ウオッチングタイム

今日は　森の館で観察会　当館の観察会は　そんじょそこらの観察会とはアプローチの仕方が違う。
徹底的に　対象物に寄り添って　その世界を覗き見ることで　不思議さや面白さを感じ取って貰う趣向である。

本日の対象物は　森の館周辺に暮らしているありんこたち。
先ずは　それぞれが気に入ったありんこに　ポスカでマーキングしたら解き放つ。

　　　　　　　　　　

そのあとは　マーキングしたmyアリの後を追いかけ　５分ごとに通過地点に目印の旗を立てていく。

　　　　　　　　　　

１時間追いかけて２３ｍも移動する働きアリがいるかと思えば　たったの１ｍしか移動しない働かない働きアリもいる。
講師 （ 先日ワークショップの声をかけてくださった　某大学生物学教室のセンセイ ） によると　働きアリの中にも
周りの様子を窺っていて　「 カノジョガ　ガンバッテルカラ　アタシハ　コレクライデ　イイトシヨウ 」 なんて
手抜き（？）をする働きアリもいるとかで　ちょっぴり耳の痛い話

巣穴に入ってしまったmyアリを　巣穴の前に座り込んでじーっとお出ましを待つ間　地下世界を妄想したり　
エサ場と巣穴を往復するmyアリを追いかけながら　myアリになりきってmyアリ気分を代弁してみたり
足の速いmyアリを見失わないように　脇目もふらず追いかけるのが精一杯だったり・・・・・

それぞれの方法で　ありんこと向かい合う時間の面白かったこと！
否　ありんこと向かい合っている観察者を観察するのが　結構面白かったとも云える愉しいマンウオッチングタイムだった♪