(承前)このあたりで、引用は充分かもしれないが、あえて、もう二つ、エピソードを引いておきたい。【ふたつのエピソード1 同級生のT君とその母親のこと】 ひとつは、終章「治ることと元に戻ること」から。 春日氏が医者になってから、小学校の同級生であったT君に病院の中庭でばったり会ったことがあるという。「彼は統合失調症の患者として通院しており、付き添っていた彼の母親(とても教育熱心な人だった)が白衣を着 . . . 本文を読む
春日武彦氏は、精神科医にして作家だという。ずいぶんと多数の著作をものされているようだ。1951年生まれ。ちょうど70歳に到達されている。 「はじめに」に以下のようなことが記される。「精神科の診断は、精神疾患の分類体系をもとに行われる。…人は心を病むにしても「前代未聞のユニークな病み方」をすることなどない。少なくとも精神科医からすれば「いかにも」な病み方をするのであり、その「いかにも . . . 本文を読む
本日、気仙沼プラザホテルにて、気仙沼法人会女性会の交流演奏会が開催され、「海を巡って」と題して、詩の朗読を行いました。千田基嗣+千田真紀として。 企画は、女性部会長の石川尚美さんで、自らシャンソンの歌唱、アコーディオンが、アルチュール千田、詩の朗読が私たち。アルチュール千田氏は、私たちの朗読のバックでも演奏してくれました。 (なお、石巻からやってきたアルチュール千田氏は、同姓ですが、私と親戚関係 . . . 本文を読む