修行は まだまだ続く ♪

ぼちぼちと ほどほどに 今を愉しんで・・・

魔女山はザワザワ

2009-03-24 | ひとりごと
     
                    アズマイチゲ


春風に揺れる 白い可愛い花を見に 魔女山を散策。
今年も あちらこちらに白い花の群落を確認して ほっとするものの・・・


       


よーく目をこらすと そこここに 掘り返した穴が ボコボコ開いている。
どうやら 可憐なアズマイチゲの盗掘跡らしい。
おまけに 群落周辺には 桜を植樹してあるではないか。





ここにアズマイチゲやハルトラノオ タチツボスミレ・・・etc 
群落があることを知らないのだろうか???

しゃがんでカメラをかまえていると 軽自動車に乗り合わせてやって来た
おばちゃん三人組 わやわやとしゃべくりながら近づいて来たと思ったら
こちらの存在を確認した途端 慌てて引き返して行った。
見れば 手にはシャベルとビニール袋・・・
そうか! そういうことか ふざけんじゃねぇ

先日 森番が同じように アズマイチゲを観察していると
やって来たおばちゃん 開口一番 「 コレ 持って帰っても つかんよ。 」・・・って 
森番もアズマイチゲを採りにきたと 思いこんでのお節介の一言らしいが
自分のしたことが 盗掘になると気づいていないところが 困りものだ

しばらく 盗掘ババアたちが 諦めて帰るのを待つつもりで 辺りをフラフラ♪
魔女山も少しずつ 春の装いに変えつつあるようで あちこちでザワザワ・・・
梢では ツツピー ツツピー ツーツーピー・・・小鳥たちが囀り
頭の上では 青い空を悠々と旋回しているノスリの姿も見える。






あぁぁぁぁぁ・・・忘れていたぁ~
コレ↓も 魔女山の春の象徴??? 恐ろしいほどに・・・


     

あぁ・・・やっぱり 魔女山の春は ザワザワ・・・だわ

++++++++

『 はるのやまはザワザワ 』 と言えば・・・
やっぱり この絵本を開きたくなるわね♪
春の山を グルルと一緒に あるいてごらん♪ ねっ!何かが見つかるよ!


     
             村上康成 さく * 徳間書店       

友の訃報に

2009-03-23 | ひとりごと
夕食後に開いた新聞のお悔やみ覧に 子どもの同級生のお母さんの名前を見つけ
しばし ショックで口がきけなくなった。

上の子も下の子も 男と女が逆なだけでどちらも同級生 
おまけにお亡くなりになったお母さんは 自分と同い年。

彼女とは 息子の小学校6年生のときの役員仲間だったこともあり
たま~に忘れた頃 誘い合っては飲み会(おしゃべり会)を開いていた仲間の一人。
ここ数年 下の子も進学で地元を離れてからは みんなそれぞれに忙しく時間が
合わせにくくなって つい つい そのうち連絡しよう って 先延ばししていたら・・・
彼女ひとり 二度と連絡がつかないところへ行っちゃった・・・。

下の男の子が成人式を迎えたばかり 社会人になって自立する姿を見届けたかったでしょうに・・・
上の娘さんの花嫁姿だって見たかったでしょうに・・・
 
膵臓癌を患っていたんだって・・・ついさっき 友人からのメールで知った。

なんだか今夜は 悲しくて 切なくて 胸の奥がザワザワ落ち着かない。

花に癒されて

2009-03-23 | ひとりごと
     


自宅庭の 『 花がたり 』 は 寒さ厳しい冬の山茶花に始まった。 
福寿草を見つけたときには 足音が聞こえたような・・・
もうすぐ もうすぐ・・・春の到来を待ちわびたのは つい この間のこと。 

やがて イヌフグリ ホトケノザ ヒメオドリコソウ 梅 水仙 沈丁花 スミレ
そして・・・多勢で賑やかなヒトリシズカも顔を覗かせるようになった。

更に 季節を追って我が家の 『 花がたり 』 は 続いていく・・・。  

++++++++

空は晴れ渡り ポカポカと気持ちの良い朝だが あぁぁぁ 風が・・・
せっかくの公休日なのに・・・ちと 花粉が・・・
他にやるべきことが あるような・・・

明け方 仕事のそれも メチャ焦って 怒りまくる夢を見た。
森の館で親子キャンプを主催する夢。
以前は夏休みに親子キャンプを開催していたものの 今は実施していない。
それなのに・・・キャンプ当日に 何の準備も出来ていなくて焦りまくり
その上 参加者は 当方のプログラムを一切無視して 
勝手にキャンプ場で宴会始めちゃって それには怒り狂い
朝 目が覚めて ホッとしたものの 何だか疲れたぁ~ 

庭で ぼーっと 賑やかなおひとりさま達を 眺めて一息ついたところ。
逃避行動ばかりしていないで 現実を見つめ しっかり仕事をしろってことかな。

その名は春子

2009-03-22 | ひとりごと
お目見えしたとき以外は とんと忘れて 何も手をかけていないので
春子は 野生児そのものである。

春子って 誰かって??? 
それは・・・

原木から 春に生えてくる椎茸のことであり その名を 『 春子 』 と言う。


     


昨年の収穫より ひと月も早く 更に顔を出した量も大幅にアップ!

山で育った春子は 冬の間に芽を出し 厳しい冬の寒さに耐えながら
じっくり成長していくので そのときの風雪に耐えながら成長した傷跡が
傘の表面に刻まれ まるで亀の甲羅のような模様となり よく実が締まって美味♪


     

早速 今宵 春子さんを 我が家へ いざなおうぞ

++++++++

 追記 ) 表面の汚れをサッと払ったら ホイルに包んでストーブの上で焼くだけ。
      ジュージュー音がしてきたら タラッとお醤油を垂らして
          「 いっただきまぁす! 」
      
      プリプリッとした歯ごたえと
      ジュワァ~ッと 口の中に旨味を凝縮した汁が拡がるぅ~ 
       あぁ・・・ し・あ・わ・せ    

花咲く里へ

2009-03-20 | おでかけ
今週は 隣組内で二日続けて お年寄りが亡くなり 
一昨日から明日まで 連日葬儀の手伝いに出ている。
ところが お通夜の手伝いに出るまで ぽっかり時間が空いてしまったので
箒でひとっ飛び(?) 花咲く里へあかり展を見に出かけ来た。

++++++++





茅葺き屋根の薄暗い家屋には ゆらゆら揺れるろうそくのあかりや
裸電球に手漉き和紙や 手作りのガラスを通したやわらかな灯りが よく似合う。

茅葺きの古民家と 桜にツクシンボのせいくらべ どこかの梢からは ホ~ホケキョッ♪ 
それらは 一枚の絵に描かれた情景みたいで 心地良く響いてくる♪



                     


++++++++

連日のポカポカ陽気で 魔女山山麓からも 花便り。
梅が散り こぼれんばかりの白い花をつけた李の木の下に 
咲き乱れる菜の花の黄色。





じきに 桜の薄いピンクと 桃の濃いピンクの織りなす花の絨毯が拡がるだろう。
魔女山山麓が 一年中で一番華やかに彩られる季節の到来だ♪

今週相次いで 故人に なられたお二方は こんな美しい季節にお生まれになり
そして たくさんの花に囲まれて彼岸へ なんて素敵な旅立ちなのだろう・・・ 合掌。