ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

朗読の午後へのご招待

2010-03-17 20:31:02 | 寓話集まで
語り 男人の中年の男が、すっかりフランスの紳士のかたちをして、ぴかぴかするペンを持って、白い紙の大きな束を抱えて、だいぶ奥深い湾の、大きな漁船の立ち並ぶあたりを歩いておりました。 男  ぜんたい、ここらのまちは、怪しからんね。旅人も、まちのひともひとりもいやがらん。だれでもいいから、早く捕まえて、タンタアーンと、言葉でスケッチしてやりたいもんだ。 語り そのとき、ふと、前を見ると、立派な大き . . . 本文を読む