昨日お話ししたカールスミス・ビーチパークで、素敵なシニア女性と知り合いました。公園の近くにお住まいだそうで、しょっちゅう泳ぎに来ているとか。「この海の主は、亀たちよ。ここは浅瀬で入江になっているから、鮫も入ってこられないでしょ。だからここで亀はリラックスして自由に泳いでる。そこに私達はお邪魔しているというわけ」
女性のそんな言葉に、心から納得! そうですよね。あの海で泳ぐ大亀は、ゆったり幸せそうな顔つき?をしていました。
その方はまた、その海が美しいだけではなく、癒しのパワーも秘めた場所なのだと教えてくれました。「このあたりの海は昔、癒しの海って呼ばれていたの。山からの地下水がこの辺りで噴き出しているから、海にはマイナスイオンがたっぷり。邪気をとり払ってくれるわ。地下水のお陰で水温は低いけど、ホラ、水から上がったら、私は大きな岩に寝そべって日向ぼっこするの」
そして自分が座っている岩を指して言いました。「私はこれ、ペレの鍼治療って呼んでいるのよ」。それは大きな平たい溶岩で、ブツブツとたくさんの穴が開いていました(…ん? それはもしかしたら鍼じゃなくて、指圧…のことカモ?)。
なるほど、清く冷たい海で泳いだ後は、溶岩のブツブツで刺激を受けながら日向ぼっこ。しかも溶岩からも、良い「気」が発散されているに違いありません。
確かにカールスミスビーチは、幸せな「気」がたっぷり満ちていたような気がします。そこには旅行者もロコもたくさんいましたが、皆、笑顔で楽しそう❢
あちこちで「きゃ~、ここの水、冷たい!」「こっち側は温かいわヨ」「か、亀が~!」「ジッとして触らなければ大丈夫。いつもここにいる亀なの」な~んて知らない者同士が会話を交わし、なんだかいい雰囲気だったのです。そんな感じで、私もシニア女性と話し始めました。
女性はすぐ近くに住んでいるようで、しょっちゅうそこで亀と泳ぎ、癒され、ペレの鍼治療を受けているのだそう。ああ、なんて素晴らしき人生!
ビーチの連なるケカウカハはヒロのはずれで、ショップやレストランもありませんが、そんなエリアで暮らすのも素敵ですよね~。いつの日か…な~んて、つい夢見てしまった私です。