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みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「彼女の想いで」観ました。

2015-10-05 16:00:00 | 劇場用アニメ
オムニバス形式のアニメ「MEMORIES」の中の一作品。
同タイトルには三つの作品が含まれていますが、これは最初に置かれた作品になっています。


1995年:スタジオ4℃制作。 監督:森本晃司。 WOWOWからの録画。
これは好きな作品で、これまで何度となく観ています。
ですがまあ悲しいことに視聴を繰りかえす毎に、だんだん初めの感動は薄らいでいきます。
思うに「感動」というものは”知らない”ことから多く発するもののようにも思われます。
何度も観て謎や不思議が消えていけば、おのずと感動も消えてゆく....とも思えるのです。
まあそれはさておき。

 
コロナ号。宇宙のゴミ掃除屋さん。          今日もデブリの掃除。縁の下の力持ち的存在。

宇宙空間には無数のデブリが浮遊している。放置しておくと宇宙の安全航行に障害をきたす。
だからデブリの掃除屋さんの仕事は重要だ。
しかし上の連中は彼らを使いっぱしりくらいにしか思っていない。実にムカつく。

 
SOSが入る。                    「ここだ」ようやく発信源を突きとめる。

そろそろ仕事が終ろうかという頃にSOSが入る。宇宙法によりSOSを無視すると重い罰則がある。
気は進まないが一応救助に向かうコロナ号のスタッフ。
かなり苦労するが、なんとか救助信号の発信源を特定。大きなバラ状のカタチをしたデブリだった。
おそるおそる内部に入ると....。

 
豪華な宮殿のような設えの内部。           とにかく誰かいないかを捜索。

広い居住地域内をさんざん探しても誰がどこで救助を必要としているのか判然としない。
そのうち捜索するスタッフには思考の変調<幻想>が徐々に現れてきつつあった。
幻想.....。
それは自分の裡に潜む願望が見せる世界。
その甘い夢にどっぷりと浸る者。 逆に”これは現実じゃない”と抗う者。

 
美しい恋人との甘い生活を夢みる。          かつての幸せな家族の情景。

一方コロナ号に残った留守番スタッフは、異常な磁気嵐の襲来を察知する。
直ちにここから離脱しなければ全員が全滅する危険がある。
急いでデブリ内の捜索者に対して引き返すように促すが、磁気嵐のためにうまく通信が出来ない。
船長は究極の決断を迫られる....。

このアニメ「MEMORIES」には、他にもう二編の作品が含まれています。
「最臭兵器」「大砲の街」がそれですが、そちらの方は、たまに気が向けば観ますかね。

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