今なお燃え上がっている、マウナケアの天文台問題。オアフ島での反対運動は少し落ち着いたのかな? という気がしますが、カウアイではさらなる熱気を感じました。
たとえば家の前にスローガンが張り出されている場所も多く、なんだかずいぶん反対派が多いエリアだな、ということを実感。上の写真のように、手作りのスローガンを掲げた車も多かったです!
さて。恥ずかしながら私は知らなかったのですが、マウナケア山頂にすでに建っている天文台群(TMTではなく)は、TMTへの抗議運動の余波で、この1か月、休業中だったとか。
というのも、反対派がいかなる人々も山頂への道を通さなかったからです。そのほかの天文台で働く人々も、お仕事に行けなかったわけですネ。
ですが山頂へのアクセスが絶たれてから、かれこれ1か月となり、超精密な機械が狂ってしまうのではと問題に。そこで様々な話し合いを得て、やっと山頂へのアクセスが再オープンとなったそうです。メインテナンスもない状態で天文台を放っておくのは、もう限界だったのでしょう。
もっとも、それはTMTの建設スタートとは全くの別問題。こちらの問題は、ずいぶん長引きそうな気配が濃厚です。