森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

アラモアナのバス停を見てフと感じたこと

2017年12月19日 | 日記


今は昔…10月の強風のある夜、倒れた木がアラモアナ公園の外にあるバス停を直撃し、バス停の屋根を支えていた柱が崩れるという、出来事がありました。上の写真のバス停なのですが、あれから約2か月。未だ修復されないままになっているので、とても目立っています。



同じく木が倒したのでしょう、鉄製の電灯まで下の写真のようにボッキリ折れていて。そんなに大木ではなかったようなのですが、倒木って、凄まじい破壊力があるのですね。そして木をなぎ倒す風のパワーにも、凄まじいものがあります。



10月の嵐の夜、私はワイキキのホテルにいたのですが、あの夜の天候の荒れ具合は凄かったです! 激しい雨風に加え雷もすごくて。ガラガラドッカーン!! っと雷の落ちたような音を何度も聞きながら、ビクついていました。

そしてこれは先週の報道で知ったのですが、運悪くこのバス停の下で雨宿りをしていた女性が、崩れた屋根に押しつぶされて両足を骨折したとかで、ホノルル市を訴えたそうです。カナダからの観光客だそう。

せっかくのバカンス中に大変な災難に遭ってお気の毒…。ですが訴訟大国のアメリカでは、こうした訴訟によって血税がどんどん出て行ってしまうのも、市民にとっては痛い話ですね…。公共の建物が崩れてケガ、なんていう事態になると、どうしても訴訟になるよう。アメリカ人をスー族(スー=訴えるのSue、に引っかけています)なんて呼ぶジョークもあるぐらいですからね。

昨日、アラモアナ公園に出かけて倒壊したバス停を見ながら、なんだか複雑な気持ちになってしまいました!
コメント
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