
今日は嬉しいことがありました…。久々に訪問したビショップ博物館の庭で、幻のナウパカを見たのです!
あ、ナウパカとは、仲を引き裂かれた恋人たちの化身だとの伝説が残る半円の花。一人は海辺で、一人は山で倒れ、それぞれ半円型の花になったという悲恋物語が残っています。
そのうち、海辺のナウパカはよく見るのですが…。山のナウパカは、一度も見たことがなかったのです! 珍しいというか、私の周辺にも見たことのある人はいませんでした。ちなみに、こちらが海のナウパカです。

それが…ビショップ博物館のネイティブハワイアンプランツガーデンで咲いているなんて! その花を見たとたん、驚いた私は尻もちをつきそうになりました(本当の話)。

正直、真っ白な海のナウパカとは趣きがずいぶん違って、こちらは黄色。「元は一緒の花でも、環境によってずいぶん違った形に進化したんだなあ」と思いはしましたが、これで伝説の花のシリーズが、頭のなかで完結した気分。
やっぱりビショップ博物館は偉大ですね!
すごい!山のナウパカはハワイ諸島固有種なんですよね? もちろん、私は見たことがありません。最近、目に効くハーブや植物を調べていて、偶然ナウパカの名前が出てきました。山のナウパカは黒い実で、海のナウパカは白い実。
白い実は充血時の目薬になるとかで、へ〜っ!と驚きました。もしナウパカが原料の目薬が発売されたら、私、絶対に買っちゃいます(笑)
ナウパカが目に効くのですか~!? 初耳です!
それに山のナウパカの実も気にして見ていませんでした。黒なのですね。
それにしても、昔のハワイアンが植物から作った薬を目に入れていたのなら、度胸がありますよね…。
私はいつかプルメリアの花の樹液が目に入り、死にそうになりましたから…恐ろしくてできないかも。
ノリコさんは勇気があります!