ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

斎藤幸平 マルクス解体 プロメテウスの夢とその先 講談社2023

2024-09-21 14:52:47 | エッセイ
 『人新世の「資本論」』で一世を風靡している斎藤幸平である。東京大学大学院総合文化研究科准教授。専門は経済思想、社会思想、とのこと。 ウィキペディアなどによれば、東大の理科2類に3ヶ月在籍後、アメリカへ渡って有名なリベラルアーツのカレッジで学び、大学院はドイツのベルリン自由大学の修士課程から、フンボルト大学の博士課程を修了したという。【資本主義への処方箋、真の自由と豊かさ】 この書物の帯には、こう . . . 本文を読む

中川ひろたか作 長谷川義史絵 ナガノさん まっちゃアイスの巻 アリス館2024

2024-09-03 15:20:39 | エッセイ
 この絵本の作者、画家はもちろん高名なおふたりであるが、このおふたりの紹介はさておき、と言ってしまっても、ここでは許されると思う。 モデルは、言うまでもなく長野ヒデ子さん。 絵本作家で紙芝居作家。『おかあさんがおかあさんになった日』(童心社)、『せとうちたいこさん・デパートいきタイ』(童心社)など、人気作多数。仙台文学館で、この9月8日(日)まで、「せとうちたいこさんにあいたーい! 長野ヒデ子 絵 . . . 本文を読む