テクニクスSB-M20 を押入れから出す。

しばらくの間、寝室のオーディオとしてユニソニックの小型スピーカーを使っては
みたものの、「一応実用レベルの音は出てますよ」という感じから抜け出せず、
だんだん聴く気がしなくなってきた。

スピーカーというのは音楽を聴く道具。音楽を楽しむ道具。
なので音楽が楽しめる水準に至らず、
単に「一応音は出ていますよ」というレベルではどうしようもないのだ。

そこでフト思い出したのは数年間押し入れの中に仕舞いっぱなしだった
テクニクスのSB-M20。これを引っ張り出してみた。
以前使用していたときも割とスムーズな感じで鳴っていたので
ちょっと期待はしていたが実際に鳴らしてみてもなかなか良い。

　
テクニクスSB-M20。 今でもオクで一定の人気が有るようだ。　　　　　　　グリルネットを外す。 やや地味というか平凡ですね。

もっとも長いあいだ放って置かれた為か、初めのうちはご機嫌が悪かった。
しかし１～２日ほどすると見違えるように、イヤ聴きちがえるように良くなった。
というか元の音を取り戻してきた。

アンプのトーンコントロール関係もいろいろいじってみる。
初めは以前のポイントに合わせてみるがピンとこない。
結局以前とは結構違うところで合点がいく。
ということは自分自身の音の好みもそれなりに変わってしまっているようだ。

いずれにしても寝室のスピーカーの問題はどうやら解決できたようで、
このスピーカーとは再び長い付き合いになりそうだと感じる。