みかんの部屋

自分の趣味(映画・漫画など)に関しての雑記ブログです。

『新感染 ファイナル・エクスプレス』観ました。

2018-10-12 16:00:00 | アジア映画
2016年・韓国。 監督:ヨン・サンホ。 WOWOWからの録画。

『ソウルステーション・パンデミック』(アニメ)の視聴記を9月3日に載せましたが、
本作はその後日譚的な位置にあります。もちろん製作、公開はこちらの方が先なわけですが(^^;
韓国でも記録的なヒットだったようですが、実際に観て納得でした。
はじめのうちはゾンビたちの動き(演技)に少々ぎこちなさが感じられました。
そのせいで観ていてこちらの方もイマイチな感じがしまいましたが、
映画が進むにつれて、そうした感覚は吹き飛んでしまいました。
まあ何といいますか、人海戦術そのもの。
怒涛のごとく次々に押し寄せる大量のゾンビの群れ、というか山というか津波というか。
これほど切れめなしにゾンビの大集団を見せられると正直圧倒されてしまいますね。
映画は終盤までだれることなく進行していきます。
終わり方もわりとまとまっていて良かったと思いました。

 
ソウル発プサン行きの特急列車。          発車間際に乗り込んできた女性だが....。

プサン行き特急列車。発車まぎわに一人の女性が駈けこむようにして乗り込む。
いくらもたたないうちに女性は苦しみ出し、それに気づいた車掌は声がけをするが....。

 
具合の悪そうな彼女を見て声がけする車掌。     ゾンビ症状が剥き出しになり車掌を襲う。

いきなりゾンビ症状が現われて車掌を襲う女。これによって車掌もまたゾンビとなってしまう。
これを発端としてつぎつぎに車内の乗客を襲い、被害を受けた順々にゾンビ化してゆく。

 
ゾンビは連鎖的に増えて車内は満杯に。山のように積み重なり、それでも未感染者を追いかける。

しかしこのような悲惨な状況は、この列車内に留まらない。大都市や各鉄道路線など軒並み
ゾンビの群れに襲われて、韓国内はさながら戦場の焼け野原のようである。

 
当局の虚しいアナウンス。実際の市街地は壊滅状態。 大田駅で乗客たちの見た悪夢のような光景とは?

この映画を観て、ふと思い出したのは数年前のSARS騒ぎのときのこと。
いささか脆弱な韓国の防疫態勢が露呈してしまいましたね。
あれからなにかが改善がされたとも聞かないし、正直喉元すぎれば何とやらの感じですかね。
国境を越えた人間の往来がさかんな現代では、あっという間に周辺の国にも感染が広まる恐れが
ありますから地道でもしっかりした対応策を普段からお願いしたいものです。

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