先日、朝刊で上の写真のような広告を見つけました。なんと！ シアトル市警がホノルルで面接試験をします、というお知らせ。つまり「シアトルで警察官として働きませんか？」という求人広告なのです。
よく内容を読んでみると、新人さんの採用はもとより、ハワイのベテラン警官も歓迎のよう。今までの経験を考慮し、一番下からではなく横すべり的な待遇で中途採用しますよ、といった意味合いのことも書いてあります。思うに、本当はベテラン警官の方をリクルートしたいのではないかな～。新人ではなくて。
…全く、人の州まで面接にやってきて大切な警官を横取り？するなんて～。ハワイに対する遠慮とか仁義とか、全くないのですね！ これがアメリカというもの？
ハワイはとにかく生活費が高いうえ、賃金レベルがまた安い。なので、実はテキサスとかラスベガスとかに結構、住民が流出しています。そんなことも踏まえ、きっと警官不足であろうシアトルは、ならハワイからもリクルートしちゃえ～、となったのでしょうね。ハワイよりも賃金を含め、待遇がいいのでしょう。
ハワイとて大切な警察官の流出は防ぎたいものですが、高い給料で釣られてしまっては太刀打ちできませんしね。
…なあ～んて、チト暗い話になりましたが、これも楽園ハワイの現実の一つ。ハワイ暮らしも…いろいろあります！
