿河湾フェリーの臨時のりば。なんとも簡素な…


今回使用するきっぷはこちら、富士山満喫きっぷです。
このフリーエリア内に駿河湾フェリーも含まれているんです。鉄道より単価が高そうなのでここ乗るなら元は取りやすい気がします。
ただ、残念ながら土肥からのバスはエリア外…しょうがない。




駿河湾フェリーがやってきました。船体に書かれた富士の文字がかっこいい。
迫力があるかといえば、先に豪華客船セレブリティ・ミレニアムを見てしまったのでちっちぇぇなと思ってしまったわけですが。


船内には記念撮影ボードがありました。
駿河湾フェリーの広告によく用いられている構図ですが、乗ってる限りは絶対に撮れない写真ですね。


海上県道223号線に登録されたことをPRする掲示がたくさんされていました。
元々は伊勢湾フェリーみたいに国道の一部という扱いで管理されている航路が海上国道として指定されるわけですが、ここは実用性よりも観光用途で静岡県道223号線を取得したという意味が強くなっています。国道と違って県単位で融通が利きますしね。
静岡県内にあった223号線がちょうど空き番になったので、おっこれは富士山ナンバーやんけ使わせてくれやという感じになったみたいです。


デッキは船体後部にあります。


ここには県道らしくヘキサ看板があります。


清水港を出港してすぐにセレブリティ・ミレニアムの横を通り過ぎます。でかい…


観覧車が小さく見えるレベルのでかさ、だと…!?


そんな豪華客船を見送ります。乗ってみたいなぁ。


その後、清水港クルーズの船と行き違い。今度は小さい。




三保を過ぎ、駿河湾に繰り出していきます。


富士山、青い海、そしてこの県道標識。とても綺麗な景色でした。


船内では富士山を見ながらヘキサ看板を美味しく食べられるふじ見焼きというのが売っていました。
外は結構風が強くて寒かったですが美味しかったです。




まあただ綺麗な景色でも長いと飽きてくるもんですけどね。
1時間程度で土肥港につけるのでちょうどいい時間かなぁと思います。


駿河湾の奥、沼津の辺りの街が遠くに見えます。


そんなわけで土肥港に入港。土肥金山と温泉が主要な観光要素といった感じの街だそうです。
鉄道の最寄り駅はここからバスで約1時間の伊豆箱根鉄道修善寺駅です。




土肥港からすぐに折り返し清水港へと向かっていきました。
この背後の雰囲気、とてもいいっすよねぇ。


土肥港で海を見ながらバスを待ちました。

つづく

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