ぼくは行かない どこへも
ボヘミアンのようには…
気仙沼在住の千田基嗣の詩とエッセイ、読書の記録を随時掲載します。

エッセイ 哲学者 中村雄二郎とバリのダンス(前編)

2010-03-08 18:12:29 | エッセイ
前に、似たようなエッセイは載せたが、それは2回目の時のもの。これは平成9年9月、最初のときに、地元紙に掲載したもの。(今日は前編)  当地には珍しく、夜になっても蒸し暑い。それにしても、つい一昨日にいた関東の逃げ場のないような湿気と熱とは別と思われる。気仙沼駅のホームに降り立った際の、湿り気の少ない鋭角的な空気は、大学時代の夏の帰省時を思い出させる。 バリ島は、暑さにおいては、もちろん、先日の関東 . . . 本文を読む