森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

またまた、ジャーニーのリードシンガーに「会って」来ました!

2017年12月18日 | 日記


もう一昨夜になりましたが、アネール・ピネーダのコンサート、素晴らしかったです! アネールはほぼノンストップで23曲、2時間くらい大熱演。汗だくになってステージ、そして会場を駆け巡りながら、ファンを狂喜乱舞させてくれました。

ジャーニーとの取り決めなのでしょう、ジャーニーの曲は全く歌わなかったのですが、ポリスやバン・ヘイレン、ボン・ジョビ、ビートルズ、ブライアン・アダムズ、それに! 私の大好きなクイーンのヒットソングまで、60年代~80年代のあらゆるタイプのロックを熱唱。本当にすごいシンガーですね。

このコンサートは、ハワイのロックコンサートの殿堂ともいうべきニールブレイズデルセンターで催されました。今回はアリーナ席だけの販売でしたが、それでも小じんまりとした白木屋でのイベントとは大違いで数千人が集まったでしょうか。

ジャーニーのファンが中心なのか、全体的に観客の年齢層が高かったですが、中にはキャピキャピの、露出度の超高い女性達も。一方、白木屋ではあんなに親しみやすかったアネールも、ステージに立つともう、すごいカリスマで。当り前でですが、彼は世界中に何万人ものファンがいる、スーパースターなんですよね。



そのアネールの前で踊り狂う熱狂的なファン達を見ながら、「…なんか白木屋でアネールとの距離が縮まったような錯覚を起こした私ら、バカだったね」なんて話した私達(暗い母娘)。だって私ったらコンサート前、「白木屋の時と同じ服を着て行こうかしら。そうしたらあの時の私だって、ステージからわかってくれるかも。キャッ!」なんて浮かれていたぐらいですから。アホな私…。

こうして、2時間もの白熱したステージを満喫した私達。コンサート終了後はサッサとアリーナを出て、帰宅しました。というのはウソで、大急ぎで楽屋側の出口に移動。ニールブレイズデルセンターには毎夏、フラ競技会の取材に行っていますから、勝手知ったる? ホールです。楽屋口ももちろん知っています。「アネール出て来るかな?」と行儀よく待とうと思ったのです。

実はジャーニーのコンサート後も、同じように待ち構えたのですが、あの時は遠くからメンバーが臨めただけでした。当然ながらセキュリティがしっかり立っていて、門にすら近づけなかったですから。

ところが今回は、門も開いていればセキュリティもゼロ。なので私達は堂々と楽屋口へ。ザワザワする楽屋の外で、「わ、私達、こ、こんな所入っちゃいけないんじゃない?」とドキドキの娘に、「いいから。おどおどしないで立っていれば目立たないから。出ろと言われるまでいましょ」と私。バックステージパスなしの私達をジロジロ見る人はいましたが、何も言われなかったので、素知らぬ顔でそこに立っていました。

そうやって待つこと20分くらいだったでしょうか…。やっとアネールがお出ましに! で、私達はちゃっかりまた握手して、一緒に写真を撮ることができたのです。ものすごく疲れているはずなのに、とても気さくに応じてくれたアネール。ほかにファンはゼロでしたしね…。

その際、「あの、私、この間白木屋にも行って…」と言うと、何とアネールは「うん、あなたのこと覚えてるよ」って。キャッ! どうしましょう~。ちゃんと違う服を着ていてヨカッタ! 着たきり雀と思われるところでした。さらに娘には「君のTシャツいいねえ」とも。娘の方はまた、ジャーニーTシャツを着てました。





そして去り際「マタネ」と日本語で言うアネールに、私も「ドウモアリガトウ」と日本語で返してさようなら。私の日本人バリバリの英語で、日本人とわかったのでしょう。
(後で娘に「どうして私が日本人ってわかったのかしら? さっきステージでスティックスのMr.ロボットを歌った後、アネールが『この中で日本語話す人いますか~』って言った時、私が両手を挙げたの見えたのかしら? キャッ!」というと、娘は無言でした…。代わりにその白い眼が、『そんなわけないでしょ』と語っていました)

…と、3回にわたってのアネール自慢話大全開、しかもすっかり長くなってスミマセン。白木屋から始まり、素晴らしい一連の出来事の最中のブログ罰ゲーム実施中だったゆえ、こんな感じになりましいた。どうぞ許してください! いつぞやのダライラマ三連発のような有様になってしましたね。私にとっては、それに匹敵する大事件でした。

来年の5月頃、またジャーニーとしてハワイでコンサートをするといっていたアネール。それを楽しみに、日々仕事に励むことにしましょう。高~いチケットをポンッ! と買えるように...。

それにしても。どうしてほかのファンはさっさと家路について、楽屋を目指さなかったのかしら? 私達しかそこにはいなくて、ちょっと信じられませんでした。このあたり、日本とハワイでは、ずいぶん事情が違うなあと感じた次第。それとも、そんな時代は私の学生時代で終了しているのか。

ともあれ、アネール、また会う日まで、フィリピンでお元気で!
コメント
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