今週のハワイは、キング・カメハメハデーの3連休。お天気もよく、BBQ日和が続いています。
…なんてことは、ハワイ島の人々は言えるわけもなく。今も彼の地では激しい噴火活動が続いていますが、昨日の新聞には興味深い話が載っていました。
キラウエア火山の噴火に関しては似たような状況が過去、何度も起こっているわけですが、今回の噴火の特徴は、頂上近くのハレマウマウ火口での噴火と、中腹のプウ・オオ火口からの噴火が同時に起こっていることですって。
これまでは、そのどちらかの活動が活発になったのであって、両方が同時にというのはなかったらしいです。
そのあたりにも地質学者は注目しており、「今後、何年も何十年も続く研究材料が今、与えられている」なんて発言していました。
とはいえ、噴火の影響を受けているのはハワイ島の1%という限定された地域。避難命令にさえ従っていれば難はなく(過去けがをした人は…立ち入り禁止地区にとどまっていた人です)。
それにしても今回、NYでもLAでも「ハワイから来たの? 火山、大丈夫」と何度聞かれたことか。NYのホテルでは小さな白人の男の子に「噴火で何人死んだの?」と聞かれました。ゼロ、と答えるとその子は、驚いていました…。
そうなんです。今、ガテマラで起こっているような急激・凶暴な噴火はキラウエアでは怒らず…。政府の言いつけを守って行動していれば難はない! と私は信じています。
女神ペレは、そこまで非情な神様ではないんですよ~。