goo blog サービス終了のお知らせ 

みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

「ノラガミ」観ました。

2015-11-04 16:00:00 | TVアニメ
2014年:ボンズ制作:全12話。 監督:タムラコータロー。 BS211からの録画。
あだちとか氏の漫画を原作として作られたTVアニメ。
神さまと言っても偉い神さまばっかりじゃなくて、”ノラの神さま”だっているんだ
....そんな発想が面白くて観る気になったんですけど、なかなか良いアニメでした。
丁寧なつくりで観ていて飽きさせない工夫が随所に感じられます。

 
超貧乏な夜ト神。いつもバイトを探している。     迷い猫探しだって引き受けちゃう。

夜ト神は超貧乏なノラガミ。いつかは自分の社(やしろ)を持ちたいと
毎日バイトに励む。たとえ迷い猫を探すのだって立派な仕事だ。
ただしこの神さまは熱中しちゃうと周りが見えなくなっちゃうのが問題。

 
ウエサマ発見!!(画面右上)            闇雲に道路に出て轢かれそうになる。

目標の猫を発見したのはいいが、いきなり道路にとびだしたところを、
たまたま目撃していた女の子(ひより)に助けられる。

 
夜ト神を助けた女の子は失神。            病院で気がつく女の子(ひより)。

クラスメイトたちに付添われてひよりの父親が経営している病院まで救急搬送。
幸い目立った外傷もなく、しばらくして気がつくひより。
ただ事故現場にジャージ姿の男性は居なかった?と彼女が質問しても、
誰の記憶にもそういう人物は無かった。
父親(医師)は「ひょっとしてマダ事故のショックが残っているのかな?」。
とにかくしばらくは安静にしていた方が良いと判断する。

 
ひよりを心配して様子を見に来る。          ひよりの体質が変わって妖魔が見えるようになる。

その夜中。ひよりの容体を案じた夜ト神がヒョッコリと姿を現す~彼女のベッドの中から(^^;
思いっきり夜ト神を突き飛ばすひより(お約束)。
「そんだけ元気ならもう心配ねーな」。
だがこのとき以降、ひよりの体質はじょじょに変わっていく。
  ◎生きたままの肉体から、しばしば霊体が遊離するようになる。半妖だ。
  ◎本来、人間の目には見えないはずの妖魔(あやかし)どもが見えるようになる。
このために普通の人間には見えない世界に踏み込んでいくようになるひより。
しかしそれは彼女自身にとっては決して良いことではなかった....。

このアニメを観ていてちょっぴり不満なのは、夜ト神とひよりの仲がいつまでも
お友達レベルなこと。
Cまでは必要ないけど、せめてAに近いA未満くらいなら良いんじゃないかと(^^;

「冴えない彼女の育てかた」観ました。

2015-10-27 16:00:00 | TVアニメ
2015年:A-1Picture制作:全12話。 監督:亀井幹太。 フジテレビからの録画。
正直イマイチな印象が拭えないアニメです。ありがちな着想や展開がてんこ盛りで
この作品だけが持つ魅力のようなものはあまり感じられませんでした。


ほぼオールメンバー。左端から紹介すると
 ・美智留(みちる):倫也とは同い年のイトコ同士。音楽担当。
 ・倫也(ともや):本作の主人公。ギャルゲーの自主製作を志す。
 ・英梨々(えりり):倫也の幼な友だち。イラストや美術担当。
 ・恵(めぐみ):倫也のクラスメイト。地味ながら聡明。一番まともな人物。担当は特に無い。
 ・詩羽(うたは):一年先輩の売れっ子作家。シナリオ担当。

ストーリー:
ちょっぴりだけHなアニメやギャルゲー(18禁じゃないやつね)オタクの倫也。
高校二年になってギャルゲーの自主製作を思い立つ。
思い立ったが一人では何もできない。まず有能なスタッフを。それに資金が必要だ。
周囲を見渡して使える人材に片っ端に声がけをして強引にスタッフに引ずり込む(^^;
ありがちな設定ですが、女の子は全員倫也に少なからずの好意を持っています。
ある意味ハレム状態と言えなくもない。そのため女子たちの暗闘がしばしばストーリーを左右します。
本作の笑いのポイントとも言えるところです。

結論を言うと倫也のゲームは完成しません。少なくともこのアニメの終るまでには。
でも登場人物のワイワイガヤガヤっぷりがむしろこのアニメでの一番のキモと思われます。
ですから別に無理に完成させる必要もないようです。
ところで物理的には存在しない、ギャルゲーのプロットを追った
映像集が倫也の脳内に存在
します。
最後にそれを並べてみましょう。各自ご自由に妄想してください(^^;

 
絶世の美少女との運命の出会いここに成る。     嗚呼何も言うな二人の目には愛が芽生える。

 
いつにしか物語は昭和初期の昔に移りけり。     万歳なるか悲痛の学徒出陣。

       いつの時代も送り出す側の心中や如何に。       なぜに地球を襲うか怪しき者よ。   

 
「もう大丈夫」シッカリせよと抱き起こす。     ああ成就なるか世紀の戀よ。唇はまさに触れあわんとす。

「テラ・フォーマーズ」観ました。

2015-10-09 16:00:00 | TVアニメ
2014年:LIDEN FILMS 制作:全13話。 監督:浜崎博嗣。 BS211からの録画。
ありていに言えば、これは人間とゴキブリとの戦い。
 負けた方が害虫だ! この着想はなかなか鋭いと思いました。
ですがストーリーのバランスが今一つ。説明的な部分が多すぎるかな?という印象があります。

 
宇宙船アネックス1号は地球を出発。        乗組員同士も次第に打ち解けてくる。

アネックス計画。
全人類の希望を乗せて、宇宙船アネックス1号は有能な乗組員を多数搭乗させ火星に向かう。
西暦2600年代の地球。
火星由来のウィルスによる不治の病が人類の未来を絶望的なものにしていた。
かつて人類は火星への移住計画の一環として、火星にゴキブリなどを持ち込んで研究実験を行う。
だがゴキブリたちは大型化かつ人型化するという突然変異をおこして火星から人類を駆逐。
生き残った人間たちはようやくの思いで地球に生還したが、結果的に彼らは火星の未知のウィルスを
多く地球に持ち込むことになってしまった。
そのウィルスは徐々に人類の生命を脅かす。治療の方法も未だ無かった。

そこで再度火星に赴き、かの地のウィルスやゴキブリをサンプルとして大量に採取・捕獲し、
それを元に難病治療のワクチンを作る。それがアネックス計画の根幹だ。
困難は承知の、人類の希望を懸けた計画なのだった。

 
いきなり船内にゴキブリ人が出現。         船内を次々に破壊してゆく。

もうすぐ火星に到着するというタイミングでゴキブリ人が突如出現。
乗組員や船内を攻撃。一体奴らは船内のどこに潜んでいたのか? 
どう考えても誰か手引きした者がいたとしか考えられない。
辛くもアネックス号の乗組員たちは火星到着したが、自力での地球へ生還は不可能だ。
しかも雲霞のごとく大量のゴキブリ人が休みなく次々に襲来。乗組員たちの善戦も空しく、
徐々に消耗戦の様相を呈してくる。地球からの救援は来るのだろうか?

 
船長は地球に通信する。 「この計画は失敗だ」    大量のゴキブリ軍団。いくら殺してもキリがない。

ゴキブリというよりも、触角をもったゴリラという印象ですね。
というか彼らは「火星人」なんですね。
昆虫というより結構動物的な行動をします。おまけに知能も思いのほか高い。
航空機の操縦なんかも軽くやってのけます(^^;
航空機の操縦なんかも軽くやってのけるゴキブリって一体!?(^^;
予想していたゴキブリの気持ち悪さは、さほどでもありませんでした。
その点は視聴者に拒絶されないようにアニメの制作側も気を使っているんでしょうね。
地球側としても、普通の人間そのままじゃ全然戦えないのは百も承知。
各人の適性に合わせて、対等以上に戦える”超人”への改造手術をそれぞれ施す。
昆虫タイプ・鳥タイプ・電気うなぎタイプ.....
結構いろんなタイプの改造人間っぷりはなかなか笑えますね~。

終り方を見ると「これは続編があるな?」という感じがしますね。
そうでないとちょっと不完全燃焼な感じのストーリーです。

「有頂天家族」観ました。

2015-09-11 18:00:00 | TVアニメ
2013年:P.A.WORKS制作:全13話。 監督:吉見正行。 BS211からの録画。
TVアニメ「四畳半神話大系」と同じ原作者・森見登美彦氏ということで期待して視聴しました。

 
女子高生に化け、兄をからかう矢三郎。        先生(大天狗の化身)を見舞う。

地上には人があふれ、狸は地を駈けまわる。天狗は自由に空を飛ぶ。
まあそんな感じのナレーションで物語はスタートします。

 
先生から弁天さま宛の手紙をことづかる。      ㊨が弁天さま。美人だが超気まぐれで怒らせると大変怖いヒト。

下鴨家の四兄弟。長男=矢一郎。次男=矢二郎。三男=矢三郎(主人公)。四男=矢四郎。
狸族の名家である。ほかに優しい母が居る。父はすでに他界(人間に狸鍋にされ喰われてしまった)。
そして何かにつけて敵対心を露わにする夷川家。当主は父の弟。おじさんに当たる。
親戚なのだから仲よく出来ないはずはなかろうにと思うのだが。何か過去に経緯があるようだ。

 
㊨大きな夷川の帆船 VS ㊧小さな茶室船。       頭に来た矢三郎は風神の扇子で応戦。

京都大文字焼の季節。下鴨家には家族友人揃って飛ぶ屋形船に乗って空からの
見物をするという習わしがあったが、今年はどうしても船の都合がつかず困っていた。
矢三郎は弁天さまの茶室を借りることを思いつく。なんとか承諾してもらうが、条件がつく。
茶室を無傷で返すこと。条件を守れなければ狸鍋になってもらう(^^;
夷川家でも立派な大型帆船で繰り出していた。下鴨家の小さな茶室船を馬鹿にしてチョッカイを出す。
頭に来た矢三郎は風神の扇子で応戦。夷川の船を大風で墜落させたまでは良かったが
巻き添えを喰って、茶室船も墜落~バラバラに壊れてしまう。

 
弁天様も時には物寂しげな表情を見せる。       ㊧許婚・海星。未だかつて彼女の姿を観たことが無い矢三郎。

茶室を無事に返す約束がパーになる。弁天さまと約束はしたが、
やっぱり狸鍋にはなりたくない。弁天さまから逃げまくる矢三郎。
だが彼女はそれほど怒っているわけでもなさそうだ。
大事な宴席で芸を見せ、それが受ければ許すとのお言葉をいただく。

物語の後半。下鴨家の長男 VS 夷川家の当主は、狸社界の次期頭領を決める選挙戦に立候補。
じょじょに選挙戦は過熱していきます。汚い謀略を次々に繰り出す夷川側。
下鴨家全員がその黒い罠にはまって危険な状態に陥るのか?
まあ良い子も観ている?TVアニメですから、そんなにあくどい結末にはなりませんけどね(^^;


明日はヤマハのAVアンプRX-A2050が到着する予定です。
想像するだけでウンザリの煩雑な配線作業が待っています。なので明日の更新はお休み。
いや、ついでだから2~3日休もうかな?(^^;

「蟲師・続章」観ました。

2015-09-07 17:00:00 | TVアニメ
2014年:アートランド制作:全20話。 監督:長濱博史。 TOKYO MXからの録画。
これって割と一部の、でも熱心なファンに支持されるタイプのアニメなのかな?
自分的には、むかしTBSでやってた「日本昔ばなし」(アニメ)を思い出しました。
アレのおとな向けバージョンって感じです。
同じ土曜日に放送されていたのが「クイズダービー」でしたね。大橋巨泉氏、
故はらたいら氏、そして竹下景子さんなどが思い出されます。
って、ちょっと脱線しました(^^;

 
第1話『野末の宴』                  第3話『雪の下』      

放送は2期に分けて行われました。全部で20話あります。
各エピソード毎にコメントつけるのは大変だし煩雑なので、それはしません。
写真を何枚か並べますので、世界観の一端を想像して戴ければと思います。

 
第6話『花惑い』                   第10話『冬の底』:写真はギンコです。

狂言回し役の蟲師ギンコ。
彼によると自然界にはさまざまな種類の蟲がいてそこらじゅうを漂っている。
大抵の場合は何も起こらないので人間側も普段は意識しない。

 
第13話『残り紅』                  第17話『水碧む』       

しかし何かのきっかけやタイミングによっては生き物(人間を含む)に取りついて
悪さをしたりする。時には生命に関わる場合もある。
蟲師とはそのような場合の対策を行い、替わりに報酬を得る職業のことだ。

 
第16話『壺天の星』                 第20話『常の樹』

キャラクターの絵柄が個人的にはあまり好みじゃなかったですね~(^^;
しかし背景の作画は気合が入ってるな~というか非常に丁寧な仕事です。
何話も観ていくうちに、こんな世界観も面白いなという気になってきます。
ちょっと地味めな作品ですがお好きならばどうぞ、という感じですね。