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みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「キングダム・オブ・ヘヴン」観ました。

2014-12-26 18:45:03 | 映画
2005年・米20世紀フォックス。 リドリー・スコット監督。 セルBDにて視聴。
中世エルサレムにおけるキリスト教側とイスラム教側の攻防がお話のメインです。
なかなか重厚な、格調のある映画でした。ですが3時間超の長尺はちょっとキツイ。
視聴後、かなり目がショボショボと疲れてしまいました(^^;

 
強欲な弟と争い、これを殺してしまう。家に火をかけて村を出奔。   紆余曲折の末に父親の遺言どおりエルサレムに到着。

中学高校のお勉強で十字軍のことは知っていました。ただその時のテキストには
元々キリスト教の土地だったものをムスリムたちが理不尽にも強奪した、
だから正義のために取り返すのだといったニュアンスの記述があったように思います。
いま考えると、それって完全にキリスト教側の視点・言い分ですよね。
実際はそんなキレイゴトじゃなかったみたいですね。
イスラム側から見た十字軍とは、残虐な強盗集団のイメージとも聞きます。

一枚のBDに3時間超のデータが詰め込んである割には、頑張った画質と思いますし、
音質とりわけサラウンド音響のデザインが秀抜だと思います。
もっと締まった低域だったら、よりベターだったのですが(^^;

「ポーラー・エクスプレス 3D」観ました。

2014-12-25 13:25:50 | 劇場用アニメ
2006年・米ワーナー。 ロバート・ゼメキス監督。 WOWOWからのBD録画。
録ったままファイルに入れっぱなしになっていて、今日たまたま観る気になりました。
するとこの作品、何とクリスマスがテーマになっていたんですね~。
今日は正にクリスマス。なんてタイミングが良いんでしょうか!(ウソみたい(^^; )

 
パパやママは「サンタはいる」と言うが、少年は半信半疑。       イブの夜。家の前に北極圏行き特急列車が停車する。

 
車掌に乗車したいかどうか尋ねられる。迷った末に乗車を決断。     出発進行。家の前の雪ダルマがさよならを言ってるようだ。

あまり期待はしてなかったんですが、さすがゼメキス監督。つい引き込まれてしまいました。
ハラハラドキドキのシーンもあって、これは意外な拾いモノでした。
何度も観た同監督の「クリスマス・キャロル 3D」を改めて観なおしたくなりました。

なお写真がブレているのは3D(サイド・バイ・サイド)のためです。
また「北極圏=サンタクロースの本拠地」との説もあります。

「女たちの都~ワッゲンオッゲン」観ました。

2014-12-24 14:50:13 | 邦画
2012年・ワッゲンオッゲン製作委員会。 監督=禱映。 WOWOWからのBD録画。
ひとことで言って『町おこし』の映画なんですが。
天草市からも製作費が出ているようで、そういう意味では、天草市のプロモーションが目的、と
本作の目ざすものはハッキリしていますね。(^^;

 
なんとか牛深地区を元気にしようと、住民同士で話し合うが....。    地域の空き家を利用して楽しく飲み食いの出来る店を始める女性たち。

 
空き家とばかり思っていた建物は実は天草市の所有物だった。     最後は大勢の踊りのシーンで賑々しく映画を締めくくる。
市にかけあうが、結局営業の継続は難しそう。


同様の問題を抱えて"もっと元気の欲しい"地域は日本中に多く有るでしょう。
しかし、こういうことは一朝一夕には解決しない難しい問題です.....。
本作でも根本的な解決策らしきものは、ついに示せないまま終わりを迎えてしまいます。
ラストの大群衆の踊りのシーンは、にぎやかな印象のうちに映画を終りたいという
製作側のせめてもの思いが透けているようです(^^;

「プレーンズ 3D」観ました。

2014-12-22 18:52:03 | 劇場用アニメ
2013年・米ディズニー。 クレイ・ホール監督。 セルBDにて視聴。
「"カーズ"のスタッフによるスピンオフ的な作品」とか「3D効果が素晴らしい」とか聞いて、
購入してみました。

いや~「ターボ」の時にも感じたことですが、ずいぶんとお気楽な筋書きになっています(^^;
こんなに何もかもが巧く行くわけねーだろ!って突っ込みを何度か入れてしまいました。
それと色々とエピソードを盛り過ぎて、ちょっとストーリーのバランスが悪い....。


片田舎で農薬散布機として働くダスティ。夢は大きなフライトレースに出て優勝すること。

練習を積み、予選を通過して遂に世界一周レースに出場を果たすダスティ。さあこれからがスタート(本番)だ!
(ちなみに右列先頭のオレンジ機がダスティ。)


まあマジに考えると突っ込みどころ満載ですが、この手の作品にそれを言っても
野暮というものでしょう。頭を空っぽにして観るのが正しい態度です(^^;
そうすることで、それなりには楽しめるでしょう。

3Dに関しては、全体的な水準が上がっているので、出来は良いけど驚くほどのことはありません。
個人的にはもっと飛び出しシーンを入れてほしい。そうすることで楽しさは倍加すると思います。
ワンポイント的に「ここぞ」と言うところでドーン!と飛び出すとインパクトが出ると思います。

「ベオウルフ 3D」観ました。

2014-12-21 19:03:47 | 映画
2007年・米ワーナー。 監督=ロバート・ゼメキス。 セルBDにて視聴。
自分にとっては、映画館で観た最初の3D映画です。内容は面白かったものの、とにかく
暗部が潰れて何が写っているのか分らないシーンも多く、ガタガタに目が疲れました(^^;

AD500頃のデンマークでは怪物に日々襲われ、王・民衆ともに苦しめられていた。そこに英雄ベオウルフが登場。激しい戦いの末、殺してしまう。
しかし彼には母親(大ドラゴン)がいた。子供を殺された彼女は怒って、かえって大きな被害が出てしまう。
そこでベオウルフは大ドラゴンの巣に出向いて、これも退治する......というのは表向き。実際はドラゴンとある密約を交わしていた。



国を救った功績により、前王から王位を譲られる。しかしこのことこそが長い年月彼を苦しめることになる。

3D抜きに言っても、なかなか面白いと思います。本作の西欧神話のような雰囲気は悪くないです。
まあラストシーンは3Dか2Dかで盛り上がりにかなり差が出るのは確かですが。

3Dに関しては、やや古さを感じます。けっこう飛び出し感があるのは良いとして、
クロストーク・にじみが割と目につきます。画質もちょっぴりですが甘め。
それでも映画館で観た時よりは見やすくて目の疲れもあまり感じませんでした。
自宅TVでの視聴の方が圧勝ですね。

価格も発売前は5,000円近くのアナウンスでしたが、それじゃ売れないと気づいたようで
実売価格は半分程度になりました。

なお、このBDは3D再生専用になります。
多くの3D/2Dコンパチ盤と違って3D対応でない環境では全く再生できず不便です(^^: