森出じゅんのハワイ生活

ハワイ在住のライターが、日々のあれこれをつづります。

迫力のティキの表紙の描き手は?

2012年05月16日 | 日記


現在、好評発売中? の拙著「ハワイの不思議なお話」。本を見た方々からまず言われるのが、「なんて素敵な表紙~」ということなんです!(中身も褒めてほしいナ…) 味のある茶色の地に、渋いティキ像が描かれたこの表紙、私もひと目見た時からものすごく気に入ってしまって。なんというか、かねてから自著の表紙としてイメージしていた、そのまんまの表紙だったからです。

イラストを描いてくださったのは、KOUさんという鎌倉在住の男性アーティスト。この渋い茶色は、なんと! コナコーヒーで染められたものだそうですよ。和紙をコナコーヒーで染め、そこに墨で描かれたのが、表紙のド迫力のティキ像というわけなんですね。

KOUさんは鎌倉駅に近い本興寺境内にアトリエ椿というアトリエをお持ちなのですが、しかも。ヨガの先生でもあるのですって。アーティスト兼ヨガの先生…。それを初めて聞いた時、なるほど~と一人で納得してしまいました。

なぜって、KOUさんの描く絵には、マナがたっぷりこもっているから。マナは霊力、霊気を意味するハワイ語ですが、この場合には魂、と言い換えてもいいかもしれませんね。以前見たティキ像以外の作品もマナたっぷりで、生き生きと輝いていて。

パワフルというか、迫力たっぷりのこのティキ像を初めて拝見した際、私はまだ最後の原稿を書いていてクタクタだったこともあり。あまりに素晴らしいので、思わず「なんだか表紙負けしそう…」と、本の担当編集者、Kさんに呟いてしまったほどです(恥ずかしながら)。この表紙なら、書店でさぞさぞ目立っているに違いありません! 6月に一時帰国するのですが、私も書店でこの表紙を探すのを、今から楽しみにしています~。

なんでもKOUさんは1976年の初ハワイ以来、ハワイも大好きだそうで。…そうでなければ、あんな迫力のティキ像は描けませんものね。しかもヨガについては、ある船旅の最中、あのジェニファー・ロペスにヨガを教わったのがきっかけとか…。なんだか軽く経歴を伺っただけで、大変スケールの大きい方なのがよ~くわかる気がします。

嬉しいことに、拙著の表紙イラストの縮小版もいただいてしまった私(上の写真の1枚)。今回の出版記念に、ぜひ額に入れて飾ろうと思っています! 皆さんも、KOUさんのアトリエのホームページ、ぜひ覗いてみてくださいませ。ほかにもド迫力のコナコーヒー・アートが、いろいろ紹介されていますヨ。
http://locoplace.jp/t000107002/


コメント (4)
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