goo blog サービス終了のお知らせ 

みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『犬ヶ島』観ました。

2018-10-23 16:00:00 | 劇場用アニメ

小林市長の演説会場に姿を現すアタリ少年と犬たち。

2018年・米20世紀フォックス。 監督:ウェス・アンダーソン。 セルBDにて視聴。
ウェス・アンダーソン監督のアニメ作品ということで期待して視聴。
『ファンタスティックMR.FOX』(2009)同様に面白かった....と言いたいところですが、
残念ながら、あれよりはちょっと落ちる感じですかね(^^;
でも彼の独特な個性が相変わらずに強く感じられて、観ていてとても面白かったのは確かです。

いまから20年後の日本。ここメガ崎市ではドッグ病が蔓延。
長年メガ崎市の市長をつとめてきた小林氏は、人間を感染から守るため犬を街から
排除する計画を進めていた。
現状でも片っぱしから野犬・飼犬を問わず捕まえてはゴミの島に移送していたが、
今回の市長選では対応を更にすすめて、捕まえた犬はすべて毒殺すると公約をぶち上げる。



なぜそこまで”犬”を拒絶するのか、映画を観ていてちょっと理解に苦しむのだけど....
どうやら市長のそんな過激な姿勢は、影から入れ知恵する者がいるためのようなのだが。
犬の排除が、その者の利権に繋がるらしい様子なのだ。

しかし市長の養子・アタリ少年。彼は飼い犬のスポッツを探して単独でゴミの島へ向かう。
小林市長とは違い、犬だいすきな彼は立場は市長と真逆。
とうぜん市長に対して批判的だ。
それはともかく、アタリ君は苦労のすえに愛犬スポッツと再会。同時に大勢の犬たちと共に
市民集会場に押しかけて抗議行動を行う。そして....。



<まあストーリーはさほど斬新ということでもないです。ただデイティールが独特で濃厚なので
それで魅せられてしまうパターンですね。
それだけに人によってこの作品には好き嫌いがありそうですね。
自分は面白いと感じましたが....。全編に妙な日本テイストが横溢しています。
アンダーソン監督(外人)から見たニッポンなのでしょうが、
なかなか奇妙な面白さを感じるのは確かですね(^^;

『ハンズ・オブ・ストーン』観ました。

2018-10-20 16:00:00 | 洋画


2016年:パナマ・アメリカ。 監督:ジョナタン・ヤクボウィッツ。 WOWOWからの録画。
ボクシング映画です。ボクシング映画には良作が多いと思うんですが、
今回の作品は「あれ?」と感じてしまいました。
なんというか、全体にそつなく纏まってはいるんだけどね....という感じ。
実話をベースにしているようで、そういう意味では実在のプロボクサー、
ロベルト・デュラン氏の伝記映画とも言えそうです。

パナマ市の片隅のスラム街に、えらく喧嘩の強い少年がいた。
彼は金を賭け、自分よりも大きな相手と路上ファイトをする。そして必ず勝つ。
そんな彼に大きな素質を見出し、何とかチャンピオンに育てようと考えたジムのオーナー。
少し勝ち進んだところでオーナーは超一流のトレーナーを口説いて連れてくる。
米国人のレイ・アーセルがその男だ。
何しろ20人ものチャンピオンを育てたというのだから本当のホンモノだ。
彼と組んだデュランは連戦連勝を重ねていき世界チャンピオンになり、
次第にパナマ国民から英雄視されるようになっていく。

私生活では偶然街で見かけた超美人のフェリシダードに一目ぼれ。
はじめは住む世界が違うと本気にされなかったが、猛プッシュの甲斐あってとうとう恋仲に。
何人もの子どもにも恵まれて順調な人生かに見えたが....。

王者デュランに挑戦するのはシュガー・レイ・レナード。
実力も相当なものだが、それ以上に頭脳的な作戦でデュランに
さまざまに揺さぶりをかけてくる。
試合はデュランが勝利するが、すぐさまリターンマッチを申し出るシュガー。
受けるつもりはなかったデュランだが、800万ドルという賞金額を知るや
周囲の人間たちが色めきたち、無理やり再試合が決定してしまう。
もともと気が進まないうえに、試合中にプライドを傷つけられる言動を受けて
試合放棄してしまうデュラン。
誰も彼の気持ちに気づこうとしない。
ヤツは怖じ気づいたとしか受け取られない。

そして試合放棄してしまった事実は重い。
興行主(マフィア)に盾つくことを意味するからだ。
もはや相手にしてくれる人間はおらず、ボクサーとしては終わっも同然だ。
こうしてデュランは過去の人となり、僅かにその名を知る子どもからも
小馬鹿にされるようなありさまだ。
だがいつまでも彼の気持ちは沈んだままではいなかった。

 
デビー・ムーアとの顔合わせ。序盤はデビーがリードする。

相当な年月の経過後、再起を決意するデュラン。
長いブランクがあるとはいえ、彼の栄光ある名前はまだ世間に忘れられてはいない。
だが話に乗ってくる興行主は、やはりいない。
いまは引退しているが、彼の元トレーナー、レイ・アーセルはこうした状況をみて
友情のために一肌脱ぐことにする。
レイは知っている興行主のもとに出向き、いま若く実力のあるデビー・ムーアとの
組み合わせを提案する。実際デビーは強すぎて戦おうという相手がいないのだった。
そこに対戦相手として知名度のあるロベルト・デュランを組めば多くの客を呼べるだろう。
確かにそれなら儲かりそうだと興行主も結局は折れ、試合が行われることになる。
ふたをあけてみるとレイの目論見は大当たり。チケットの売れ行きは上々で興行主も上機嫌だ。

 
ラウンドが進むにつれ、ロベルトがデビーを圧倒する流れに。結末は?

かつて『レイジング・ブル』で壮絶なまでのボクシング劇を体現してみせたデ・ニーロ。
ここでは(年齢的に)流石にボクサーではなく、脇のトレーナー役として出ています。
ただ映画は全体的に平坦な流れで、適当に時間つぶしになればいいという人以外には、
あまり薦められないかもしれません。

『冬の小鳥』観ました。

2018-10-17 16:00:00 | アジア映画

友だちのスッキが去り、気落ちするジニ。いっそ自らを埋めようとするが。

2006年:韓国・フランス。 監督:ウニー・ルコント。 WOWOWからの録画。
本作の監督、ウニー・ルコントという名前を聞いて、真っ先に思い浮かべたのは、
あの仏映画『髪結いの亭主』のパトリック・ルコント監督のことでした。
ひょっとして父娘ともに監督業やってる??とかじゃなくて、実はまるっきりの赤の他人なのでした(^^;
ウニーは幼いころフランス人夫婦に養女として引き取られ育てられています。
つまりこれは監督の半生とあるていど重なる部分のある、自叙伝的な映画だと思われます。

 
父親に連れられてジニは養護施設に。        新入りに対して周りの子どもたちも興味津々。

父親に連れられて小さなジニは養護施設に。すぐまた迎えに来るから、といい聞かされるが
その約束が果たされることはなかった。
経済事情もあったかもしれないが、後妻とその連れ子に父親が遠慮したというのが本当のようだ。
このあと一家はすぐに転居。ジニが父親と再会することは二度となかった。
この父親役がいかにも生活力の無さそうな、それでいて結構ハンサムなのには笑えました(^^;
まあこの人も仕事(演技)でやってるんだしね~とか思って観てましたが。

 
周りと打解けようとしないジニ。          甘えるなとジニを叱るスッキ。

いつまでも父親を待つジニ。周りの子どもたちや世話役の大人たちとも打解けようとしない。
そんな彼女を少し年上のスッキが叱る。わがままも程々にしなさい。
子どもたちには皆それぞれの事情を抱えている。あんただけが辛いんじゃない。
スッキは何かにつけてジニを気にかけてくれる。
だんだんジニはスッキをお姉ちゃんと思うようになる。

 
養子希望の米人夫婦に、スッキは猛アピール。    養子に選ばれスッキは米国へ。

ときおりアジア人の養子を欲しがる夫婦が施設を訪れる。今回も米国人夫婦がやってきた。
スッキは彼らに猛アピール。知っている英語を全部しゃべってみせ、笑顔で夫婦の関心をひく。
生きていくためには積極性が大事だと信じているかのようだ。
その甲斐あってスッキは夫婦の気持ちを捉え、めでたく養子縁組がなる。
だがそうなるとジニはまたひとりぽっちだ。

  
雨の日の施設。暗欝な気持ちのジニ。        彼女は施設裏の林に向かう。

雨の日の施設。暗欝な気持ちのジニ。大好きなスッキはもうここにはいない。
いっそ死んでしまいたいと思い、施設裏の林に向かう。
彼女は自分で自分の身体に土をかけ、埋めようとするが....。

数年以上まえに録画して、そのまま塩漬けになっていたんですが、
なかなか深みのある良い映画でした。
WOWOWで彼女の第二作『めぐりあう日』が放映されました。
録画したので、そのうちに観ようと思います。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』観ました。

2018-10-12 16:00:00 | アジア映画
2016年・韓国。 監督:ヨン・サンホ。 WOWOWからの録画。

『ソウルステーション・パンデミック』(アニメ)の視聴記を9月3日に載せましたが、
本作はその後日譚的な位置にあります。もちろん製作、公開はこちらの方が先なわけですが(^^;
韓国でも記録的なヒットだったようですが、実際に観て納得でした。
はじめのうちはゾンビたちの動き(演技)に少々ぎこちなさが感じられました。
そのせいで観ていてこちらの方もイマイチな感じがしまいましたが、
映画が進むにつれて、そうした感覚は吹き飛んでしまいました。
まあ何といいますか、人海戦術そのもの。
怒涛のごとく次々に押し寄せる大量のゾンビの群れ、というか山というか津波というか。
これほど切れめなしにゾンビの大集団を見せられると正直圧倒されてしまいますね。
映画は終盤までだれることなく進行していきます。
終わり方もわりとまとまっていて良かったと思いました。

 
ソウル発プサン行きの特急列車。          発車間際に乗り込んできた女性だが....。

プサン行き特急列車。発車まぎわに一人の女性が駈けこむようにして乗り込む。
いくらもたたないうちに女性は苦しみ出し、それに気づいた車掌は声がけをするが....。

 
具合の悪そうな彼女を見て声がけする車掌。     ゾンビ症状が剥き出しになり車掌を襲う。

いきなりゾンビ症状が現われて車掌を襲う女。これによって車掌もまたゾンビとなってしまう。
これを発端としてつぎつぎに車内の乗客を襲い、被害を受けた順々にゾンビ化してゆく。

 
ゾンビは連鎖的に増えて車内は満杯に。山のように積み重なり、それでも未感染者を追いかける。

しかしこのような悲惨な状況は、この列車内に留まらない。大都市や各鉄道路線など軒並み
ゾンビの群れに襲われて、韓国内はさながら戦場の焼け野原のようである。

 
当局の虚しいアナウンス。実際の市街地は壊滅状態。 大田駅で乗客たちの見た悪夢のような光景とは?

この映画を観て、ふと思い出したのは数年前のSARS騒ぎのときのこと。
いささか脆弱な韓国の防疫態勢が露呈してしまいましたね。
あれからなにかが改善がされたとも聞かないし、正直喉元すぎれば何とやらの感じですかね。
国境を越えた人間の往来がさかんな現代では、あっという間に周辺の国にも感染が広まる恐れが
ありますから地道でもしっかりした対応策を普段からお願いしたいものです。

五味康祐氏の音。

2018-09-23 16:00:00 | オーディオ
有名作家でもありオーディオマニアでもあった五味康祐(故人)氏が、生前使用
していたステレオ装置一式が東京・練馬区に寄贈されています。
以来、そのステレオ装置一式を使用したレコード鑑賞会が練馬区の施設で定期的に
開催されています。

実際に五味氏が日々愛聴されていたオーディオとは一体どういう音だったのか?
ちょっと興味をひかれた自分は、その音を確認したくて電車・バスを乗り継いで
行ってきました(^^;
9月22日(土)の午後。練馬区ふるさと文化館でのレコード鑑賞会です。
ただ残念なことにカメラ持参を忘れたため、写真はありません。悪しからず。

結論としては、思いのほか”いい音だ”と感じました。
製品の製造時期がかなり古いのでどうなのかと思っていましたが、
現代的な音調にも問題なく適応しているように感じました。
いわゆる、陳腐さ感じさせることのない音で、とくに感心したのは音の浸透力。
ゆとりのある大柄なエンクロージュアから繰り出されるその音楽に不足を感じ
させられるところは有りませんでした。

何だこれってウチで聴いてるのと同じ感じの音だな~と思いました。
装置の構成はまったく違うものの、出てくる音の感じは案外に似通っていると感じました。
逆に氏が存命のころ当時のオーディオ製品を組み合わせて、この水準の音質に達したと
考えればやはり凄いことかもです。
現在の非常に進化したオーディオ技術は、既にある一点に収斂する状況に達していて、
水準以上の製品を組み合わせれば、音楽的にはそれほど差は生じないとも思えます。

そして、こうも言えるかと。新製品は絶えず続々と生まれている。
メーカーはユーザーの購買欲をあの手この手で刺激してくる。
しかしそれらにいちいち関わる必要は実はそれほどない。
基本的な装置の構成がいったん出来れば、あとはどう取り替えても大きな違いはない。
....いや違いはあるか(^^;
しかしそれが音質の向上を伴わないなら目先の音調が変わるだけのことでしょう。
そんなことよりも、いまあるお手持ちの装置でもっと音楽を聞くべきだと思います。

オーディオ装置は、あくまで音楽を聴く手段。
オーディオの趣味は確かに楽しいが、キリがないしお金も際限なくかかる。
あらかじめ一線をひいておくべきことでもあるでしょう。
そんな思いが頭を巡るのを感じつつのレコード観賞会でした。

追記:
当日の演目はグレン・グールド特集。
優れたピアニストではあるものの、一方かなりの変人とも聞いていました。
自分は彼のCDを実際に買ったことはなかったです。
実際に彼の演奏を聴いてみて、ナルホドこんな感じの演奏の人だったかと納得。
たしかに癖はあるが、音楽性という意味では一級だなと感じました。
いつも自宅で聴いている同曲の他の演奏家のCDと心の中で比較しつつ、なかなか
面白く聴けました。

追記2:
>何だこれってウチで聴いてるのと同じ感じの音だな~と思いました。
これまでも自宅の装置を何度か紹介していますが、”同じ感じの音”と書いた以上、
ここにラインナップを再度あげておきます。くどいようでスミマセン(^^;

 CDプレーヤー① :ラックスマンD-06
 CDプレーヤー② :デンオン DCD-2500NE
 アンプ :ラックスマン L-507uX
 スピーカー :ピエガ COAX90.2
 サブウーファー :ソニー SA-NA9ES


参加費の領収書がポケットから出てきたので写真を載せときます(^^;