いつぞや匂い立つような
春便りを届けてくれた木には いま・・・
赤く熟した山のツインズが 小さな拳を天に突き上げている。
ひとつ摘んで口に入れてみるが・・・一瞬サクランボの甘酸っぱさを感じるものの
タネにわずかな果肉がついているだけで すっぱくて食べられたものじゃない。
里の食用桜桃のように 天候や受粉に左右されて
ダブルでツインズになることもなく
個々が しっかり子孫を残すために 野鳥へアピールしているのか それとも・・・
ニンゲンノ 『 エコ 』 ッテイウ 『 エゴ 』 ニ ダマサレルナァ!
その小さな拳を振り上げて シュプレヒコールをあげているようにも・・・。
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